小説家になろう!のWEB小説で最近読んだ3本ほどの感想を^^

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異世界物語の中に、転移、転生系のジャンルがあります。数えきれないほどの物語が投稿されていますが、あくまで個人的に面白いなって思った作品です。

転移・転生の王道設定と言えば、遊んでいるオンラインゲーム内に取り残された(「オーバーロード」「ソードアート・オンライン」他)とか、魔王復活等の理由で召喚された(「ありふれた職業で世界最強」「盾の勇者の成り上がり」他)とか、現世で死んでゲーム世界に転生(「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪徳令嬢に転生してしまった…」他)や異世界等に転生した(「転生したらスライムだった件」「無職転生」他)、とか、物心ついた時とか、ある日突然前世の記憶を思い出した(「八男ってそれはないでしょう!」「公爵令嬢の嗜み」他)とかあります。

  1. 金色の文字使い(コンジキのワードマスター)
  2. ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで
  3. 聖女の魔力は万能です
今回は、召喚ものでの3本です。


1、
作者:十本スイ

主人公は、勇者召喚に巻き込まれた高校生、丘村日色(オカムラ ヒイロ)。勇者召喚「巻き込まれ系」異世界冒険物語です。

召喚されたその世界「イデア」は、3つの大陸、4種の種族で成り立っている。
「人間族」「獣人族」「魔人族」は各々の種族毎に国を作り治めているが、種族間での対立は激しく、争いごとは絶えない。残る1種族の「精霊族」は国を作ってはおらず、また他種族には干渉せず、表にも出ないため、独自の世界を作っていた。そんなイデアの人間国・ヴィクトリアスによって、人間族が種族間の戦争に勝ち抜く為に、強い力を持った勇者を召喚させたのだった。

勇者は男1人、女3人の合計4人でのはずだったのだが、その時にたまたま近くに居合わせた日色が巻き込まれてしまったのだ。「本」と「食」にしか興味がない我が道を行くひねくれ者の日色は勇者であるクラスメートをほっぽって、さっさとお城を退散、冒険心旺盛の日色はこの世界を見て回る事に。

日色は勇者系の力は無かったが、『文字魔法』という変わったユニークスキルを持っており、書いた文字(漢字)の意味によって発動する魔法を有していた。その魔法は、1文字からはじまってレベルアップする毎に、2、3文字と増えていき、文字が増える毎に強力な魔法を行使する事ができるようになる。刀に「伸」と書いて貼り付けたら切っ先が長ーく伸びたりとか。。。かなりチート能力です。

一方の勇者達は、指南役に守られながらぬくぬくとレベルを上げている。そんなゲーム感覚でのお花畑勇者たちとは違い、死と隣り合わせた世界の見知らぬ土地で、何の後ろ盾もなく、文字魔法を駆使し、強くなっていく。群れる事が嫌いな日色だが、思惑とは違っての猫耳やらツンデレロリ系魔族やら変態執事精霊などのユニークでやっかいな旅仲間が出来たりと、その広い世界を渡り歩く日色。心ならずも種族間の戦争に巻き込まれていく冒険譚です。


異世界での成り上がりものではお決まりのチート&幼女&ハーレムだったりしますが、文字を駆使しての知的な戦略的戦闘や日色のクールな言動と、グルメで大食い、興味は金や地位より「本と食」という徹底した生き様はあっぱれですwww

この世界の種族間の疑心暗鬼は根強く、なかなかお互いを信用できない。長い間続けられた戦争でお互いが持つ負の感情は、如何ともしがたい。和睦を望む魔王から発信も、人間や獣人は素直に受け取る事が出来ない現状。何が悪で何が正義なのか?現、魔王が一番平和を望んでいたりするわけですが、一枚岩じゃなかったり。また一番のゲスが人間の王で、勇者が捨て駒にされたり、色々と難題が山積みのイデア。旅の途中で種族の英雄になってしまったり、恩人になったりと、いつの間にか各種族に日色は深く関わってしまっていました。

イデアはどうなったいくのか?平和は訪れるのか?召喚された5人は現世に帰る事が出来るのか?と言ったストーリーです。ファンタジア文庫から小説は13巻、コミックスは10巻まで発売されています。

私は、ボッチ、ひねくれ、ゲス性格もの、好みだったりするのです^^

(WEB版では、一度完結したのですが、現在は終盤40話ほどを削除された状態になってたりします。)


2.
作者:篠崎芳

「ありふれた職業で世界最強」と同じようにクラスごと世界に召喚されたが、召喚時のスキルは最弱だったという物語。これも、ボッチ、ひねくれ、ゲス性格ものwハズレスキル、追い出され系です。
(未完結)
「ありふれた…」より召喚主やクラスメートの対応がとても醜いです><

主人公は、空気モブとして生きてきた高校生、三森灯河(ミモリ トウカ)。灯河は実の両親に激しい虐待を受けていたが、両親の夜逃げの後、叔父夫婦に引き取られた事で平穏な生活を行う事ができるようになる。両親と違いとても優しい叔父夫婦に感謝する気持ちもあって、家や学校ではおとなしい良い子を演じてはいたけれど、幼い頃の虐待により、実はかなり鬼畜でゲスな二面性を持っている少年。

その世界は周期的に大魔帝が復活する。前回は200年前だったとのこと。そのたびに異世界から勇者を召喚していたようだ。灯河達を召喚したのは、アライオン王国の国王より上位に君臨する女神ヴィシスだ。

女神により召喚された勇者は、最高ランクのS級から始まり、A、B、C、D、E級勇者までいる。灯河は唯一E級勇者だった。女神ヴィシスは、E級は使えない勇者として廃棄するとういうのだ。
そして生還したものは皆無だという通称「廃棄遺跡」へと落とされてしまう。担任もクラスメイトも委員長以外の奴らは誰も止めようともせず。哀れみの目で見ているだけだった。

この世界での魔法の「状態異常魔法」は全く使えないという認識だったが、灯河が使う麻痺や毒や眠り魔法は勇者補正がついているからか100%効果があった事で、誰も抜け出した事がないと言われる廃棄遺跡を奇跡的に生き延び脱出する事に成功。灯河(トーカ)が、クソ女神に私怨での復讐を誓う物語。

戦闘が地味で鬼畜なのがなんともです。だまし討ちとか平気で、麻痺させて毒かけて死ぬのを待ったりと容赦ない。状態異常効果の確認とかでいろんな魔法を重ねでかけての実験とか、もう想像しただけで鬼畜すぎます><
復讐ものですが、ただ、そう重く書かれてはいないです、自分に酷く扱ったやつには、悪意は悪意で返す等ゲス対応ですが。基本優しい男ですので、主人公には好感は持てます。嫌悪感とかあったら読まないしね。

その世界の強者どもや大きな力を持ったクラスメイトも相当性格が歪んでいます。その中でも一番は、女神がマジにクソ過ぎる。ただ、召喚されたクラスメイトは戦争に駆り出され何人も亡くなっていますし、女神はこれからも戦時の作戦的に殺す気満々だったりしますので、召喚されたクラスメイト達はトーカより悲惨な状況に置かれていたりしてたりはします。唯一かばってくれた委員長は、女神にたて突いた事で肩身が狭く、女神に目をつけられ悪意の標的になったりと、その事が逆に、皆を守る使命感が膨れ上がり、一番の勇者然となって、トーカ復讐作戦の一番の障害になりつつあったりします。

この世界で大切な仲間たちと出会いますが、現世の叔父夫婦に再び会いたいという気持ちも持っています。女神への復讐はできるのか?大魔帝とは?クラスメイト達も帰還が果たせるのか?

今後どうなっていくにかが楽しみです。


3、
聖女の魔力は万能です
作者:橘由華

前二作と違って、こちらはほのぼの恋愛系。
主人公は、20代OLの小鳥遊 聖(たかなし せい)
忙しさのあまり見た目にこだわる事もなく、一纏めに括ったぼさぼさ髪に不健康に白い肌、目の下に万年クマが居座っているような眼鏡女というのが、召喚時の姿でした。

聖を召喚したのは、スランタニア王国。そこは周期的に瘴気が濃くなり魔物が蔓延る時がある。そこでその瘴気を払う聖女を異世界から召喚する必要があった。そこで、古の時代より伝わる儀式によって聖女ともう一人10代後半の女の子が召喚されたのだ。もう一人の女の子は聖と違い、若々しくとてもかわいい女の子。

スランタニア王国の第一王子は、聖のおばさん然とした見た目で判断し、もう一人の女の子を聖女と決めつけて、聖はあからさまに無視されてしまいます。
勝手に召喚するわ、で、無視するわでキレた聖は、一時はこの国を出ようと決心したのだが、見知らぬ国に女一人で出ていく事の現実を考えて躊躇し、この国で聖女でなく一般人として宮廷で働く事にするのです。

最初は虐げられたけど、やっぱ聖女万能!っていうハーレクイーン的恋愛ものです。聖女なのに魔力なの?っていう話は置いておいて^^;真面目に働き、聖女としての力を発揮しだし、徐々に成果をだして、周りに認められるようになると、どんどん綺麗になっていき、周りの美形男性から熱い視線を浴びる逆ハーレム状態//

メガネを外したら、実はこんなに美人でしたっていう少女漫画王道路線です^^

聖は聖女としての力をどんどん発揮しだし、王様以下色んな人達に認められていくわけですが、気になる人とはなかなかすんなりいかず、じれったい状態だったりと、恋愛王道じらし物語です^^

方や一緒に召喚された女の子は、乙女ゲー学園もののヒロイン状態だったりと、今後の展開が気になるところです。