2020年06月12日

『∀ガンダム誼狼絽』『∀ガンダム況邯蝶』へぇ〜、黒歴史って言葉はこれから来てるんだねぇ



「∀ガンダム」の総集編の映画を観ました。この∀はVガンダムの次に富野由悠季さんが総監督をして作った作品みたいです。僕はVガンダムまでは見たんだけれども、それ以降のガンダムはノータッチだったのだけれども、何となく、まぁ、コロナで家にいる時間が増えたってこともあってみてみました。で、まぁ、ホント、噂には聞いてたけど、ガンダムのデザインがダサい。だって、男爵みたいなひげ生えてんだもん。よくこれでいいと思ったよなぁ。まぁ、モビルスーツのダサさはさておき、さらには、この作品ではモビルスーツってそんなに活躍しないっていうか目立たない感じで、ドラマそのものは思ったよりも面白かった。そう、ちょっと前から、自分の思い出したくない過去のことを「黒歴史」っていう人いるじゃないですか。あの「黒歴史」って言葉はこの「∀ガンダム」から来てたんですねぇ。それまでのガンダムで描かれてきた歴史はすべて「黒歴史」として封印されてた時代に、ガンダムが遺跡から掘り起こされる、みたいな展開の作品なんですよ。「黒歴史」とは人類が封印した痛ましい殺戮の歴史なんですねぇ。だからちょっと恥ずかしい思春期の思い出どころの話ではないのですね、本来の使い方は。なるほどねぇ。でも、今はガンダムからきた言葉だって知らない人まで使うくらいに流行りましたよね。こういう流行るフレーズを考えられるっていうのも才能なんだろうなぁ。

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2020年06月11日

『記憶にございません!』三谷幸喜再び総理大臣に挑戦

三谷幸喜の監督作で中井貴一が記憶喪失になった総理大臣を演じてます。ある日、総理大臣が記憶喪失になって、とりあえずその場をごまかしているのだけれど、それ以前の自分がいかにひどい人間だったかということを思い知らされて、少しずつよい政治家になろうとしていくということが描かれていて、コメディだけれども、わりと最後は前向きなメッセージになっていたりします。三谷幸喜と言えば、昔、「総理と呼ばないで」という田村正和が総理大臣を演じたドラマがありましたねぇ。さて、こちらの方は観終わった感想としては、安定の面白さといったところかなぁ。ものすごく驚きの展開があるわけではないのだけれども、安心してたっぷり楽しませてもらった感じというか。出てるキャストも、小池栄子とか木村佳乃とか吉田羊とか面白いしなぁ。



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2020年06月10日

『凪待ち』多分、香取くんが暴れだしたらだれにも止められないだろう

白石和彌監督がSMAPの香取くんを主演に起用して撮った作品。瀬々さんの映画を何本か続けてみた勢いで、系列的に似てそうなこの映画にも手を伸ばしてみた感じ。そして、白石監督の映画ではもう欠かせない存在となっているリリー・フランキーも登場。ギャンブル依存症の男が、一度道を踏み外し、そして、ひどい不幸が重なって、やけになって、それでも助けてくれる人がいたり、何とか人生を立て直そうとしたり、みたいな作品。悪くはないのだけれども、どうも、僕のイメージなのかもしれないですが、香取くんが、香取くんに見えちゃうんですよねぇ。だから、ぼろぼろの人生を歩んできた人にどうも見えないところがあって。ひょっとしたら香取くんの演技が悪いわけではないのかもしれないけれども、白石さんの他の作品と比べてもう一つのめり込めなかったところがある。このあたりはもうあまりにも有名になりすぎたアイドルであるがゆえの難しいところですねぇ。

ただ、この映画を観て思たのが、香取くん、もともと背は高かくてマッチョだったけれども、ちょっと年と共に恰幅がよくなったのか、前よりも全体に体格がよくなって、大暴れをするシーンがあるんだけれども、めちゃくちゃ強そうに見える。絶対に香取慎吾が暴れだしたら、誰にも止められないなと思わせる。うん、香取慎吾が暴れているのを見たら、僕は絶対にその場を逃げ出すねぇ。

それで思ったのが、香取くん、もっとアクション映画とかやればいいのになぁ。あんなに強そうなんだからさぁ。

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2020年06月09日

『アンドロメダ・・・』これまたウィルス映画



こちらもまたけっこう昔のウィルス映画。原作はマイケル・クライトン。宇宙からきた謎のウィルスがアメリカのある村を全滅させてしまい、そのウィルスを調査して人類を救うために滅茶苦茶高度な研究所の中で研究者や医師たちが格闘するという話。こちらも『復活の日』同様にリアリティはないのだけれども、ただ、その施設の設定やら美術やらがレトロ・フューチャー的というか、観ていてとても楽しめる。あとは、『復活の日』と比べて、舞台設定や登場人物が絞られている分、作品としてまとまりがある感じがしますねぇ。まぁ、こちらの方は世界が全滅した後の話ってわけじゃないんだけれど。ところで、これは71年の映画だけれども、今調べたら2000年代にリドリー・スコットとトニー・スコットがテレビドラマでリメイクを製作しているんですねぇ。そちらも面白そうだから、観てみようかな。



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2020年06月08日

『復活の日』 今観るとちょっと適当すぎるんだよなぁ



これは小松左京が原作で深作欣二の監督作。世界中でウィルスが蔓延して、南極にいた人だけが生き残ったんだけれども、地震が起こったおかげで米ソの核ミサイルが勝手に作動して爆発してしまって、世界はもう壊滅状態になっちゃったけど、草刈正雄はひげぼーぼーになりながらも、歩いて仲間のもとに帰りましたとさという感じの映画。オリビア・ハッセーとか海外の有名な俳優さんを使って、角川が社運をかけて作った作品で、気合が入っているのは分かるのだけれども、映画としてはなかなか微妙な作品な気がします。まとまりがないっていうか。そして、これもまぁ今の目から見てそうだという感じなのだけれども、ウィルスの扱いにもリアリティがないしなぁ。ウィキペディアによると押井守は「小松左京は『日本沈没』を除けば映画化に恵まれなかった」って言ったみたいだけれども、そういうのも分からなくもない感じ。ただ、個人的には若い頃の多岐川裕美が綺麗だなぁと思いました。ひょっとしたら、原作の方はもっと面白いのかもしれないですね。



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2020年06月07日

ドラマ「2020年 五月の恋」本当に役者さんって素晴らしいですねぇ

これは感心したなぁ〜。吉田羊と大泉洋が元夫婦の設定で、このコロナ渦の中で、偶然に間違って電話を駆けちゃうんですよね。それがもとでお互い独り暮らしの部屋から電話をかけてやり取りをするようになって。大泉洋はテレワークで、吉田羊はスーパーで働いてるみたいなんだけどね。登場人物は二人だけ、舞台はお互いの家だけで、ただ二人が電話をしているだけで展開していくドラマなんです。自粛中でも創意工夫でこんな面白いものが撮れるという感じの、役者さんってすごいなぁと感心してしまう作品。youtubeでただで観られたので、1話が15分もないくらいなので、おすすめです。笑えて、あるある〜と思わされて、たまにじ〜んとしてって、ただ二人が話しているだけだけれども、楽しませてくれます。最後は、まぁねぇ、あ、いや、最後の話はしないでおきましょう。



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2020年06月06日

「カウンターパート/暗躍する分身」Season1 インフルエンザが流行したパラレルワールドか。偶然だろうけれど、何だかすごいな。



J.K.シモンズ主演の海外ドラマ。J.K.シモンズって誰よと言われたら、ほら『セッション』でめちゃくちゃいかれたドラムの先生をやってた人だよ。そうスキンヘッドのおっちゃん。そのJ.K.シモンズが主演って、渋いドラマだなぁ〜と思って関心を見ってみてみました。この世界には実はもう一つのパラレルワールドがあって、そこでは我々と全く同じ姿の人間が、しかし、別の人生を送っているようなんです。ただし、そのことは秘密にされていて、ごく一部の人にしか知らされず、二つの世界の往来は厳重に管理されていて。しかし、予期せず向こう側の世界の自分と会ってしまった男が暗躍するそれぞれの世界のスパイ戦に巻き込まれていく、という感じのSFでスパイ物のサスペンスドラマ。アメリカのドラマなんだろうけれども、舞台はドイツで街並みの映像も美しくて、演出のクオリティも高くて、なかなかにみせてくれる作品になってます。まぁ、しかし、渋い作品には違いないのだけれども、僕はかなり好きな感じ。そして、そのパラレルワールドでは、実はある時期にインフルエンザが大流行して、大勢の人間が亡くなり、そこからこちらの世界と変わってきてしまったという設定があるんです。だから向こうに行くと人々はあまり街中を歩いていなかったりする。感染症を気にして握手の習慣とかもなくなってる。去年放送されたドラマだから、別のコロナウィルスの影響なんてないだろうけれども、今見てみると、なんかこの設定は、偶然だろうがすごいなぁと思ってしまう。ひょっとしたら、コロナウィルスが流行らなかった別世界があるのでは、そこでは志村けんも生きているのではとか、そんなことを空想してしまったりしたのでした。あと、観終わってからネットで調べたら、Season2で打ち切りになってしまったみたいですね。残念。だけど、Season2も観たいな。



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2020年05月26日

『菊とギロチン』う〜む、かなりはじけた企画ではあるんだけれど



瀬々さんがクラウドファンディングで資金を集めて『ヘブンズストーリー』以来の完全にオリジナルな企画で作り上げた入魂の作品。東出昌大が主演してます。この映画、大正時代にアナキストたちと女相撲の力士たちが出会っていたらという、どこからそんなことを思いついたんだろうというアイディアで作られた作品。そして、映画ファンはみんな思うと思うのだけれど、アナキストたちが登場して、自滅的な生活を歩んでいくのは、かつてのATG映画からの影響が濃厚に感じられる設定。全体の雰囲気もATG映画を思わせるような作品になっていると思います。ただ、何だろう、彼らのテンションについて行けない。ATGの頃はアナキストたちは学生運動の運動家と重ねられているというのが明白で、そして、時代的にもそういう人たちがいる時代だったのだという気がします。しかし、今の時代にあのテンションで自滅をしていくアナキストたちを見ると、いや〜、お前らもうちょっと賢く生きろよと思ってしまう自分がどうしても出てきてしまう。やっぱり、自分が撮りたい映画を好き放題に撮れたからといって、それが上手くいくとは限らないのかなぁ。よくこんな映画を今の時代に作ったなとは思ったものの、『楽園』や「悪党」の方がずっと作品として面白かったと思ったりしたのでした。韓英恵があいかわらずいい味を出してますねぇ。



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2020年05月25日

『ストレイヤーズ・クロニクル』こっちはもうちょいかなぁ



さらに続けて瀬々さんの作品を見続けることに。超能力バトルの話です。もともとは小説が原作みたい。岡田将生、染谷将太、成海璃子、松岡茉優となかなか役者はそろっている感じ。ただ、まぁ、もう一歩だったなぁ。おそらく小説的というかアニメ的なキャラクターなり能力なんですよねぇ。なので、それを実写にしようとするとちょっとギャップが生まれてしまう。多分、瀬々さんよりも、もっとカラッとエンターテイメントにする人の方がこういう映画には向いてたかもしれないし、瀬々さんがやるとしたら、能力なりキャラクターなりをもっとリアルにした方がよかったかもしれないよなぁと思ったりして。クローネンバーグの『スキャナーズ』のような作品にしてもらいたかった。



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2020年05月24日

TVドラマ「悪党 〜加害者追跡調査〜」これも瀬々さん来た〜!東出も来た〜!



『楽園』がよかったので、最近の瀬々の作品を見てみようと思って、録画していた、あの東出昌大主演の「悪党」を観てみました。これがまた、めちゃくちゃよかった。『楽園』は今までの瀬々さんの作品の延長として、救いのない世界観にどっぷりひたれる感じがよかったですが、こちらの「悪党」の方は連続ドラマなんだけれども、普通にドラマとして面白くって、なおかつ毎回泣けるんです。瀬々さん、こんな器用に連続ドラマが撮れたのか! しかも、これまでの瀬々さんのずっと追いかけてきたテーマはそのままに、とても見やすく、感情移入もしやすく、ドラマ向きに仕上がっている。もちろん東出昌大もいいし、松重豊もいい味出している。このドラマは観た方がいいですねぇ。

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2020年05月23日

『楽園』瀬々敬久来た〜!こういうのが観たかった!



瀬々敬久の新作。前にも書いたかもしれないですが、僕は90年代後半の瀬々さんの作品群がホントに好きだったのですが、最近の『64』や『友罪』は悪くはないけれども、もう一つ、ピンク映画時代の瀬々さんの作品と比べて、迫ってくるものがないようにも感じていて。と、思って、わりと瀬々さんから離れてしまっていたのだけれど、この『楽園』は久々にすごくよかった。テーマは基本的にはずっと昔から変わらず、犯罪の被害者たち、加害者たちの行き場のない思いなのだけれど、杉咲花がよかったっていうのもあるかもしれないけれど、この映画はズンと来ましたねぇ。おすすめです。ただ、ひたすら暗いです。重いです。



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2020年05月11日

アニメ「鬼滅の刃」シーズン1 どうして彼らはこんなにもお互いに認め合うのだろう:トラウマと相互承認の観点から

鬼滅の刃 1(完全生産限定版) [DVD]
大塚芳忠
アニプレックス
2019-07-31



何だかとっても流行っているようで、しかも、鬼の設定がゾンビとか吸血鬼っぽいらしいので、見てみることに。これ、ジャンプマンガなんですよね。もちろん、さすがに流行ってるだけあって、面白かったので一気にシーズン1を観終わったのですが、わりと考えさせられたので、その感想を書いてみます。

一方では、やっぱりジャンプマンガだなと思ったのだけれど、主人公が鍛えてどんどん強くなる、敵や味方は何だか階層化されていて、どんどん強いやつが出てくる構造になっている、戦っていくうちにどんどん味方が増えてくると言った、懐かしの構図が見えてくるわけですよ。もちろん、よく言われる、努力、友情、勝利の方程式にのっとって話が進んでいく。これぞ、ジャンプマンガなわけです。その中で、現代風に女の子が可愛かったり、服装もおしゃれだったり、歌もスタイリッシュだったりと、最近っぽい感じにもなっていて。

ただ、僕が気になったところ、前とずいぶん違うなぁと思ったところは、主人公たちがお互いを褒め合うシーンが多い気がするんです。主人公はもう相手を何でも肯定して共感して褒めちゃうようなところがある人で、それ以外の人たちでも、相互に承認し合うという場面がとても多い。たとえばの話、昔のジャンプマンガだったら、ライバルが特訓しているのを見かけたら何も言わずに立ち去るところだと思うんですけれど、この作品だと、「すごいよ」とたたえたりするような感じなわけですね。さらに、主人公は戦いながら自分を「長男だから頑張らなきゃいけないんだ」とものすごく鼓舞して駆り立てるんです。何か全体として相互に承認し合いながら必死で立っているような印象がある。

相互承認は、もちろん人間が自己肯定感を持って生きていく上でとても重要なことだと思うのですが、ただとても繊細なものでもある。つまり、普段はなくては生きていけないかもしれないけれども、多すぎても息苦しいものだと思うんです。さらに言えば、過剰な承認は、相手の主体性を奪ってしまう面もある。なので、ごく普通の日常生活を送っていく上では、そこまで周囲の人に褒めてもらわなくても、平気というか、そっちの方が気楽なわけです。ただ、ある瞬間には直接でなくても、この人は自分のことを信頼してくれているな、評価してくれているな、と思えることがあれば、それでそれ以外の時間もごく普通にやっていけるし、そんなものなところが多いのではないかと。特に日本人、さらに言えば、日本人男性は。

それなのに、どうしてこの「鬼滅の刃」の登場人物はここまで相互承認を必要としているのだろうか? という疑問を持ちながら見ていたんです。そうしたら、那田蜘蛛山の鬼の家族(正確には疑似家族なわけだけれど)を見ていて、はっと気がつきました。この鬼の家族は明らかにDV家庭のメタファーになっているんですね。特に母親が怯える描写などは非常に生々しくて、実際に虐待を経験された方が見たら、耐えがたいのではないかと思うほどの迫力なんですが。ここではっきりと虐待的な環境下で生活している人々というテーマが打ち出されて、腑に落ちたように感じました。つまり、この作品の背景にはこうした被虐的な環境で育ったトラウマがあり、そのために主人公たちは過剰なまでに相互承認をしあわなければならないのだと。実際、虐待を受けた子どものある種のタイプとして、本当に具体的な承認を過剰なまでに求める子たちがいるのも確かなのだと思います。

もちろん、これは一人一人の登場人物に対する考察ではありません(フィクションなので、一人一人の登場人物を実際の人物に見立てて考察することには一定の限界があるのでしょう)。僕は作品の世界全体をとらえてそう思ったのということでした(ちょっと分かりづらい説明かな)。

そう考えると、基本的には痛快な少年マンガで、ギャグも多くて、楽しめるものなのですが、じっくり見ていくと、なかなかディープだなぁと思ったのでした。

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2020年05月10日

ビリケン商会「ツインテール」を作ってみる。

GWにずっと家にいるんで、何か休みっぽいことしようと思って、ツインテールのフィギュアを作りましたよ。といっても、髪の毛を二つに分けた女の子のフィギュアではなくて、「帰ってきたウルトラマン」の怪獣のツインテールね。昔はこいつのことは全然好きじゃなかったんだけれど、あるときふと、このツインテールとかタッコングとか、ものすごい前衛的なデザインだよなぁと気がついて。頭が下にあるんですよ、こいつは。どう考えたら、こんな怪獣の姿が思いつくのやら。

さて、どうせ色を塗るんだから蛍光色のじゃなくてよかったんだけれども、蛍光色のしか手に入らなかったので、素組みをした段階だとこんな感じ。

ツインテール01


ツインテール02


色はちょっと実際よりも暗く渋めにしてみたんだよね。思ったよりもかっこよくなった気がするぞ。ただ、目玉の塗りがちょっと甘い気もしないでもないけれども。

ツインテール03


ツインテール04


ツインテール05


よく見ると可愛い顔をしてるよねぇ。今となっては、かなり好きな怪獣の部類に入るぞ。しかし、今さら好きな怪獣を人から聞かれることもないがねぇ。

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2020年04月17日

『オーバー・フェンス』蒼井優は実際にいたら近づきたくないが映画を観ている分にはとても魅力的



これまた佐藤泰志が原作の映画化で素晴らしくよくできた映画。監督は山下敦弘さんなんですねぇ。こちらはオダギリジョー、蒼井優、松田翔太が出演してます。蒼井優扮する女の子が、まぁ、かなりぶっ飛んでいる感じの性格で、多分、日常生活にいたら、この女はやめとけ〜、絶対に苦労するだけだぞ〜、という感じがするのだけれども、映画で観ている分にはとても魅力的。そして、オダギリジョーは自然体な演技で映画の世界に溶け込んでいます。なんとなぁく上手く生きられない人たちに優しい目が向けられています。



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2020年04月16日

『そこのみにて光輝く』菅田将暉は粋がってる馬鹿な若者役が本当によく似合う



これ、ずっと前に観たのだけれども感想を書くのを忘れてました。『海炭市叙景』と同じ佐藤泰志の小説が原作。主演は綾野剛、菅田将暉、池脇千鶴。観たのが少し前だから細かな感想は書けないのだけれど、三人ともすごくよかった。菅田将暉は本当に粋がった馬鹿な若者の役が上手いんだよなぁ。そういう馬鹿な若者の存在がふと醸し出す哀しみみたいなものが。池脇千鶴もいつの間にかお嬢様っぽい女優さんではなくなり、随分、やさぐれた雰囲気を醸し出すようになったなぁと。それにしても、佐藤泰志原作の映画はどれもこんなにクオリティが高いのはどういうわけだ? と言いながら、僕は彼の小説自体は読んだことがないのだけれども、彼が原作の映画はこんなに好きなので、やっぱり読むべきなのだろうか。



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2020年04月15日

「スタートレック:ピカード」シーズン1 つるつるのおじいちゃんいい味出してるじゃん

「スター・トレック」シリーズは最初のカーク船長とミスター・スポックのやつを少し観て、あとはリブートのやつも観たのだけれど、「新スタートレック」は観ていなかったんですよね。何でかって言うと、メンバーが変わって、それはいいんだけれど、これまでの渋くてかっこいいカーク船長から、なんだかわけのわからないつるつるのおじいちゃんになっちゃったぞと思ったので(当時はおじいちゃんではないのだけれど)。ただ、少し前に『ローガン』を観たときにですね、パトリック・スチュワートが超能力者の年老いた姿を演じているのを観て、おぉ、この人、今すごいいい味出してきてるじゃん!と思ったんですよ。それで、今回の「ピカード」の企画なんで、ひょっとしたら面白いかもと思ったわけです。どうも、ネットでの情報を観ると、パトリック・スチュワート自身も『ローガン』に出たのをきっかけに、自分が昔演じた役の老いた姿を演じるということに関心をもって、このドラマをやろうと思ったみたいですね。で、実際に観てみて、やっぱなかなか面白かったです。もちろん、『ローガン』の方が哀愁が漂っていましたが、こちらはこちらで、なかなか老艦長が老いても最後のひと踏ん張りをする感じでなかなかに素敵でした。あとは、そうそう、非常に込み入った、何が善で何が悪か分からないような世界観も単純なSFヒーロー物ではなくて楽しませてくれました。こちらはシーズン2も観たいな。

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2020年04月14日

アニメ「バビロン」実際のところ自殺してはいけないのはなぜ?



友人からすすめられて観てみたらめちゃめちゃ面白かったアニメ。ある政治家が自殺をしてもよいという条例を作ろうと言い始め(特別な自治権を与えられた行政区なんです)、世界中でそれに賛同する市が現れてきて、といったどんどんスケールがデカくなっていって、考えさせられる作品。しかし、基本的には人に迷惑をかけるから死んではいけないのだと思うのだけれど、その迷惑というのは、実際上の様々な負担を背負わせるのもそうだし、自分が何もできなかったから死んでしまったのではという罪悪感を与えてしまうというのもそうだろうし、これまで育ててもらった恩があるとか、自分の子どもに対しての責任があるとか、そういうこともそうだと思うのだけれども、たとえばこのアニメのようにもう自分で申請をして許可を得て自分の死は自分の責任だということが分かって、色々なことを片付けて死ぬのだとしたら、ひょっとしたら死んでもかまわない? これはなかなかな問題だと思うんですよね。そして、このドラマは自殺を肯定するかどうかという大きな問いかけと、もう一つ人を操ってしまう女の謎でできているのだと思うんですが、この女が周囲を操るやり方は快なんですね。快を与えてそこに従わせる。実際のところアルコール依存や薬物依存はそうかもしれないけれども、人間はその場の快のために、人生を捨てることだってあるわけです。一方で、人間はある瞬間には、快楽のために生きている。惜しむらくは、自殺する権利の問題と、人はある側面でいえば快のために生きる動物であるということの間の関係について、描かれていなかったことかなぁ。この二つの要素が、ラストでつながっていたら、このままでも十分に面白いけれども、もっとすごい作品だっただろうなぁと。そうそう、あと、アメリカ大統領がなかなかいい味出してますよねぇ。ホント、こういう人がアメリカ大統領であってほしかったと思ってしまったのでした。



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2020年04月13日

「ナチ・ハンターズ」今なお難しいホロコーストの描き方



これはドラマなんですが、主演がアル・パチーノ。そして、映像を見てもめちゃくちゃお金がかかっているのが分かるドラマですねぇ。舞台は1977年でアメリカに名前を偽って潜んでいるナチスを見つけ出して処刑するナチ・ハンターたちの姿が描かれています。前半は特にそうなのですが、たとえるならタランティーノとロバート・ロドリゲスの『グラインドハウス』シリーズのように、70年代のB級映画のキッチュなところを敢えて模した作りになっています。ただ、その一方で、かなり残酷なシーンも多く、またナチスによる残酷な虐殺が史実に沿っていないと批判をされたりもしたようです。これはなかなか難しいところですよねぇ。フィクションのドラマなので、すべて史実を完全に再現しなければならないことはない。ただ、フィクションの中で誇張されたことを描くことによって、そのことで社会の誤解を与えうるということもまた事実かもしれない。

ただ、僕がこのドラマを観て思ったのはもう少し別のことでした。これはとても微妙な話なので、表現が難しいんですが、登場する隠れているナチスが、あまりにも残酷で人の心がまったくないような人間ばかりだっていうことなんです。たとえば、アメリカで家族を妻と子どもをえて議員になった人が、自分がナチスであったことがばれそうになった瞬間に、表情一つ変えずに自分の家族を撃ち殺すというところがあります。このあたりが、僕にはよく分からない。つまり、ナチスの行ったことは非常に残酷で許されないことだったけれども、彼らがアメリカに渡って幸せをえたとしたら、身勝手かもしれないけれども、そうした幸せを失うことを恐れたり、偽って結婚した妻子を愛したりするのではないか、そんなに割り切って、人を殺したりできないのではないかとも思ってしまったのです。つまり、ナチス側の人間のほとんどが絶対的な悪となっていて、人間として扱われていない。でも、ナチスの将校も普通の人間だろうし、その普通の人間たちが、どうしてあそこまで残酷なことをするようになってしまったのかということが、大きな問題であり恐ろしいところなのではないかと。もちろん、最終回でちょっとだけ違った展開にはなるものの。

しかし、そう感じてしまうのは僕がアジア人で、直接にナチスのホロコーストを身近に感じていないがためなのであって、今でもこの問題はそんなに冷静に語ることなんてできない、ナチスはすべて悪魔のような集団だったとしか思えないというところが、欧米人たちの実感だとしたら、なかなかそれ以上に僕が何か言うのは難しいところですが。

それはさておき、話としてはシーズン2に続きそうな感じで終わりましたけれども、このままの流れだとすると、アル・パチーノはもう出てこない? このドラマはアル・パチーノが出てこなくなっちゃったとしたら、見続けようかどうか迷うところだなぁ。




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2020年04月12日

ドラマ「パレートの誤算〜ケースワーカー殺人事件」働かない8割にも意味があるのだ

WOWOWのドラマWの作品。原作は柚月裕子。って、聞いた名前だなと思って調べたら、この人は「孤狼の血」を書いた人なんですねぇ。

さて、このドラマ、橋本愛が主演であるケースワーカーが殺害され、その後輩が事件を調べていくうちに、様々な闇が明らかになっていくという話なのですが、なかなか見応えのあるいいドラマでした。全体としてはとても渋い演出で橋本愛もひたすら地味な女の人なんですけれど、こういう渋くて骨のあるドラマがたまりません。他の出演者たちもなかなかいい味を出していて、チンピラのような刑事役の北村有起哉も、なんだかぬぼっとしていて勘が鈍いけど悪いやつではなさそうな先輩の小野寺役の増田貴久(彼はジャニーズなんだねぇ。そんな風に見えなかったけれど。いや、悪い意味じゃなくて)も、リアリティがあってよかったです。

タイトルになってるパレートは、ある集団は二割の人が頑張って働いていて、あとはさぼってて、その二割を取り除くと、今度は残りの八割の中から二割の人が頑張って働くようになって、というパレートの法則から来ています。これ、昔聞いたことがあったんだけれど、このドラマをみて改めて思い出して、面白いなぁと思ったので、直接にパレートに関する本ではないけれども、生物学でも似たような現象があるということで、長谷川英祐さんの「働かないアリに意義がある」という本を読んだのですが、これがとても面白くって。



アリの世界でも、一生懸命働いているのは2割で、6割は適当に働いていて、残りの2割はまったく働かないで、無駄にうろうろしたり、自分の体を舐めたりして一生を過ごすらしいんです。おぉ、まったく働かないって、衝撃! じゃ、どうしてそんなアリがいるのかって話になったとき、労働に対する閾値、腰の重さの閾値に幅があった方が、集団がつねに機能し続けることができるってことになるらしい。バックアップ要因なわけですね。みんなが一斉に一生懸命に働き続けちゃったら、一緒につかれてダウンしてしまうかもしれない。交代交代で休ませるためには司令塔が必要だけれど、そんな司令塔はアリの社会にはいない。そうなると、腰の重さの閾値が違うことで、働きだすタイミングをずらして、労働が途切れないようにしてある。う〜ん、すごい仕組みですねぇ。やっぱり、生物は奥が深いなぁ。

話はずれてしまいましたが、橋本愛がすごくよかったってことも付け加えておきます。これからも、彼女が主演でこういうちょっと社会派なドラマWを作ってほしいなぁ。



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2020年04月11日

『ハイキック・エンジェルス』確かにキックはすごいけれども



「仮面ライダーアマゾンズ」の駆除隊のメンバーの女性のキックがすごいって昨日書いたじゃないんですか。それで、なんて人なのかなぁと思って調べてみると、宮原華音ってらしいんですけど、ずっと空手をやってて、日体大を出た子みたいなんですよね。どおりで身体能力が高いわけだ。そしたら、この『ハイキック・エンジェルス』というまんま彼女のキックがフューチャーされている映画を見つけて、観てみることに。観てみると、主演の彼女だけでなく、みんなすごい動ける女の子たちが集まってるんですねぇ。アクション映画を撮ろうと思って廃校舎にいた女子高生たちのところに悪党どもが沢山押し寄せて、彼女たちが大立ち回りをするっていう話なんだけれど。

しっかし、彼女たちの動き、特にハイキックがすごいのは分かったけれども、いかんせん、脚本と、芝居がひどすぎる・・・ キックの美しさだけでは見続けるのがつらかった・・・ というわけで、やっぱり、ハイキックは面白い脚本で、そのほかのドラマにも支えられて、その中で飛び出すから、おぉっとかっこいいのだということを実感したのでした。まぁ、観始める前からどことなく予想はついていたのだけれどね・・・



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