今年も100キロ歩行大会に参加しました。昨年は75キロリタイヤとなり、ゴール地点で一緒に歩いた仲間たちが 足を引きずりながらも
完歩していく姿を応援しつつ、来年こそはという思いがありました。今年は 昨年の経験をふまえ 練習、準備を整え本番の日を迎えました。 当日は能登鉄道を100キロ歩行参加者にて鉄道ジャックし、スタート地点七尾まで。 いざ、スタート。
前半の50キロ、なんと体が軽いことか。ほぼ、ノーダメージで、55キロチェックポイントに到着。後半戦はさらに調子が上がり、軽いジョギングモードへ。70キロポイント到着、まだまだ余力十分で残り30キロ。
ところが、壁は突然やってきた。昨年リタイヤした75キロ付近にてピタリと足が止まる。なかなか前に進まない。
これからは、昨年の自分と今年の自分の戦い。昨年は止めようとする考えが頭をいっぱいにしたが、今年は歩ききる思い、自分に負けたくない思いが頭を占拠。なんとか80キロポイントまでたどり着く。壁は乗り越えた。 あとはただゴールを目指すのみ。
医療チームのおかげで調子も戻り、歩いたり、ジョギングしたりの残り20キロ。最後のゴールもジョギングしながらフィニッシュ。
昨年の自分にリベンジ!問題は100キロという距離ではなく自分自身であったことに気がつく。止めるのも自分、続けるのも自分。
あたり前のことが、ストレートに胸に響く。この思いを共通したく、仲間をサポートしながら来年は歩く思いでいる。
サポートスタッフに入るのは、一番思いを共通したい奥さんと夫婦で完歩してからにしようと計画中である。
No68 nakano