2016年02月
2016年02月21日
あいの会2月度定例会&遅めの新年会(2016.2.20)
土曜日(2月20日)は、あいの会の定例会でした。
1月が大雪警報で、大事を取って延期したため、
今回が今年初めての集まりとなりました。
今回、初めて参加されるご遺族がいました。
私たちや会の相談役の先生方が色々お話を聞き、
それが少しでも今後に繋がればと思っています。
またある会員の刑事公判の判決の報告もありました。
最初から結論ありきの、旧例主義の典型のような、
悔しい結果でしたが、その方もできる手は尽くしました。
今後同じ思いをする遺族を一人でも減らしていくために、
遺族同士がすべき課題がまだまだあると思いました。
またフジテレビの報道被害を受けてのBPO審理でも、
動きがありましたので、その報告もありました。
BPOは下記でも議事録を確認することができますが、
会としても、報告できるようになったら報告いたします。
http://www.bpo.gr.jp/
また会の相談役をお願いしている依田先生の誕生日が
数日後だったため、数日フライングではありますが、
あいのとして誕生日プレゼントをさせていただきました。
本来はつながらなくていいつながりの会ではありますが、
それでも交通犯罪遺族という立場になってしまった以上、
その人その人のペースで、無理なく、負担なく、
寄り添い合える集まりの場を提供し続けたいと思っています。
2016年02月17日
さいたま家裁での講演活動(2016.2.15)
小沢樹里と恵生が講師をさせていただきました。
不定期でお受けしている家裁の更生プログラムの一環で、
物損などの死傷に至らない事故を起こした未成年に対して、
交通犯罪の悲惨さや重大性、命の尊さをお話してきました。
この日は読売新聞での記事が掲載された日でもあります。
報道取材でもそうですし、講演活動も同じだと考えますが、
メッセージを伝える機会があれば、活かしたいと思っています。
語り継がなければ、事件やその悲惨さも風化してしまいます。
だからこそ、人前で語る機会をいただくことがあれば、
これからも可能な限り、それは大切にしていきたいと思います。
2016年02月16日
読売新聞の取材記事(2016.2.15夕刊)
当会代表の小沢樹里が取材を受けた
読売新聞の記事が掲載されましたので紹介します。
読売新聞2016.2.15夕刊の社会面に掲載されました。
今年1月に起きた軽井沢スキーバス転落事故に寄せて、
被害者や遺族を考えたらじっとしているわけにはいかず、
「途切れない支援を被害者と考える会」(通称:中野勉強会)
で作成した被害者ノートをどうしても届けたいと動き、
長野県警などを通じて、なんとか渡すことができたこと。
それが取り上げられ、小沢自身もインタビューに応じて、
ノートを通じて何かしたい思いを話し、掲載されました。
詳細は記事をご覧いただければと思います。
奪われた大切な家族の命は取り戻せないけれども、
それでも今回のバス事故による被害者や遺族に、
被害者ノートが少しでも役立つことができればと思います。
また被害者ノートは、報道されていない事件や事故でも、
被害者や遺族なら誰でも、無償で受け取ることができます。
一人で悩んでいる方がいれば、
まずはノートを手に取ってみるだけでも構いません。
このブログを通じてでもいいので、どうか連絡してください。
起きてしまった事件や事故は元に戻すことはできません。
ただ一人で悩んでも、決して前に進めませんし、
後から取り返しのつかない後悔をしてしまいがちです。
手を差し伸べようとする人は見渡せばたくさんいます。
どうかそういう人たちとつながってほしいと願っています。
2016年02月14日
NHK高知での自転車問題の取材番組放映(2016.2.10)
2月7日(日)、自転車遺族の当会の東光宏が、
NHK高知の取材を受けていました。
その番組が2月10日(水)に放映されたので報告します。
当日は18時10分からの「高知情報いちばん」という番組中、
「自転車の危険を知って」という6分間ほどの特集コーナーで、
東のインタビュー映像を取り上げたとのことです。
2月10日は高知県内だけのローカル放送ですが、
今週には四国全県でも放送予定との報告も受けています。
関東在住の私たちはリアルタイムで視聴することはできませんが、
後日、担当記者からはDVDを送付してもらうことになっています。
マスメディアの取材受けは難しいところもあります。
なかなか遺族の想いを伝えてもらえないもどかしさもあります。
しかし悲劇から例え何年経っていたとしても、
事件の重大さ、そして命の尊さへのメッセージを風化させないため、
取材を受け続けていくことは大切にしていきたいと考えています。
警備会社での2回目の講演(2016.2.7)
1月に警備会社で行った講演の報告をしましたが、
前回講演を聞けなかった方々のために再度との依頼があり、
2月7日(日)、同じ警備会社で引き続き講演を行ってきました。
講師は前回同様、小沢樹里と恵生が務めさせていただきました。
場所は、東京の台東区でした。
事件当時のこと、その後の裁判や苦しい思い、支援のことなど、
これまでの話に加えて、清原容疑者の逮捕のことにも触れました。
小沢家は飲酒運転の加害者に、大切な家族を奪われています。
アルコール依存は根深い問題だと考えています。
だから小沢家では飲酒問題にも深い関心を寄せてきました。
今回の清原容疑者の逮捕報道に触れて思ったのは、
薬物でもアルコールでも言える、依存問題の根深さでした。
依存症状を抱える本人も立ち直る努力が必要だし、
周囲も気づいて立ち直らせる努力が必要だと感じています。
そうした周囲の理解がしっかりある環境であれば、
薬物依存やその結果の逮捕劇なども起きないし、
アルコール依存による飲酒運転の悲劇だって、
きっとなくなっていくと思い、この話題にも触れました。
2回にわたって講演依頼をしてきた今回の警備会社様は、
安全について徹底させたいという意識のとても強いところでした。
こうした会社が1社でも増えれば交通の悲劇も減るはずです。
そうなることを願って、今後も講演を続けていきたいと考えます。