17日に告示された沖縄県名護市長選は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)への移設を容認する現職と、反対する新人の一騎打ちとなった。

 選挙結果は新たな移設先検討の行方を左右しかねず、政府・与党も注視している。

 「基地問題で、総理大臣はふらふらしている」

 現職の島袋吉和氏は17日の街頭演説で、鳩山首相への不満をぶちまけた。

 島袋氏は今回、政党の推薦を受けなかったが、自民、公明両党と仲井真弘多県知事の支援を得た。ただ、自公両党の野党転落で、集票力の低下が懸念されている。

 一方、新人で前市教育長の稲嶺進氏は17日の出陣式で「もう辺野古の海には基地は造らない」と訴えるなど、県外移設を求めた。

 稲嶺陣営は県外移設を求める民主、社民、国民新党と共産党が「大同団結」した。しかし、保守系の支持者を中心に、共産党の参加に反発する向きもあり、票固めが課題だ。

 政府・与党は市長選の結果を踏まえ、5月までに移設先の結論を出す方針だ。鳩山首相は17日、神戸市内で記者団に対し、「どのような方が選ばれるかはそれなりの判断になる可能性はある」と語った。

 県内では「県外移設論」が強まる一方、現時点で有力な移設先のめども立たない中、どちらが勝っても、難しい判断を迫られることになりそうだ。

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