2006年02月06日
野中ミキ オディッシィの三日間【石田大成社ホール】
野中ミキ インド古典舞踊オディッシィの三日間

野中ミキがひらくオディッシィの世界。
インド古典舞踊の一つオディッシィは、東インド・ベンガル湾に面したオリッサ州の伝統舞踊で、ヒンドゥー教の寺院内での舞いが発祥とされています。
オリッサの絵画、置き物、衣装などにふれ、舞いを自分で体験し、鑑賞することで、オディッシィの神秘、今までに感じられなかった感覚を味わってください。
■日程:2006年3月2日(木)〜4日(土)
■参加費:2,500円
■ご予約・お問い合わせ
野中ミキ
Tel/Fax: 075-701-6900
E-mail: ods_kamala@yahoo.co.jp
URL: http://www.kalapitha.com/
■会場:石田大成社ホール
京都市中京区丸太町通小川西入ル北側 ITPクリエーターズビル3F
*地下鉄「丸太町駅」2番出口より西へ徒歩10分
*市バス「府庁前」「堀川丸太町」より徒歩すぐ
*駐車場はありません。周辺のコインパーキングをご利用ください。


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■内容■
●展示 〜絵画、飾り布、ジャガンナート神、オディッシィの世界〜
3月2日(木) 11:00〜19:00
3日(金) 11:00〜16:00
*一般の方もご自由にご覧いただけます。
●ワークショップ(WS) 〜基本動作から舞踊まで〜
3月3日(金) 17:00〜19:00
4日(土) 11:00〜12:30、13:30〜15:00
定員:10人(事前予約制)
(ワークショップのみの参加の場合は、参加費は1,200円)
●パフォーマンス(Pf)
3月4日(土) 17:00開始(約1時間)
*事前予約制(スペースに限りがあります)
(パフォーマンスのみの参加の場合は、参加費は1,500円)

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野中ミキ(NONAKA Miki)
以前はよく「どうしてインド舞踊を?」と尋ねられた。
最近、様々な国の踊りが花盛りの日本ではだんだんそういう質問を受けなくなった。
ただ「どうして?」と言う疑問は常に私の中にある。
活動の目的の一つは、インド文化、特にオディッシィダンスを広めること。
インドにもっと興味も持っていただきたい。
それだけなのかというと少し違う。
オディッシィのテクニックはまさにインド的美が存在しており、演目もインド神話に由来することが多い。その深遠な世界に魅力を感じながらも、日本人(インド人から観れば外国人)の私がこの踊りで何を表現していくのだろうと常に思う。
私が魅力を感じたのはインド的だったからだけなのか?
日本の伝統文化がそうであるように、オディッシィにも、インド的な表現方法を超えインド人だけでなく、他の国の人にも、人の心の内面に訴えかける力が存在していると信じられるからだと思う。
だからオディッシィの魅力を伝えながらも国や民族を超えたところの「もの」も感じてもらえるような踊り手になりたいと願っている。
今回のワークショップは二日連続で行い、できれば一曲踊っていただこうと思っている。異文化の舞いに触れそれを体験することで、今までに感じられなかった感覚を味わっていただきたい。
そしてもう一度観る側となった時、何か新しい発見があればとてもうれしい。
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三重県出身。嵯峨美術短期大学日本画科卒業。
染色の仕事の傍ら、1977年〜1986、ヴァサンタマラ・インド舞踊研究所(京都)にてインド古典舞踊のひとつであるバラタナティヤムの基本と民族舞踊を学ぶ。1990年インドに留学し、グル(師)R・R・ジェナより古典舞踊オディッシィを学び、1992年3月デリーにてデビュー公演を行い帰国。以後渡印を繰り返しながら国内外での公演活動、レクチャー、ワークショップなどを通してオディッシィダンスの普及、後進の指導に努めている。
オディッシィダンススタジオ カマラ・カラ・ピータ代表。
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