2022年12月
2022年12月31日
2022年 年末の挨拶
早いもので、本年も残りわずかとなり、年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。今年も一年間、誠にありがとうございました。
一般社団法人 関東交通犯罪遺族の会(あいの会)は、2022年7月8日に発足10周年を迎えました。これもひとえに皆さま方のご支援とご協力のおかげです。
2022年7月9日(土)には10周年記念イベントとして、天羽・命の里プロジェクトの共同イベントを無事開催しました。副代表理事の松永拓也の講演や、参加者の方々、遺族、ボランティアの方々との交流もありました。
また10周年記念後しばらくたった同月26日には、民事裁判で加害者側損害保険会社による二次被害が発生している現状を改善してほしいと思い、金融庁と日本損害保険協会様へ要望書を提出しました。金融庁も日本損害保険協会も、現在に至るまでずっと誠心誠意対応され、ガイドブックが新しく見直され、各保険会社にも配布されていると聞いています。また各地のあいの会と親交のある弁護士より連絡を連絡があり、当地の弁護士会において損保会社二次被害の事例紹介がされているとの報に接することもしばしあります。私たちの働きかけを受け、各方面で今後の被害者の二次被害を生まない努力をしてもらえていることに心より感謝しています。
その他にも、国土交通省での「交通事故被害者ノート」の作成にあたり、代表の小沢樹里が参加させていただきました。国交省でも熱心に意見を取り入れていただき、より被害者に支援が行き届く社会への一助となってもらえました。
当会の松永拓也に対するSNSでの誹謗中傷問題が今年3月に発生し、現在侮辱罪を問う刑事裁判が行われています。誹謗中傷は社会問題となっていますが、被害者がSNSや掲示板、ニュースサイトのコメント欄などで誹謗中傷を受けることも目立ちます。当会でもずっと問題視していました。今回の経験を元に、交通犯罪被害者遺族として出来る誹謗中傷防止への働きかけもより強化出来たらと考えています。
来年もあいの会の基本方針である「交通犯罪遺族が泣かずにすむ法整備への働きかけ」「交通犯罪遺族同士の助け合いと支援の輪の拡充」「交通犯罪遺族の情報交換のできる場をつくること」を引き続き大切にし、活動を続けていきたいと考えています。
以上をもって年末の挨拶とさせていただきます。皆様のご健勝をお祈りするとともに、来年も本年同様、変わらぬご厚情を賜りますようお願い申しあげます。
以上をもって年末の挨拶とさせていただきます。皆様のご健勝をお祈りするとともに、来年も本年同様、変わらぬご厚情を賜りますようお願い申しあげます。
一般社団法人 関東交通犯罪遺族の会
代表理事 小沢樹里
i_nokai0708 at 20:55|Permalink│Comments(0)
2022年12月30日
2022年12月28日
神奈川2022飲酒運転根絶運動展示会での手記掲示(2022.12.12~12.20)
12月12日から20日までの約1週間にわたり、
神奈川県庁の1階ロビーにおいて、
飲酒運転根絶についての掲示があり、
あいの会で出した手記「虹の足あと」より
小川と小沢の2名の手記が掲示されました。
小川翔子「夫の愛を、娘に」
小沢恵生「一生許さない」
二人とも飲酒運転による被害者遺族です。





私たちの手記以外も、飲酒運転根絶動画だったり、
飲酒運転根絶宣言等が見られるようになっていて、
飲酒運転をなくしたいと訴える展示会でした。
飲酒運転は既に過去のものだと思いたいですが、
残念ながら、いまだにいるのが現実です。
手記を書いた二人のような悲しい思いをする遺族は、
決して例外ではなく、他にも悲劇は生まれています。
だからこそ、それは許されないというメッセージを
完全にゼロになるまで発信していかないといけません。
今回の神奈川県の展示会は、そんな思いの表れです。
こうした自治体の取り組みに感謝しています。
神奈川県庁の1階ロビーにおいて、
飲酒運転根絶についての掲示があり、
あいの会で出した手記「虹の足あと」より
小川と小沢の2名の手記が掲示されました。
小川翔子「夫の愛を、娘に」
小沢恵生「一生許さない」
二人とも飲酒運転による被害者遺族です。





私たちの手記以外も、飲酒運転根絶動画だったり、
飲酒運転根絶宣言等が見られるようになっていて、
飲酒運転をなくしたいと訴える展示会でした。
飲酒運転は既に過去のものだと思いたいですが、
残念ながら、いまだにいるのが現実です。
手記を書いた二人のような悲しい思いをする遺族は、
決して例外ではなく、他にも悲劇は生まれています。
だからこそ、それは許されないというメッセージを
完全にゼロになるまで発信していかないといけません。
今回の神奈川県の展示会は、そんな思いの表れです。
こうした自治体の取り組みに感謝しています。
2022年12月27日
天羽プロジェクト参加者からの手記
12月18日の第7回天羽プロジェクト参加者より
手記が寄せられ、掲載許可をいただいたので、
天羽・命の里公式ブログで掲載されました。
ここでも紹介したいと思います。
天羽プロジェクト(12月18日に開催)のボランティアスタッフより
https://ameblo.jp/inochinosato/entry-12780863359.html
警察官志望の大学3年生の方からの文章です。
心のこもった、真っすぐな心情吐露だと感じます。
こうした心持ちの方が警察官になることで、
救われる被害者はきっと出てくると思います。

手記が寄せられ、掲載許可をいただいたので、
天羽・命の里公式ブログで掲載されました。
ここでも紹介したいと思います。
天羽プロジェクト(12月18日に開催)のボランティアスタッフより
https://ameblo.jp/inochinosato/entry-12780863359.html
警察官志望の大学3年生の方からの文章です。
心のこもった、真っすぐな心情吐露だと感じます。
こうした心持ちの方が警察官になることで、
救われる被害者はきっと出てくると思います。

2022年12月26日
朝日新聞での松本里奈取材記事(2022.12.26)
12月26日付朝日新聞広島版でも、先日報告した
広島の松本里奈さんの取材記事が掲載されました。

■前回の中国新聞記事紹介ブログ
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/60057112.html
交通犯罪の加害のあり方はさまざまです。
飲酒や脇見、暴走だけでなく、
積み荷の落下で人の命を奪うこともあります。
しかしすべてに共通していることがあります。
気を付けないことで人の命を奪うかもしれない。
その想像力の致命的な欠落です。
他人への優しさの欠落とも言える。
トレーラーの鉄板落下で夫を奪われた松本さんも、
想像力の欠落した運転手と運送会社の被害者です。
わずかな不注意や怠慢が人の命を奪うかもしれない。
車を運転する、車を使う以上、
すべての人にそのことを恐れてほしいと考えます。
広島の松本里奈さんの取材記事が掲載されました。

■前回の中国新聞記事紹介ブログ
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/60057112.html
交通犯罪の加害のあり方はさまざまです。
飲酒や脇見、暴走だけでなく、
積み荷の落下で人の命を奪うこともあります。
しかしすべてに共通していることがあります。
気を付けないことで人の命を奪うかもしれない。
その想像力の致命的な欠落です。
他人への優しさの欠落とも言える。
トレーラーの鉄板落下で夫を奪われた松本さんも、
想像力の欠落した運転手と運送会社の被害者です。
わずかな不注意や怠慢が人の命を奪うかもしれない。
車を運転する、車を使う以上、
すべての人にそのことを恐れてほしいと考えます。
2022年12月25日
週刊新潮の松永拓也取材記事(2022.12.22発売号)
ここ数週間、週刊新潮では、
「「犯罪被害者遺族」という人生」
というシリーズ特集を組んでいます。
ノンフィクションライターの水谷竹秀氏が
連載執筆しているシリーズとなりますが、
松永拓也も水谷氏から取材を受けており、
今回の記事掲載となりました。

上記はさわりだけのイメージとなりますが、
(全文は購入して読んでいただきたいため)
刑事裁判への参加が「私的」な扱いとなり、
休暇制度がないことでの苦しみであったり、
なんとか職場復帰するとしても、
自分も周囲も大変な思いをする実情があり、
それらへの問題提起の記事となっています。
(他にもいくつかの論点が書かれています)
取材自体もとても丁寧なものだったようで、
その丁寧さがよく現れた記事ですので、
ぜひ手に取って読んでほしいと思います。
「「犯罪被害者遺族」という人生」
というシリーズ特集を組んでいます。
ノンフィクションライターの水谷竹秀氏が
連載執筆しているシリーズとなりますが、
松永拓也も水谷氏から取材を受けており、
今回の記事掲載となりました。

上記はさわりだけのイメージとなりますが、
(全文は購入して読んでいただきたいため)
刑事裁判への参加が「私的」な扱いとなり、
休暇制度がないことでの苦しみであったり、
なんとか職場復帰するとしても、
自分も周囲も大変な思いをする実情があり、
それらへの問題提起の記事となっています。
(他にもいくつかの論点が書かれています)
取材自体もとても丁寧なものだったようで、
その丁寧さがよく現れた記事ですので、
ぜひ手に取って読んでほしいと思います。
2022年12月24日
2022年12月23日
国光文乃総務大臣政務官との意見交換(2022.12.21)
12月21日(水)、小沢樹里と松永拓也が、
総務大臣政務官の国光文乃・衆議院議員と面会し、
ネット誹謗中傷問題の意見交換をしてきました。


国光議員は長年この問題に取り組んでいる方です。
大切な家族を奪った交通犯罪のみならず、
誹謗中傷被害まで受けた松永が自らの思いを含め、
あいの会のステートメントを書いているので、
ここでも報告させていただきます。
そこには被害に遭った際のフローも載っています。
■松永拓也の報告ブログ記事
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12780569835.html
誹謗中傷をなくす。
そのためには今現在の問題解決だけでなく、
将来の問題として教育も考える必要がある。
そうしたやり取りもありましたが、
人を傷つけることは悪いことで犯罪である
という当たり前が当たり前のことになるよう
動けることは動いていきたいと思います。
総務大臣政務官の国光文乃・衆議院議員と面会し、
ネット誹謗中傷問題の意見交換をしてきました。


国光議員は長年この問題に取り組んでいる方です。
大切な家族を奪った交通犯罪のみならず、
誹謗中傷被害まで受けた松永が自らの思いを含め、
あいの会のステートメントを書いているので、
ここでも報告させていただきます。
そこには被害に遭った際のフローも載っています。
■松永拓也の報告ブログ記事
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12780569835.html
誹謗中傷をなくす。
そのためには今現在の問題解決だけでなく、
将来の問題として教育も考える必要がある。
そうしたやり取りもありましたが、
人を傷つけることは悪いことで犯罪である
という当たり前が当たり前のことになるよう
動けることは動いていきたいと思います。
2022年12月20日
2022年12月19日
誹謗中傷事件の第2回公判(2022.12.19)
松永本人を侮辱し、真菜さんと莉子ちゃんを冒瀆した
油利潤一被告の第2回公判が12月19日にありました。
松永は心情を陳述する意見書を読み上げ、
裁判は結審し、1月に判決言い渡しとなりました。
ここに松永の報告ブログ記事、読み上げた意見書、
記者会見のYouTube動画のリンクを上げておきます。
結局、現時点で、被告に反省の色は見えないので、
厳罰の上、その罰を通じて更生してほしいと考えます。
■松永拓也のブログ記事
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12780111032.html
■記者会見YouTube配信動画(日テレNEWS)
■心情陳述意見書



松永は心情を陳述する意見書を読み上げ、
裁判は結審し、1月に判決言い渡しとなりました。
ここに松永の報告ブログ記事、読み上げた意見書、
記者会見のYouTube動画のリンクを上げておきます。
結局、現時点で、被告に反省の色は見えないので、
厳罰の上、その罰を通じて更生してほしいと考えます。
■松永拓也のブログ記事
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12780111032.html
■記者会見YouTube配信動画(日テレNEWS)
■心情陳述意見書



2022年12月18日
第7回天羽プロジェクトの開催報告(2022.12.18)
先日12月18日の日曜日午後、
オンライン学生対談イベントである
「天羽プロジェクト」を行いました。

今回は参加者のうち何名かから
ボランティア参加の申し出がありました。
そのなかの大学4年生のKさんからは、
開催後にお願いしていたアンケートの中で
私たちも励まされるメッセージがあったので、
本人の許可を得て、ここに転載します。
代表の小沢もブログで報告しているので、
そのリンクとあわせてここで紹介します。
***
■小沢樹里のブログ記事
https://ameblo.jp/kozaru5/entry-12779983516.html
***
■Kさんからのメッセージ(全文)
ありがとうございます。
僕にとって、「未来」を考えることができた時間になりました。
自分にとって一番学びになったことは、
「継続は力なり」ということです。
今、誰かの救いになっているか分からなくても、いつか誰かが興味を持ったときに、自分の思いを伝え、誰かの未来を救うことができるように、声を上げ継続するということが大切だと気づくことができました。
また、「どうすれば人が興味のないことに関心を持っていただけるか」ということに対しても、たくさんのご回答をいただき、感謝しております。
松永さんの「感情面」できっかけを作り、問題となる「発生要因」を深く追求していくというご回答は、自分の今後の報道理念になりそうです。
また、中村さんにご回答いただいた「幼少期の教育が問題意識を持てる人になれるか大きく影響する」というお話もとても参考になりました。お話を聞いて、子どもが問題意識を持つきっかけとなる番組を作りたいという展望も持つことができました。
そして、何より小沢さんにたくさん話をする機会を振っていただき、本当に感謝しています。質問コーナーで小沢さんが和やかな雰囲気を作っていただいたことで僕もリラックスして、質問ができました。
今後もボランティアとして、お力添えできることがあれば、尽力させていただきます。
これから改めてよろしくお願いいたします。
2022年12月11日
川越市・犯罪被害者等支援ミニセミナーでの講演活動(2022.12.10)
12月10日午後、埼玉県川越市が主催する
犯罪被害者等支援ミニセミナーがあり、
中村正文が遺族講演を行ってきました。

■川越市ウェブサイトの告知ページ
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/anzen_anshin/bohan/hanhi-minisemina.html
■中村正文の報告ブログ記事
https://ameblo.jp/morinokotorito/entry-12778706510.html

中村もブログで講演のことを報告しているので、
ここでもリンクを貼って紹介させてください。
遺族が遺族講演を行うのは辛い振り返りです。
自分の痛む傷を開いて見つめるような作業です。
最愛の奥様と幸せな家庭を一瞬にして破壊され、
一人で男の子2人を育て続けた中村の悲しみは
ずっと現在進行形だから、痛みはなおさらです。
だからこそ、講演を聞いてくれた人たちを通じ、
中村の思いが伝播していってほしいと思います。
犯罪被害者等支援ミニセミナーがあり、
中村正文が遺族講演を行ってきました。

■川越市ウェブサイトの告知ページ
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/anzen_anshin/bohan/hanhi-minisemina.html
■中村正文の報告ブログ記事
https://ameblo.jp/morinokotorito/entry-12778706510.html

中村もブログで講演のことを報告しているので、
ここでもリンクを貼って紹介させてください。
遺族が遺族講演を行うのは辛い振り返りです。
自分の痛む傷を開いて見つめるような作業です。
最愛の奥様と幸せな家庭を一瞬にして破壊され、
一人で男の子2人を育て続けた中村の悲しみは
ずっと現在進行形だから、痛みはなおさらです。
だからこそ、講演を聞いてくれた人たちを通じ、
中村の思いが伝播していってほしいと思います。
2022年12月09日
第7回天羽プロジェクトの開催告知(2022.12.18)
第7回学生向け対談イベント「天羽プロジェクト」を
12月18日(日)にオンラインで開催いたします。
話者の小沢、中村、松永も自身の各ブログで触れ、
申込フォームもあるので、リンクを貼っておきます。
■小沢樹里のブログ告知記事
https://ameblo.jp/kozaru5/entry-12777431846.html
■中村正文のブログ告知記事
https://ameblo.jp/morinokotorito/entry-12778230901.html
https://ameblo.jp/kozaru5/entry-12777431846.html
■中村正文のブログ告知記事
https://ameblo.jp/morinokotorito/entry-12778230901.html
【日時】12月18日(日)14:00〜16:00
【場所】オンライン(Zoom使用)
【対象】学生、または18歳〜25歳の方
(高校3年生の参加も可)
(高校3年生の参加も可)
【人数】先着50名を予定
【費用】無料
交通犯罪遺族の実情を広く知ってもらい、
悲劇のない社会に少しでも近づけたい。
そんな思いでプロジェクトを続けています。
発言を強制されることもなく、
視聴のみの参加でも全く問題ございません。
都合での途中参加や途中退場も構いません。
関心のある方はお気軽にご参加ください。

交通犯罪遺族の実情を広く知ってもらい、
悲劇のない社会に少しでも近づけたい。
そんな思いでプロジェクトを続けています。
発言を強制されることもなく、
視聴のみの参加でも全く問題ございません。
都合での途中参加や途中退場も構いません。
関心のある方はお気軽にご参加ください。

2022年12月08日
国土交通省での被害者ノート配布
12月6日から、国土交通省において
被害者ノート配布を始めることになりました。
交通犯罪の被害者・遺族用ノートが必要だと
国土交通省の担当者の方々に訴え続けていて、
当時面会した赤羽一嘉大臣にも直接訴えており、
その要望が実を結んだ結果となります。
私たちの訴えを受け止めてくれた赤羽前大臣、
そしてその訴えを引き継いで形にしてくれた
斉藤鉄夫現大臣にあらためて感謝します。
当然、両大臣をつなげて奔走いただいた
国土交通省の皆さまの尽力あってこそです。
関わられた省の方々にも深く感謝します。
日テレNEWS記事
https://news.ntv.co.jp/category/society/1065cbcdbae14cdc822a293131336dd1
(※他にも報道されているのかもしれませんが、
日本テレビ報がありましたので紹介します)

私たちのずっと求めてきたことの一つが、
国でこうして正式な形になったことは、
素直に嬉しく、ありがたいと思っています。
しかし被害者ノートを実際に手に取って、
それを被害者・遺族が活かしていけるかは、
これからの課題です。
今回はあくまでスタートでしかありません。
そもそも被害者・遺族を生まない世の中こそ、
私たちが求めている本当のあり方です。
しかしこれまで孤独に置き去りにされがちで、
何をどうしていいか途方に暮れていた遺族が
どう歩みを進めればいいのか照らし出せる。
それだけでも今回は大きな一歩だと思います。
被害者ノート配布を始めることになりました。
交通犯罪の被害者・遺族用ノートが必要だと
国土交通省の担当者の方々に訴え続けていて、
当時面会した赤羽一嘉大臣にも直接訴えており、
その要望が実を結んだ結果となります。
私たちの訴えを受け止めてくれた赤羽前大臣、
そしてその訴えを引き継いで形にしてくれた
斉藤鉄夫現大臣にあらためて感謝します。
当然、両大臣をつなげて奔走いただいた
国土交通省の皆さまの尽力あってこそです。
関わられた省の方々にも深く感謝します。
日テレNEWS記事
https://news.ntv.co.jp/category/society/1065cbcdbae14cdc822a293131336dd1
(※他にも報道されているのかもしれませんが、
日本テレビ報がありましたので紹介します)

私たちのずっと求めてきたことの一つが、
国でこうして正式な形になったことは、
素直に嬉しく、ありがたいと思っています。
しかし被害者ノートを実際に手に取って、
それを被害者・遺族が活かしていけるかは、
これからの課題です。
今回はあくまでスタートでしかありません。
そもそも被害者・遺族を生まない世の中こそ、
私たちが求めている本当のあり方です。
しかしこれまで孤独に置き去りにされがちで、
何をどうしていいか途方に暮れていた遺族が
どう歩みを進めればいいのか照らし出せる。
それだけでも今回は大きな一歩だと思います。
2022年12月05日
奈良県民のつどいでの講演活動(2022.12.3)
松永拓也が、奈良に直接出向き、
同県の県民のつどいで講演をしてきました。
■松永拓也の報告ブログ記事
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12777763583.html
松永自身も上のブログで書いていますが、
遺族講演というのはとても辛い行為です。
思い出すだけで息の出来なくなる経験を
一つひとつ振り返らなければなりません。
しかし多くの講演を行う遺族の方は、
奪われた大切な家族の命を生かしたい一心で、
身を振り絞って講演台に立っています。
会の者として、そんな松永の思いは尊重しつつ、
決して無理はしないでほしいとも感じています。
だからこそ今回講演会場に足を運んでいただき、
松永の話を聞いてくれた奈良県の皆さんにも、
大切な何かを残せたらと思っています。


同県の県民のつどいで講演をしてきました。
■松永拓也の報告ブログ記事
https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12777763583.html
松永自身も上のブログで書いていますが、
遺族講演というのはとても辛い行為です。
思い出すだけで息の出来なくなる経験を
一つひとつ振り返らなければなりません。
しかし多くの講演を行う遺族の方は、
奪われた大切な家族の命を生かしたい一心で、
身を振り絞って講演台に立っています。
会の者として、そんな松永の思いは尊重しつつ、
決して無理はしないでほしいとも感じています。
だからこそ今回講演会場に足を運んでいただき、
松永の話を聞いてくれた奈良県の皆さんにも、
大切な何かを残せたらと思っています。

