厚生労働省の専門委員会は28日、体のさまざまな細胞に分化する能力を持つ「ヒト幹細胞」を使った臨床研究指針を改正し、人工多能性幹細胞(iPS細胞)やiPS細胞から分化させた細胞も使用可能とする指針案をまとめた。30日に公開し、国民の意見を募る「パブリックコメント」を経て決定する。

 現行指針の対象は、特定の細胞に分化する体性幹細胞などに限られている。今回追加されるiPS細胞を使った臨床研究は当面、iPS細胞を作るために体細胞を提供した本人への移植・投与に限り、第1例は(1)生命を脅かしたり身体機能を損なう病気(2)他の治療法より優れている--などの要件を満たす研究に限るとした。

 iPS細胞と同様に多能性を持つヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)についても指針の対象に加えたが、材料となるヒト胚の臨床利用に関する基準がないため、基準ができるまで臨床研究は禁止するとした。

【関連ニュース】
新・多能性幹細胞:「ミューズ」と命名…東北大チーム発見
iPS細胞:「高純度な肝臓組織」開発 医薬基盤研
ES細胞研究:生殖細胞作成 4月にも解禁
学士院賞:iPS細胞研究の山中氏ら11人に
ヒト生殖細胞研究

羽田空港に「世田谷みやげ」(産経新聞)
フタコブラクダ、すくすく 天王寺動物園(産経新聞)
<蟹江3人殺傷>犯人 三男に「あと誰かおる?」と尋ねる(毎日新聞)
<陸山会事件>「冷静な判断を」小沢氏、検察審査会に(毎日新聞)
アルパイン、宇佐美専務が社長に就任(レスポンス)