時々の野鳥たち

季節ごとに移ろう“漂鳥”のごとくあちこちを歩いて、野鳥を撮らせてもらっています。 その「時々の野鳥」を記したいと思います。                       

2011年12月

Goodbye2011―猛禽とともに

2011年も今日が最後です。本当にいろんなことがあった2011年ですが、想像を超えたコトの大きさにこちらの感覚がついていかず、未だに未消化のままただれた潰瘍のような強いしこりとして残り続けている状態です。
ですから、このことを語るのは、どうやら来年以降になりそうです。

さて、本年最後は、1時間ほど車を走らせた、隣県にある農耕地の猛禽類をご覧いただきたいと思います。
最初に現れたのはチョウゲンボウ。この農耕地に詳しい方と話す機会があったのですが、チョウゲンだけでも4羽ここにはいるそうです。
この子は愛想よく近くでホバってくれたのですが、残念ながら尾羽が抜けているか、ないしは痛んでいるようでした。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F2.8 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/1000 F2.8 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/1000 F2.8 ISO80

つづいてはハイイロチュウヒ。ただしみんなが憧れる雄ではなく雌。雄もちらりと見ることはできましたが。
けれども雌の羽裏の格子模様が個人的には好きです。ただし気をつけないと、若い雄は、この雌とよく似ているそうなので、なんでも白っぽくないのは雌と決めつけない方がいいそうです。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/640 F2.8 ISO160

近くを飛んだのは、残念ながらみんなピン甘でした。またトライしたいと思います。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/640 F2.8 ISO250
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/1000 F3.2 ISO250

こちらは小さめです。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/640 F2.8 ISO250
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/1000 F3.2 ISO250

この日、午前中はよく晴れていたのですが、午後は曇りがちになり、そのためかコミミズクも比較的早く飛びはじめました。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/800 F2.8 ISO250
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/1000 F2.8 ISO250

ここではこのコミミズクも4個体くらいいるそうで、確かに3羽同時に観察できたときもありました。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/1000 F2.8 ISO250
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/1000 F2.8 ISO250

けれども12月下旬の日没は早く、いったん暗くなり始めると、それはもう何かに追いかけられてでもいるかのようにどんどん陽は沈んでゆくのです。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F2.8 ISO250
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/400 F2.8 ISO250

干し藁の上に降りたなと思ったら、次の瞬間モグラ?をくわえていました。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F2.8 ISO400

いよいよ暗くなって、西の空もやや茜色です。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F2.5 ISO400

さあ、もう撮影も難しそうです。私も引き上げましょう。
と、遠くからコーコーコーというどこかノスタルジックな声が聞こえてきます。程なくその声の持ち主が頭上を通過して行きました。
このハクチョウたちは、きっと塒に帰ってゆくところなんでしょうね。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F2.5 ISO400

さあいよいよGoodbye2011年です。

皆さん、良いお年を。

(観察種)
チョウゲンボウ コチョウゲンボウ ハイイロチュウヒ コミミズク トビ タヒバリ ホオジロ タゲリ ハクセキレイ カラス カワラヒワ

葦原にて (2011〜2012 その7)

久々に葦原の鳥です。前回のオオハクチョウももちろん葦原での撮影でしたが、なんとなくスペシャルゲストな感じがして(笑)、タイトルを独立させた次第です。

今日はいろんな鳥を登場させましょう。撮影は2週間ほど前のものがほとんどですが。
まずは久々に近くを飛んでくれたチュウヒから。

「ね、ね、こっち向いて!」
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.2 ISO80

「お願いだから、こっち向いてよ!」
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.2 ISO80

「ちっ、なんか用か?」
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.2 ISO80

とまあ、3コマ漫画風にスタートしてみましたよ。

チュウヒを続けましょう。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/640 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.2 ISO80

チュウヒVSチュウヒ。でも小さい><
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/640 F3.2 ISO80

チュウヒVSノスリ。やっぱり小さい><
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/400 F3.2 ISO80

こちらはノスリ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/400 F3.2 ISO80

またまたチュウヒ。しつこいカラスに追われます。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.5 ISO80

待ち時間が長いので、飛んでいるのはなんでも撮ります。けっこう青空に映えてます。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/800 F3.5 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/800 F3.5 ISO80

遅れていたオオジュリンがようやくたくさん入ってきました。朝日をいっぱいに浴びています。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/400 F2.8 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/400 F2.8 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F2.5 ISO80

たかがモズ。されどモズ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/250 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/400 F3.2 ISO80

ホオジロやらアオジやら。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F3.5 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/250 F3.2 ISO80

飛ぶカモたち。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/400 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.2 ISO80

池にはカンムリカイツブリ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/1000 F4.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/1250 F3.5 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/1250 F3.2 ISO80

ものすごく遠くに、たった一羽ミコアイサの雌がいました。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.2 ISO80

ラストを飾るのは、電線カワウ><。 でも青空がきれい!
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/640 F3.2 ISO80

(観察種)
チュウヒ ハイタカ ノスリ チョウゲンボウ カワウ カワセミ コガモ カルガモ オナガガモ ハシビロガモ ヒドリガモ オカヨシガモ マガモ バン オオバン モズ オオジュリン ベニマシコ ジョウビタキ アオジ ホオジロ ヒヨドリ ムクドリ キジバト ハクセキレイ ドバト スズメ カラス カンムリカイツブリ ミコアイサ アオサギ ダイサギ コサギ カイツブリ オオハクチョウ

オオハクチョウとの再会

昨季、当地の葦原にコハクチョウとオオハクチョウが十数羽飛来してひと冬を過ごしたことは、本ブログ上で何度かお話ししてきましたね。
今季も来てくれますかねえ、来てくれたら嬉しいですねえと、地元の鳥仲間と気の早いことに11月からそう話していた、その願望が今月の中旬にかなったのです。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1250 F4.0 ISO80

たった3羽ですが、今年もやってきてくれました。お母さん?と子どもたち2羽の、計3羽です。お父さんらしきのと合わせて4羽見たという人もいます。

特筆すべきは、これがオオハクチョウだということです。鳥に詳しい方と話したのですが、関東では茨城の北部まではオオハクチョウは来るけれど、それより南はほぼ例外なくコハクチョウが来るというのがこれまでの定説でしたが、昨年からその図式が崩れ、関東南部の各地でオオハクチョウが観察されたのでした。
そして今年、そのハクチョウの勢力図というか移動のルートはどうなるのかという意味で、実は秘かに注目して待っていたのですが、結果として2年連続でオオハクチョウが姿を見せてくれたことはかなり意義深いことなのではないでしょうか。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1000 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1000 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1000 F3.2 ISO80

ハクチョウという鳥は、東北地方の湖沼には大挙して訪れるようで、しかもかつてはどこの池でも給餌を行っていましたから、毎年安定的にたくさんの鳥を見ることができました。
ところが皆さんよくご存知のように、鳥インフルエンザの影響から公に給餌することがなくなってしまった、あるいはオオハクチョウの動きに変化があったのは、そんな影響もあるのでしょうか。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1000 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1000 F3.2 ISO80

ハクチョウという鳥は、カメラマンのセンスやロケーションによってその撮り方が大きく変わってしまうようです。意図を持って撮影することで、その芸術性をどこまでも高めることができるようです。
早朝、夜明けのまだ頼りないの光の下、けれども冷たく清澄な空気のなか、塒から餌場に向かって飛び立つスローシャッターのハクチョウなどは、それこそ息を飲むような美しさです。
あるいは北陸や中国地方で、雪を頂いた高山を背景に悠々と飛ぶハクチョウの姿の、なんと清々しくココロ洗われることでしょう。
そんなカメラマンの憧れと、持てる技術の発揚の対象としてのハクチョウという鳥は位置づけられているのです。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/800 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/800 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1250 F3.5 ISO80

そんなコンクールに入賞するような写真に較べたら、いま見ていただいているものは“屁”みたいなものですが、それはそれでいいのです。

なぜなら、ここは東京都のすぐ北隣り、距離にすれば都内からわずか20kmに満たない場所にある、そういう自然度という意味では決して恵まれているとはいえない、近くに広い餌場が確保できているわけでもない、そんな環境下であることを厭わずに飛来してくれることが、まったくココロの底から素直に嬉しいからです。
ですから「今年も来てくれましたよ〜」と伝える証拠写真で十分なのです。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1600 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1250 F3.2 ISO80

たった3羽ですから、迫力ある画像は望むべくもないですが、それでも一所懸命に飛んでいる姿も追ってみました。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/800 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/800 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1600 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/800 F3.2 ISO80

画像はすべて12月中旬までのものです。このところちょっと葦原から遠ざかっているので分からないのですが、年が明ける頃には数が増えているといいなと思っています。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1000 F3.5 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 FF1/1000 F3.5 ISO80

思い返せば5〜6年も前になるでしょうか。この葦原が今とはずいぶん様相が違っていた頃、真冬に鳥を求めて憑かれたように何度も何度も彷徨った、そんなときコハクチョウの親子3羽がやってきたのでした。撮影が下手で、遠いとピントを合わせられず、ロクでもない写真しか撮れないことに苛立ちを感じながらも、でも初めて見る(旅行先などでは何度か見たものの)コハクチョウの姿に痛くココロ揺さぶられたのでした。

小鳥や猛禽は見られても、ハクチョウなんてこんな県南の地域で見られるなんて思ってもいませんでしたから、その発見の驚きは、鳥見・鳥撮を始めてからまだ日が浅かった私にはすこぶる新鮮に映ったのです。

実はその年を境に、ハクチョウは飛来しませんでした。そして昨年、実に十数羽ものコハクチョウ・オオハクチョウが来てくれたことは個人的にとても嬉しかったのです。
そして前述のように、2年連続で来てくれたハクチョウを大切にしたいし、彼らが良しとして選んだこの葦原の環境が保たれますようにと思わないわけにはいきません。

(観察種)
スズメ ホオジロ ジョウビタキ キジバト ドバト ヒヨドリ ムクドリ ツグミ ベニマシコ オオジュリン アオジ モズ カワセミ コガモ ハシビロガモ マガモ カルガモ オナガガモ ヒドリガモ オカヨシガモ カワウ ダイサギ アオサギ オオバン カイツブリ カンムリカイツブリ ハイタカ オオタカ チョウゲンボウ ノスリ チュウヒ カラス オオハクチョウ

ヤマセミ―美しく、つつましく…

夜が明けてから、もう結構な時間が経つ。現れるのはせいぜい8時くらいまでというから、残り時間もそんなにない。最近は安定的に現れているらしいが、でもそれが「必ず」であるという保証はない。もちろんそのことも覚悟の上で待っている。自然相手では、「必ず」という概念は成り立たない。経験的にそのことはよく承知しているから、会えなくてもさほどがっかりはしないだろう。会えればよし、会えずとも、わくわくしながら待つこの時間がとても貴重なのだ。わくわくすることって、もうそんなにないから…。

この日、この冬一番の冷え込みになるという予報に備えて、ヒートテックの上下に裏地つきの防寒ズボンを穿き、上は薄手のセーターの上に分厚いフリースを重ね、さらにダウンを着る。分厚い靴下を2枚穿き、手袋をしマフラーで首をグルグルに巻いた。カイロを背中に1枚、足が寒いので膝のあたりに1枚。足先用カイロを左右の足に据えると、もう完璧であろうと思われたが、それでもまだ寒く、冷え切った足先をさする…

そのときだった!!

キュリキュリという声がしたと同時に、すぐ隣でブラインドに入っていた海ちゃんが小さく、けれども緊張感に満ちた声で叫んだ。
「来た!」

川上から飛んできたのはなんと2羽。雌雄のペアだ。雄が左の木立にとまり、雌が川下へ飛び去る。でも、ほどなくその雌が戻ってきて、あろうことか目の前の木立にとまる。
とにもかくにも、シャッターを押す。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/15 F2.8 ISO80

そう、鳥の名はヤマセミ。遠征して撮りに行ったことがない鳥なので、私には初撮りだった。黒く大きな瞳。モヒカンのように逆立つ冠羽。胸から背、尾羽にかけて黒白の鹿の子模様の羽毛がオシャレだ。ほとんど色味のない鳥なのに、実際に見たその姿はとても気品に満ち、存在感がある。渓流沿いに住む留鳥だが、近年その棲息域が減少しているのに伴い、その数も暫減しているというが、実際の棲息数を把握するのはかなり難しいものと推測される。というのも、早朝に数ヶ所あるであろう餌場に現れるが、日中は木陰などで休んでいるため、その姿を見つけるのは非常に困難であるからだ。また警戒心が非常に強く、7〜80mあっても人の姿を認めれば飛んでしまうという。

ゆえにヤマセミを観察できるポイントは非常に限られ、かつ季節によって居場所も変わるので、その姿を観察したりカメラに収めることは簡単ではなく、そういう意味でもバーダーには憧れの鳥である。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/15 F2.8 ISO80

実は夏の終わり頃に二度、こことは違う場所にブラインドならぬ山岳用の小さなテントを張って早朝の2時間を待ったことがあるのだが、二度とも会えなかったのだった。まだ、ヤマセミの行動パターンが一定していず、見事にフラレたというわけだ。気難しいこの鳥ではよくあることらしい。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/13 F2.8 ISO80

この場所は、早朝塒から最初にやってくる餌場であるらしく、こうして川に突き出た枝から川面を見つめ、魚を探している。そして魚影を確認すると見事なダイブを披露してくれるのだ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/20 F2.5 ISO80

さて、その難しいヤマセミを、一見いとも簡単に至近距離で、しかも絶妙なロケーションで撮ってしまうのが、我が若き鳥友にしてデジスコ会の先鋭である海ちゃんだ。昨年のアカショウビンのドアップの数々には、多くのバーダー・カメラマンが度肝を抜かれたであろうことは記憶に新しい。

アカショウビンもこのヤマセミも、いずれも海ちゃんの地元で探し求めたものだ。もちろん簡単に探し当てたわけではない。長年の経験と勘を頼りに数ある渓流の(支流がたくさんある)どこにヤマセミは現れるか、毎週のように地道な調査(探鳥)を重ねる。ときに道なき道を進み、ときに急峻な崖を命がけで下りながら撮影ポイントを模索する、そういう血の滲むような努力の末、今はここだという決定的な場所を見つけ、夜明け前からブラインドに籠って寒さに震えながら彼らを待ち、撮影してきた、それが海ちゃんのあの凄いヤマセミ作品の数々につながっているのだ。

私はといえば、アカショウビンのときもそうだったが、今回のヤマセミもそういう海ちゃんの努力に便乗させてもらい、ちゃっかり“イイとこ撮り”させてもらっているに過ぎない。

いま、情報だけを頼りに行動するカメラマンが多いような気がしてならない。自分で探鳥することなく、ネットや携帯で情報を収集することに時間と労力を費やし、そしてみ〜んなで仲良く同じ鳥を同じ背景で撮ることで満足する、そんな傾向が強いようだ。私とてそれは同じで、先日、地元にトモエガモが来ていることに気づかず、地元の知人のブログでそれと知り、慌てて出かけて行ったというていたらく><。

そこへいくと海ちゃんの撮る鳥は、遠征時以外はすべて自分で探鳥したもので、だからこそすべての写真がオリジナルで、かつ生命感に溢れ、真に迫る作品群となるのだ。

海ちゃんは御父上の影響で、わずか7歳の頃より探鳥・観察を始めたそうだ。だから年齢は若くても筋金入りのウォッチャーでもある。一緒にフィールドを歩いていると、とにかく鳥を見つけるのが早い。また、ほとんどすべての山の鳥の鳴き声を瞬時にして聞き分ける耳を持つ。当然各種の鳥の生態にも詳しく、こちらは一緒に歩くたびに勉強させてもらっている次第だ。

さて、ヤマセミに戻ろう。ペアはそれぞれ枝から枝へと飛び、ときに1フレームに収まるように並んでくれたりもした。遠かったけれど、お気に入りの1枚を。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/30 F2.8 ISO80

さらに雄も比較的近くにとまってくれた。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/40 F2.5 ISO80

普通、ヤマセミはこうした狩り場に来ても、せいぜい2分程留まって、また川に沿って飛んで行ってしまうそうだが、この日はなんと雌雄そろって1時間近くも目の前を行ったり来たりしてくれたのだった。
こんなことは海ちゃんにとっても初めてだそうで、実にラッキーだったと言わねばならない。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/40 F2.8 ISO80

ドアップというほど近くはないものの、こうして被りなくヤマセミを撮れたことに感謝せねばならないが、今回、最もココロに響いたのは、そのつつましく上品な美しさと、微笑ましいまでに仲良く協調して行動するペアの絆の深さだ。
カワセミなどは、繁殖期以外は、どちらかといえば雌雄はイガミ合うのが普通だが、ヤマセミは繁殖期以外でもいつも一緒に行動しているようなのだ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/40 F2.8 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/40 F2.8 ISO80

この後雄は、川下に向けて飛んだ。その直前にISOを少し上げ、SSを1/160までなんとか確保しており、飛んだ雄を懸命に追ってみたのが下の写真だ。もちろん思い切りブレてはいるが、風切りのあたりにピントがきて、かつ雄の証しである胸の薄茶色が写り、たまたま下にいたダイサギが写ったことでこの写真は成功と言えるのではないだろうか。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/160 F2.5 ISO200

やがてペアは、再び鳴き交わしながら川下へと去っていった。

ふと見ると、朝日を受けて茜色に染まる川面にセグロセキレイが佇んでいる。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/160 F2.5 ISO200

夕刻、塒に入るヤマセミを見たくて場所を移動した。このポイントもまた海ちゃんがつきとめたのだ。
車中で暗くなるのを待っていると、この地では珍しくもないというニホンザルの群れがやってきた。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/200 F3.5 ISO80

その後辺りはすっかり暗くなり、写真はもう無理かなと思ったその時、ようやくヤマセミはやはりペアで一緒に飛んできた、その姿を見たとき、私は少し胸が熱くなった。すぐに飛んで行ってしまったので写真は撮れなかったけれど、もうそんなことはどうでもよく、キュリキュリと鳴き交わしながら谷筋を飛ぶペアの姿に、少し現実離れした、まるで白昼夢(夕方だったが)を見ているような、そんな不思議な感覚に陥った。

鹿の子模様を翻らせて飛ぶ一瞬の、けれども私の中では長く時間が止まったような、大げさに言えば永遠とも思えるその姿は私の琴線をビンビンと弾き、やがて夕闇の帳に消えていった。

諦めきれずにグズグズと川面を見ていると、ヤマセミならぬカワガラスがやってきて、さらに手前の岩に何かがとまる。はっきり分からないままとにかくスコープを向けてみる。液晶で確認したら、なんとそれはツミだった。これまた不思議なシーンを見たことで、私は漸く撤収する気になった。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/0.8 F2.5 ISO80

最後に、貴重な経験をさせていただいた海ちゃんに感謝。

(観察種)
ダイサギ セグロセキレイ イカル トビ ベニマシコ ヤマセミ カワラヒワ ジョウビタキ ヒヨドリ カワウ カワガラス ツミ

ラスト紅葉

北風に枯れ葉が舞いあがり、気分も幾分か荒涼となるような、あたりはもうすっかり冬景色に変わりましたね。

今年は秋が暖かった分紅葉もかなり遅れて、12月の前半はまだまだ楓などは十分な美しさでした。モンシロチョウやウラギンシジミもまだ舞い、ああ、冬鳥がなかなか来ないのも頷けるな、と思ったものでした。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.2 ISO80

寒くなって紅葉の写真はちょっと間抜けなんですが、まあこれから数ヶ月間は色味の乏しい写真にならざるをえないので、今の内に…。
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Canon PowerShot S95 SS1/800 F3.2 ISO80
koyo1685
Canon PowerShot S95 SS1/800 F3.2 ISO80

このイロハカエデ?も、きれいなのはこの一本だけでした。正に最後の紅葉です。
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Canon PowerShot S95 SS1/400 F3.2 ISO80

池には何種かのカモがいましたが、地味なホシハジロの雌も水面が美しければそれなりに引きたちますね。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/800 F3.2
ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/800 F3.2
ISO80


水面に映る紅葉は真っ赤なドウダンでした。美しいですねえ。まるでバルサのサッカーのようです。

こちらはキンクロハジロ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/800 F3.2
ISO80

今日はここまでです。
次回からはまた暫く葦原のシリーズが始まりますが、掲示板に貼った鳥が先に登場するかな。

(観察種)
シジュウカラ メジロ カラス スズメ ホシハジロ キンクロハジロ オナガガモ カワセミ ウグイス ドバト キジバト

「デジスコ通信」2011年12月 配信されました

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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/800 F3.2 ISO80

特に意味なくアオサギですが、ちょっとイイ感じに撮れたのでトップ画像にしました。

相変わらず冬鳥は少ないですね。なので出かけるフィールドがどうしても限られてしまいます。この葦原ですと、多い日なら半日で30種超の鳥を観察できるからです。
まあ、本音はもう少しいろんなフィールドに行ってみたいところですが、まあこういう年もありますね。

さて、「デジスコ通信」の12月分が配信になりました。私のフォトエッセイは下記をクリックしてご覧いただきたいと思います。
          ↓↓
http://www.digisco.com/mm/dt_59/toku7.htm

明日は早起きして出かけます。目指す鳥に会えるかな?

柿と…

師走も半ば近くになると、さすがに寒くなってきましたね。

週末、地元の大きな神社の酉の市に行きました。土曜日ということもあって、大変な人出で賑わいました。何百という的屋が軒を連ねて、様々なものが売られます。タコ焼き、お好み焼き・焼きソバ・射的・金魚すくい・飴細工・七味・カラフルな飴・チョコバナナ・昔はなかったドネルケバブ・お面・綿アメ・串焼きの肉…。

人の波に乗って歩くこと30分、参道の奥、神社に程近い、ひと際明るい照明に照らされた所に熊手の売り場が連なっています。ありとあらゆろおめでたグッズで彩られた熊手が次々と商売人に買われ、その都度手拍子を打つ熱気で、寒さも感じないほどでした。私も、見ず知らずの人の中に交じって、一緒にシャンシャンシャン、シャンシャンシャンと一緒に手拍子を打ち、タダで商売繁盛の縁起をいただいてまいりました(笑)。

さてさて鳥の話ですが、相変わらず少ないですね冬鳥は。昨日、毎年ビンズイがくる市内の大きな公園に様子を見に行ってみたのですが、ビンズイはおろか、留鳥やカモを含めても実にその数が少なくて、決してダジャレではなく、一番多かったのは閑古鳥だったという有り様。
1時間ほどで諦めて帰ってきました。

それでも、ずっと以前からマークしていた、とある農家にある柿の実が程良く熟れて、ようやく色々な鳥が来るようになりました。以前にコゲラとヒヨとジョウビをご紹介しましたが、今回は待望のメジロも来てくれたのです。
ちょっと柿があまりきれいではないんですが、暗い背景に柿とメジロが浮かび上がって、ちょっと印象的な画になりました。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/400 F3.5 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/400 F3.5 ISO80

早春の梅、中春の桜のときは、メジロも目に見えるところまで出てきてくれますから撮影できるのですが、それ以降は樹木の梢で虫などを追っていることが多く、ほとんど撮影には至りません。
けれども晩秋から初冬にかけ柿の実が熟れると、再びメジロは人の目に見える所まで降りてきてくれるのです。

いやあ、正直嬉しいのですわ、こいつらに会えて。

このロケーションを見つけるまで、広いM田圃を探しまわり、ようやく見つけた好条件の柿に、しかし当初はメジロはちっとも寄りつかなかった。それから何度も何度も足を運び、ようやく柿も熟し、メジロたちもやってきてくれたのだ。

なんでまたメジロなんだ? と思われるでしょうね。う〜ん、ま理屈じゃないんでしょう。こいつらを見ると、なんだか気持ちがほんわかしてくるんですわ。セッカやノビタキをこよなく思い入れている自分ですが、また違った感情が湧くんです、こいつらには。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.5 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.5 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.5 ISO80

シジュウカラやコゲラです。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/640 F3.5 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F3.5 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/200 F3.5 ISO80

なんだかコゲラまで精悍で、かつ可愛らしく見えます。

そうそう、まったく姿が見えずに心配していたカワラヒワですが、この日小さな群れを見ました。やれやれ、ひと安心です。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.5 ISO80

再びメジロを。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F3.2 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F3.2 ISO80

完熟の柿はいかにも美味しそうで、メジロは背後の椎の群落あたりからわらわらと5〜6羽やってきて、ほんの1〜2分柿を食べては、またわらわらと去っていきます。やはり小さい野鳥の警戒心は、ちょっと変な表現かもしれませんが“ほんもの”だなと思わせます。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/250 F3.5 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F3.5 ISO80

午前の2時間ほど姿を見せてくれていたメジロは、昼近くになると段々間遠になってきたので引き上げることにしました。

メジロたちよ、また会おう!

(観察種)
メジロ シジュウカラ コゲラ モズ ジョウビタキ ヒヨドリ ムクドリ キジバト カラス オオタカ ハクセキレイ カワラヒワ カワセミ カワウ

鴨撮り権兵衛 2

鴨ケ井伊権兵衛じゃ。
師走に入ったら、さすがに寒くなったのう。カモたちもほとんど換羽をすませて、みなきれいになった。

今年ものう、昨年に引き続き低速シャッター(コンデジにしては)での撮影を試みてみたんじゃ。昨年の記録を見てみたら、SS1/200で撮っておるが、今年はもっと遅く、1/160.125でトライしてみたのじゃ。絞りはF8まで絞り切って、これ以上遅いと白飛びする、ギリギリのSSに設定するわけじゃ。
さすがに歩留まりは低かったのは否めないのう。しかもまだ1日だけの撮影なので、ムムムと大向こうを唸らせるようなのは撮れんじゃった。ま、大向こうを唸らせるために撮っているわけでもないんじゃが、あまりボケボケ写真ばかり載せるのものう、恥ずかしいことじゃて。

このオナガガモは、ピンがいまいちじゃが雰囲気は出たかの。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/160 F8.0 ISO80

ヒドリガモの着水じゃ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/160 F8.0 ISO80

オナガガモが続く。飛びものというのは基本的に流し撮るのじゃが、SSが速いと背景は流れることなく、鳥もピタリと止まるの。それはそれできれいなんじゃが、たまにはの、こうして背景を流したり、翼をブレさせることで“動き”を表現するのも楽しいんじゃ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80

オオバンも走るぞ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80

とまりものもいいじゃろ。カワウとオナガガモの雌じゃ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/60 F8.0 ISO80

今年はのう、水面に映る紅葉があまりきれいではないのが残念じゃのう。もう少ししたらまた行ってみることにしようぞ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80

カモはのう、しょちゅう飛んでいるわけではないんじゃ。だから、ときにはいい加減待ちくたびれて、ちょっと出歩いてみることもあるのじゃ。
と、頭上が騒がしいので見上げてみたら、エナガの群れじゃった。このチビすけどもの撮影は難しいのう。飛びものの何倍も難しいとわしは感じちょる。それでしばらく格闘してみたが、案の定大した写真は撮れんかった。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/200 F2.8 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/200 F2.8 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/400 F2.8 ISO80

12月はお日様が南中するのが早くての。午後ともなればすぐに光の色が黄色っぽくなるんじゃ。まあ、この色合いはこの時季限定じゃて、これはこれでいいのかも知れんがの。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80

さてさて、今回は一応それらしきものが撮れてはいるが、どうもわしのなかでは納得しきれんものがある。まあ、またトライしようぞ。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F8.0 ISO80

(観察種)
カルガモ コガモ ヒドリガモ オナガガモ バン オオバン カワセミ カワウ ハクセキレイ カラス スズメ シジュウカラ ホオジロ エナガ ジョウビタキ コゲラ メジロ カワラヒワ ウグイス キジバト 

なんとか紅葉を

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Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.5

今年の秋が暖かいと何度も書きましたが、そのせいか平地の木々の紅葉も比較的遅く、先日の日曜日に県北の森林公園に行ってみたところ、12月にもかかわらずなんとかまだ赤や黄に染められた樹木を愛でることができました。

今日は久しぶりに鳥を離れて、紅葉を少しだけ載せてみますね。
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Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.5

コナラやクヌギなどは、夏、カブトムシやクワガタを求める樹木だと決めつけがちですが、どうして黄葉もなかなか見事なんです。
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Canon PowerShot S95 SS1/400 F3.5
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Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.5
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Canon PowerShot S95 SS1/200 F3.5

オシャレなピノキオ?
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Canon PowerShot S95 SS1/400 F3.5
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Canon PowerShot S95 SS1/200 F3.5

リンドウの花。このブルーには魅惑されます。
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Canon PowerShot S95 SS1/100 F2.8

シクラメンの原種だそうです。直径2僂曚匹任靴燭茵
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Canon PowerShot S95 SS1/320 F3.5

イタヤカエデの一種でしょうか?
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Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.5

最後はやはり紅葉で。
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Canon PowerShot S95 SS1/500 F3.5

今年は紅葉見物は無理かなと思っていましたが、なんとか間に合ってよかったです。今回は、ブラケットを外してS95でのお気軽写真でしたが、単体でもなかなかよく写るので、ちょっとビックリでした。

素敵な森林公園で、年に2回は行くのですが、今回ほど鳥が少ないのも驚きでした。いつも必ず聞こえるガビチョウの声すらなし。わずかにヒヨ・シジュウカラ・エナガ・コガモ・マガモ・カルガモ・キンクロハジロを確認するのみ。
紅葉はまずまずきれいでしたが、寂しい山でした。




近所で鳥見 2

何かと気忙しいこの頃です。お天気が良くないこともあって、あまり外に出ていません。それでも先日、少し時間が空いたので2時間ほど自宅近くのM田圃を歩いてみました。

S川沿いの土手をゆっくり歩いていると、一面にオギが広がっている原っぱがあります。ホオジロの鳴き声がするので、暫く逆光に光るオギの穂を眺めていると、ツピピ、ツピピピと鳴きながら穂の中段まで出てきてくれました。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F2.8 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/250 F2.8 ISO80

なんかイイ感じでしょ? しかしもう12月というのに、オギがこんなにきれいなのは、今年の秋がいかに暖かいかですね。

さらに歩きます。橋を越えた向こうに小さな流れ込みがあって、そこを対岸から覗くと、お、今日はイソシギがいます。ピピピピとカワセミに似た声を出しながら、このS川沿いではよく見られる鳥ですが、そのわりにじっくり撮影する機会の少ない鳥なので、ゆっくり撮らせてもらいました。
1枚目の水面に黒い背中を見せているのは、大きな天然のコイです。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F2.8 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/250 F2.8 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F2.8 ISO80

コガモは、ここへきてずいぶんきれいになってきました。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/125 F2.8 ISO80

川の土手には、野芥子(ノゲシ)がたくさん咲いています。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/320 F2.8 ISO80

それにしても、カモ類以外は相変わらず冬鳥を見かけません。今日見たのは、ジョウビタキの♀だけで、例年この時季なら必ず観察されるアオジ・カシラダカ・ツグミなどはまったく見当たりません。そういう意味では少し寂しい鳥見ですが、まあこういう年もあるでしょう。自然相手では、そういう誤差は必ずありますからね。

スズメを撮ります。スズメだけはこの川沿いにたくさんいますから。でも、やっぱり難しいです、スズメを撮るのは。なんだかちっとも垢抜けません。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/40 F6.3 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/200 F2.8 ISO80

さらに歩を進め、少し川幅があり、いろんな鳥が集まるポイントで暫く何か来ないかと待つことにします。
すると案の定カワセミのお嬢さんがほいっと比較的近くにとまってくれました。
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/30 F4.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/40 F4.0 ISO80
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KOWA TSN774 TE-17W Canon PowerShot S95 SS1/20 F6.3 ISO80

なんだかねえ、この川筋でカワセミを撮ると、デジスコを始めたばかりの原点に立ち返るようで、嬉しいというより妙に懐かしくなっちゃいます。

カワセミはいるんだけれど、なかなかいいポイントが分からず、この川筋を何kmに渡って歩き、ポイント探しに夢中になったあの頃。小屋を作ってカワセミ専門に撮っているおじいさんに、そのポイントから出て行けと追い出されたあの頃。橋の下の、カワセミまで6mのポイントを見つけたはいいけれど、その橋の下はホームレスの方の住まいにもなっていて、お互いに話をするでもなく気まずい雰囲気の中で時間を過ごしたあの頃。畑の中の、コンクリで固めたただの水路なのにカワセミが飛んできて、ザリガニを捕っている姿に、こやつらはどこに餌があるのかを熟知してるんだなと気づかされたあの頃。泥だらけになって巣を作り、その後は懸命に夫婦で交互に餌を運ぶけなげな姿を対岸から飽きずに観察していたあの頃。

カワセミはいま最も身近で、しかしその美しさはやはり特別で、ですから時折りは是非ともその姿を見たくなる鳥です。幸い自宅から5分のこの川筋に来れば、ほとんど必ず見ることができるので、本ブログ上で再三述べてきたことではありますが、この環境が近くにあることを感謝したいと思います。

(観察種)
バン オオバン カワセミ コガモ ヒドリガモ カルガモ ヨシガモ アオサギ ダイサギ コサギ イソシギ スズメ ムクドリ ホオジロ ジョウビタキ カラス ヒヨドリ キジバト モズ 
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