民事裁判での遺族侮辱問題についてのNEWSポストセブン記事(2021.12.30)第4回学生向け対談イベント「天羽プロジェクト」のお知らせ(2022.1.29開催)

2022年01月13日

毎日新聞のネットリンチ記事(2022.1.11夕刊)

毎日新聞に松永拓也の取材記事が掲載されました。
飯塚幸三受刑者に対する誹謗中傷が、
松永本人も望まない結果を生んだことが書かれています。

2022あいの会0111毎日新聞_001

2022あいの会0111毎日新聞_003

小沢もこの記事に寄せてブログを書きました。

小沢樹里のブログ記事
https://ameblo.jp/kozaru5/entry-12720811074.html

あのような主張を繰り返した加害者への怒りは当然ですし、
これは松永自身も取材で答えている通り、
怒りを抱くことそのものは正当なことだと考えます。

しかしそうした怒りが過度なネットリンチになれば、
「被告は十分な社会的制裁を受けている」
とかなんとかで減刑理由にされたりしますし、
そんなことは遺族は望んではいないことです。

松永の刑事裁判でもそれが減刑理由にされてしまいました。
悔しいの一言です。

また遺族や被害者に矛先が向く誹謗中傷もあります。
安っぽい陰謀論やオカルト思考にかぶれた心無い言葉に、
松永自身も苦しめられてきました。

本来議論すべき論点が消し飛んでしまうことも残念です。

自分の「正義」に酔いしれての炎上やリンチは、
ある意味人類の普遍的な本能みたいな部分もあります。
書き込む本人は脳内麻薬全開ですごく気持ちいいはずです。
「やめましょう」
なんてキレイな言葉だけでは何も変わらないと考えています。

ただ批判を書き込む人には、その自分が感じる気持ちよさが、
叩いているはずの加害者に利益を与えているかもしれない、
苦しんでいる遺族をさらに苦しめているかもしれない、
という思いだけは頭の片隅に残しておいてほしいと思います。


i_nokai0708 at 02:38│Comments(0)取材&報道 

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