開径待佳賓

本の感想、英語(TOEIC)や技術系の勉強の進捗等

ITパスポート試験

長らく放置中でしたが、職場の指示でITパスポート試験を受験したので、超久々に備忘録。

家庭と業務でなかなか勉強する時間が取れない状況で、
試験本番の2日前よりモデルナ2回目の副作用による発熱に苦しみながら勉強開始。
限られた時間の中で確実に結果を出すために、
過去問題を解く→間違えたor理解できなかった問題で出てきたキーワードについてテキスト(職場で配布された「よくわかるマスター」)の索引経由で調べて理解する(それでもわからない場合はGOOGLE検索で調べる)
を繰り返すという手段で取り組みました。
物事を体系的に理解したい私の性格的には
正直このようなやり方はあまり好きではないのですが、時間がないので妥協。。

結果は以下のような感じでした。

■過去問題結果
年度:全体得点(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)
令和3年度:54/100(22/35、13/20、19/45)
令和2年度:76/100(26/35、15/20、35/45)
令和元年度秋:75/100(24/35、14/20、37/45)
平成31年度春:82/100(28/35、18/21、36/44)
平成30年度秋:80/100(28/35、16/21、36/44)
平成30年度春:86/100(29/35、20/20、37/45)

最初に取り組んだ直近の過去問題で不合格という結果で非常に焦りましたが、
それ以降はそれなりに安定した結果が出て、解いている感触としても見慣れた用語が多くなり、
まぁなんとかなるかなと思い本番の試験へ。

■本番試験
本番はCBT試験という、試験会場のPCで解く形式でした。
見慣れない用語が思いの外多くて焦りました。
また、過去問題を解いている際は時間制限は余裕があり、特に時間をしたことはなかったのですが、徹夜明けで頭の回転が鈍いのか、時間がギリギリになってしまいました。
そんな感じで過去問のような手応えもなく不合格だったらどうしようと思いましたが、結果は無事合格。
(CBT試験はその場で結果が一瞬出て、これは素晴らしいと思いました。)

総合評価点:780点
ストラテジ系:790点
マネジメント系:770点
テクノロジ系:740点

感触的には7割後半も解けているとは思えなかったのですが、
CBT試験では、受験者によって異なる問題を受験し、
難易度に応じて統計処理(?)されて最終結果が出るみたいなので、
やや難易度が高い問題パターンを受験させられて、
素の点数よりも上乗せされていたのかもしれませんね。

なにはともあれ結果が出て一安心。
特段システムに関わる業務を直接しているわけでもありませんので、
正直この試験が実務で何か役に立つ気はあまりしなかったのですが、
せっかく少しは勉強したのでこれをきっかけに
情報処理技術者試験やら応用情報技術者試験も受けてみるのも一手かなぁと思いました。
が、結局手が回らない予感大。

そして、次回更新はいつになるのやら。。

第三種電気主任技術者試験・法規(本番)

以下の記事で本番へ向けた準備状況をまとめましたが、
この記事では当日の試験について。

以下の記事でまとめたように、
不安を多少を残しつつとはいえ
過去問題・予想問題とほとんど合格ラインはクリアしてきたので
よっぽどのことがない限りなんとかなるだろうと思いつつ、
平成24年みたいな初見問題続出の運ゲー問題だけは避けて欲しい、
普通に受験生の努力が反映される問題であってほしいと祈りつつ本番。

◯×はオーム社の速報より。

<A問題>
問1(初見)◯(まぐれ)
いきなり初見の問題で焦る。
送電線の(ア)が変電所あることから3択までは容易に絞れるもそこから全く絞れず。
配電の説明で「送電線路」という言葉が出てきて、
日本語的に(イ)には「電線」よりも「電線路」の方が対称性があるかなぁという
あやふやなフィーリングで(5)を選択したら運よく正解。


問2(初見)◯(ややまぐれ)
またしても初見。そもそも「電気関係報告規則」なんて聞いたことがないぞ。。
平成24年の悪夢の再現では・・・と嫌な予感が。
条文は一切わからないものの、報告が必要な内容としては、出力と電圧だろうということで(5)を選択。

問3(定型)×
(3)の選択肢の「非常用予備発電装置"以外"」の以外を読み落とす痛恨のミス。。。
今年のようなパターンで定型問題を落とすのは痛い。

問4(初見)×
許可と承認と登録のどれが良さげか悩む。
最初は、登録でいくも(登録調査機関や登録検査機関とか法令に基づく登録はよくあるため)
純粋に日本語としては承認の方がしっくり来るかなぁと思い直して不正解へ。。
いや、これはやっぱり条文知らないと無理。

問5(定型)◯(自信あり)
これは典型的な問題なので楽勝。

問6(定型)◯(やや不安)
これもよく出る低圧の電路の絶縁性能も、対地電圧なのか最大使用電圧の2択で悩む。
確か対地電圧だったような記憶があるも、問題でもここが問われた記憶がなく、
不安を残しつつ対地電圧も選ぶ。結果は正解。

問7(初見)×
防護措置の用語の定義なんて全くの初見。
絶縁物に収めるのが自然かなぁと思って選ぶも全く的外れ。。

問8(過去問で類題あり)◯(やや不安)
定型というほどでもないものの、過去問題でほぼ同様の問題がでたことがあり、
過去問では湿度を選んで撃沈したことは覚えていたため、温度で3択まで絞り込む。
酸素による酸化によって劣化が起こるということから、
溶け込むのは絶縁体ではなく空気かなぁと不安を残しつつも絞り込む。結果は正解。

問9(初見)◯(完全なるまぐれ)
低圧屋側電線路はこれだけ法規に出てきたものの、高圧屋側電線路なんて見たことがないぞ。。
全然わからないものの何となく展開した場所のほうがいいかなぁ、ケーブルの方がそれっぽいかなぁと
2mの例外が6mと10mだと前者のほうがこれまでの経験上それっぽいかなぁと。
こんな感じでほとんどフィーリングで選んだら正解。これを完全なるまぐれという。

問10(初見)◯(まぐれ)
低圧幹線自体は頻出も今回は殆どが初見の条文。
唯一bはこれだけ法規で2.5倍だったのを覚えいていたのでなんとか2択まで。
直近上位と115%以下だと前者のほうがそれっぽいなぁとフィーリングで選んだら運よく正解。

<B問題>
A問題が初見続出の悪夢のような展開で、
これはB問題を落とせないぞとプレッシャーが。。

問11(変則的定型) (a)(4)◯(やや不安) (b)(3)◯(やや不安)
風圧荷重自体は超頻出問題で楽勝かと思うも、
絶縁体の厚さが考慮された問題は見たことがなく
この厚さは当然考慮するべきなのか悩む。
とりあえず、絶縁体の厚さを考慮した場合とそうでない場合を両方計算したところ、
考慮した場合は(a)(b)とも適当な選択肢があったものの、
考慮しない場合(b)の計算結果が8.82となり選択肢の8.9と微妙に数字が合わないことから
多少不安を残しつつも絶縁体の厚さを考慮しないといけないと判断。

問12(定型) (a)◯(自信あり) (b)◯(自信あり)
需要率と負荷率の超頻出問題でこれは何の問題もなし。

問13(初見) (a)◯(完全なるまぐれ) (b)×
いくら読んでも問題の意味が分からない。。

(a)は与えられた情報と数字からあれこれ実験的に計算してみると
100/(160*0.6)*6600=6875
となって、正解選択肢と数値が一致したので選択したら正解。
何も理解していないので完全なるまぐれ。

全体としては75点となんとかなった模様ですが、
記事をご覧いただければ分かるように、
平成24年を彷彿とさせるような初見の問題続出で自信を持って正解できた問題はほとんど皆無で
ホントに冷や汗モノでした。。

こういう初見問題続出パターンでは
対策してきた人とそうでない人の差があまり出ない(運ゲー的要素が強くなる)ので
資格試験としてどうなんだろうなぁというのが正直な感想です。
私は結果的には合格ラインには届いていたと思われますが、
フィーリング、要するにまぐれでの正解が非常に多く、
ちょっとした気分では不正解の選択肢を選んだ可能性は否定できません。
実際に、そのように正解から不正解の選択肢を選んでしまった問題もありましたし。

なお、『これだけ法規』に載っていないところからの出題が目立ったのですが、
他の参考書であればそうでもないのかもしれません。
法規の初見問題の多さを考えると、
出題範囲全体をカバーするような参考書があればそっちで勉強したほうがいいかもしれません。

何はともあれ、ようやくこの試験から開放されてホット一息です。(正式な合格発表はまだ先ですが)

第三種電気主任技術者試験・法規(準備経過)

昨年4月の異動後多忙のため長らく放置していましたが、
第三種電気主任技術者試験(通称電験三種)の試験を受験してきたので久々に更新。

2年前に友人と一緒に勉強して受験した際に
理論、機械、電気に合格したものの
全く傾向の違う問題が続出した法規で撃沈。

昨年は多忙のため全く勉強時間が取れずに
完全に一夜漬けで残った法規に挑むも案の定撃沈。

科目合格有効期間の関係でなんとか今年はパスをせねばと
なんとか暇を見つけては勉強して法規へ三度目の挑戦。

この記事では本番へ向けてどのような準備をしてきたのかを振り返ります。

◯これだけ法規(1周目):6~7月くらい
昨年度までの知識が完全にほぼリセットされており、
また最新版の法令が必要と考え『これだけ法規』を春先に入手し、
2ヶ月ほどかけて問題は例題からチャレンジ問題まで全て解きました。

◯過去問題12年(1週目):8月上旬
これだけ法規をとりあえず1周した成果を確認しようと過去問にチャレンジ。
2年前に買った電気書院のものに加えて
実際に自分が受験した最新2年分を一気に解きました。
結果は以下のとおり。( )は合格基準点

H14 78点(60.00点) ◯
H15 94点(60.00点) ◯
H16 88点(57.58点) ◯
H17 63点(55.00点) ◯
H18 69点(57.00点) ◯
H19 63点(55.00点) ◯
H20 82点(60.00点) ◯
H21 55点(55.00点) ◯
H22 44点(55.00点) ×
H23 61点(54.20点) ◯
H24 50点(51.35点) ×
H25 70点(58.00点) ◯

最初は『これだけ法規』を回した成果でこのまま楽勝かと思ったのですが、
年々どんどん難しくなっていって
特に近年は過去問題と類似問題が殆ど出ておらず
これは非常にヤバいと1ヶ月前になって焦り始めました;;

◯予想問題集(オーム社)(1週目):8月中旬
近年の法規の特徴は過去問題の類題がほとんど出題されないことで
参考書・過去問題を完璧にしても受かる保証がないことを痛感し、
見慣れない条文での出題に慣れようと予想問題集に手を出すことに

予想問題(1) 61点
予想問題(2) 62点
予想問題(3) 69点

なんとか合格ラインには乗っているものの、非常に危うい結果。
しかし、新たに手を広げる時間もないため、
残り2週間(勉強できるのは基本週末だけ)はこれまでやってきたことを徹底的に復習することに

◯これだけ法規(2周目):1週間前
2周目ということもあり休日を使って一日ですべての問題を解き切りました。
ミスったのは確か1問だけ。

◯過去問題12年(2週目):試験前日
前日は過去問題をもう1周。←○○点は1週目

H14 85点←78点(60.00点) ◯
H15 75点←94点(60.00点) ◯
H16 88点←88点(57.58点) ◯
H17 88点←63点(55.00点) ◯
H18 67点←69点(57.00点) ◯
H19 75点←63点(55.00点) ◯
H20 82点←82点(60.00点) ◯
H21 94点←55点(55.00点) ◯
H22 76点←44点(55.00点) ◯
H23 68点←61点(54.20点) ◯
H24 56点←50点(51.35点) ◯
H25 88点←70点(58.00点) ◯

平日勉強時間が皆無のため復習が不十分で相変わらず
試験前日にも関わらず点数が不安定でした。
ともあれ、これだけやると見慣れた問題への対応力はやはり上がる模様。
そういう意味では、平成24年は他の年と全く違う問題だらけのため、
問題そのものの記憶があるか、
あるいは条文そのものを覚えていない限りどうしようもない問題だったということがよく分かります。

◯これだけ法規(3周目):前日
過去問題の復習も兼ねてこれだけ法規を3週目。

◯予想問題集(電気書院)(初見):前日
試験当日に備えて初見の問題も一応前日にやっておこうと一気に。

予想問題(1) 76点
予想問題(2) 88点
予想問題(3) 64点
予想問題(4) 81点
予想問題(5) 94点

結果はまずまずも、オーム社の予想問題に比べてちょっとぬるかった気が。
ていうか、本番を想定した初見の問題への適応力を測るために取り組んだのに
過去問題と同じような問題ばっかりでした;;

◯予想問題集(オーム社)(2週目):当日
まだ復習していなかったオーム社の予想問題を当日朝に。

予想問題(1) 86点←61点
予想問題(2) 88点←62点
予想問題(3) 63点←69点

本番直前の予想問題(3)で大失敗し縁起が悪い。。
ただこれはB問題の問11が悪問のように感じました。
電線のたるみを求める公式は
これだけ法規によると、安全率を考慮した許容引張荷重で計算するはずなのですが、
この問題ではただの張力をそのまま使わないと解けないのですね。

◯試験本番
不安を多少を残しつつとはいえ、
過去問題・予想問題とほとんど合格ラインはクリアしてきたので
平成24年みたいな見慣れない条文続出パターンでない限り
まぁなんとかなるだろうと思いつつ本番へ。
本番はまた別記事。

TOEIC IP結果

2月に入ってから仕事の多忙もあって
ブログに手が回らず。
3月頭にIP試験を受けましたが、
925(L485 R440)と
1月に受けた本試験とほぼ同じ結果でした。

話は変わって、3月中旬に仕事で英国に出張する機会があったのですが、
打ち合わせで全くと言っていいほど現地の方の英語を聞き取ることができずに凹みました。
上司は内容をある程度理解されていたのですが、
上司いわくTOEICスコアは私の方が上とのことでしたので、
業界専門用語と背景知識で聞き取れなかった部分を補完できる能力が
必要なのかなぁと実感しました。
正直体力的にも精神的にもきつい出張でしたが、
もっと実用的英語力を強化していかないといけないなぁと改めて感じさせられたという意味で
いい機会だったと前向きに捉えていきたいと思います。

4月からは異動で全く別の職場に行くことになりました。
勉強時間をどの程度確保できるのかが不安ではありますが、
仕事内容に囚われずに広い視野でスキルアップしていきたいと思います。

第177回TOEIC公開テスト結果

先日受験したTOEICの結果が出ました。

TOEIC177






 なんとまさかの自己ベスト更新。ただ、試験直後にリスニングのPart3があまりに聞き取れなくて凹んでいたわけですから、リスニングは運でブレる上限に近い結果が出たんじゃないのかなと思います。
 結果的そのものは個人的に目標としていた920を超えたものの、性格的に再現性のない結果には納得出来ないため、自分の実力でいつでもこのレベルのスコアを安定して出せるようにこれからも頑張っていこうと思います。
PROFILE
HN:0001、いち
一応技術系の仕事をしています。
時代の変化に対応できる普遍的な能力を獲得できるよう、日々精進中です。

TOEIC
'09.06 645 (L305 R340) IP
'10.05 770 (L370 R400) 154回
'10.09 830 (L400 R430) 157回
'11.05 780 (L395 R385) 162回
'11.06 840 (L435 R405) IP
'11.11 895 (L465 R430) IP
'12.01 900 (L445 R455) 168回
'12.06 835 (L??? R???) IP
'13.01 930(L485 R445)177回
'13.03 925(L485 R440)IP

その他
'11.09 QC検定2級合格
total 85%(手法87% 実践81%)
'11.09 QC検定1級不合格
total 75%(手法60% 実践89%)
'12.03 QC検定1級合格
total 72%(手法67% 実践77%)
'12.09 電験三種科目合格
理論○、電力○、機械○、法規×