2018年03月
2018年03月22日
小沢樹里100回目の講演活動(2017.3.20)
民生委員や保護司の方を対象とした
犯罪被害者支援ミニセンターでの講演でした。
この日はちょうど100回目の講演活動でした。
今回の100回目の講演活動の内容については、
翌3月21日の読売新聞朝刊で記事にしていただきました。

記事にも書いてもらっていますが、事件当時のこと、
講演活動を始めた頃の話、インターネット上での誹謗中傷、
あいの会の結成と活動について、
最近は交通事故ではなく被害者支援の枠での講演が多いこと
・・・などを伝えさせていただきました。
講演もあいの会の活動も、新聞記事でも引用された通り、
「悲惨さを多くの人に知ってもらうとともに、
被害者の支援を積極的にしていける社会にできれば」
との思いで続けていますし、今後も続けたいと考えています。
2018年03月17日
記念冊子『あいの会「5周年記念集会」報告』
先日定例会で総出で発送にこぎつけた記念冊子、
『あいの会「5周年記念集会」報告』の内容を紹介します。
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/memorialbooklet20171014.pdf
(※こちらからダウンロードして閲覧いただけます)
8ページの冊子で、構成は以下の通りです。
・はじめに
・冒頭挨拶
「あいの会5周年記念集会を振り返って」
by 小沢 樹里(あいの会代表)
・講演第一部抜粋
「ある日突然奪われた家族」
by 中村 正文(あいの会設立メンバー・幹事)
・講演第二部抜粋
「喪失体験後の家族を支える ~レジリエンス 悲しみの力~」
by 髙橋 聡美(防衛医科大学校教授・精神看護学)
・来賓ご挨拶抜粋
by 横川 雅也(埼玉県議会議員・自由民主党)
・読売新聞記者寄稿
by 柏原 諒輪(読売新聞東京本社社会部記者)
・祝電紹介
・アンケートからの声
・あいの会活動内容
(※敬称略)
講演内容や挨拶のすべては載せきれないため、
どこまでも一部の抜粋になってしまいましたが、
本当に大切な最低限のところは掲載したつもりです。
こうして形に残すことで、集会を行った意味や思いが、
長く広く伝播していくことを期待したいと思っています。
また送られていない方や、ほしい方がいましたら、
言っていただければ、可能な限り送りたいと思っています。
【依頼先】
i.nokai0708●gmail.com
(※●を@に変えてお送りください)
2018年03月15日
小川町保護司会での講演活動(2018.3.8)
小沢が保護司の方への講演活動を行ってきました。
会場は埼玉県比企郡小川町にあるリリックおがわ。
以前、埼玉県行田市で保護司の方に講演した時に、
話を聞いてくれていた保護観察官から声がかかり、
小川地区でもやってほしいと言われての講演でした。

一番伝えたかったことは被害者の大変さでした。
それを一人でも多くの保護司に知ってほしい思いで、
保護司の方への講演は引き受けています。
被害者が巻き込まれていく現実、そのつらい思いを、
知ってもらうことが、加害者の再犯防止に結び付く
保護司の活動につながっていくと思うと話をしました。
最初は、加害者に寄り添う保護司という存在は、
加害者を助ける、被害者の敵だと思っていました。
しかし、これまで保護司の方と話していて感じることは、
思うところは一緒だということです。
苦しむ被害者を出したくない気持ちは同じと感じています。
講演後の質疑応答で出た質問で、
そう思うようになったのはなぜかと聞かれました。
いくつか理由はありますが、心情等伝達制度を利用し、
被害に遭った交通犯罪の加害者と話したことも触れました。
実際の交通犯罪では、反省しない加害者が大半です。
しかし実刑になり、1日でも刑務所に収監されることで、
加害者が罪と向き合う意味の大きさを感じる体験があり、
そのことを保護司の方に伝えることができました。
ちなみに今回の講演で、小沢家が被害者遺族になってから、
数えてみれば、99回目の講演となりました。

2018年03月14日
あいの会3月定例会(2018.3.10)
3月10日(土)、あいの会定例会を行いました。
と言っても、今回は勉強会や協議ではなく、
事務作業メインの集まりでした。
昨年10月に設立5周年記念集会を行いましたが、
その時の講演内容などを振り返る冊子を作成しました。
今回は、それを支援者や縁ある方々に発送するため、
みんなで協力して、宛名貼りや封入作業を行いました。
約400名ほどの方々に送る作業となったので、
その日一日で終わるか不安もありましたが、
始めてみれば、連携したチームワークで無事完了しました。
小沢家の小学生の娘さんも参加しました。
大人に混じって遜色なく、活躍してもらえたと思っています。
途中で訂正シール対応の必要があったり、
封入後にみんなで手分けして抱えて行った先の郵便局で、
十分な対応をしてもらえなかったりというトラブルもありましたが、
なんとか無事発送まで終えられ、安堵することができました。
終わってからは、場所をかえてのいつもの懇親会で、
直近の事件などで意見をぶつけ合い、盛り上がりました。
今回の報告冊子では、講演をした当会の中村正文、
そして防衛医科大学校の髙橋聡美教授の話の抜粋を中心に、
来賓挨拶、記者の寄稿文、祝辞、アンケート等も掲載しました。
その細かい内容は、記事をあらためて紹介したいと思いますが、
私たちの伝えたいメッセージのエッセンスを集めていますので、
今回送った人たちを通じ、拡散していってほしいと思っています。