2016年09月25日

あいの会9月度定例会の報告(2016.9.17)

先週土曜日(9月17日)は、あいの会定例会でした。

今回は少人数での内々の集まりだったこともあり、
講師を呼んで講演会をするというスタイルではなく、
お互いの考えていることを協議する場にしました。

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自動運転をテーマの一つにしている記者さんがいらして、
前半はその方もまじえて自動運転のあり方について、
いろいろと意見交換をしました。

事故を起こした時の責任の議論が不十分である問題、
運転者とメーカーの問題をどう考えるべきか、
他にも多くの意見が出たのですが、
「自動運転」という名称について特に議論を深めました。

「自動運転」ではなく「安心サポートシステム」との名称で、
あくまで夢を実現するという技術面の話だけにとどめず、
事件事故時の刑事事件・民事など想定される法律を作る。

多くの場合は命が犠牲になってから法整備がなされるが、
事故が起きて死傷者が出てから議論にするのではなく、
法整備も同時に進め、悲劇が起きる前に議論を尽くしてほしい。

自動だからと気をゆるめてしまえば、命の軽視につながる。
そのことをドライバーが自覚することが最低限必要だと考える。

また自動運転車にはドライブレコーダーの搭載を義務づけるなど、
事故の際の事実解明のための整備にも抜けをなくしてほしい。

そのような議論をしました。

また、あいの会では国土交通省への要望書提出を検討中です。

特にバスや運輸業者などの運転事業者の管理責任や、
悪質な事業者が(偽装も含めて)倒産した場合に、
社名変更で安易にリスタートさせない必要性も話しました。

また数年後に控えている東京オリンピックにからんでも、
バス観光事業での一時的雇用が増えることが予想されますが、
おざなりな採用や研修や管理体制が容認されないよう、
国として適切な対応を取っていくのを要望したいこと。
特に高齢者のドライバーも増えているとみられる現状から、
健康管理の徹底を義務づけることなどが必要と話し合いました。

また二輪車での移動手段が急増する可能性も考えられるため、
二輪車を使った事業者参入への対策も考える必要があります。
実際に、自転車も含めた二輪車の危険な運転は依然目立ちます。
それらへの注意喚起も必要だという議論もしました。

それ以外にも、トラックの事故件数が依然として高いけれども、
流通台数と事故件数を比較検証して要望を出したいという意見や、
パソコンでのアルコールや健康状態のチェックの導入促進のこと。

また日本損害保険協会に対しての要望書提出についても話が出て、
例えば自動車保険の保険料でも「ドラレコ割」などを設定して、
ドライブレコーダー普及に役立てられないかという議論もしました。

その後も、懇親会などで議論の続きをしたり、
お互いのざっくばらんな近況の話などで月1回の時間を過ごしました。


i_nokai0708 at 18:32|PermalinkComments(0)定例会 

2016年09月11日

株式会社ヤマガタでの講演活動(2016.9.10)

9月10日、茨城県日立市にある運輸会社の
株式会社ヤマガタの管理者研修に呼ばれて、
当会の中村正文が遺族として講演をしてきました。

2016あいの会0910ヤマガタ001


妻をタンクローリーに奪われた中村が強く伝えたのは、
大切な人が突然奪われるとはどういうことかでした。

他人事として考えるのではなく、
もし自分の家族がそのように奪われたら・・・と、
いかに自分自身に置きかえて考えることができるか、
そうした想像をすることができるかと問いかけました。

またそうした悲劇を少しでもなくしていくために、
ドライバーが安全について当たり前の意識を持つこと、
交通ルールの基本を守ることの大切さを話してきました。

運輸会社もまちまちです。
ひどい会社もあれば、真摯に安全に取り組む会社もあります。

今回講演に行ったヤマガタで話を聞いてくれた皆さんは、
義務的にはなく、とても熱心に聞いてくれてました。
ヤマガタでは真剣に安全を考えてくれていると感じました。

この日、話を聞いてくれた職業ドライバーの皆さんも、
伝えた内容を心に留め、安全運転を実践してくれると感じました。

i_nokai0708 at 21:28|PermalinkComments(0)講演活動 

2016年08月31日

西日本新聞の取材記事「飲酒運転ゼロへ」(2016.8.24)

西日本新聞から受けた取材が記事になりました。

「飲酒運転ゼロへ」と題した記事。
2006年に福岡で起きた飲酒運転死亡事件と、
あいの会の小沢家が遭った事件を取り扱っています。

2016あいの会0824西日本新聞001

ここでインタビューに応じている居酒屋店店主は、
小沢家の事件で車で来ていた加害者らに酒を提供し、
酒類提供罪で立件された当人です。

当人にも取材をしているということは聞いていましたが、
ここまで大きく取り上げるとは聞いていませんでした。

記事掲載にあたっても、記者さんから事前連絡がなく、
他の人から聞いて初めて知ったという次第で、
このように大きく加害者が取り上げられていたことに、
とても驚き、大きなショックを受けました。

もう少し配慮や事前説明があってもよかったはずです。
やはりそのことは、とても残念です。

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ただ記事では、小沢恵生の思いも掲載されてます。

事件当時の写真を見せて講演を続けていること。
両親を奪われ、保育士としてがんばっていく夢も奪われ、
20代のほとんどを裁判に費やさざるをえず、
そんな思いは他の人にしてほしくない気持ちを伝えました。

それをきちんと伝えてくれたことはよかったと思っています。

この記事で、飲酒運転の愚かさへの認識があらためて定着し、
飲酒運転を思いとどまる人を一人でも増やしたいと思います。



i_nokai0708 at 23:17|PermalinkComments(0)取材&報道