2017年01月

2017年01月30日

犯罪被害者支援セミナーでの講演活動(2017.1.27)

1月27日(金)、当会の中村正文が、
犯罪被害者支援セミナーで講演をしてきました。

埼玉犯罪被害者援助センター(彩の国サポートセンター)
主催のセミナーで、埼玉県蕨市での開催となりました。

wa

埼玉犯罪被害者援助センター
(愛称:彩の国サポートセンター)
http://www.svsc8080.jp/

保護司、民生委員、児童委員、市職員、市社協職員、
などが今回お話させていただく対象の方々でした。

中村は今回の講演で、自らに降りかかった悲劇を振り返り、
突然悪質な交通事件に巻き込まれ、最愛の妻を奪われ、
慣れない育児を抱え、どれだけの苦難と向き合ってきたか、
残された家族がどのような状況に陥ってしまったのか、
交通犯罪とはどのようなものか、それは決して、
事務的に処理されるべきではないことなどを話してきました。

そして、そうした交通事件をなくすために何ができるか、
単純に、安全を守ること、ルールを守ること、
それだけでどれだけの悲劇がなくすことができるか、
そして自分だけでなく、それを周りに伝えていくことの大切さ、
などについても、話をしてきました。

講演活動を続けることは、時間も気力も体力も使いますし、
辛い経験を振り返って話すので消耗も激しいのが事実です。

しかし遺族の心情を少しでも多くの人に伝え続けていくことで、
無法な運転者を減らし、悲劇をなくしていけると思いますので、
無理のない範囲でも、講演活動は続けていくつもりです。


i_nokai0708 at 00:31|PermalinkComments(0)講演活動 

2017年01月22日

あいの会新年定例会(2017.1.21)

2月4日(土)はあいの会の新年定例会でした。

今回は特に内々の少人数で行い、
会を立ち上げた最初の頃の話や、
個人のプライベートな話なども、
気兼ねなく話し合う場となりました。

2017あいの会0121新年会002

また官庁への陳情を考えている案件があり、
二次会では喫茶店に場所を移し、
ノンアルコールで要望書の検証も行いました。

2017あいの会0121新年会003

今年はあいの会設立から5年になります。

ですので、今年の9~10月あたりに、
設立5周年行事を行おうと考えています。

毎月の定例会もそれに向けた準備に、
ある程度の比率を傾けることになりそうです。



i_nokai0708 at 11:05|PermalinkComments(0)定例会 

2017年01月15日

JAF機関誌「JAF Mate」1月号での中村取材記事掲載

JAF会員に送られている機関誌「JAF Mate」1月号で、
私たちの会の中村正文への取材記事が掲載されました。

2017あいの会0114JAFメイト001

2017あいの会0114JAFメイト002

一度奪われてしまった命は、二度と戻りません。
中村の家庭も、加害者によって破壊されてしまいました。

しかし中村もインタビューで答えているように、
決して数字で何がどう変わったとは言えないけれども、
「消える命が救えているかもしれない」
という思いで活動を続けていきたいと考えています。

中村自身も、同じ悲劇を少しでも減らしたいと思い、
ブログ発信や講演、関係官庁への働きかけを続けています。



i_nokai0708 at 22:22|PermalinkComments(0)取材&報道 

2017年01月13日

フジテレビ「ユアタイム」取材放映報告(2017.1.11)

私たちの会の中村正文とその息子さんたちが、
昨年末、フジテレビの「ユアタイム」より取材を受けており、
その内容が1月11日(水)に放映されたので報告します。

2017あいの会0111ユアタイム001

「親を亡くした”心の声”を聞いて・・・」
というテーマタイトルで、交通事犯で妻を奪われた後の、
一変させられた家族の生活、癒えることのない心の傷、
そして東京都板橋区にあるグリーフサポートステーション、
サンザシの家に通うようになった経緯が紹介され、
サンザシの家の取り組みやその様子が放映されていました。

2017あいの会0111ユアタイム002

いくら時間が経っても、決して心の傷が癒えたり、
気持ちの整理がつくことはなく、大丈夫になどならないこと。
加害者への消えない憎しみの気持ちを伝える息子さんたち。
家族を奪われたことで受けてしまう心の傷が、
どれだけ深く、大きいかを伝え、それを取り上げてもらいました。

中村としても、突然母親を失った子どもたちの気持ちは、
父親であっても想像することができないのが正直なところです。

子どもたちがどんな感情の中にいるか本当にはわかりませんし、
子どもたちも自分の抱えている行き場のない悲しみや怒りを、
大人のように言葉にして伝えることもきっと難しいと思います。

そうした表現しようのない気持ちを出せる場所もないまま、
ただ頑張らされている子どもたちもきっと多いだろうと思います。

そんな中でサンザシの家に救われたことも多くありました。

そうしたグリーフケアの取り組みが各地にあることについても、
まだまだ知られていないので、もっと多くの人に知ってもらい、
親を奪われた子どもたちが一人で苦しんだり孤立したりせず、
周りが寄り添うことのできる社会になってほしいと思っています。


i_nokai0708 at 02:39|PermalinkComments(0)取材&報道