100km歩行に参加して 谷内 悠希
今年私は最初参加する気はなく、まわりから出よう♪と誘われても拒否し続けていました。しかし、参加確認のメールが届いた夜…私は研修真っ只中。なんでもやるぞー!とやる気に溢れた状態だった私は、うっかり「参加します!」と元気良く返信をしてしまったのです。3日後にはなんで出るなんて言ったんだろう…と後悔もしましたが、理由はどうであれ宣言してしまったからにはやるしかない!100km歩ききれるか不安だけど、まずはおととしの記録以上は歩く!と決めました。
本番の日。35kmくらいまでは元気でした。まだまだ歩けるぞと思っていました。しかしペースが遅いようで…ペースを上げると息も上がって足にも痛みが走る、しかしゆっくり歩くと時間に間に合わない。自分のペースで歩きたいと思う自分と早く歩かなくてはと思う自分が戦っていました。
しかしなんとかやまじゅうまで歩ききり、記録更新!その後は気が抜けてしまったのか…ペースが上がらない。このままだと間に合わない、一緒に合わせて歩いてくれている社長も失格になってしまうということで、53km地点でリタイアを決めました。
今回学んだことは、生半可な決意では、目標を達成する、困難を乗り越えることは絶対にできないということです。私には絶対100km歩く!という決意が足りませんでした。
しかし今回も多くの感謝に出会うことができました。私の遅いペースにずっと合わせてくれた社長達に感謝、応援してくれた他の参加者・サポーターの方に感謝、夜遅くに応援に来てくれたみなさんに感謝、少ない人数でお店をまわしてくれたスタッフに感謝、そして一緒に参加し見事歩ききったほかのメンバーに感動・感謝です★ありがとうございました!
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ゼッケンNO 348 小林佑輔
100kmは1人では歩けませんでした。
心が折れかけた時に他の参加者やサポーターの皆さん、車から「がんばれ」と声をかけられる度に救われました。
また、完歩できたのはペースメークをお願いした人たちのおかげです。-47km地点ではまさか歩けるとは思っていませんでした。本当に感謝しています。
自分より千田さんが完歩できたことに感動しました。
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100km歩行を終えて
松島 純也
まず最初に、100キロを歩くということをかなり甘く考えていた自分がいたことを、歩きながら反省していました。しかし本番前に少しでも練習していたら、100キロ歩
行には参加しなかったかもというぐらい、歩くことの大変さを身をもって知りました。
歩き始めて最初の頃はまったく余裕でしたが、第一チェックポイントに近づくにつれて段々と辛さがでてきました。そして第二チェックポイントに向かう途中に、かなり挫折してしまいそうになりました。それからは、頭の中にリタイアの文字がチラホラとよぎっていましたが、前を歩く内定者の二人や先輩の姿を見ると、やはり負けるわけにはいきませんでした。そんなこんなで徐々に徐々にゴールに近づいていくことが出来ました。また歩いている道のりの途中途中には、応援に来てくださった会社の人たちの差し入れや大会のボランティアの方たち、炊き出しをしてくださった方々に本当に助けられました。特に、おでんや炊き出しのめった汁などのおかげで、冷えた体を温めることができ、次に進む活力がわきました。しかし、ジャージとヒートテックを借していただいたことが一番の救いで、この二つを借りていなければ間違いなくリタイアしていたと思います。
ゴールする瞬間は、やっと温かいお風呂に入れると思いながらゴールしたことを、おぼえています。100キロを完歩して、すごい達成感につつまれると想像していたので、若干期待はずれでした。しかし完歩した翌日からの筋肉痛で、100キロ歩いたんだという優越感も若干ありました。
この100キロ歩行で、改めて自分が負けず嫌いなのと、車のありがたみなどを実感することができました。