2007年04月12日

蘇民祭りは無形民俗文化財

蘇民祭りはほぼ日本全国に分布しているが、特に岩手県の場合、記録保存のために国指定無形民俗文化財となっている。


黒石寺で、旧暦1月7日夜から明け方にかけて行われる蘇民祭りは、蘇民袋(蘇民将来という護符の一種である、六角柱または八角柱の短い棒が入っている)をふんどし姿の男たちが奪い合う。


厳寒積雪の中で行われる裸の夜祭りで、岡山の「西大寺会陽」・大阪の「四天王寺どやどや」と合わせて「日本三大奇祭」といわれている。


千年以上の歴史を誇る裸祭りで、災厄を払い、五穀豊穣を願う裸参りに始まり、柴燈木登り(ひたきのぼり)、別当登り(べっとうのぼり)、鬼子登り(おにこのぼり)と、夜を徹して行われる。翌暁にまでかけて行われる蘇民袋の争奪戦は、この祭りのクライマックス。厳寒をものともせず、裸の男達が激しく朝までぶつかりあう。


(日本のまつり15選より引用)


旧暦の1月7日とは現在では2月初旬から中旬。
1年の中でも一番寒い時期。
おまけに夜中。


そんななか、ふんどし一丁なのだからかなりの精神力が必要と思われる。
その上、始まる前には身を清めるために頭から水をかぶるという。


「ちょっと出てみようか」
というわけにはいかないだろう。
蘇民祭りのような昔からの伝統を守り続けたいという「男気」のある参加者が目に見えるようだ。


裸祭り。
私の近くでも毎年行われている。


蘇民祭りと同様に御神木を獲得した人は1年間幸福だとされており、地元のメディアも注目している。


毎年参加している友人は「毎年1回のこの日のため」に毎日体を鍛えていて、祭りの1か月くらい前になるとお酒・タバコを断つ。


裸の男たちが異常に興奮してぶつかり合うというのは想像できないくらいの衝撃があるらしく、日々のトレーニングなしでは太刀打ちできないらしい。
そんな彼からは神々しささえ漂うような気が・・・。


私は怖くて一度も見物したことはないが、もし我が家に男の子がいたら必ず参加させたいと思う。

i_chihara at 21:38│clip!