2020年02月

2020年02月24日

あいの会2月度定例会(2020.2.22)

先週末の2月22日に、新年会を兼ねて、
2020年最初の定例会を行いました。

2020あいの会0222定例会_001

集まったのは7名で、やや少人数でしたが、
その分、話の輪も複数に分かれにくく、
参加者全員で話ができたかなと感じています。

いろいろな事情で、たまにしか来られない人も、
LINEとメーリングリストで繋がっていますし、
そこにメンバーとしての優劣なんかありません。
同じ縁で繋がった交通犯罪被害者遺族同士です。

今回は、まず来期の日程を決めました。
来期の定例会予定は以下の通りです。

4月18日(土)
5月23日(土) ※総会開催予定
6月20日(土)
7月18日(土)
9月26日(土)
10月17日(土)
11月21日(土)
12月29日(火)or30日(水) ※忘年会を予定

開催場所はほぼ東京・池袋になると思います。

時折講演会やワークショップを交えながら、
今年は全体的にゆっくり進めたいと考えています。

この日の定例会では、稲垣智恵美さんが先日、
各省庁宛に47,000以上の署名を提出しましたが、
その時の詳細についての報告が行われました。
決して全面的に楽観できるような状況ではなく、
乗り越える壁がいくつかあることも確認されました。

高齢ドライバー事故対策の署名提出(2020.2.18)
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/56441361.html

中村正文も今月、山梨県立峡南高校に出向き、
講演を行い、同校から感想文集が送られましたが、
それがどんなものか実物も参加者に披露されました。
作り手の気持ちのこもった文集だと再度感じました。

山梨県立峡南高校から送られた感想文集
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/56412771.html

2020あいの会0222定例会_002


また今回は毎日新聞の記者さんが参加し、
各メンバーへの取材も交えたやり取りとなりました。

そんななかで交わされた断片を拾い出すと、
このようなやり取りがありました(あくまでごく一部)

高齢者問題への取り組みが最近多いのですが、
これまで私たちも繰り返してきているように、
決して年齢で運転可否の壁を作るのではなく、
個々人の運転能力での基準作りを求めたいこと。
にもかかわらず、時には皮相的な見方だけで、
高齢者イジメだとの批判を受けることがあること。
これらもそもそも基準がないために起こることで、
まずは基準作りへの提案を行っていきたいこと。

遺族として発信したり報道に取り上げられると、
嫌なことを言われたり、バッシングも経験する。
命を守りたいだけなのに、罵声を浴びる現実。
(「死んでざまーみろ」は多くの遺族が言われます)
それはあらかじめ知り、心の準備が必要なこと。

そうした殺伐とした悪意の渦に巻き込まれた場合、
友人が支援をしてくれていると、自分だけでなく、
その友人にまで罵声が浴びせられることもあること。

そんな外野の雑音に傷つけられることがあっても、
同じ遺族が「大丈夫だよ」と言ってくれる大きさ、
「泣いていいんだよ」と寄り添ってくれる存在は、
とてもありがたいと実感することができること。
遺族の集まりでは、そんな場を大切にしたいこと。

遺族同士でも、悲しみや悲しみの表し方が違う。
同じ大切な人を奪われた家族の間ですら違う。
悲しみ方やその表現は人によって違って当然。


死というものの受け止め方、捉え方を考えた場合、
交通犯罪や犯罪は、大切な人が突然いなくなる。
病死は死までの準備の時間があり、
お別れの言葉を伝え、後で思い返すことができる。
被害者遺族はそれができない。
ちゃんとお別れができるかどうかの違いは大きい。

この日はそれぞれが思い思いに話す雰囲気でした。

緊張したり、計算が求められるようなことはなく、
誰でも自然体で、気軽に語り合える場を、
これからも用意できるようにしたいと思います。

2020あいの会0222定例会_003


なお次回定例会は3月14日(土)です。
16時から東京・池袋で予定しています。

⇒コロナウイルス感染予防のため中止となりました。

話を聞いてほしいという交通犯罪遺族の方がいたら、
100%の力になることはできないかもしれませんが、
遠慮なくご連絡をいただいて大丈夫です。



i_nokai0708 at 19:57|PermalinkComments(0)定例会 

2020年02月20日

高齢ドライバー署名提出に関する報道

2月18日に、稲垣智恵美さんが、
娘様の聖菜さんの友人たちとともに、
各省庁に署名提出したきたことを報告しました。

その時の様子が各社で報道されましたので、
ざっと確認できた限りですが、共有します。

◆朝日新聞(2020.2.19朝刊社会面)
2020あいの会0219署名記事_003
※朝日新聞WEB記事は要会員登録なので、
   紙面画像のみここに貼り付けておきます。

◆毎日新聞WEBサイト
https://mainichi.jp/articles/20200218/k00/00m/040/358000c

◆東京新聞WEBサイト
https://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/202002/CK2020021902000163.html

◆テレビ朝日WEBサイト
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000176576.html

朝日新聞、毎日新聞、テレビ東京は制度面重視、
東京新聞は聖菜さんの人生と友人たちの思い・・・
とそれぞれ焦点の当て方は異なりますが、
今回の署名の意味の大きさは伝わってきます。

4年前、高校1年生だった稲垣聖菜さんの命は、
本来奪われずに済んだはずの命です。

当時80歳だった加害者が、少しでも自覚を持ち、
我が身の衰えを認識して、運転を控えていれば、
聖菜さんは先月成人式を迎えていたはずでした。

聖菜さんの友人たちが、今までの4年間ずっと、
サイトを立ち上げ、署名活動に力を尽くし続け、
あいの会にも協力してくれている姿を見ると、
素敵な友人に囲まれた聖菜さんの高校生活は、
なんてキラキラ輝いていたんだろうと思います。

そんな幸せな人生が突然断ち切られた無念は、
言葉で表現できるものではないはずです。

そんな悲劇は、運転すべきでない者たちが
免許を持ってしまえる今の制度を変えることで、
なくしていくことができるはずだと考えています。

署名提出、それを受けた各社記事からは、
制度改正の動きを後押ししてもらえた気がします。


i_nokai0708 at 07:00|PermalinkComments(0)取材&報道 | 陳情活動

2020年02月19日

高齢ドライバー事故対策の署名提出(2020.2.18)

2月18日(水)、あいの会の稲垣智恵美さんが、
高齢ドライバー対策の署名提出を行ってきました。

稲垣さんは、4年前の2015年12月23日、
あと2日で16歳になるはずだった娘の聖菜さんを、
高齢者による車の暴走で奪われました。

稲垣聖菜さんのお母さまのブログ
https://seina.jp/

それ以来、智恵美さんと聖菜さんの友人たちは、
高齢ドライバーの問題をなんとかしたいと思い、
制度改正を求める署名活動を続けてきました。

今回、4万7,000筆以上集まった署名を、
国会議員会館において、内閣府、国土交通省、
経済産業省、警察庁の各省庁宛に提出し、
各長(大臣・長官)宛の要望を直接伝えてきました。
(本ブログ執筆中に4万8,000筆を超えました)

2020あいの会0218署名提出_001

署名で求めている要望は以下の3点です。

(1)免許更新制度の改正
  75歳以上の後期高齢者の免許更新を毎年行い、
  その際の厳正なシュミレーションテストの義務化。
  それで不適合判定なら免許強制返納する制度。


(2)免許返納後の交通手段の確保にむけた取り組み
  例えばタクシーの利用補助や循環バスの増便補助。

(3)自動車技術開発のより一層の発展
  事故防止に向けた自動車のより一層の技術開発。

昨年起きた池袋の事故をみれば明らかですが、
智恵美さんも上記サイト内で訴えているように、
高齢者暴走事故は今に至るまで後を絶ちません。

奪われずにすんだはずの命が奪われています。

制度を変えることで、例え100%ではないとしても、
奪われずにすむ命を守ることができるのではないか。

それが智恵美さんと聖菜さんの友人の思いです。

この日、要望説明や質疑を細かく行う機会をいただき、
今後のさらなる要望書提出や陳情のお話もできました。

各省のスタンスはそれぞれ異なるのですが、
共通して感じたことは、この問題に真剣に取り組み、
状況を変えていきたいという各担当者の姿勢でした。

智恵美さんと聖菜さんの友人からも、
ひたすら命を守るための政策にしてほしいと伝えました。

この日の署名提出については、私たちあいの会でも、
代表の小沢と、同じく高齢者暴走遺族の松永さんが、
自分のブログで思いを綴っているのでリンクを貼ります。

小沢樹里のブログ記事
https://ameblo.jp/kozaru5/entry-12576183926.html
https://ameblo.jp/kozaru5/entry-12576185042.html

松永さんのブログ記事
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12576176658.html

松永さんもブログで書いている通り、私たちは、
「高齢者に運転させないでほしい」
と訴えているわけではありません。

「運転能力のない者に運転させないでほしい」
ということを訴えています。

とっさの判断力、空間認識能力、反射神経・・・
いずれも車の運転に最低限必要な能力ですが、
残念ながら高齢になると衰える傾向があります。

こうした能力は個人差もかなりあります。

ですので運転に必要な能力が十分な高齢者は、
年齢に関係なく運転してほしいと思っています。
しかし能力の衰えた人は運転しないでほしい。

高齢者個々人の自覚や良識に頼っていては、
根本から悲劇をなくすことはできないから、
法と制度の改正で悲劇をなくしたいと訴えています。

署名はまだ上記seina.jp内のchange.orgで募集中です。
一人でも多くの方からの賛同を引き続きお願いします。

2020あいの会0218署名提出_002



i_nokai0708 at 02:10|PermalinkComments(0)陳情活動 

2020年02月18日

SDD2020(2020.2.15)

この時期の毎年の恒例行事となりますが、
飲酒運転の交通犯罪遺族である小沢一家が、
SDD2020で2月15日、大阪に行ってきました。

2020あいの会0215SDD_001

代表の小沢樹里もブログで振り返っており、
あいの会ブログでも例年報告していますので、
ここでもそのリンクを貼らせていただきます。

なお2月17日は小沢さんのご両親の命日です。
SDDも毎年、その命日の前後に行われています。

小沢樹里のブログ記事
https://ameblo.jp/kozaru5/entry-12575441283.html
https://ameblo.jp/kozaru5/entry-12575613568.html

あいの会の過去ブログ記事
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/tag/SDD

今年のブログでも再度繰り返すことになりますが、
SDDは「STOP! DRUNK DRIVING」の頭文字です。
毎年2月、「飲酒運転を撲滅しよう」というテーマで、
大阪城ホールで開催されているライブイベントです。

SDD公式HP
http://fmosaka.net/sdd/

小沢一家も毎年参加しています。

2020あいの会0215SDD_002

小沢がブログで吐露している気持ちが全てで、
そこにあらためて付け加えることはないのですが、
SDDという啓発イベントが毎年欠かさず続けられ、
毎回盛り上がっている事実には勇気づけられます。

実際に今どき、飲酒運転などしようという者は、
ほとんどの人の身近にはもういないと思います。

筆者の周りにも、ひと昔前(?)の学生時代には、
飲酒運転をする者なんてあちこち普通にいたし、
筆者自身、飲酒運転に同乗したこともあります。
しかし今はそんなことをする人は誰一人いません。

今年のSDDに参加したアーティストの一人は、
「飲酒運転は違反ではなく犯罪!」
とステージで訴えたそうですが、
実際に今はそれが当たり前のスタンダードです。

今もたまに飲酒運転による悲劇は報道されます。
愚かな者や反社会的な者がゼロではない以上、
飲酒運転はきっと完全にゼロにはならないでしょう。

しかしSDDのようなイベントが毎年続けられ、
「飲酒運転は犯罪」という常識が守られ続ける限り、
わずかでも常識があれば、誰も飲酒運転など
しようとも思わない世の中であり続けると思います。


i_nokai0708 at 20:04|PermalinkComments(0)交流 

2020年02月17日

テレ東NEWS「池袋高齢者暴走事故」密着記事(2020.2.14)

池袋高齢者暴走事故の報道に関しては、
全体的に各社とも丁寧に伝えていただいています。

しかしそのなかでも、特にテレビ東京は、
ずっと松永さんや私たちあいの会の活動に密着され、
松永さんの思いや考えにずっと寄り添ってきました。

そのテレビ東京が、先週金曜日(2月14日)、
密着内容の取りまとめ記事を出しました。

2020あいの会0214テレ東NEWS_001

松永さんも自身のブログで報告されていたので、
そのブログとあわせて記事のリンクを紹介します。

松永さんのブログ
(「テレビ東京 私の願い」)
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12575203153.html

記事ぺージ(ヤフーヘッドライン記事)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200214-00010003-tvtnews-soci&p=1

起きてはならない悲劇が起きてしまった時、
それを再び繰り返させないために大切なことは、
できるだけ多くの人に関心を持ってもらうことと、
その関心を風化させないことだと考えています。

テレビ東京の方々の一連の報道を見ていると、
悲劇を再発させないために伝えられることは、
できるだけ伝えたいという報道の良心を感じます。


i_nokai0708 at 12:51|PermalinkComments(0)取材&報道 

2020年02月13日

行田市・事業主研修会での講演活動(2020.2.12)

2月12日(水)、埼玉県行田市において、
行田警察署と安全運転管理者協会が主催する
事業主研修会がありました。
そこで中村正文が講演を行わせていただきました。

2020あいの会0212行田市講演_001

この日は約80名の方に話を聞いてもらいました。

事業主研修会という名の通り、本来は、
運送業やバスなどの経営者向けの研修会でした。
しかし「ぜひ話を聞きたい」と希望されたと聞く
警察の方もたくさんいらしていただいていました。
警察OBや白バイ隊員の方々もいらしていました。

夕方からの研修会で、講演後は懇親会もあり、
講演を聞いていただいた行田警察署長を始め、
たくさんの警察関係者や事業経営者、
被害者支援室の方と交流する機会もありました。

行田警察署長は新井ひろみさんという方で、
以前は同県警の犯罪被害者支援室長も務められ、
被害者支援にも理解のある方だと感じました。

懇親会の席では泣いて励ましてくれる方もいたり、
とてもあたたかい集まりだったと中村も話しています。

2020あいの会0212行田市講演_002

2020あいの会0212行田市講演_002


i_nokai0708 at 12:23|PermalinkComments(0)講演活動 

2020年02月11日

山梨県立峡南高校から送られた感想文集

あいの会の中村正文が、先月1月29日、
山梨県立峡南高校で遺族講演を行いましたが、
同校からその時の文集を送っていただきました。

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2020あいの会0210峡南高校文集_002

話を聞いた生徒さん達の感想文をまとめて、
文集として冊子にしていただいたものでした。

あいの会メンバーも方々で講演していますが、
文集まで作ってもらったのは今回が初めてでした。

中村も自分のブログで報告していますが、
一人ひとりの思いの詰まった文集を目にし、
とても感動したと言っていました。

講演をした中村正文のブログ
https://ameblo.jp/morinokotorito/entry-12573984082.html

中村としても、講演を通じて深く考えてもらい、
安全に過ごしていくためにどうすればいいのか、
自分や家族の命を大切にしなければならない、
ということを強く感じてもらえて、嬉しそうでした。

今回のエピソードは、中村にとっても、
また講演をする小沢ら他のメンバーにとっても、
強い励みになるサプライズの出来事となりました。

山梨県立峡南高校での遺族講演の機会を作り、
生徒さん達にメッセ―ジを伝える縁をいただいた
山梨県警、援助センター、同校教諭の皆さまに、
あらためて感謝の気持ちを伝えたいと思います。

以前のあいの会講演報告ブログ
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/56365254.html

2020あいの会0210峡南高校文集_003



i_nokai0708 at 11:18|PermalinkComments(0)交流 | 想い

2020年02月09日

狭山市被害者支援交流会での講演活動(2020.2.8)

あいの会の中村正文が、2月8日(土)、
埼玉県狭山市の被害者支援交流会に招かれ、
遺族講演活動を行ってきました。

2020あいの会0208狭山市講演_001

2020あいの会0208狭山市講演_002

強盗殺人遺族の佐藤咲子さんが
2017年に設立された支援団体・オリーブが、
毎年2月に開催している交流会が今回でした。

佐藤さんは15歳の時に、強盗に両親を殺され、
お兄様とともに遺児となられてしまった方です。

当時は犯罪被害者への支援は皆無な時代で、
ましてや殺人遺児の置かれた境遇は厳しく、
そうした経験を経て、今に至っている方でした。

この日は、220人位の人が話を聞きに来られ、
大勢の方に中村も話を伝えることができました。

中村は、計3部構成のうちの第1部において、
遺族紹介枠で約20分間、話をしてきました。

2020あいの会0208狭山市講演_003

今回は短い時間枠での講演となりましたが、
その中でも毎回の講演で話す内容ですが、
事件当時、延々続く手続き、裁判、生活と仕事、
守るべき子供の存在などを話してきました。
そして、交通事故はみんなが気を付ければ、
なくせるはずの悲劇であると訴えてきました。

また第3部で講演をされた佐々木成三さんは、
元埼玉県警刑事の評論家・コメンテーターとして、
よくテレビ番組などにも出演されている方です。

『あなたのスマホがとにかく危ない』(祥伝社)
を最近出版された方ですが、犯罪全般について、
起きてから事後策を講じるのではなく、
事前に歯止めが必要だし、そうすることができる、
という話をしていたのが印象的だったとのことです。

中村も講演後、佐々木さんとも交流し、
多くの問題で意見交換することができたそうです。

懇親会もあり、多くの人と話すことができたため、
講演でも、講演後も、思いを伝える機会の多い場で、
有意義なやり取りをすることのできた交流会でした。

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i_nokai0708 at 08:40|PermalinkComments(0)講演活動 | 交流

2020年02月07日

池袋高齢者暴走事故の起訴、そして記者会見(2020.2.6)

昨年4月に起きた池袋高齢者暴走事故で、
2月6日(木)、ようやく加害者が起訴されました。

私たちも当日昼過ぎの報道で初めて知りました。
ご遺族の松永さんも、やはり同じくらいに知って、
あわてて対応し、夕方17時から司法記者クラブで、
髙橋正人弁護士と共に記者会見に臨みました。

テレビ東京さんがその時の記者会見の様子を
Youtubeにノーカットで動画アップしてくれました。



この日の起訴はあくまでスタートラインです。

松永さんの会見中の言葉を引用すれば、
今までは待つだけでしたが、今回の起訴で、
被害者参加制度も使って前に進むことができる。
その意義は遺族にとって大きなことだと思います。

罪名にも全く不満がないわけではありません。
しかし会見の中でも松永さんが話していたように、
いま置かれた状況のなかで最善を尽くし、
後の遺族の拠り所となる判例を作ってほしいです。

また会見に同席した高橋弁護士も語っているように、
ドライブレコーダーで全て残っている今回の事件は、
あまり争点のないはずの公判となります。
加害者側弁護士に対しても、弁護の名にも値しない、
よくある遺族を愚弄し、侮辱するような弁護ではなく、
常識的な弁護をしてほしいと思います。
そして担当裁判官には、多くの人が納得できる判決を、
速やかに出してほしいと思っています。

公判の行方は私たちも注目して見ていきます。

またあいの会のメンバーの何人かは、
当の松永さんも含め、今回の起訴、記者会見について、
ブログを出しましたので、各々の視線も異なりますし、
あわせて目を通してもらえると嬉しいです。

松永さんのブログ
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12573274926.html

小沢樹里のブログ
https://ameblo.jp/kozaru5/entry-12573302761.html

中村正文のブログ
https://ameblo.jp/morinokotorito/entry-12572771814.html

東光宏のブログ
https://ameblo.jp/azumin827/entry-12573244556.html

報道内容の一部かもしれませんが、参考までに、
TBSのNEWS23のキャプ画像を貼っておきます。

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i_nokai0708 at 02:22|PermalinkComments(0)取材&報道 | 想い

2020年02月06日

ミヤネ屋(1月24日放送)Web版動画の公開

昨日紹介させてもらったテレビ東京に引き続き、
先月1月24日に放送されたミヤネ屋でも、
松永さん取材内容のWeb版動画が出ました。
(YouTubeサイトの動画となります)

そのため、あいの会ブログでも紹介します。



番組で放送された内容とほぼ同じですが、
30分18秒の動画となっています。

松永さんもご自身のブログで紹介しているので、
ここでもリンクを貼らせていただきます。

松永さんのブログ
(「ミヤネ屋 Web版公開されました」)
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12572949798.html

前回のあいの会報告ブログ
(「ミヤネ屋放送内容の報告(2020.1.24)」)
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/56349951.html

報告ブログでも断片しか伝えられませんでしたが、
あらためてWeb版で通して視聴してもらえれば、
松永さんの思いや行動、起きている問題について、
理解を深めてもらえるだろうと思っています。

昨日触れたテレビ東京の密着取材動画とあわせ、
多くの人に観てもらえたら、私たちも嬉しく感じます。

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2020年02月05日

テレビ東京の松永さん密着取材動画公開

池袋高齢者暴走事故ご遺族の松永さんより、
テレビ東京が密着取材動画をアップしたと聞き、
私たちも視聴しましたので、ここでも紹介します。

松永さんのブログ記事
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12572757680.html

 

28分間のYouTube動画です。

花が好きだった真菜さんと莉子ちゃんのために、
花屋さんに寄ったところから始まり、
事故当時から、今に至る松永さんの思いや動きを、
丁寧に追った構成になっています。

「二人の笑い声であふれていた家が
こんなに静かになってしまった」クリスマスの室内。
真菜さん30歳の誕生日に松永さんが送った手紙。
夏の署名活動や、同級生からも来た署名と手紙。
当会代表の小沢樹里が松永さんに出した手紙。
あいの会への参加や国交相要望までの流れなど、
細かく一つひとつにじっくり寄り添った映像でした。

30分近くと少し長いですが、通して観てもらえれば、
きっと松永さんの気持ちや考えがわかり、
同じ悲劇を繰り返してはいけないと理解できます。

あいの会にも何度か来てくれていましたが、
テレビ東京の皆さんの気持ちのあたたかさも、
観る人に伝わってくる映像だと思います。

全部を並べることは到底できないのですが、
あいの会ブログでもあり、会に関わる部分だけ、
一部抜粋してキャプ画像を並べたいと思います。

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