以下の記事で本番へ向けた準備状況をまとめましたが、
この記事では当日の試験について。

以下の記事でまとめたように、
不安を多少を残しつつとはいえ
過去問題・予想問題とほとんど合格ラインはクリアしてきたので
よっぽどのことがない限りなんとかなるだろうと思いつつ、
平成24年みたいな初見問題続出の運ゲー問題だけは避けて欲しい、
普通に受験生の努力が反映される問題であってほしいと祈りつつ本番。

◯×はオーム社の速報より。

<A問題>
問1(初見)◯(まぐれ)
いきなり初見の問題で焦る。
送電線の(ア)が変電所あることから3択までは容易に絞れるもそこから全く絞れず。
配電の説明で「送電線路」という言葉が出てきて、
日本語的に(イ)には「電線」よりも「電線路」の方が対称性があるかなぁという
あやふやなフィーリングで(5)を選択したら運よく正解。


問2(初見)◯(ややまぐれ)
またしても初見。そもそも「電気関係報告規則」なんて聞いたことがないぞ。。
平成24年の悪夢の再現では・・・と嫌な予感が。
条文は一切わからないものの、報告が必要な内容としては、出力と電圧だろうということで(5)を選択。

問3(定型)×
(3)の選択肢の「非常用予備発電装置"以外"」の以外を読み落とす痛恨のミス。。。
今年のようなパターンで定型問題を落とすのは痛い。

問4(初見)×
許可と承認と登録のどれが良さげか悩む。
最初は、登録でいくも(登録調査機関や登録検査機関とか法令に基づく登録はよくあるため)
純粋に日本語としては承認の方がしっくり来るかなぁと思い直して不正解へ。。
いや、これはやっぱり条文知らないと無理。

問5(定型)◯(自信あり)
これは典型的な問題なので楽勝。

問6(定型)◯(やや不安)
これもよく出る低圧の電路の絶縁性能も、対地電圧なのか最大使用電圧の2択で悩む。
確か対地電圧だったような記憶があるも、問題でもここが問われた記憶がなく、
不安を残しつつ対地電圧も選ぶ。結果は正解。

問7(初見)×
防護措置の用語の定義なんて全くの初見。
絶縁物に収めるのが自然かなぁと思って選ぶも全く的外れ。。

問8(過去問で類題あり)◯(やや不安)
定型というほどでもないものの、過去問題でほぼ同様の問題がでたことがあり、
過去問では湿度を選んで撃沈したことは覚えていたため、温度で3択まで絞り込む。
酸素による酸化によって劣化が起こるということから、
溶け込むのは絶縁体ではなく空気かなぁと不安を残しつつも絞り込む。結果は正解。

問9(初見)◯(完全なるまぐれ)
低圧屋側電線路はこれだけ法規に出てきたものの、高圧屋側電線路なんて見たことがないぞ。。
全然わからないものの何となく展開した場所のほうがいいかなぁ、ケーブルの方がそれっぽいかなぁと
2mの例外が6mと10mだと前者のほうがこれまでの経験上それっぽいかなぁと。
こんな感じでほとんどフィーリングで選んだら正解。これを完全なるまぐれという。

問10(初見)◯(まぐれ)
低圧幹線自体は頻出も今回は殆どが初見の条文。
唯一bはこれだけ法規で2.5倍だったのを覚えいていたのでなんとか2択まで。
直近上位と115%以下だと前者のほうがそれっぽいなぁとフィーリングで選んだら運よく正解。

<B問題>
A問題が初見続出の悪夢のような展開で、
これはB問題を落とせないぞとプレッシャーが。。

問11(変則的定型) (a)(4)◯(やや不安) (b)(3)◯(やや不安)
風圧荷重自体は超頻出問題で楽勝かと思うも、
絶縁体の厚さが考慮された問題は見たことがなく
この厚さは当然考慮するべきなのか悩む。
とりあえず、絶縁体の厚さを考慮した場合とそうでない場合を両方計算したところ、
考慮した場合は(a)(b)とも適当な選択肢があったものの、
考慮しない場合(b)の計算結果が8.82となり選択肢の8.9と微妙に数字が合わないことから
多少不安を残しつつも絶縁体の厚さを考慮しないといけないと判断。

問12(定型) (a)◯(自信あり) (b)◯(自信あり)
需要率と負荷率の超頻出問題でこれは何の問題もなし。

問13(初見) (a)◯(完全なるまぐれ) (b)×
いくら読んでも問題の意味が分からない。。

(a)は与えられた情報と数字からあれこれ実験的に計算してみると
100/(160*0.6)*6600=6875
となって、正解選択肢と数値が一致したので選択したら正解。
何も理解していないので完全なるまぐれ。

全体としては75点となんとかなった模様ですが、
記事をご覧いただければ分かるように、
平成24年を彷彿とさせるような初見の問題続出で自信を持って正解できた問題はほとんど皆無で
ホントに冷や汗モノでした。。

こういう初見問題続出パターンでは
対策してきた人とそうでない人の差があまり出ない(運ゲー的要素が強くなる)ので
資格試験としてどうなんだろうなぁというのが正直な感想です。
私は結果的には合格ラインには届いていたと思われますが、
フィーリング、要するにまぐれでの正解が非常に多く、
ちょっとした気分では不正解の選択肢を選んだ可能性は否定できません。
実際に、そのように正解から不正解の選択肢を選んでしまった問題もありましたし。

なお、『これだけ法規』に載っていないところからの出題が目立ったのですが、
他の参考書であればそうでもないのかもしれません。
法規の初見問題の多さを考えると、
出題範囲全体をカバーするような参考書があればそっちで勉強したほうがいいかもしれません。

何はともあれ、ようやくこの試験から開放されてホット一息です。(正式な合格発表はまだ先ですが)