2018年12月

2018年12月30日

年末のあいの会定例会兼忘年会

年末押しせまった12月30日、あいの会では、
今年最後の定例会と、さらに忘年会を行いました。

定例会では、遺族が置かれている現状について話し合い、
それに対して、会として何ができるかを協議しました。
また来年の行動方針についても、
やるべきことはたくさんあるのですが、全部は無理なので、
何を中心に動いていこうか意見を出し合いました。

忘年会も、その引き続きの延長の様相もありましたが、
今回は初期メンバーしか都合がつかなかったこともあり、
ざっくばらんにお互いの色々を振り返って盛り上がりました。

2018あいの会1230忘年会

あいの会設立当初は、
「お互いに会って顔の見える場を大切にしよう」
と話し合って、活動を始めていました。
この日は、その原点回帰の大切さも話題にのぼり、
これからもそうしたあたたかい場作りを、
大切にしていこうという話も出たりしました。

今年も多くの方に支えられ、励まされて、
あいの会の活動を続けてくることができました。

本当にありがとうございます。

来年も引き続きどうかよろしくお願いいたします。



i_nokai0708 at 19:42|PermalinkComments(0)定例会 

2018年12月15日

朝日新聞2018.12.15天声人語の紹介

12月15日付け朝日新聞朝刊の天声人語で、
あいの会メンバーの多くも会員にさせてもらっている
いのちのミュージアムの鈴木共子さんのことが
取り上げられていましたので、ここで紹介します。

朝日新聞20181215-2

東名高速のあおり運転事件の石橋和歩被告に対して、
危険運転を適用した懲役18年が言い渡されたことに関して、
鈴木共子さんの思いが紹介されていました。

この天声人語のなかでも書かれていますが、
決して重刑とは言えない、むしろ軽い罰だと思います。
しかし以前よりは、現実はずっとましになったことも事実です。

また今回の天声人語では、全国交通事故遺族の会の方で、
ドライブレコーダー開発に関わった方にも触れられていました。

今回の東名高速のあおり運転事件(事故ではない)では、
あいの会メンバーもお世話になっている多くの方が関わって、
サポートしたり励ましたりしていると聞きます。

励まされても、奪われた家族が戻ってくるわけではないけれども、
こうした遺族と遺族のつながりは、決して無意味ではないと、
あいの会を続けていて、私たちも強く実感しています。


i_nokai0708 at 23:59|PermalinkComments(0)情報提供 

2018年12月01日

「犯罪被害者支援 県民のつどい」参加(2018.12.1)

埼玉県の「犯罪被害者支援 県民のつどい」に、
12月1日(土)、当会代表の小沢樹里が参加してきました。

2018あいの会1201県民のつどい011

小沢も講師として登壇させていただき、
「心の支援と生活支援の必要性」というタイトルで、
被害者や遺族の状況、そこには支援が必要だし、
その支援がまだ不十分だということを訴えました。

2018あいの会1201県民のつどい002

2018あいの会1201県民のつどい003

またここには昨年のあいの会5周年記念集会で
講師をお願いした精神看護学者の髙橋聡美教授も登壇され、
「喪失体験後のこころに寄り添う」というテーマで、
とても心に染み入るお話をされていました。

2018あいの会1201県民のつどい006

今回の様子は、テレビ埼玉や埼玉新聞でも取り上げられ、
小沢や髙橋教授の話も紹介してもらえました。

2018あいの会1201県民のつどい008

2018あいの会1201県民のつどい009

こうした機会を通じて、被害者の現状への理解を
少しでも広く伝えていきたいと考えています。


i_nokai0708 at 23:59|PermalinkComments(0)講演活動