2018年02月

2018年02月18日

埼玉新聞の記事掲載(2018.2.18朝刊) ~定例会取材記事~

昨日の定例会に取材に来ていただいた方のうち、
埼玉新聞で早速記事にしていただき、
Yahoo!ヘッドラインにもアップされていましたので、
報告させていただきます。

熊谷9人死傷事故10年 両親死亡、遺族ら苦しみ…その中で射し込んだ光 残った障害で偏見も決意胸に前へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180218-00010004-saitama-l11
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/02/18/10_.html

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i_nokai0708 at 12:33|PermalinkComments(0)取材&報道 

朝日新聞の記事掲載(2018.2.17朝刊) ~熊谷9人死傷事件の振り返り記事~

2月2日に行田市保護司会で行った講演活動での取材を踏まえ、
10年前に小沢家が遭遇した熊谷9人死傷事件を振り返る記事を、
朝日新聞で掲載していただきました。

2018あいの会0217朝日新聞

ちょうど事件10年目の当日に掲載いただき、
飲酒運転撲滅に警鐘を鳴らしてもらえたと考えています。


i_nokai0708 at 12:18|PermalinkComments(0)取材&報道 

あいの会2月定例会 ~小沢家の飲酒死傷運転事件から10年目を迎えて (2018.2.17)

2月17日(土)、あいの会の定例会を行いました。

この日は小沢家のご両親の命日です。

ちょうど10年前のこの日、熊谷9人死傷事故として報道される
小沢家が遭遇した飲酒危険運転の事件が起きました。

その節目の日に、埼玉県で集まりたい小沢家の希望もあり、
大宮のソニックシティで定例会を行うことになりました。

ですので、当日は記者の方も何名かいらっしゃり、
現在の交通犯罪ををめぐる現状について議論し、
また取材受けも兼ねて、小沢家を中心に、
出席者それぞれが事件からの歳月を振り返る場としました。

交通犯罪をめぐる現状についての議論では、
法曹となる人の大半が学ぶ法学部で、
被害者について学ぶ科目がないので設けたいという話や、
2人の命が奪われた石橋容疑者による東名高速あおり事件で、
同乗者していた女性が何の罪にも問われていない現状。
また北海道砂川市での無謀なカーチェイスに巻き込まれ、
5人が死傷した事件でも、ぶつからなかったほうの運転手は、
道路交通法の処分の範囲にとどまってしまっていることなど、
が話題に上がりました。

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現在の道路交通法では、被害者を想定していないことや、
危険運転の判断基準がシンプルでないことなども議論に。

お酒を飲んで、車を運転して、人を死傷させたら、
その時点でシンプルに危険運転を適用すべきであるのに、
飲酒検出量が何ミリだからどうこうとややこしくして、
本質からずれた議論にしている現状についても話が出て、
酒を飲んだ立証さえできればよいとの議論も出ました。

またこれまでも議論している副検事問題にもつながりますが、
検察内でも交通事件が軽く扱われている現状も問題視されました。
加害者の過失があって、苦しんでいる被害者がいれば、
それは十分な犯罪であるにも関わらず、
結局交通事件はほとんどが略式起訴でなんとなく終わってしまい、
誰でもできる事務作業だと思われている傾向が否めません。

小沢家からは克則・樹里・恵生・恵司の4名が参加しましたが、
事件からの10年を振り返って、次のような発言が出ました。

10年経っても何も変わらない。
この10年は重かった。
でもいろいろな人に支えられてきたから、
笑顔で写真を撮られてもいいとやっと思えるようになった。

事件に遭ってから、初めて家族について考えさせられた。

別々に過ごしてきた克則・樹里夫妻と、恵生・恵司兄弟は、
事件を機に、選択する余地なく、同居することになった。

夫婦とその子供2人、そして夫婦の兄弟の6人家族。
家族構成を話すと「珍しいね」とよく言われる。

でも支え合って、とても仲の良い6人家族になっている。

重傷を負った恵司は事件後、リハビリも兼ねて陶芸教室に通った。
その時、当時の家族5人の名前を彫ったコップを作った。

うちに帰ったら自分の名前の彫られたコップがある。
あなたたちが帰ってきたら、あなたたちのコップがあるんだよ。
ここにはあなたの居場所があるんだよ。
ここにいていいんだよ。そんなメッセージを込めて使っている。

その後、夫婦に長女が生まれ、長女が物心がついて、
コップのことを知った時、「私のコップがない!」と叫んだ。

でもそれも含めて、この10年の家族の歩みだったと思っている。
この10年の節目で、また新しい家族の思い出を作っていきたい。

しかし取り返せないこともある。

新しく出会う人に事件のことを伝えるのは今でもためらってしまう。
気遣いさせてしまうのではないかと、最初から考えてしまう。

重傷を負って、障害と闘い続けている兄弟にとっては、
かけがえのないはずの20代を奪われてしまった。
20代を返してほしいという悔しさは決してなくなることはない。
そう思うたびに加害者の顔が浮かんでくる。

そういう率直な思いを、小沢家4人はそれぞれ語りました。

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来ていただいた記者さんたちも、熱心にメモを取り、
4人の話に聞き入っていました。

記者さんたちの話をもっと聞きたいという思いもあり、
小沢家の事件の振り返りは、その後の食事会でも続き、
記者さんたちは熱心に話を聞かれていました。

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i_nokai0708 at 11:53|PermalinkComments(0)定例会 | 取材&報道

2018年02月03日

行田市保護司会での講演活動(2018.2.2)

2月2日の金曜日、保護司の皆さんが集まる保護司会で、
当会代表の小沢樹里が講演活動をさせていただきました。

場所は埼玉県行田市。
亡くなった父母が生まれ育った町での講演でした。

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あいの会にも来てくれていた保護司の方との縁があり、
行田市で活動する保護司の方々に話す機会となりましたが、
ずっと住んでいて、父母を直接知っていた方もいました。

保護司の方への講演はこれまで何度か行ってきましたが、
埼玉県での講演は、実は今回が初めてでした。
その県内最初の講演が、その行田市だったということに、
とても意義のある一歩と感じることができました。

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保護司は犯罪者の更生を促す役割の方々です。
ですので、加害者の味方だと考える人もいます。

しかし、これまで保護司の方に講演してきて思うのは、
たとえ加害者の更生が役目であっても、
決して無条件に加害者の味方というわけではないことです。
被害者を考え、被害をなくしたいと思う保護司はいます。

今回は、そうした保護司もいらっしゃることを思い、
感謝の気持ちも込めて、保護司の皆さんに被害者の思い、
そしてそれを加害者の更生につなげたいと伝えてきました。

今回は、朝日新聞の記者さんも取材に来ていました。

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この写真で掲げている紙は、小沢家が被害にあった10年前、
自宅を報道陣に囲まれた時、報道陣に見せたお願いでした。

残念ながら、報道による二次被害を受ける被害者もいます。

しかし、「報道陣イコール悪」では決してなく、
何が許され、何がダメかをハッキリ伝え、理解してもらえれば、
報道関係者も被害者の支援者になることができます。

被害者のことを本当に理解することができれば、
誰もが支援者になれると思っていることを伝えました。



i_nokai0708 at 09:47|PermalinkComments(0)講演活動