<記事要約>

「MVP争い:ハーパーとトラウトがリード」

今週から、MVP、サイヤング賞、新人王の順番で分析してみたい。
数値は8月5日の試合終了時点のものを使用している。

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http://www.si.com/mlb/2015/08/06/awards-watch-mvp-bryce-harper-mike-trout-paul-goldschmidt-josh-donaldson
http://www.reddit.com/r/baseball/comments/3g4i7k/awards_watch_harper_and_trout_are_running_away/


まずはナショナル・リーグ。


1. ブライス・ハーパー
ナショナルズ、右翼手。
.330/.455/.664、本塁打29、打点68。


5月と6月、ハーパーは狂ったように打ちまくった。
48試合で、.365/.475/.790、本塁打19本。

ここ4週間は一休みだ。
7月6日以来、.277/.394/.482。
これはメジャー17位の成績に当たる。

しかし、これがハーパーの最低ラインの成績だろう。
オールスターまでに奪った、とてつもないリードはまだ維持している。
あの好調が続いていたとしたら、MVP争いはとても人間が競争相手になるようなものにはならなかっただろう。


2. ポール・ゴールドシュミット
ダイヤモンドバックス、一塁手。
.339/.453/.580、本塁打22、打点78、盗塁19


ゴールドシュミットは8月に入って、シーズン最悪のスランプだった。
4試合連続で出塁がなく、15打席で9回の三振を喫した。
今シーズン100試合終了時点で、出塁なしの試合は10、三振も450打席で18.7%だったにも関わらず、だ。

しかし水曜日のナイトゲームでは5打数3安打、2盗塁を決めた。
復調のきっかけをつかむだろう。

ゴールドシュミットは現在盗塁数リーグ9位だ。
ロイヤルズの快速ロレンゾ・ケインや、ジャロッド・ダイソンと並んでいる。
そして、マイケル・ボーン、ジャコビー・エルスベリー、ブレット・ガードナー、そしてホセ・レイエスといった面々をも上回っている。

何より盗塁成功率は83%で、これはホセ・アルトゥーベやディー・ゴードンの他、自身より盗塁数の多い4人よりも高い記録だ。

盗塁数に加えて、驚くべきはOPS+が181だ、ということだ。
1920年以降、OPS+が181を超えた選手は、たった4人しかいない。

1920年に257安打したジョージ・シスラー。
そして、共にその年のMVPを獲得した、1976年のジョー・モーガンと1990年のリッキー・ヘンダーソン。
最近では1992-94、1996年のバリー・ボンズだ。
ボンズは1992年と1993年は共にMVPを獲得した。
(※OPS+は、OPSに球場とリーグの補正をして、平均を100に換算した数値)


3. バスター・ポージー
ジャイアンツ、捕手。
.332/.391/.508、本塁打16、打点75


ポージーはMVPを受賞した2012年以来の好成績だ。
その年もバッティングより、守備での貢献が評価された。

今シーズンの盗塁阻止率は48%。
更にベースボール・プロスペクタスの分析によれば、ピッチ・フレーミングで11.8点防いでいる。
これはドジャースのヤスマニ・グランダルに続いて2位だ。

同じ分析で、パスボールとワイルド・ピッチを防いでいる数は、リーグ・トップとされている。

こうした守備面の貢献を含めるならば、ピッチャー以外で最も重要なポジションの、最も価値のあるプレイヤー、ということになるだろう。


4. ザック・グレンキー
ドジャース、投手。
10勝2敗、防御率 1.41、WHIP 0.83、奪三振率 7.9、三振/四球 5.12、平均投球回 7.0、完投 1、ERA+ 260


45回2/3の無失点記録が7月26日に途絶えたが、その後13イニングで与えた失点は4だった。

今シーズン、21試合先発した試合のうち、20試合でクオリティ・スタートを達成した。
しかも最低条件の6回3失点だった試合は、たった2試合しかない。

直近9試合では平均7.4イニングを投げ、合計6失点。
シーズンが深まり、更に調子を上げているようにも感じられる。


5. ジョーイ・ボット
レッズ、一塁手。
.306/.434/.526、本塁打19、打点51


ボットはカブスの同じ一塁手、アンソニー・リッゾとしのぎを削っている。
しかし、現時点では出塁率で34ポイント、長打率でも14ポイント、ボットが上回っている。

こうした場合、個人成績はもちろん、チームの成績も考慮に入れなければならない、という指摘もあるだろう。
プレーオフ圏内に位置するカブスに対して、レッズはそのカブスから10ゲーム離されている。

しかし、100ドル紙幣は、1ドル紙幣や20ドル紙幣の中に入っても、やはり100ドルの価値はあるのだ。




アメリカン・リーグを見てみよう。


1. マイク・トラウト
エンジェルス、中堅手。
.303/.394/.611、本塁打32、打点68、盗塁10


トラウトは7月下旬から絶好調だ。
26試合、.375/.474/.854、本塁打14。
一躍このリストのトップに躍り出た。

8月に入り20打数1安打と、5試合ほどスランプだが、リードは大きい。
ホームランはメジャー・トップ。
しかも昨年の自己最高記録にあと4本と迫っている。

ここ3シーズン、年々パワーが増している。
ISO(長打率から打率を引いた数値)は一昨年の.236から昨年は.274、今年は.308になっている。
今年は盗塁が減っているが、その分長打で塁を稼いでいる。


2. ジョシュ・ドナルドソン
ブルージェイズ、三塁手。
.292/.358/.566、本塁打29、打点80


打撃成績がリーグ最高のチームの中の、最高の成績のバッターである。
だが、得点と打点でリーグ・トップなのは、チームメートが後押ししてくれている面もあるだろう。

それでも、既に本塁打数は自己最多に並び、安打数、二塁打数、塁打数、得点、打点、この全てにおいて自己新記録のペースだ。

更に三塁手として常時出場し、打席数はメジャー最多である。


3. マニー・マチャド
オリオールズ、三塁手。
.291/.359/.511、本塁打23、打点56、盗塁15


リーグ最高の三塁手の座をめぐって、ドナルドソンの後ろにぴったりつけているのが、22歳のマチャドだ。
確かに長打率では55ポイントの差はあるが、盗塁数や球場の違いなどを考慮すれば、それほど離されていない、と見る。
右打者有利のトロントの球場に比べ、ボルティモアは左打者有利の球場だからだ。

盗塁数を長打に加えたとしても、まだドナルドソンに分はあるが、マチャドの守備での貢献はドナルドソンを上回っている。
この2人によるライバル争いは、当分続くと予想される。


4. ロレンゾ・ケイン
ロイヤルズ、中堅手。
.306/.363/.490、本塁打11、打点46、盗塁19


最高の守備力を持つ外野手として評価は高かったが、今シーズンはバッティングでも目を見張るものがある。
アリーグ最高成績のチームで、その貢献は評価されるべきだろう。

開幕10試合で打率.462だったが、その後は6月中旬まで低迷した。
しかし、6月13日以降は41試合で、.340/.402/.615の活躍である。
スピードと守備を考えれば、ウィリー・メイズの再来、と呼ばれても誇張だとは感じない。

スランプがあったせいで現状は4位だが、MVP争いの中心に位置する選手であることは間違いない。


5. ジェイソン・キプニス
インディアンズ、二塁手。
.326/.401/.477、本塁打6、打点39、盗塁11


6月の時点では、明らかにMVP候補ナンバーワンだった。
しかし、7月に入りやや調子を落とし、8月3日に右肩を傷めて故障者リストに入ってしまった。
復帰まで1ヶ月掛かるとの見通しである。

しかし、5月1日から7月2日までの記録、.397/.477/.603は、今なお鮮烈な印象を放っている。



<海外の反応>

記事のタイトルを見た時、アリーグは1位トラウト、2位ネルソン・クルーズだと思ったんだけど。
.324/.389/.597なのに、5位にも入ってないなんて・・・

安打数はリーグトップ、打点やホームランもトラウトとほぼ同じで、打率は20ポイントもいいのに。
このトップ5は全然ダメ。



ナリーグはゴールドシュミットだね。
ホームランの数だけで決めないでほしい。


→OPSが基準だろう。
今のハーパーは2000年代初頭のバリー・ボンズのレベルだよ。


→ボンズのOPSは2001年は1.379、2002年は1.381だった。
ハーパーは今1.119だ。


→ゴールドシュミットも活躍しているけど、”今”の時点ではハーパーが上だろう。

ハーパー対ゴールドシュミット
WAR 7.1:6.2
OPS 1.127:1.033
OPS+ 205:181



2位以下の選手たちもモンスター級の活躍してるけど、MVPは無理だろうな。
 (カブス・ファン)


→シルバースラッガー賞はもらえるだろうけどね。
 (メッツ・ファン)


→マチャドはドナルドソンを超えられないか :( :(
 (オリオールズ・ファン)


→引退するまでに、きっと何度か獲れるよ。
 (レッドソックス・ファン)


→マニーはゴールドグラブ賞は獲ってほしいよ。
シーズン前には思いもよらなかったけど。
 (オリオールズ・ファン)


→エンジェルスがプレーオフに出られなかったらどうなる?
 (ブルージェイズ・ファン)


→トラウトはもう2回、それで逃してるから。
 (エンジェルス・ファン)


→でも1回は、三冠王のカブレラとの争いだったからね。


→ダイヤモンドバックスがプレーオフに出られるとしたら、ゴールドシュミットはどうだろう。
2013年も同じような状況で、プレーオフに出たマカッチェンに獲られてしまったから。
 (ダイヤモンドアックス・ファン)


→ジェイズだってプレーオフに出られれば、JD(ドナルドソン)にもチャンスが回ってくるかも。
 (ブルージェイズ・ファン)



トラウトは今年盗塁は少ないね。
2012年は49あったのに。
走塁はリーグ・トップクラスだと思ってるんだが。
 (オリオールズ・ファン)


→後を打つプホールズが気にするから、っていうのは聞いたことあるけどね。
ピッチャーがランナーを気にしてくれたら、打つほうは楽になるとも思うんだけど。
あとはチームの戦略かも。
 (エンジェルス・ファン)


→手や指をケガするリスクはあるからね。
アルバートがあまり気にするとも思えない。
トラウトが二盗したら一塁は空くわけだし。
 (オリオールズ・ファン)


→確か、アルバートは盗塁は気にならない、って言ってたよ。
 (エンジェルス・ファン)



ロレンゾ・ケインは好きな選手だけど、トップ5に入れるのはどうかな。
 (レッドソックス・ファン)


→代わりに誰を入れたい?
 (ロイヤルズ・ファン)


→Aロッドかな。
今年はすごいよ。
 (レッドソックス・ファン)


→守備の貢献がないと、MVPにはどうかな。
それにDHなら、クルーズだと思うけど。
 (ロイヤルズ・ファン)


→確かに。
 (レッドソックス・ファン)



オレはゴールディ(ゴールドシュミット)に1票!
 (フィリーズ・ファン)


→両チームともこのままプレーオフに出られず、今の成績を維持してたら、かなりきわどいね。
自分だったらハーパーに投票するけど。
 (カージナルス・ファン)


→ハーパーの数値は上がってるね。
今の長打率は、2006年のプホールズ以来の最高値。
ISOと四球率は、2010年のバウティスタ以来の最高値だ。

wRC+も2004年のボンズに迫る勢いだからね。
ゴールディもすごいけど、ハーパーは違う次元に到達してるよ。
 (カブス・ファン)


→右翼手と一塁手では、守備の負担も違うよ。
 (ホワイトソックス・ファン)



テシェイラも今年は調子が良いんだけどな。
 (ヤンキース・ファン)



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