2016年12月05日

『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』前作からもう20年なんだねぇ



一作目からもう20年が経つんですねぇ。ホントに早いもんですよね、劇場に行ったの覚えてますよ。当時はこの『インデペンデンスデイ』やら『ジュラシックパーク』やら、その昔にハリボテの模型やらパペットやらでしか作れなかった映像をCGをふんだんに使ってリアルに描けるようになって、映画の技術が格段に進歩したことが如実に感じられる時代だったなぁ。さてさて、この『インデペンデンスデイ:リサージェンス』は前作から20年後に再び宇宙人が地球を攻めてくるという話です。前作に登場した大統領役のビル・プルマンとか科学者役のジェフ・ゴールドブラムとかも登場します。

ただ、あれから20年で映像の技術はさらに進歩したはずだけれど、全体としては前作ほどスケールを感じない出来上がりになってしまっている気がするなぁ。登場人物も少ないし、登場する場所も少ないし、町を破壊されるシーンも少ないし、世界中で侵略が展開しているというよりも、ごく狭い範囲で起こっているような気がしてしまうのですよね。前作を劇場で観て興奮した記憶があるだけに、ちょっとガッカリな感じだったのでした。



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2016年12月04日

『ラザロ・エフェクト』一応ゾンビ?後半が普通だなぁ



若い科学者たちが実験をしていて、死者を甦らせる方法をみつけてしまい、偶然に実験の途中で心臓が止まった仲間を甦らせるのだけれど、甦った人の様子がおかしくなって…前半はSF色が濃い作品なのかな?と思わせる感じもあって、微妙に期待をさせるのだけれど、後半になるとただのホラーになっちゃうかなぁ。死者を甦らせる科学的な実験っていうところはすごく面白いんだけれど、実際にそうなったら何が起こるのかについて、やっぱり現代の人間の想像が及ばないから、結局のところ超能力とかトラウマとか、ホラー映画にありがちな話しか出てこないんだろうなぁ。

そう言えば、昔『フラットライナーズ』って、やっぱり若い科学者が生と死の境界を越えようとする映画がありましたよね。あれも似たような感じの流れではあったけれど、最後にホラー映画になっちゃうというのではなく、最後はそれぞれが自分の人生を振り返るみたいな話になってましたよね。って、今調べてみたら、ジュリア・ロバーツ、キーファー・サザーランド、ケビン・ベーコン、ウィリアム・ボールドウィンと、相当に豪華なメンバーが出てた映画だったんだなぁ。話を『ラザロ・エフェクト』に戻すと、まぁでも、気軽にホラー映画を楽しみたいと思ったら、別につまらないわけではないから、それなりに楽しめる作品でしたよ。



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2016年12月03日

『蜜のあわれ』これ石井聰亙だったんだねぇ



これって室生犀星の晩年の短編小説をもとにしてるんですね。室生犀星って言われると、どうしても若い頃の作品が思い浮かんでしまうのだけれど、その後もずっと作品を作り続けていたんですね。思い返すと、まだ僕自身も十代の頃に、彼の「性に目覚める頃」とか「或る少女の死まで」とか、感傷的だった十代の小僧にとっては、心臓ドキュンなタイトルが並んでて、おぉ! と思って新潮文庫とかで読んでいた記憶があります。

さてさて、そんな文豪の晩年の作品を監督したのはどんな人だと思ったら、石井岳龍。う〜ん、誰だっけ? と映画を観終わってウィキペディアで調べたら、あ、石井聰亙のことだったか! そう言えば、前に改名したって聞いたような。だから永瀬正敏が出てきたんだねぇ。

ある老作家が少女の姿をした人魚と一緒に暮らすという様子が描かれる現実と空想の間の曖昧な世界を揺らぐような作品です。ただ、やっぱり石井聰亙の作品と考えると、だんだん小さくまとまってきちゃったなぁという気がしないでもない。『逆噴射家族』やら『エンジェルダスト』やら『水の中の八月』やら、得体のしれない力を感じさせる作品をたくさん作ってた人だからなぁ。しかし、結局のところのこの映画の一番の見どころは二階堂ふみのコケティッシュな魅力と可愛いお尻ってことになってしまっているので、昔、石井聰亙が好きだった身からすると、若干淋しい。まぁ、二階堂ふみはホントに可愛いけどね。



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2016年12月02日

『愛のコリーダ』親戚のおじさんのあそこ見てしまった…



15年? いや20年かな、そのくらい振りに、大島渚の『愛のコリーダ』を観直しました。何でしょう、やっぱり若い頃って人間頭がおかしい時期だって気がしますよねぇ。昔この『愛のコリーダ』を観たとき、「すげぇ!」とは思ったものの、「頭がおかしいぞ!」とは思わなかったんです。しかし、今回観返してみたら、いや〜、この二人、一体何やってんだよ、頭おかしいじゃん!!(あ、一応書いておくと、ここで頭がおかしいと言ったのは精神疾患をさしているわけではありません)

も〜、そんなセックスばっかしてたらダメだし、自分の恋人を芸者のお婆ちゃんとやらせたらダメだし、本気で首絞めたら駄目だし、死体のポコチン切ったらダメでしょ、まったくもう!!

さらに言えば、作品中から何かこちらの頭を麻痺させる非常に濃厚な何かが漂ってきて、観ていてこちらまでおかしくなりそうになってきます。あと、かつては修正版でみたんですけれど、今回はそうではなかったので、ほら、あれが。

藤竜也なんてものすごく沢山映画に出てますし、昔からずっと馴染んできたダンディな知り合いのおじさんみたいなもんなわけですよ。その知り合いのおじさんのギンギンになったアソコがこれでもかというくらいに何度も何度もアップで映るんです。むしろ女性器の方は全然出てこない。ま、テーマがテーマだからそうなんだろうけれど、知り合いのおっさんのあそこを観てしまったような、何だか変な気まずいような気持ちにもなったりして。

インパクトがあるのは確かですよねぇ。今でもそうなのだから、当時はなおのことそうだったでしょうねぇ。いやはや、何か論じようかと思ったものの、頭が麻痺して回らない感じだから、観てて頭がおかしくなりそうな映画だったという感想だけにさせてもらおう。

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2016年12月01日

ASKAのこと。On Your Mark ! 私たちは血を吐きながら繰り返し飛ぼうとする鳥だ!

ASKAがまた捕まっちゃいましたねぇ。やっぱり薬物中毒から抜け出すのはすごく大変なことなんだなぁ。でもこの件についてのマスコミの報道は明らかにやり過ぎな気がして、何だか観ていてあんまり気持ちがいいもんじゃないですねぇ。

前も書いたけれど、CHAGE&ASKAの曲って言うと、僕はいつもこの宮崎駿が監督をしたPVを思い出すんですよ。じっくり聴いて最後まで観てほしいんだけど、本当によく出来てて、こんなに短いんだけど、まるで一本の映画みたいなんですね。

話は放射能に汚染された世界で、宗教団体につかまっていた天使を警察が助け出すんだけれど、今度は警察に閉じ込められてしまうことになって、その天使を2人の警察官(微妙にCHAGEとASKAを意識した顔してる)が救い出そうとするっ て話で。観てると分かると思うけど、一度救出に失敗して、なぜか時間が巻き戻って、途中から時間が繰り返されるんだよね。その繰り返しで落下してしまうはずの車が飛び始めるところが、つまり別の時間が流れ出すところが感動的で。一番最初に観たときには泣きそうになってしまった。

これだね↓↓


On Your Mark 投稿者 gulfchannel

実はこのPVは宮崎駿のDVDボックスに収められるはずだったんだけれど、それが発売する直前になって、前回のASKAの騒動が起こって、発売元のディズニーがこの作品を入れるのはやめるって言ってきたらしいんだ。でも、スタジオジブリは気骨のある頑固ジジイたちの集団だから、そんなこと納得がいかない!と怒って、何とそのDVDボックスを買った人たちに無料でこのPVだけが含まれたDVDを配布したんだって。おぉ、 さすがジブリだ! 世の中全体を流れる批判されることばかり気にしてしまう風潮に負けない!

この2人の警官がとった天使を逃がす行動を宮崎駿監督はインタビューで「私達は血を吐きつつ、繰り返し繰り返しその朝を越えてとぶ鳥だ!!」というマンガ版のナウシカの言葉と同じだと説明をしていて、そして「状況に全面降伏しないで、自分の希望、ここだけは誰にも触れさせないぞというものを持っているとしたら、それを手放さなければならないのなら、誰の手にも届かないところに放してしまおうという、そういうことですよ」って言っている。

今、久しぶりにこのPVを観直して宮崎駿の言葉を思い出すと、もちろん自分のせいも大きいんだろうけれどどんどん周りから追い詰められていってしまったASKAが、ここだ けは誰にも触れさせないぞというもの、つまり自分の楽曲を必死で完成させようとしていたということにつながっているような気がしてくるよ。あのPVはナウシカの言葉の通り、希望を逃がすために何度でも繰り返し繰り返し飛ぼうとする話だから、何がどこまで嘘で本当なのか分かんないけれど、ASKAも何度でも繰り返しやり直して、作品を世に放とうとしてほしいなぁと思ったのでした。

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2016年11月11日

『エルサレム』イスラエル旅行をした気持ちになれる!



手持ちカメラの撮影で臨場感をあおって、非現実的な恐怖体験を描くという点では、むしろこちらの方が正規の続編よりも『クローバーフィールド』っぽいと言えるかもしれない。まずこの作品で目の付けどころが面白いのは、ハンディカメラではなく、スマートグラスで見た映像としたところ。スマートグラスって使ったことないんだけれど、実際にあんなふうなのかなぁ。なかなかそのスマートグラスの映像が面白い。そして、もう一つがエルサレムの旧市街というかなり独特な空間を舞台としたところ。やっぱりロケーション撮影された映画の魅力ですよねぇ、この映画の前半は本当にエルサレムに観光をしたような気分になれるような臨場感です。そう、スマートグラス体験とイスラエル観光体験の二つを味わえてしまう。それだけではなく、後半には死者がよみがえって人を襲ってくれたりもするという、なんたる盛りだくさん。死者がよみがえると言っても、羽が生えたりするので、ゾンビというよりも悪魔って感じですね。羽の生える瞬間のシーンとかもなかなかカッコいいんですよね。そういうわけで、登場する二人の女の子はどっちもあんまり好きになれない感じだけど、映画自体はお薦めなのです。



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2016年11月10日

『10クローバーフィールド・レーン』オチが分かってるからなぁ



『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のような手持ちカメラを使った制作費の安い映画化とみせかけて、最後に思いっきりCGを使ったモンスターが登場して意表を突くという『クローバーフィールド』の続編。ただ、続編と言うものの、話の内容は全然違うし、撮り方も全然違うし、続編だと思う必要も特にないかもしれないくらいである。

もともとこの作品は手持ちカメラでは撮影されず、映画の前半はどちらかというとソリッドシチュエーションのサスペンス。交通事故にあって目覚めたら見知らぬシェルターにいた女性が、何とかそのシェルターを支配する男の手を逃れてそこから脱出しようとするさまが描かれます。で、そこまでで外で何が起きているのかの情報は全然ないんですよね。

そして、やっと抜け出したと思ったら、得体のしれない巨大な宇宙人が闊歩してんじゃん! あぁビックリ! というのが本作。ただ、前作をすでに見ている人には、最後は巨大宇宙人が出るんだろ?って分かっちゃってるから、その意味ではあんまりインパクトがない展開だったりするかなぁ。あと、宇宙人の暴れっぷりも前作と比べるとちょっと物足りないかも。



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2016年11月09日

広島カープの優勝パレードに行ってきました!!

小学校の頃に親に野球に連れて行ってもらえることになって。昔って新聞屋さんが毎月集金に来てたじゃないですか。その集金の人に頼むと野球のチケットをくれたりしたんですよ。でも、巨人戦はもらえないんです。うち、朝日新聞だから。大抵は神宮球場のチケットで。

最初にもらったのが、ヤクルト×広島の三塁側席だったんですよね。広島は確か、2位だったんですね。そのときまであんまり野球は知らなかったんですが、2位のチームなら強いに違いないと、神宮に行って広島カープの応援をしたんですね。そうしたら、当時は不動の4番だった山本浩二がホームランを打って広島が勝って。それをきっかけに広島を応援してたら、その年には何と優勝しちゃったんです! 阿南監督のときですよね。日本シリーズでは相手が西武で、3連勝の後の4連敗で敗れてしまいましたが。

そんなわけで、最初に野球を観に行ったときの、カッコいい広島、強い広島のイメージが脳裏に焼きついたんですね。その後、山本浩二や衣笠はすぐに引退しちゃいましたが、何といっても、北別府、大野、川口、長富、金石、さらには津田といった投手陣たちのカッコよさ! もともと僕はひねてて誰もが応援してるものを応援するのはつまんないって思うところがあって、東京には広島ファンなんて少ないので、以来ずっと孤独な広島ファンを続けてきました。

その後、もう一度だけ、山本浩二監督のときに優勝しましたねぇ。あれから、バッターでは小早川、江藤、前田、野村、あるいは今監督の緒方なんかが出てきましたし、阪神の監督になった金本、そして今も現役の新井。金本は広島時代はかなり応援していたので、阪神に行ってしまってショックでしたね。ピッチャーでは大野、川口なきあとには、黒田が活躍し、黒田が大リーグに行くのと交代するかのように、前田健太が活躍するようになりました。そのマエケンが大リーグに行ってしまい、黒田も引退ですが、野村や大瀬良がきっとこれからのカープの投手陣をささせてくれるのでしょう。

とは言っても、勝てなかった。いつしか、優勝とかはしないものというか、広島には関係のないものというような気がしてきて、勝てないことに悔しさも感じないようになって来ていました。たまに強い時期があっても、どうせこの時期だけでしょ、またすぐ落ちるからとか思っていると、案の定その通りにBクラス入りをして。

ただ、去年の始まりのときには、今年はちょっと違うんじゃないかと正直思いました。黒田が帰ってきて、マエケンは絶頂期を迎えようとしていた。さらには新井も戻ってきて。とは言っても黒田も新井もそんなに長くは現役を続けられないだろうし、前田は大リーグ入りを希望しているという話だし、今年を逃したらもう優勝はないんじゃないか、今年こそ頑張れ!と。しかし、そうして期待をしていたら、CSにも進めず、まさかの前年よりも低い4位。あぁ、やっぱり広島は勝てないなぁ、と。

そう思っていたら、今年ですよ。まさかの、まさかの優勝! ピッチャーではジョンソンは期待通りの活躍でしたが、野村が大活躍! そして、黒田もさすがの10勝! いや〜、生きているうちに再び広島の優勝がみられるとは!!

と、ここまでは長かったけれど前置きでした。
そう、先週末、たまたま仕事関係の用事で広島に行ってきたんですよね。そうしたら、ちょうど私がプレゼンテーションをする会場のすぐ前の通りを同じ日にカープが優勝パレードをする!! 何たる偶然だ! これは行けと運命が言っているとしか思えない!!

そう言うことで自分の発表を終えたら、早々に会場を出て、といっても目の前だったんですけれど、平和通りに集った真っ赤な群衆に交じって優勝パレードを見てきました!! 見ましたよ、生緒方! 生黒田! 生新井! 生大瀬良! 生ジョンソン!

いや〜、本当にすごい人だかりでしたよ。調べたら31万人が出たって書いてありましたね。今ウィキペディアで調べたら、広島市の人口って110万くらい? ってことは1/3弱がパレードに参加してる? うっそ、この計算、あってる?

でも、そのパレードのあった後で商店街を歩いてお好み焼き屋を探したんですけれど、まぁパレードがあったあたりのすぐ側だということはありますけれど、確実に道を歩いている人の1/3以上は赤いTシャツを着てましたね! ってか、店員さんとかもカープのTシャツ着てましたね。電気やとかドラッグストアとか、お前んとこ野球関係ないじゃんってところも、みんな赤いユニフォーム着てましたね。街中に何と背番号15が多いことか!

最近はカープ女子とかが出てきて、大分に状況も変わってきましたが、それでも、東京ではカープファンというと、珍獣みたいに見られる時期が続いただけに、こんなに街中がカープ一色の空間を彷徨っていると、本当にこの時期に広島に来られてよかったと感無量なのでした。

パレードの写真をちょっと載せますね。

carp1


黒田と新井ですよ!

carp2
それぞれは誰だか分かんないけど、たくさんやってきました。

あと、カープ坊やが優勝して嬉しくて号泣してる絵があったんだけど。

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か、可愛い...

あ、言っておきますけど、カープ坊やはゆるきゃらなんぞと言うものが流行るずっと前からいたキャラクターだから、ゆるきゃらではない!

そういうわけで、この時期に広島に行かせてくれた運命よありがとう、黒田よありがとう、広島カープよありがとう!

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2016年11月07日

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』途中までは面白いんだけどなぁ



マーベルのアベンジャーズシリーズの新作ですね。『アベンジャーズ2』の後の話が描かれてます。ここでは、もともとあまり仲がいいわけではなかったアイアンマンとキャプテンアメリカがさらに反目し合って、ついにはアベンジャーズたちは二手に分かれて戦うことになります。

話のテーマ的には『スーパーマンVSバットマン』に似ていて、正義の名のもとに主観的な判断で超能力を行使して許されるのか? ということが問題になります。アベンジャーズが暴れたことで、被害をこうむった人たちもいて、彼らはスーパーヒーローだから何をしても許されるってものではないだろという意見も出てきて。それに対して国連は、アベンジャーズが彼ら自身の主観的な判断で行動するのではなく、国連の出動要請のときに出動する形を提案するのですが、それもやむ得ないとするアイアンマンと、そんなことをしたら世界を守ることが出来ないと反対するキャプテンアメリカ。

これ、見ていると、日本人的な感覚なのかどうかは分からないけれど、アイアンマンのが正しいと思うんですよねぇ。やっぱ、いくら最強の力があったって、というか最強の力があるからこそ、勝手にその力を使っちゃ危険でしょう。決を採っていたら間に合わない救えない命があると言ったって、言ってみたら非公式で軍隊を出動させるみたいな話なわけだから。国連からは国連の決議に従えと言われているけれど、アメリカはそんなんじゃ手ぬるいから自分たちだけで兵を出す!と。根本的にアメリカという国は、キャプテンアメリカのような、自分たちの命は自分たちで守るし、そのためには多少な強硬なことも辞さないというのが好きですよねぇ。このあたりのテーマは近年の9.11以後というかイラク戦争以後のアメリカの大きな課題なのでしょう。さらに言ったら、そうした強硬姿勢も辞さないという姿勢がトランプさんの人気につながるのかもしれないし。

さてさて、それはさておいて、映画の方はというと、まぁ、エンターテイメントの映画だからしょうがないのかもしれないが、そうした現代アメリカの持つ根本的な問題を掘り下げていく方にはすすめず、結局は悪役がいてアベンジャーズを分裂させようとしていたというような話に持っていってしまうところが、何とも残念なところだなぁ。ただ、なかなかに見応えがあった映画だということは確かですね。『アベンジャーズ』よりも面白いかもしれない。あと、新スパイダーマンが登場して、彼とアイアンマンとの掛け合いはなかなか楽しめるね。



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2016年11月06日

『イット・フォローズ』志向を凝らしたホラー映画



これは最近は珍しいような、お金はそれほどかかってなさそうだけど、志向が凝らしてあるような、70年代のカーペンターとかを思い出させるようなホラー映画です。

全体的な雰囲気がどこか現実感が希薄なような悪夢のような感じで、そこもまたよく出来てますよね。これ、説明がしづらいんだなぁ。性交渉をして感染すると、何者かに追いかけられているように感じてしまうんですよね。それが本当に追いかけられているのか、追いかけられているように感じているだけなのか、霊体みたいなものが実際にいるのか、そのあたりがはっきりしないんです。そして、はっきりしないで漠然としているからこその恐さがある。そんな漠然とした恐さと、主人公たちの思春期後期の年齢特有の無力感とでも言ったようなものが上手く絡み合っていて、うん、かなり及第点なホラー映画でした。



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2016年11月05日

『モンスターズ/新種襲来』怪獣映画の意味があるのか?



前作、『モンスターズ/新種襲来』はかなり人間ドラマがきっちりとえがかれていて面白い映画だったと、個人的には思ったのですよね。前作の監督はギャレス・エドワーズで、彼はそれが評価されて、アメリカ版の『GODZILLA』の監督に抜擢されましたよね。そうそう、さらに「スター・ウォーズ」のスピンオフの『ローグ・ワン』の監督にも選ばれて、飛ぶ鳥を落とす勢いです。で、この『モンスターズ』の二作目の監督は別の若い人に引き継いだわけなのですね。今度の監督はトム・グリーンという、この人も若い人みたいです。ただ、う〜ん、どうだろう、この映画は。ほぼ、中東を舞台にした反戦のアーティスティックな戦争映画なんです。そこにゲスト的に怪獣が出て来るだけで。多分、多くの人が普通に抱くだろう感想は、これって怪獣いらなくね? なんじゃないかと。怪獣との戦いを描いていて、それが実際の戦争の比喩となっているんであれば、立派な怪獣映画だけれども、人間同士の戦いが普通に描かれていて、その悲惨さが語られていて、それでちょこっとだけ怪獣が出てくる。これは怪獣映画じゃないだろ〜。そんなわけで、もっと怪獣出せ、もっと怪獣を暴れさせろ! と欲求不満になって終わってしまったような作品でした。



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2016年11月04日

『ノック、ノック』血が足りないんだよねぇ



『ホステル』や『グリーン・インフェルノ』のイーライ・ロス監督の新作は、ゴア描写を排除して、なおかつキアヌ・リーブスというスターを起用した作品です。ただ、基本的なテーマは『ホステル』とかと似ていて、スケベ心を出して若い女の子を家に入れちゃったら、とんでもない酷い目にあってしまったっていう感じ。勝手に入ってきた二人組が目的も何も分からないけれどもだんだん増長して酷いことになっていくという展開は、ミヒャエル・ハネケの『ファニー・ゲーム』を思い起こさせる感じ。でも、『ファニー・ゲーム』と比べると、あちらはもう少し抽象的なテーマが隠されてそうな雰囲気だったけれど、こちらはもうスケベ心を出すと酷い目に合うよ、でも、そうは分かってても、男はそれに抗えないものだよね、というような、ま、『ホステル』同様のテーマです。

う〜む、つまらなくはないんだけどなぁ。やっぱり、ゴア描写ってポルノみたいなものですよね。これまでバリバリ脱いでた女優が演技派を目指して脱がなくなったりしたときの、何となく物足りない感じ? そんなのを感じてしまいました。ただ普通にこれだけみたら、けっこうとんがってる映画なんだろうと思うんだけれど、これまでの彼を知ってるだけにねぇ。まだまだ血が見たい!?



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2016年11月02日

ローソンでキン消しを貰う。この年にしてキン肉マンの秘密を知る。

ローソンでチョコレートを買ったらキン消しが貰えるキャンペーンをやってましてね。あ、いや、別にそんなにキン消しが欲しいってわけじゃないんですけど、一応ね、ほら、アシュラマンとかさ、貰っておいた方がいいかなって。

で、おぉ〜、キン消し久しぶりに見たじゃ〜んと、職場の机で残業中に撮影会をしたりしてたんですが、今更キン肉マンに関係した発見があったので、今日はその話を。

あ、撮影会の写真はこんな感じね。

きんけし

カーッカッカ!!
屁のつっぱりはいらんですよ!!

その流れで、キン肉マンの動画を懐かしいなぁと思いながら観たりしたんですよ。そう、昔のキン肉マンって、本題の超人たちのプロレスを観ている外野のふざけっぷりが半端ないですねぇ。どんなにシリアスな戦いをしてても、アデランスの中野さんとか五分刈りの旦那とかキン骨マンとか、めちゃくちゃ馬鹿馬鹿しいことばっかり言ってるんですよねぇ、感心してしまった。

で、新たな発見なんですが、僕は小学校の頃に、根本くん(実名。今何してるのか知らないけど)に、「キン肉マンの最初の主題歌は和田アキ子だよ」って言われたんですよ。そして、流れてるのを聞いたら確かに和田アキ子の声だったんで、キン肉マンの主題歌は和田アキ子なんだなってインプットされて。

そしたら、何と今回調べてみたら、和田アキ子じゃないじゃん、「宇宙刑事ギャバン」とか歌ってる串田アキラじゃん!! うわ、衝撃。根本くんに三十年も騙され続けてた!! ね、根本め!

しかし、実際聴いてみると、和田アキ子の声によく似てるんですよね。ネットで調べたら、キン肉マンの歌は和田アキ子だと思ってたっていう人が僕の他にも結構いるみたいで。案外、根本くんも嘘ついたわけじゃなくて、本人自身がそう思ってたのかもしれないですねぇ。串田アキラはキン肉マンの他にも、富士サファリパークのCMソングでも、和田アキ子だと誤解されることが多いらしい。え〜、僕もそっちも和田アキ子だと思ってた。似た声の人はいるもんですねぇ。(関係ないけど、今、富士サファリパークって書こうと思ったら、間違えて、富士さわりパーク、になってしまっていた。ふ、風俗っぽい...)

さてさて、そのキン肉マンのテーマ曲はこの曲です。和田アキ子みたいに聴こえるかどうか聴いてみてください。



何かもうねぇ、僕の中では和田アキ子が歌っているビジュアルさえ浮かんでますよねぇ。っていうか、和田アキ子って丸顔で唇が熱くて、身体がおっきくて、キン肉マンに似てない?

さて、キン肉マンで新たに知ったことの第二弾なんですが、たまたま欅坂46の衣装がナチスを思い起こさせるという理由で海外の人権団体からクレームがついたというニュースを見て。それを観て、キン肉マン脳になっていた僕としては、あれ、あんな衣装よりも、ブロッケンJr.の方がよっぽど不味いじゃん。しかもブロッケンJr.あの恰好のままでどんどんいいやつになっていってるし。

ブロッケンJr.がよくて欅坂46が駄目なのは、時代の流れっていうことなのかなぁと最初思ったのだけれど、ネットで調べてみたら、ブロッケンJr.も海外ではかなり評判が悪くって、キン肉マンが海外であまり放送されない理由もそこにあるって書いている人がいました。そ、そうだったのか! 

おぃ、ブロッケンJr.正義超人たちの足引っ張ってるぞ!! 

でも、子どもの頃は個人的にはブロッケンJr.は好きなキャラクターだったなぁ。タッグトーナメントのときがもろにそうだけど、噛ませ犬的にやられちゃうことが多いから、もっと活躍すればいいのにって思ってたよ。

そんなこんななキン肉マン話でした。

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2016年11月01日

ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック Vol.4 ゴブリン 「サスペリア」シンクロ・ライヴ!!

少し前にスタジオノアで練習があって、ちょっと早く着いたので、まぁ休憩スペースでちんたらとしてたわけですよね。壁にはベタベタとライヴのポスターが貼ってあって。有名なバンドの出るイベントもあれば、このノアで練習してるんだろうなぁという聞いたことないようなバンドのライヴもあったりして。

そのときふと、「ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロックVo.4」なるイベントを見つけて。何と、あの『サスペリア』や『ゾンビ』のサントラを担当したゴブリンがやってくる!? おぉ〜、まだ活動をしてたんだ、そう言えば十代の頃『サスペリア』のサントラを買ったよなぁと懐かしく思い出して。

ん、ん、しかも、よく見てみたら、単なるライヴではない! 当日は前半がサスペリアを上映しながら、それに合わせてゴブリンが生演奏というシンクロ・ライヴ!! そして後半はベストヒッツショー!このハロウィンの時期に、な、なんて恐ろしい企画なんだ、行くしかないだろ、これは! と言うわけで、言ってまいりました、川崎クラブチッタに。

『サスペリア』のトレーラーを貼っておこう↓↓



そう、ハロウィンの時期だからさぁ、会場が派手なコスプレをした華やかな若者たちばっかりだったら、ちょっとアウェイな雰囲気で入り込めるだろうかという心配もなきにしもあらずだったけれど、実際に会場に入ってみたら、っていうか、どっちかっていうと癖のありそうなロック親父たちばっかりで、あぁ、むしろホームグラウンドじゃんと。キングクリムゾンのTシャツの人も見かけたなぁ、「あ、その公演、僕も行ったよ」みたいな。

『サスペリア』を最後に観たのはもう10年以上前だったんですよね。最初に見たのは多分、18歳か19歳くらいの頃で、そりゃもう半端なく恐かった記憶があります。クラブチッタのバックスクリーンにジェシカ・ハーパーのいかにもホラー映画向きなどこか不安定さを感じさせる姿が映し出されて、しょっぱなの彼女が空港に降り立つシーンからテーマ曲がガンガンにかかってきます。いや〜、痺れますね、ホントにもう。

あの冒頭のシーンって、何が起きてるって考えたら、ただ雨が降ってる日に空港に降りてタクシーに乗ったってだけじゃないですか。にもかからわず、あの半端のない不穏さは、どう考えてもゴブリンのテーマ曲の貢献が大というか、もうあんな曲をかけまくったら反則技のような感じですよね。

生演奏だからか、実際の映画の音楽よりも、音量が大きめなのかな。ゴブリンは3人で演奏してるんですねぇ。やっぱり生で演奏しているから、そちらにも目がいってしまうし、音もいい音出してるしで、その結果、あんまり音楽に気を取られ過ぎると、さほど恐くはなくなるという効果が(笑) まぁ、10代の終わりのときに観てやたら恐かったけれど、もう四十近くなってあんまり恐く感じなくなったっていうのはあるかもしれないですけどね。

そして、前ほど恐く感じなくなってみると、むしろ目につき始めるのが、美術の美しさですね。美しさと言っていいのか、怪しさとか、気味の悪さとかって表現した方がいいのか、とにかく真っ赤とか原色を中心とした室内は、もうこんなとこに住んでたら、彼女たちじゃなくても頭がおかしくなるに決まってるから! と思わせるような素晴らしさ!!

あとは、監督のダリオ・アルジェントは本当にイメージの人で、細かい物語の整合性とか必然性とかってことを何にも考えてないんだなぁともつくづく実感。だって、この映画、天井に蛆虫が湧く必然性ってなくない? 犬が盲人を噛み殺しちゃったのも、そもそも犬が子どもを噛んだのも、何でそんなことが起きたのか、全然説明されてないじゃん!! 多分、ダリオ・アルジェントは蛆虫沢山湧いてるシーンがあったらいいんんじゃないか!とか犬が盲人を噛み殺したらすごいんじゃないか!とか、そういう発想が湧いちゃったら、話の辻褄があってようがあってなかろうが、盛りこんじゃうんだろうなぁ。ラストの魔女みたいなやつの部屋においてあったクジャクの置物も、なんであんな斬新な形の置物があそこに置いてあるのかさっぱり分かんないもんなぁ。

主演のジェシカ・ハーパーは、綺麗な人なんだけれど、絶妙に顔と体型のバランスが悪いような気がしちゃうんですよね。何だろう、別に顔が大きいわけじゃないんだろうけれど、こけしのようなというか、くっきりとした大人っぽい顔立ちに少女の体がついてるっていうか。このジェシカ・ハーパーのアンバランスな存在感がこの映画の怪しげな感じを引き立たせているのは間違いないですよね。ところで、ラストであの館から出てきたジェシカ・ハーパーが雨にぬれる髪の毛をかきあげながら、笑顔になってたような気がするのは僕だけだろうか? あの笑顔は単に逃げ出せてホッとしたからってだけではないような気がするんだよなぁ、何であんな晴れやかな顔してんだろ??

さてさて、そんなこんなで『サスペリア』上映+生演奏が終わって、後半のゴブリンのライヴへ。いや〜、しかし、本当にヒット曲満載ですよ、『デモンズ』『フェノミナ』、『サスペリアPart2』、『オペラ座/血の喝采』とヒット作を次々と演奏していきます。そして、何よりもテンションが上がったのが、そうそう、『ゾンビ』です。『ゾンビ』のテーマ曲の生演奏です。ライヴ版にしたためか、アレンジもさらにカッコよくなって、バックスクリーンには『ゾンビ』の名場面が映し出されて、いや〜、ホントに、生きててよかった。

そう、それと妙にインパクトがあったのが、最初に何だかアラブのダンサーみたいな格好をしたやたらにグラマーなお姉さん(多分イタリア人)が踊りながら出てきてですね、おまけにちょっとずつストリップ的に脱ぎだすわけです(さすがに最後までは脱がないんだけど)。な、何だこれは、クリムゾンのライヴでは考えられない! ただ、すぐに引っ込んでしまったので、最初の曲だけなのかなと思いきや、そのあともちょくちょくと衣装をとっかえひっかえ登場して、最後なんてドラムセットの前に腰かけて足を宙に伸ばしてクルクルさせて、おいおい、ここはどこなんだと。多分、来ているゴブリンファン、プログレファンたちは別にそういうエロを求めてきてるわけじゃないに違いないのだけれど、そういうサービスもしてくれてしまう。イタリア人だ! 

演奏してても、キーボードのクラウディオ・シモネッティは超ノリノリで楽しそうなんです。もちろん、出してる音はやったら不穏で不気味な音なんだけれども、本人やたらに楽しそう! イタリア人だ!

そう、そのクラオディオ・シモネッティは、本当にすごい人ですねぇ、演奏が上手いのはもちろん、めちゃくちゃいろんな音を出してましたし、色んな種類の音楽を混ぜ合わせてやってる感じ。やっぱりサントラをやっている人だから、今度の映画はメタルっぽくしてとか、クラシックっぽくして、とかエスニックにしてとか、そんなふうにオーダーが来たらいかようにもアレンジして、その上でなおかつ、ゴブリン色があるものが作れてしまうんだろうなぁ。実際のところ、『サスペリア』の上映生演奏も貴重な経験だったですが、後半の普通のライヴの方が楽しめたと言ってもいいかも知れない。そのくらいライヴ自体がよかったです。

ライヴ自体がよかったし、時間もかなり予定をオーバーして演奏してくれたみたいで、それに加えて、特典として限定盤CDを貰えて、ストリッパーみたいな姉ちゃんのダンスもついていて、その後でサイン会みたいのまでやってて。おいおい、どんだけサービス精神が旺盛なんだ! イタリア人だ!

って、イタリア人のイメージはそれで本当あってるのか(^_^;)?

しかし、存分に楽しめました。

サスペリアTシャツも買ってしまった。

サスペリアTシャツ


一応、ポスターの写真をつけとこうかな↓↓





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2016年10月27日

『アイアムアヒーロー はじまりの日』長澤まさみのキャラがなぁ



映画の『アイアムアヒーロー』のスピンオフ的なドラマで、長澤まさみがゾンビが発生した日に何をしてたか、みたいなことが描かれています。う〜む、映画も見て原作を読んでいる身としては、もう一歩、この作品の長澤まさみはキャラクターがしっかりしてないような気がするんだよなぁ。何かこう、もっと、チャキチャキした人だったって感じがすんだよ。そして、そういう看護師さんいるよなぁ〜って。でも、このドラマの長澤まさみは何か中途半端なんだよねぇ。あと、演出的にも、ゾンビ映画って、言ってみればドキュメンタリー映画っぽいリアリスティックな演出が生える作品で、この映画ではそれを踏まえてPOV撮影で話が進んだりもするんですが、その一方でいわゆるジャパニーズホラー的な演出もしてたりして、このへんでもちょっと違うような気がしないでもない。まぁ、日本のテレビドラマでそんなしっかりしたゾンビ物をって望む方が難しいのかなぁ。



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2016年10月26日

『ゾンビハーレム』タイトルが悪いねぇ



これって、タイトルがよくない感じがしますねぇ。アメリカの映画だろうと思って観はじめたら、イギリスの作品なんですね。系列的には『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ロンドンゾンビ紀行』と同じような、もっと言ったら、『トレインスポッティング』以来の現代のロンドンの映画の系譜っていうか、そんな作品なんですねぇ。つまりは、ダメな男たちが出てきて、グダグダしつつ、映像は微妙にスタイリッシュだったりしつつ、ブラックユーモアがちりばめられてたりしつつ、みたいな。だから、何かこう、ロンドンっぽい雰囲気のあるタイトルに出来ればよかったのにねぇ、じゃあ、どんなのと言われても思いつかないけれど。そういうわけで、タイトルから想像していたものよりはずっと面白かったなぁ。ただ、せっかく女だけがゾンビになるという設定やら、ふられた男を慰めるための旅行という設定やら、色々面白いのだけれど、最終的にそれをあんまり回収できてないような気もしないでもないかなぁ。そう、女だけがゾンビって日本のマンガ『ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ 』と設定が同じだよね。ただ、あっちは露骨にエログロだけど、こちらはそこまでではないので、家族でも安心して見られる、という違いはあるけどね。



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2016年10月22日

『デッド・ウォーカー』イタリアゾンビだけどあんまり腐ってない



こちらは現代のイタリアのゾンビ映画。イタリアのゾンビ映画と言えば、誰しもが真っ先に思いつくのがルチオ・フルチの古典的な名作『サンゲリア』だと思うんですけど、最近でもイタリアはゾンビ映画を作ってるんですね。ただ、この作品は特にイタリアっぽさが出てるってわけではないかな。そして、ゾンビ自体もフルチの作品のように全身が腐りきってるってわけじゃありません。わりと現代的な最近のゾンビ映画でありそうな感じの展開を集めたような作品です。って、これ誉めてないですね。何て言うか、つまらなくはないけれども、あんまり特徴がないという感じでしょうか。主人公の子どもが襲われる出だしの方とかはけっこうよかったんですよね。これからどうなっちゃうんだろうって。ただ、その後で、よくゾンビ映画でありそうなことをつなげた感じで、焦点が絞れてないように感じましたねぇ。なので、惜しいなって感じの作品。



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2016年10月19日

『ゾンビーバー』正直、意味が分かんないけどねぇ、ビーバーがゾンビって



もうタイトルの通りで、それ以上でもそれ以下でもない感じの、ビーバーがゾンビになったらって映画です。なぜビーバー? 他にもっと色々と恐い動物も可愛い動物もいるだろうに、なぜビーバー? という疑問が脳裏を渦巻くものの、そこはあんまり考えても解決策は見いだせなそうなのでさらっと流しましょう。

田舎のバンガローに女の子たちがやってくるんですね。男に浮気された1人の子を慰めるという理由みたいで。で、その子たちが、どいつもこいつも腹が立つ感じのビッチだったりして。まぁ、アメリカのホラー映画にビッチはつきものかも知れないですが、これがかなりカリカチュアされた形で極端にビッチなわけです。そして、よくポロッとおっぱい出したりするわけです。そして、その女の子に謝りに男たちも来るんだけれど、ビーバー化したゾンビが登場して、みんな逃げ惑って、ビーバーに噛まれた人は、ビーバーゾンビ化してしまんですね。前歯とかが出てきてビーバーっぽい顔のゾンビになる。う〜ん。

ゾンビ化したビーバーのぬいぐるみの安っぽさや、登場人物たちのキャラクターのぐだぐださ、話の展開のいい加減さと、うん、かなり王道を行く安物のホラー映画だねぇ。



i_cinema at 22:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ゾンビ 

2016年10月18日

洋服の好みについての話。ゾンビとネルシャツ。

自分の好きなタイプの服ってありますよね。女の子で言ったら、スカートが好きかズボンが好きかっていうのが分かりやすいし、何でもいいけどジーンズが好きとかカーゴパンツが好きとか。

僕は別に流行ってる流行ってないということに関係なく、セーターとトレーナーってあんまり好きじゃないんですよ。まったく持ってない。セーターは特に首の回りとかがチクチクするのが嫌っていうのもあるんだけど。

それじゃ、冬場は何を着ているかっていうと、ネルシャツですね。最近はまたわりとネルシャツが流行りはじめてユニクロとかでも出てるし、すぐに手に入るからいいですが、こういうものって流行ってないときって、全然出回ってなくて、やっと見つけても色が微妙だったりして、なかなか自分の好きな柄のネルシャツを探すのに苦労した時代がありました。何で自分はそんなにネルシャツが好きなのか? なんてことは別に考えたこともなかったんですが。

話は変わるんですが、先週かな、夜早く寝て、朝起きたら知り合いの何人かからLINEが来てて。何だろと思ったら、「今、アメトーークでゾンビ芸人やってる!」って内容で。僕のゾンビ好きも大分浸透してきたものだと思いつつ。ま、ありがたいもんです。

家は親がやたらに高性能なブルーレイレコーダーを買っちゃったもんで、5チャンネルくらいはすべての番組を1週間録画をし続けてるんですよね。最初聞いたときには何だそりゃ?って思いましたよ。1週間分を取り続けて、1週間過ぎたらどんどん消してくみたいな感じで。だから、テレビの部屋にやってくると、何となくテレビをつけるということがなくなり、とりあえず今週やってた面白そうな番組を見るという行動パターンになるんです。で、「アメトーーク」のゾンビ芸人の回も、次の日に見てみたわけですよ。

バラエティ番組って基本的には見ないので、「アメトーーク」も初めてみたんだけれど、ゾンビ好きを自称する芸人たちが何人も登場して、ゾンビに襲われたらどんな武器を使ったらいいかとか(この話のネタは殆んどマックス・ブルックの『ゾンビサバイバルガイド』から来てますね。構成作家が参考にしたのかな)、ゾンビ映画あるある話みたいなのとか、最後には実際に芸人たちがゾンビドラマを作ってたりとかして。沢山の芸人が出てくるから、中には本当に詳しそうな人もいれば、それほどでもないけど数合わせのために来たんじゃないのってやつもいればで。おい、それはゾンビ映画あるあるではなく、ホラー映画あるあるだぞと、つっ込みたいときもあったりして。まぁでも、何はともあれ楽しめたわけです。



そのあるある話で出てきた中に「ゾンビはだいたいネルシャツ」っていうものがあって。これ、恥ずかしながら、まったくこれまで気が付かなかったけど、確かに平均的なゾンビを想像してみてって言われて、頭に思い浮かべてみると、どう考えてもネルシャツを着てます。ゾンビってネルシャツ率がやたらに高いです。

あれ、待て待て、本当に自分でもまったく意識をしてなかったけど、僕がこんなにネルシャツにこだわってるのは、ゾンビも着てるからなんじゃないのか!? いや〜、フロイト先生、無意識は恐ろしいですねぇ。無意識のうちにゾンビと同化しようとしている。

そう、それじゃ、そもそも何でゾンビはネルシャツが多いのか? っていう問題を真面目に考えてみると、1970年代〜80年代にかけてアメリカのピッツバーグの田舎町でネルシャツを着ているおじさんたちがウロウロしてることが多かったってことでしょうね。

今ネットで調べたら、ネルシャツをたくさん出している「アメリカンイーグル」っていうブランドなんかは、ずばり1970年代にピッツバーグで生まれたって説明されてました。

さらに社会的な意味を考察をすれば、ネルシャツは、一部のエリートではなく、庶民、一般大衆の着るものですよね。だからこそニルヴァーナなどのグランジロックは華美なLAメタルたちの格好に逆らうかたちで、俺たちは絵空事の世界ではなくアメリカの現実を生きているのだとネルシャツを好んで着ていたと考えられます。そうであれば、ゾンビはドラキュラ伯爵などの、いわば選ばれた特殊民族の恐怖と悲しみの物語というわけではなく、消費社会における一般大衆の恐怖と悲しみを表した物語なわけで、当然、燕尾服ではなくネルシャツとなるわけですね。

さぁて、そろそろ寒くなってきたから、ネルシャツを着よ〜っと。

あ、こいつが代表的なネルシャツゾンビだよね↓↓

Shirt Zombie

i_cinema at 18:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)近況 | ゾンビ

2016年10月08日

『ゾンビ―ワールドへようこそ』シュワルツネッガーの息子も出てる



現代はSCOUTS GUIDE TO THE ZOMBIE APOCALYPSE。そうSCOUTSってボーイスカウトのこと。日本人としては、アメリカ人にとってのボーイスカウトが今どんな位置づけなのかってことについては、よく分からないけれど、この映画をみる限りでは、どうやら憧れの対象というよりも、時代遅れの子ども騙しで、モテないイケてないやつらがやってるもの、という感じのよう。高校生になってもまだボーイスカウトをやっていて、周りから馬鹿にされているモテない三人組が主人公。一人は心の底からボーイスカウトが好きのようだけれど、後の二人は実はもう抜けたがってたりします。そして、二人はボーイスカウトのキャンプの日にパーティに誘われて、こっそりキャンプを抜け出して、そこで女の子たちと遊ぼうと思うのだけれど、実はゾンビが大量発生していて…

まぁ、ドタバタコメディな感じなんだけれど、笑いの要素とホラーの要素のバランスが、どことなく80年代っぽいっていうか、キョンシーとか『バタリアン』とかそのへんを思い出させる感じで、馬鹿馬鹿しくて楽しめます。

そうそう、この映画、シュワルツネッガーの息子、パトリック・シュワルツネッガーも出演してます。わき役だけどさ。これで彼らは親子でゾンビ映画出演という栄光を手にしたわけですね。ただ、惜しむらくは、どちらもマイナーなゾンビ映画な…





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