4月25日の島根県津和野町議選(定数16)の投開票で、町選管が有権者1人に投票用紙を2枚渡すミスがあった。

 開票作業では最下位当選枠に現職と新人の候補2人が同数で並び、くじ引きで現職が当選した。

 落選した新人の男性(61)は8日、票の再点検を求め、町選管に異議を申し立てた。

 町議選には19人が立候補。投票者数は6451人だったが、開票すると6452票あった。町選管は、どの票が誤って交付された投票用紙か判別できないとして、1票多いまま選挙結果を確定した。

 「選挙は無効ではないか」と主張した新人男性に対し、町選管は「公選法の趣旨に沿い、いったん告示された以上、定められた期日通りに進めねばならなかった」などと説明。町内全約3700世帯に経緯説明と謝罪の文書を配布した。

 男性は選挙無効を求める異議申し立ては断念したが、「開票作業でもミスがあった可能性もある。わずか1票の差で結果は違う。再度確かめてほしい」としている。

 町選管は、10日以降に委員会を開き、対応を協議する。

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