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音楽雑感記録

予告:800回記念

以前、300回の時に「人生の名盤」または「ベストオブマイベスト」と呼ぶべき特別お気に入りの十枚を発表しました。
次は500回の時に、なんて言っていたらいつの間にやら800回。どうせなら1000回記念のほうがキリが良いのですが、とある交流のあるブログのほうでベストオブマイベストを発表されていたので乗っかってみました。

そもそもこのブログでは、基本的に好きなものしか取り上げていません(たまにわざと嫌いな作品を取り上げますが)。故に、半分ほどが五段階で四のお気に入り度に(多分)なっていることと思います。
そんな状態ですから、コイツが本当に本当に愛して止まない音楽は一体なんなんだと思うかたも、読みに来て頂いている皆さんの中にはいらっしゃるかもしれません。
ここらで最も気に入っている作品をまとめておくのは、あまり多くはない当ブログの読者の皆さん(いつもありがとうです)の為にもなり、かつ自分の為にもなるので良いかと思います。

ということで、近々ベストオブマイベストを発表します。
300回記念当時は、「今はもうあまり聞いていないけど昔よく聞いたしまた聞くだろう」という作品や「これは凄い大傑作だ」と聞いたばかりの衝撃そのままにリストに入れてしまったものがありました。
今回はそれを極力排し、今の時点で最もよく聞いていて、なおかつ1000回記念時にも聞いていそうな作品を中心に選んでいきたいと思います。

ベストオブマイベスト、乞うご期待!
もし一緒にこの企画をやって下さるかたがいらっしゃれば是非一声おかけ下さい。皆さんの人生の名盤も気になります。

和製スリップノットな新譜紹介36枚目4

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Deathgaze
「the continuation」
新譜

いやー!出ましたね。
コロコロボーカリストが変わり、活動が安定しないバンド、デスゲイズ。何度目になるのかリテイクアルバムです。
しかし、このバンド、最近若干軟弱化気味の本家スリップノットサマよりもよっぽどスリップノットらしいバンドでして、密かに期待していました。初期ムックやディルがスリップノット度80%とすると、このバンドは120%くらいです。
いやー、people=shitタイプのgenoside and mass murderのリテイクも納得の仕上がりで。これは素晴らしいです。新しいボーカリストさんは藍さんといったかな。素敵なデス声です。unsraW(活動停止残念)のボーカリストさん同様の本格的なデス声で、某ディルや某ガゼのようななんちゃってデスボイスじゃないのが、もう…最高っ!
294036224052は今回初めてちゃんと聞きますが凄まじいですね。ブラストにデス声。こんなんを喜んで聞いてる人がたくさんいるんだと思うと笑ってしまいます。
今度は無事に活動を軌道に乗せて欲しいものです。
期待してるよっ!

新譜紹介で泣くもんか!35枚目3

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いきものがかり
「なくもんか」
新譜

いいバンドですよね〜。
さくらひらひら舞い降りて落ちて〜の『SAKURA』で初めて聞いてそれから暫く聞いてなくて、羽ばたいたら戻らないと言って目指したのは青い青いあの空〜の『ブルーバード』で「うぉ、なんだこの曲」と惹かれて…。『ふたり』や『ホタルノヒカリ』も大好き。
で、新曲も良いんです。
三人がいきものがかりでなかったらという架空の物語を綴るPVがまた良い。三人が出会うシーンではグッときました。歌詞もPVもありがちっちゃありがちなんですけどね。
ボーカルの吉岡聖恵さんの声が良いんでしょうね〜。『ブルーバード』を聞いた時は作曲をした水野良樹さんをこの人天才!だと思いましたけどね。どんな曲もいきものがかり色にするこの歌声がやっぱり凄いんだと思います。
瑞々しさもハリも伸びも、女の子らしい可愛らしさもみんな持ってる天性のボーカリスト。素敵です。

三三七拍子で新譜紹介34枚目5

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9mm Parabellum Bullet
「cold edge」
新譜



三三七拍子で文章なんて書けるか!!!



でも、三三七拍子で音楽は作れたようで。
ダッダッダ
ダッダッダ
ダッダッダッダッ
ダッダッダッ
このリズムがロックになるなんて。
びっくらこいたよ、本当。
それ以外はいつもの9mm節なので、まだ聞いてないファンも安心しる!
前作、black market bluesがダサかっこいいを超えてダサいとファンからも批判多めの賛否両論だったけど(いや、僕は大好きですけどね、かなりの勢いで)、今回はミニアルバムの頃まで戻ったかのような作風なので、ファンも納得。僕のような新参者もガッチリ。マンデー。違うか。ものいいね。
恒例の約一時間に渡るライブ音源を、僕は初めて聞きました。初期の曲ってライブ映えするのね。スタジオ盤ではピンと来なかったんだけど、ライブバージョン聞いたらなるほどこりゃ人気あるわけだと納得。

しかし、9mmって凄ぇーバンドだってばよ!いずれグレイトフルデッドよりもライブ音源が多くなりそうってくらい毎回出し惜しみなくライブ音源を大サービスだかんね。
こんだけライブ音源を聞かせてくれるバンドもなかなかいないよ。
自分の参戦したライブを音源として持っていられるって嬉しいよ、やっぱり。最高の記念になるよね。バンドTよりもロゴ入りタオルよりもずっとずっと良い。
ライブこそ真価、だから聞けってことだろうけど、ファンを大事にしてくれてるんだなとも。
ライブではあんなに激しく動きまくるのに、ロックにありがちなギターを壊すパフォーマンスもしないんだって。ギターを作った人に感謝してるんだったか、ライブを作ってくれたスタッフさん達に感謝してるんだったか、何だったか理由は忘れたけど、すっごく素敵。だって、ギター壊すの全然かっこよくないもん。

9mmやっぱり最高だぜ!!!
お前らこそ最高のロック・バンドだ!

ピアノが美しい新譜紹介33枚目4

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akira kosemura
「polaroid piano」
準新譜

日本人らしい流麗で美しいピアノ・アンビエント作品を発表する小瀬村晶さんの最新作です。
オーストラリアのサムワングッドレーベルからのリリースで、オーナーのローレンス・イングリッシュさんもフィールド・レコーディングで作品制作に参加しています。
元々、ローレンスさんからポラロイド写真を見せられ、こういう音楽を作れないかと提案があったことが今回の作品のコンセプトの元になっているそうです。
ちょっと僕には専門的過ぎて分からないのですが、「今回のアルバムでは響きと質感に拘りたくて、素材全てをモノラル録音し、ピアノはアップライトの弦をミュートして録っています」とのこと。それでポラロイド写真のようなザラッとした感覚を表現したそうです。曲順は録音した順だそうで、「即興的でざっくりとした生きた音楽を目指しました」と小瀬村さんは言っています。
去年出た前作、「tiny musical」も大変素晴らしい作品でしたが、その前作と比べて恐らく最も違うのは、エレクトロニカ的な曲がないということで、より純粋なピアノ・アンビエント作品ということが出来るでしょう。
毎度素晴らしい作品を届けてくれる小瀬村さん。趣向の異なる今作も傑作です。

てんきばれ2

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KALEIDOSCOPIO
「tem que valer」
05年作品

ブラジリアン・ドラムンベースです。
大半がポップな歌モノで、非常に聞きやすいです。フィジカルでノリが良く、気分を上げてくれます。
i-depやstudio apartment、フリーテンポなどが好きな人にもお薦め。

この音楽の素晴らしさが分からないような人は………修正してやるっ!5

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unchain
「rapture」
08年作品

本当に素晴らしい。
練りに練られた曲には一分の隙もありません。82〜83年生まれというまだ若いメンバーながらも、曲はまるでベテランのプロ作曲家のもののように熟しています。それを、若々しく瑞々しい清廉な爽やかさと、溌剌とした弾ける水玉の如き勢いで鳴らします。紛れもなくロック。しかし決してうるさくない。それこそ水のようにすっと心に染み込んできます。

抽象的な言葉が並びました。音楽性をもう少し分かりやすく表すなら、ジャズ、R&B、AOR、パンク、歌謡曲…様々な音楽を絶妙にミックスさせた音楽ということになるかと思います。
思うに。
ポップスとは。
古今東西のあらゆる音楽をミックスした、ある意味究極のミクスチャーではないでしょうか。ポップであるというただ一つのキーワードで繋がる全ての音楽。そう考えるなら、unchainの音楽は他の何でもなく正にJ-POPそのものでしょう。だいぶロック寄りですがね。

あぁ、そうそう。
演奏力の高さ、センスの良さも忘れずに言及しなければ。
盤が回り始めて十秒で唸らせられる作品というのもそう多くはありません。このアルバムは数少ないそんな作品の一つです。
感情の機微が伺える繊細なプレイは、同時にロックならではの荒々しさや刹那的感情の炸裂も交えながら、曲に生命を与えます。二本のギターが別々のフレーズを奏で、時に絡み合いながら、躍動感溢れるドラムと、理想的なベースがボトムを支えるunchain。真にミュージシャン・シップに溢れたバンドと言えるでしょう。
僕は今でもヘヴィメタルが大好きなメタラーですが、デイヴ・ロンバートの雷鳴のようなドラムよりも。スティーブヴ・ハリスの金属音の響くベースよりも。イングヴェイ・マルムスティーンのような超絶技巧よりも。ロブ・ハルフォードの空気を切り裂くような歌よりも。
そのどれよりもunchainの面々の演奏が好きです。

感動的ロックミュージックの最高峰。

新譜紹介32枚目1

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Muse
「the resistance」
新譜

らしくないわけじゃないけど、なんとなく微妙だな〜という序盤三曲に続く四曲目でハッとさせられます。これがモロにQueenなんですね。ここまで堂々とやってくれれば逆に潔くて気持ち良いです。
ダンサブルな一曲目、ピアノが目立ついかにもミューズらしい二曲目、R&B調の三曲目も悪くはないんですけどね。
あれ、この曲なんだっけ。四曲目の終盤で入ってくるピアノ、有名なクラシック曲だ。うん、やはりこの曲は良いです。
七曲目はミューズのラウド・サイドの曲、かっこいいです。
五、六、八はこれまた悪くはないんだけど…という曲。
なんだろ。サード、フォースにあったやりすぎ感が若干落ち着いているような印象です。このびみょ〜な気持ちはそのせいですかね。駄作ではない…ミューズらしいし悪くはない…んだけど、何か足りない…みたいな。
そして。
ハイライト。
ラスト三曲。
この三曲のためにこのアルバムを作ったのではないかというくらい。
最大の盛り上がりポイントにして、最重要ポイントです。
が、一回で聞き手を取り込む即効性があるかと言えば、それはなく。ドラマチックにゆったりと聞かせる曲で、数回聞かないと良さが分からないようなもの。ただ、クラシックの影響の取り入れ方は過去最大レベルです。これは完全にmuseならではです。歴史上、クラシックの影響を取り入れたバンドは数多あれど、ここまでドラマチックな表現に拘ったバンドはなかなかいないはず。少なくとも僕はパッと思い付きません。

全体的にマシュー・ベラミーの才能が暴走してるかなといった作風でした。ちょっぴり残念なアルバムでしたね。

独り言…
…あ、エニドがいたか。パッと思い付いちゃった…(^ω^;)

みっくみくな新譜紹介31枚目3

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初音ミク
「初音ミクベストインパクト」
新譜

流行ってるものが好きです。新しいものが好きです。

2009年は、初音ミクの年でした。僕にとっては。
世間ではもう二年も前から大ブームだったそうで。
このベスト盤をきっかけに初音ミクに触れる僕は完全に出遅れ組。
でもですね。多分結構いるはず。
特に僕のようなモノ文化世代には。
今回初めて初音ミクの音楽を聞いたって人が。

で、まぁ内容ですが、初音ミクはあくまでボーカロイドというソフトの一つであり、ツールに過ぎないので、当然作曲者により作風が全く違います。
どうも、各クリエーター毎のアルバムがもうだいぶ前からリリースされているらしいので、作風に統一感が欲しいって人はそっち方面を探ると良いかも。
そんな雑多な音楽性を、一人のバーチャルアイドルが歌うことで一つの作品にまとめあげています。

バーチャルアイドル、昔なにやらいましたよね。でも、ここまで、ある種の社会現象のようにはならなかったような気がします。やはり、アイドルは歌って踊ってなんぼってことでしょうかね。
しかも、さながらアイドルを自分でプロデュースするかのように自作曲を歌わせられる。
さらに。動画投稿サイトで公開して人気クリエーターになるのも夢じゃない。
これは楽しいでしょう。流行るのも分かります。

確かに人間のように感情の機微までは歌えないけれど、敢えてロボットっぽく歌うテクノポップユニットが流行るこの時代、普通のJ-POPとして何ら違和感なく聞けます。
ファンの間では神曲などと言われる曲も多数収録しているようで、初めて聞く僕でも、お。こりゃ良いな。と気に入るものもありました。
特に気に入ったのは、ロック調の『ブラックロックシューター』、美しいバラードの『last night,good night』。初音ミクはバラードが得意なのかな。後者の美しさは本当に素晴らしいです。
『方向音痴』はすっごく共感できる歌詞で、ちょっぴり切なくてちょっぴり泣けます(笑)

大衆的であることがポップスの定義であるならば、これは紛れもなくポップス。最早単なるオタク文化の産物ではない。新しい音楽文化の形態、初音ミクには今後も注目していきたいところです。

祝、Greeeen解散!

グリーーーーンが解散だそうで。
良かったじゃないですか。
いや、悪い意味じゃなくて、本当に。

いつもの持論、「消費物としての音楽」に照らして見ると、ガーッと売れてパッと消えるくらいが良い。
誰とは言わないけど、あんまり活動が長過ぎてもね。旬ってものがあるから。
グリーンは、賞味期限を自ら短めに設定していたようで。
世間から、まだ売れるのに勿体ないねぇなんて言われる内に去るという判断は正しい。
ま、事実は、歯科医の国家試験に受かったからってことらしいから、旬なんてどうでも良かったんだろうけど。
タイミング的には良かった。
あ、解散?最近売れてなかったもんねぇ。しょーがないんじゃない?あれ、昔カラオケで歌ったんだけどあの曲なんだっけ、あはは全然思い出せないやー………なんて言われるよりずっとずっと良いと思いますよ。本当。

愛唄、でしたっけ。あれ、好きでよく聞いてましたよ。
歯科医になっても頑張って欲しいものです。
新しい門出を祝して、敢えてお祝いの言葉を。解散おめでとう。

と、書き上げたら。
え。
ガセ?
なんじゃそりゃー。
どうなることやら…。


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