2016年07月10日

7月度グリーフサポートの報告(2016.7.9)

この週末の7月9日(土)は、山口県から、
グリーフサポートやまぐちの山根和子さんをお招きし、
グリーフサポートや遺族の歩みを話し合いました。

またいのちのミュージアムからも、
土屋由美子さんと中土美砂さんも駆けつけていただき、
半ば交流会的な催しとなりました。

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グリーフサポートのワークを前半に行いましたが、
(ケアとサポートは異なるという話もあり)
まず自分の人生を年表にして、
どこで喪失や落ちる経験をして今に至っているか、
あらためて振り返ってみるという作業を行いました。

次に喪失に関わって経験したこと、変化したこと、
言われて傷ついたことなどを付箋に書き出し、
ホワイトボードに「心」「行動」「身体」「社会(周り)」
に分けて貼り出し、こういうこともあるということを
話し合う時間を過ごしました。
ちなみに身体と社会(周り)が多い結果となりました。

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山根さんは「体験学」という表現を使っていました。
体験したことをただ伝えるのではなく、
体験して学んだことを伝えるのが大切との話です。

そして、支援のあり方、自治体との関わり方、
犯罪被害者支援の歩みなどを振り返って、
山根さんも(そしてあいの会の一部も)メンバーだった
2012年に解散してしまった全国交通事故遺族の会の
「20年の歩み」のDVDを30分ほど皆で観ました。

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その後はいつもの流れの懇親会で、
ざっくばらんに楽しく語り合うことができました。

こうして他の団体ともつながりを広げ、深めていくことを、
私たちはこれからも大切にしていきたいと思っています。

最後に・・・
7月7日は、中村正文、小沢恵司、小沢恵生の誕生日でした。
おめでとうございます。
そしてその翌日7月8日は、あいの会の4歳の誕生日でした。

i_nokai0708 at 08:37|PermalinkComments(0)定例会 | 交流

2016年06月26日

6月度グリーフケアの報告(2016.6.25)

この週末の6月25日土曜日は、前回に引き続き、
グリーフケアのワークショップを行いました。

2016あいの会0625グリーフ002

今回のテーマは境界線。

境界線を考えることは、自分を個として保つために大切で、
その中が良いもので満たされる必要があるという話でした。

またその境界線があいまいになることで自分が損なわれるし、
他人の問題で相談を受ける時も、
その人の境界線を意識することも大切だということです。

そうした境界線を強化する心の護身術として、
①自分の中で譲れない「ルール作り」
②すぐに対応するのではなく時間を置く「タイムアウト」
③きっぱりNOを伝える「アサーティブ」
④NOが通じない人には、
 同じ言葉を同じトーンで繰り返す「壊れたレコード作戦」
⑤それでも境界線を無視しようとする人には、
 感情的にならず「これ以上この話を続けるなら私は帰ります」
 などと伝える「もし~なら、~します」という方法
という方法があることも学ぶことができました。

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そしてグリーフケアの後は、これもいつもの流れですが、
場所を変えて懇親会も行いました。

今回は、それぞれの事情もあり、
グリーフケアで帰るメンバーもいれば、
懇親会から参加するメンバーもいました。

お互いに「無理せず無理させず」が大原則ですし、
そのあたりの自由さはとても大切だと思っています。

懇親会からは、話を聞きたいという記者の方も合流し、
また昨年家族を失って相談したいというご遺族の方も、
途中から参加され、話を聞かせていただきました。

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BPOのことについても経緯報告がありました。
前回報告した後も、文書のやり取りは続いており、
これは区切りをみて、また追って報告する予定です。

こうした集まりは、毎月継続して続けています。

次回は7月9日(土)を予定しています。

話を聞いてほしいというご遺族の方がいましたら、
私たちはいつでもドアを開けています。
気兼ねなく、ご連絡いただいて大丈夫です。

ちなみに次回はご遺族の方の講演も準備しています。
こちらも追って詳細を掲載させていただく予定です。



i_nokai0708 at 20:42|PermalinkComments(0)定例会 

2016年06月25日

群馬育英高校での講演活動(2016.6.20)

6月20日(月)、講演活動をしていきました。

今回行ってきたのは、群馬育英高校。
そこの2年生の皆さんが話を聞いてくれました。

2016あいの会0620群馬育英高校講演002

話をしてきたのは、小沢樹里と小沢恵生でした。

2年生全員が対象で、約500名の生徒さんたちが、
私たち2人の話を熱心に聞いてくれました。

ここ群馬育英高校では、交通教育の一環として、
交通遺族を招いての講演を継続して行っています。
私たちは、その4回目を担当させてもらいました。

事件当時のこと、その後も続いた日々の苦しみ、
突然両親を失った悲しみ、ダメージを受けた生活、
何件も同時に続いた裁判のこと、家族の絆のこと、
そして今の活動・・・などのこれまでの話に加えて、
今回は、友達と夢の大切さも話してきました。

恵生からは、事件の重傷でずっと苦しんでいた時、
友達がずっと支えてくれていた話をしました。
それによって、どれだけ救われたかを振り返り、
だから隣の友達を大切にしてほしいと伝えました。

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群馬育英高校では1学年で80名が保育士になるそうです。
また恵生は、保育士になる夢を叶えたばかりの時に、
事件で続けられなくなり、叶えた夢を奪われました。

交通犯罪は、命が奪われるだけでなく、
生き残った被害者からも夢を奪ってしまう。
命が助かったからよかったねなんて単純な話ではない。

生徒さんたちにも、大切な夢をもってほしいし、
夢を奪うような加害者にも被害者にもなってほしくない、
そうした話もしてきました。

講演中、前方でお互いに手をつなぎながら、
じっと聞いていた2人の女子高生の姿が印象的でした。

真剣に聞いてくれる人の姿はすぐに目に入ってきます。
そんな人が1人でも増えていけば、
交通安全への理解は確実に広がっていくはずですし、
だからこそ講演を続けていく意味もあると思っています。

2016あいの会0620群馬育英高校講演003

i_nokai0708 at 10:27|PermalinkComments(0)講演活動