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会社の社長が使っていたDELLのW1900モニタですが、2年ほど前の夏だったと思うが故障した。
電源ボタンを押しても電源が入らない(電源ボタンの青いLEDつかない)状態が時々あった。
しばらく置くと電源も入るときもあり、暑い時だったので、内部の熱のせい?と思っていた。
しかし、そんな中途半端な状態では仕事では使えないので、新たにモニタを購入し、交換した。
当然、W1900はすぐに捨てずに、譲ってもらった。

ネットで調べると、趣味と諸々のまとめW2306C ジャンク品到着というサイトを見つけ、ファンをつけて冷却するといいみたい。
で、まねして、内部を調べると電源基板と制御基板があり、制御基板のBGAチップが結構熱い。
小さめのヒートシンクをBGAチップに両面テープでつけて、内部の電源基板からDC12Vの出力を探して、ハンダでファンの端子と結線。ファンの風がヒートシンクに当たるようにケースに2X5cm くらい穴あけ、穴の外にファンをテープで固定。

たまに電源が入らないときもあったが、最初のうちはまぁまぁいい子で動いてくれ、得した気分だった。で、家の台所でテレビとして使っていました。(W1900はアナログチューナーしか付いていないが、ケーブルテレビ局が2017年?まで暫定で地デジ放送をアナログ変換して放送しているので、アナログテレビとして使った)


が、一ヶ月くらいたつと、どうにも電源が入らない。で、またネットで調べみた。


W2600 (電源不具合)不良部品ほぼ特定!ということ。サイトはW2600という、W1900の上位機種の修理内容のブログですが、W1900にも大いに関連ありそう。
で、電源基板がおかしいんでないのとの結論。電源基板をはずして調べてみるが電解コンも膨れているようでないし、3端子レギュレーターのような半導体関連で目視上おかしいようなところはない。
で、私の物置小屋のような部屋に2年近く分解されたまま、ほったらかしに。。。


先日部屋をかたつけようとして、分解されたW1900をしみじみと見つめて、もう捨てようかと思った。
が、まてよ、なにか新しい情報があるんでないの?でネットで調べたら、ありました!!
DELL マルチメディアモニタ W2600 W2606C 修理できますよ…を落札してみたで、電源の入らない症状の7割がBGAパッケージの半田付け不良とのこと。


これは!と、久々にW1900を仮組み立てして、電源ボタンを押すが、思ったとおり反応なし。
今度はBGAチップを基板に指で押さえつけて電源ボタンを押すと、青いLEDが点灯しました!!
原因はBGAのハンダボールが熱の変化でクラックが入っているようです。


で修理法を調べると、2006年くらいの製品では、RoHs規制で鉛フリーハンダが一般化したけど、鉛フリー実装技術がまだ未熟なところも多く、結構BGAハンダクラックの不具合が多いみたい。(ノートPCのNVIDIAのグラフィックチップの不良なんかが多かった。)


実装のプロはホットエアーブロアていうドライヤーのようなもので再ハンダするようですが、YoutubeにBGAのうえにコインを乗せて再ハンダする方法の動画があったのでやってみました。
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コインの上に少しハンダを乗せて、ハンダが溶ける温度までハンダこてをコインに押し当てて加熱します。動画では20分くらいやってましたが、5分くらいでハンダが溶けたのでそこでやめました。あまり加熱してチップを壊してもいやなので。


で、冷えてから仮組み立てして電源ボタンを押したら。。。大成功!!
苦節2年、ようやく直りました。(ほとんど放置プレイでしたが)最初の写真は、修理後のW1900です。


最初、BGAにヒートシンクつけたりしたときに押されてちょっと調子良かったようですね。
コインですが、まぁ写真で見ると某国の通貨ですが、使用後、ハンダがこびりついてしまい、ハンダ吸い取り線できれいに取りましたが、一部ハンダメッキされてしまいました。
通貨をいろいろすると確かいけなかった気がしますが。。造幣局の方すみません。


久々に大物修理で気をよくして、この後いろいろ直しました。またアップします。

社長からもらったPCなので会社について紹介。
基板のことならこちらまで。