2025年01月13日
現代ビジネス「【池袋暴走事故】の被害者遺族・松永拓也さんを最も困惑させた周囲からの「悪意のない言葉」の中身」記事掲載(2025.1.13)
『早く前を向かないと、亡くなった人が浮かばれない』『以前の明るさを取り戻してほしい』
善意から来る言葉であっても、犯罪被害者や遺族にとっては受け止めきれず、心が重たくなることもあります。
このような思いをお伝えする記事が公開されましたので、ぜひご覧いただければ幸いです。
※もちろん、「声やコメントをかけないで」という意味ではありません。皆様の温かいお気持ちに、日々心から感謝しています。
記事タイトル
【池袋暴走事故】の被害者遺族・松永拓也さんを最も困惑させた周囲からの「悪意のない言葉」の中身
詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa350437ce9b063ad04e04c87e4539bd9096e197
2024年12月30日
現代ビジネス「「再婚は、してもしなくても…」【池袋暴走事故】の被害者遺族、松永拓也さんが語る「これまでの5年間」と「今後の生き方」」記事掲載(2024.12.30)
松永拓也の取材記事がリリースされましたので、
ここで共有させていただきます。
「再婚は、してもしなくても…」
【池袋暴走事故】の被害者遺族、松永拓也さんが語る
「これまでの5年間」と「今後の生き方」
https://gendai.media/articles/-/144074
2024年12月29日
中国放送「時間が経っても癒えない悲しみ 今求められる被害者支援とは」記事掲載(2024.12.28)
あいの会の会員の松本里奈の取材映像が
放映・記事になりましたので報告します。
トレーラーの鉄板が落下し夫が乗った車を直撃
ある日突然、被害者の遺族になった妻
「必死に踏ん張って生きてきた」
時間が経っても癒えない悲しみ
今求められる被害者支援とは
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rcc/1639127
松本さんは広島県の方ですが、
縁あって私たちあいの会の会員になっています。
無料講演 命の里プロジェクト
命の里プロジェクト開催のご案内
いつも「一般社団法人 関東交通犯罪遺族の会」をご支援いただき、誠にありがとうございます。
このたび、私たちは【命の里プロジェクト】を開催する運びとなりました。これは、命の大切さを改めて見つめ直し、より多くの方と共に未来への一歩を考える時間にしたいという思いから企画いたしました。
今回は以下の3名の講師です
• 小沢樹里
• 中村正文
• 松永拓也
開催概要
日時:2025年1月17日(金)19:00~21:00
形式:オンライン開催
参加費:無料
お時間の許す方は、ぜひご参加いただければ幸いです。皆さまと共に考え、共有する場を持てることを心より楽しみにしております。
お申し込み方法
以下のリンクよりお申し込みいただけます
https://forms.gle/AfoHzgYdYPD74R5E8
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
2024年12月28日
TBS報道特集「池袋暴走事故から5年~遺族と加害者家族 訴えたメッセージ」放映(2024.12.28)
「「池袋暴走事故から5年
~遺族と加害者家族 訴えたメッセージ」
と題して松永拓也を取材した内容が放映されました。
TVerでも閲覧可能になっていますので、
多くの人に見てほしいと思っています。
TVer番組ページ
https://tver.jp/episodes/epyfh3ia5a
年末の挨拶
年末のご挨拶
今年も残りわずかとなりました。一年間、一般社団法人関東交通犯罪遺族の会の活動を支えてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
2024年も、犯罪被害者支援や交通事故防止の啓発活動に取り組んでまいりました。その中で特に強く感じたのは、犯罪被害者にとって「理解ある接し方」や「早期の支援」がどれほど重要であるかということです。
いまだに、被害者自身が努力をしなければ、裁判や支援を受けることが難しいという現状があります。私たちは、誰もが無理なく適切な支援を受けられる社会、被害者が「自分は犯罪被害者だ」と迷わず一歩を踏み出せる社会を目指し、今後も活動を続けてまいります。
また、今年は誹謗中傷の問題にも積極的に取り組みました。犯罪被害者が、身近な人やインターネット上での誹謗中傷によって新たな苦しみに直面することがあります。このような問題を少しでも減らし、インターネットが優しさと尊重を持って使われる場となるよう、啓発活動を進めてまいります。
さらに、交通事故の遺族として、加害者と向き合う経験を続けてきました。時には加害者が罪を償う前に亡くなったり、出所後に一切連絡が取れなくなることもあります。それぞれのケースに異なる悲しみがあり、遺族にとって選択肢のない苦しみがあるという現実を改めて痛感しました。この現状を変えるための社会的な働きかけも、私たちが取り組むべき重要な課題だと感じています。
また、2024年は、犯罪被害者の兄弟姉妹についての社会的理解を推進する必要性を強く感じた一年でもありました。そのための取り組みの一環として、「ぼくのおかあさんはおつきさまにいる」という絵本を作成し、豊島区の図書館や図書室へ寄贈しました。この絵本を通じて、犯罪被害者の家族、特に兄弟姉妹の心情に寄り添い、社会全体が理解を深めるきっかけになればと願っています。
また、2003年12月に始まった法務省矯正局の「心情伝達制度」にも触れたいと思います。この制度はまだ始まったばかりであり、被害者が加害者と向き合おうとしても、必ずしも納得できる結果が得られるわけではありません。それでも、心情伝達の過程で、被害者が最も求めているのは「自身と家族の安全」であることを改めて感じています。
私たちは、この制度を通じて少しでも被害者の安全が確保されること、そしてその方法が存在することを知っていただけるよう努めてまいります。これまでの経験をもとに、多くの方にこの制度を伝え、活用を促していきたいと考えています。
2025年も、犯罪被害者に寄り添い、一日でも早く支援が届くよう活動を続けてまいります。また、社会全体が被害者に対する理解を深め、互いに尊重し合える環境を築けるよう、皆さまのお力添えをいただきながら努力を重ねていきます。
どうぞ良いお年をお迎えください。そして、来年もよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人関東交通犯罪遺族の会
2024年12月24日
【活動報告】支えるナスバ
ここでは、自動車事故、被害者を支える自動車事故を防ぐ、自動車事故から守るこの3つを大原則として活動を行っている法人です。
成せばより活動の中で使ってくださいとそばちゃんのお人形をいただきました。
私たちは、交通事故犯罪被害者支援として電話での相談支援業務をナスバより委託されて行っております。
今後の活動を充実させてまいりたいと思います。
2024年12月20日
国土交通省 被害者保護増進等事業に関する検討についての掲載について
11/15に開催いたしました標題検討会の議事録を国交省HPに掲載いたしましたので、ご案内申し上げます。
https://www.mlit.go.jp/
2024年12月17日
講演 法務省矯正局研修
法務省矯正局研修での講演を終えて
12月17日、法務省矯正局の職員研修にて講演を行いました。
この研修は、被害者の心情や置かれている状況について理解を深めることを目的として開催され、交通犯罪遺族としてお話しさせていただきました。
講演では、被害後に被害者やその家族が直面する精神的・社会的な影響、そして日常の変化についてお伝えしました。また、具体的な事例を交えながら、被害者の視点を知ることの重要性をお話ししました。
法務省矯正局において「被害者の心情を知ろう」という動きがあることを実感し、今後は様々な罪種の被害者の声を取り入れることが必要不可欠だと感じました。被害者の声を聴き、その視点を矯正教育や更生プログラムに反映していくことが、真の理解につながるのではないでしょうか。
今回の講演が、矯正局の皆様にとって被害者理解の一助となれば嬉しく思います。
今後も、こうした活動を通じて、被害者の置かれた状況や思いを伝えていければと思います。
刑の執行段階における被害者等の心情等の聴取・伝達制度について(小沢 一部割愛)
1. 加害者の情報共有についての要望 加害者の出所後の住所を知りたかった(近隣に住む不安解消のため) 遠方の刑務所訪問は、精神的・肉体的に大きな負担。(のちの確認では、自宅への聞き取り訪問は現在検討中、手紙などでも対応が出来るとの事) 刑務所内で加害者がいると想像するだけで恐怖を感じた。 家族を守るために矯正局での心情伝達制度を活用したかった。 2. 心情等伝達制度への改善要望 参加できない家族がいたため、代わりに口頭で思いを伝えた。 伝えるべき内容のテンプレートがあると助かる(例:言える内容、言えない内容の整理)。 交通事故は非常に短い時間の刑期のため限られた時間内での刑務所にいる最中の面会は重要。 加害者へ裁判時の発言と本心の乖離を知りたいと思う。 加害者の謝罪の意思や今後の生活について聞きたかった。 謝罪の伝達が被害者の安心感につながるとともに、加害者にも適切な謝罪方法を示す手助けになる。命日に花を供えるなどの謝罪方法を伝える場が必要。
連絡手段として刑事民事事件の時に対応頂いた弁護士事務所を指定したが、この方法を知らない被害者も多い。
加害者がどのような職業に就くのか、人を死に至らしめても車の免許の取得をするのか運転するのかを知りたい。
3. 刑務官への印象と配慮要望 丁寧な対応により安心して話せた。 加害者が乗ったかもしれない車の迎えが非常に不快。 送迎車についている、護送用のような車でパトライトが目立ち、被害者側が加害者と誤解される恐れを回避して欲しい 未成年の子供への配慮については、わかりやすい言葉選びがありがたかった。 休憩をとりますかの声かけがとてもありがたかった。