2018年06月

2018年06月10日

宮城県犯罪被害者支援連絡協議会での講演活動(2018.6.10)

6月10日(日)、中村正文が宮城県警察本部で、
講演活動をしてきましたので、報告いたします。

中村宮城講演20180610

埼玉県半田市の被害者援助センターに紹介していただき、
宮城県犯罪被害者支援連絡協議会の総会に招かれ、
今回、話をさせてもらう機会をいただきました。

こちらの協議会は、宮城県知事が会長となり、
弁護士や保護司など50ほどの団体が所属している会です。

その総会の第2部で、基調講演をすることとなりました。

中村の話を聞いてもらうことになったのは、
弁護士、保護司、警察官、民生委員の方々などでした。

事件当時のこと、その後の歩み、あいの会の活動、
家族への思い、安全の大切さ、いのちの尊さ・・・
など、これまでも話してきたことを今回も伝えてきました。

今回は週末に泊りがけで、遠方の催しだったこともあり、
中村の二人の子供も連れての講演旅行となりました。

宮城県警察本部内を見学させてもらったりなど、
子供たちにとっても、貴重な機会にすることができました。



i_nokai0708 at 23:59|PermalinkComments(0)講演活動 

2018年06月04日

埼玉県犯罪被害者支援学生ボランティア「Aya(彩)」の読売新聞記事(2018.5.18)

担当者の勝手な都合もあり、5月分をまとめて連投します。

本ブログ 2018年4月20日
埼玉県犯罪被害者支援学生ボランティア「Aya(彩)」発足(2018.4.19)
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/53351246.html

上の過去ブログでお伝えしていた「Aya(彩)」の話の続報です。
読売新聞5月18日朝刊の地域面(埼玉版)に掲載されました。

2018あいの会0518読売新聞朝刊


当会代表の小沢樹里のコメントも掲載していただきました。

小沢も記事の中で話している通り、こうした動きはなによりも、
「存在を知ってもらうことが重要」だと考えています。

そして、こうした認知の動きが波のような動きとなり、
その後も参加者が増えているという話も伝え聞いています。

とてもうれしいことだと感じています。


i_nokai0708 at 20:50|PermalinkComments(0)取材&報道 | 情報提供

大野建設様での講演活動(2018.5.17)

埼玉県行田市の大野建設様の研修会に招かれ、
先月5月17日、小沢樹里が講演活動を行ってきました。

最初から最後までとてもあたたかく接していただき、
心のこもったあたたかい言葉もたくさんかけられました。

大野建設様の縁は以前行った保護司会での講演会でした。

保護司会での講演後に、
「うちでも話をしてほしい」と声をかけていただき、
今回の講演の実現に至りました。

その後に開催していただいた懇親会でも、
多くの方に声をかけていただきました。

行田市は、交通犯罪の犠牲になった小沢家の両親の地元で、
だからこそ両親の知り合いの方も中にはいたりして、
その思い出話もしてもらったりする場面もありました。

これまでずっと講演活動を続けてきたことで、
こうした満ち足りた気持ちにしてもらえる講演もあります。


i_nokai0708 at 20:40|PermalinkComments(0)講演活動 

あいの会5月度定例会(2018.5.12)

ひとえにブログ担当者の怠慢のせいで、
5月の話を6月に入ってからすることになりますが、
先月5月12日にあいの会の定例会を行いました。

5月度は遺族だけのクローズドの集まり。
京王プレッソイン池袋で、お弁当を買い込んでの昼食会、
そして会議室での定例会という流れで集まりました。

特に前もって議題は定めず、それぞれが
その場で語りたい思いを率直に語り合う場にしました。

以前来ていただいた遺族の方が再び来れられました。

その方は、遺族としての思いを裁判所に伝え、
優秀な弁護士に支えられ、周囲の多くの支援もあってか、
加害者の実刑判決を勝ち取られた方だったのでした。

しかし刑務所に収監されていたその加害者が、
気が付けば仮釈放されるかもしれないという事態になり、
今の仮釈放や更生保護制度のあり方、
遺族にできることとしての心情等伝達制度の利用方法や、
その制度の問題点について、多くを語り合いました。

2018あいの会0512定例会001

2018あいの会0512定例会003

その方の直面している現在進行形の話でもあるので、
ここではそうした話があったということしか書きませんが、
担当者の持っている「更正」の物差しが一面的であること、
そのため、事件の本質を理解してもらえないまま、
流れ作業で仮釈放に向けた処理をされる恐れもあるので、
事件を知ってもらうためどう主張していくべきかということ、
泣いて喚いて否定する感情の動物だと思わせない大切さ、
などについて細かいやり取りがありました。

被害者は、確かに存在を認められるようになりました。
しかしいろいろな制度の実際の一つひとつをみていくと、
まだまだ被害者への気遣いのない場面がたくさんあります。

闘う被害者・遺族はほんの一部です。
しかしその一部の被害者・遺族ががんばらなければ、
少しずつしか変わらないのはやはりもどかしく感じます。

今回の定例会は、遺族だけのクローズドでないと、
なかなか話せない話がゆっくりできた時間だったと思います。

ちなみに次回は6月23日(土)13:30から池袋で開催予定です。


i_nokai0708 at 20:33|PermalinkComments(0)定例会