日本医学会は2月24日、来年4月に予定している第28回総会のプログラムについて発表した。

 日本医学会総会は、日本医学会が日本医師会と協力して医学および医学関連領域の進歩・発展を図り、学術面、実践面から医学・医療における重要課題を総合的に討議することが目的。次回は2011年4月、「いのちと地球の未来をひらく医学・医療-理解・信頼そして発展-」をメーンテーマに、学術講演と博覧会を2本柱に開催される。

 医療従事者を対象とした学術講演は、2011年4月8-10日、東京国際フォーラムを中心とした4施設で開かれる。特別企画として「医療を語る」などが予定されている。虎の門病院の山口徹病院長、日本病院会の山本修三会長、全日本病院協会の西澤寛俊会長をアドバイザーに迎え、病院勤務医の課題について問題点を指摘し、打開のためのディスカッションを行う。経済学者や行政からも演者を迎え、社会システムの在り方から医療の将来像を論じる。

 一方、「わかろう医学つくろう!健康EXPO2011」をキャッチフレーズに開催される一般市民向けの博覧会は、4月2-10日に東京国際展示場などで開かれる。
 今回は、会場まで足を運ぶことができない人のために、インターネット中継などを利用した企画も進められている。


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