交流
2024年12月05日
かなこちゃんちかこちゃんをしのぶ会の参加報告(2024.12.1)
前日ハートバンドの流れから直接移動し、
「かなこちゃんちかこちゃんをしのぶ会」
に、例年通り今年も参加してきました。
昨年参加時の報告ブログ
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/61050919.html
念の為、あらためての説明となりますが、
1999年に起きた東名高速飲酒運転事故遺族の井上夫妻が
命を奪われたかなこちゃんとちかこちゃんを偲んで、
命の尊さを思い起こす集いをこの時期に開催しています。
今回もこのしのぶ会には、
たくさんの人が参加していました。
ハートバンドから一緒に来た人も多く、
その中には大分196キロ暴走事故のご遺族もいて、
危険運転致死傷罪が適用されて、
懲役8年の実刑判決が言い渡された件について、
お話しされていました。
また栃木県での暴走事故のご遺族も来ていて、
つらい経験を共有してくれました。
最初は過失運転致死傷罪で進められていて、
遺族の方々の想いが届いたことで、
危険運転致死傷罪へと切り替わった裁判です。
遺族がこれほど一生懸命動かなければ、
法律が適切に適用されない現実は、
あまりに理不尽だとあらためて感じました。
本来、危険運転致死傷罪は、
現行法で柔軟に運用されるべきですが、
その解釈が非常に狭まっていることが問題です。
今回主催者の井上保孝さん郁美さんご夫妻は、
危険運転致死傷罪制定に深く関わった当事者です。
お二人も今回の動きでは悔しい思いをされ、
発信されたことで、社会の目を向けさせました。
二人の活動には、感謝の念がたえません。
今回のしのぶ会の会席の場では、
小沢と同じテーブルには、
群馬の暴走事件の遺族と同席しました。
(職業ドライバーが飲酒運転で暴走し、
祖父、夫、お子さんを奪われた事件)
来年から裁判が始まると言われていました。
まだ小さなお子さんも抱えながらの裁判に、
不安な気持ちが伝わってきました。
多くの支援が届き、安心して裁判に臨めるよう、
願わずにはいられません。
危険運転致死傷罪適用を求める署名サイト
また、しのぶ会では、参加者全員で、
それぞれの想いをつづった短冊を風船につけ、
大空に飛ばすイベントを毎年行っています。
願いを込めて風船を手から放した瞬間が、
とても印象的で忘れられない感覚でした。
この出会いが交通犯罪被害によるものでなければ、
普通の生活を送っていたと思うと感じるものがあります。


さらに井上夫妻からは、
「かなちゃんとちかちゃんのお給料」として、
あいの会へご寄付を今年もいただきました。
このご寄付は絵本の増刷費用にあてる予定です。
できるだけ多くのご遺族に無料で絵本を届け、
そのご家族やお子さんたちにも、
「あなたは一人ではない」
というメッセージが届けたいと思っています。
被害者・遺族のケアは大人ばかり注目されがちですが、
子どもたちにも目を向け、
しっかり支えられる社会であってほしいと願っています。







「かなこちゃんちかこちゃんをしのぶ会」
に、例年通り今年も参加してきました。
昨年参加時の報告ブログ
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/61050919.html
念の為、あらためての説明となりますが、
1999年に起きた東名高速飲酒運転事故遺族の井上夫妻が
命を奪われたかなこちゃんとちかこちゃんを偲んで、
命の尊さを思い起こす集いをこの時期に開催しています。
今回もこのしのぶ会には、
たくさんの人が参加していました。
ハートバンドから一緒に来た人も多く、
その中には大分196キロ暴走事故のご遺族もいて、
危険運転致死傷罪が適用されて、
懲役8年の実刑判決が言い渡された件について、
お話しされていました。
また栃木県での暴走事故のご遺族も来ていて、
つらい経験を共有してくれました。
最初は過失運転致死傷罪で進められていて、
遺族の方々の想いが届いたことで、
危険運転致死傷罪へと切り替わった裁判です。
遺族がこれほど一生懸命動かなければ、
法律が適切に適用されない現実は、
あまりに理不尽だとあらためて感じました。
本来、危険運転致死傷罪は、
現行法で柔軟に運用されるべきですが、
その解釈が非常に狭まっていることが問題です。
今回主催者の井上保孝さん郁美さんご夫妻は、
危険運転致死傷罪制定に深く関わった当事者です。
お二人も今回の動きでは悔しい思いをされ、
発信されたことで、社会の目を向けさせました。
二人の活動には、感謝の念がたえません。
今回のしのぶ会の会席の場では、
小沢と同じテーブルには、
群馬の暴走事件の遺族と同席しました。
(職業ドライバーが飲酒運転で暴走し、
祖父、夫、お子さんを奪われた事件)
来年から裁判が始まると言われていました。
まだ小さなお子さんも抱えながらの裁判に、
不安な気持ちが伝わってきました。
多くの支援が届き、安心して裁判に臨めるよう、
願わずにはいられません。
危険運転致死傷罪適用を求める署名サイト
また、しのぶ会では、参加者全員で、
それぞれの想いをつづった短冊を風船につけ、
大空に飛ばすイベントを毎年行っています。
願いを込めて風船を手から放した瞬間が、
とても印象的で忘れられない感覚でした。
この出会いが交通犯罪被害によるものでなければ、
普通の生活を送っていたと思うと感じるものがあります。


さらに井上夫妻からは、
「かなちゃんとちかちゃんのお給料」として、
あいの会へご寄付を今年もいただきました。
このご寄付は絵本の増刷費用にあてる予定です。
できるだけ多くのご遺族に無料で絵本を届け、
そのご家族やお子さんたちにも、
「あなたは一人ではない」
というメッセージが届けたいと思っています。
被害者・遺族のケアは大人ばかり注目されがちですが、
子どもたちにも目を向け、
しっかり支えられる社会であってほしいと願っています。







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2024年12月04日
ハートバンド2024参加報告(2024.11.30-12.1)
毎年11月25日から12月1日までの1週間は、
「犯罪被害者週間」と定められています。
そしてその一環として、この期間の土日、
そしてその一環として、この期間の土日、
「犯罪被害者週間全国大会(ハートバンド)」
が毎年開催され、全国の被害者団体が集います。
今年は11月30日~12月1日に開催されました。

が毎年開催され、全国の被害者団体が集います。
今年は11月30日~12月1日に開催されました。

♧ハートバンド公式サイト
http://www.heart-band.sakura.ne.jp/
ハートバンドは、犯罪被害者や遺族が一堂に会し、
そのお互いの経験を共有しあうだけでなく、
専門家の講演もあって学びの場となったり、
創作活動、音楽を楽しむ場でもあります。
また子どもたち専用の話し合いスペースも設けられ、
大人だけでなくその子どもにも、
心のケアが行き届くよう工夫がされています。
***
♡2024年からの新たな参加
今年から私たちあいの会も、
ハートバンド参加団体として正式登録しました。
ハートバンド参加団体として正式登録しました。
今回から正式参加を決めた理由は、
犯罪被害者週間を通じて最新の情報を得ること、
そして専門家との交流を通じて、
新たな知見やつながりを深めるためです。
これまでもあいの会有志にて、
個々人が時折参加してきましたが、
あらためて思うことは、ここハートバンドは、
私たちにとって学びと気づきの場だということです。
犯罪被害者週間を通じて最新の情報を得ること、
そして専門家との交流を通じて、
新たな知見やつながりを深めるためです。
これまでもあいの会有志にて、
個々人が時折参加してきましたが、
あらためて思うことは、ここハートバンドは、
私たちにとって学びと気づきの場だということです。
***
♡新たな取り組みの紹介
ハートバンドでは、参加団体の活動報告の場があり、
私たちあいの会も参加団体の一つとして、
挨拶とあわせ、今年1年間の活動を報告しました。
私たちあいの会も参加団体の一つとして、
挨拶とあわせ、今年1年間の活動を報告しました。



ここでも少し補足をしますと、今年は、
メールマガジンで有名なまぐまぐさんと話し合い、
MagOne(マグワン)というプラットフォームを通じ、
「あいの会のブラックボックス」
という発信コンテンツを開始しました。
これまで通り、学生向けの天羽(あまね)プロジェクト、
そして一般・社会人向けの命の里プロジェクトを通じ、
対話プロジェクトを継続してきました。
また、絵本『ぼくのおかあさんはおつきさまにいる』
を発刊し、図書館や児童館への寄贈を進めました。
これらの活動について、
ハートバンドの活動報告の場でも紹介しました。
なお、
MagOne「あいの会のブラックボックス」
絵本『ぼくのおかあさんはおつきさまにいる』
に興味のある方はあいの会にお問い合わせください。
***
♡誹謗中傷と警察の取り組みに関する意見交換
という発信コンテンツを開始しました。
これまで通り、学生向けの天羽(あまね)プロジェクト、
そして一般・社会人向けの命の里プロジェクトを通じ、
対話プロジェクトを継続してきました。
また、絵本『ぼくのおかあさんはおつきさまにいる』
を発刊し、図書館や児童館への寄贈を進めました。
これらの活動について、
ハートバンドの活動報告の場でも紹介しました。
なお、
MagOne「あいの会のブラックボックス」
絵本『ぼくのおかあさんはおつきさまにいる』
に興味のある方はあいの会にお問い合わせください。
***
♡誹謗中傷と警察の取り組みに関する意見交換
ハートバンドのもう一つの魅力は、
自由な対話・話し合いの場です。
今回も、他の参加者の皆さんと、
交通事故の実名報道やSNS上の誹謗中傷、
殺害予告の恐怖について意見を交わしました。
多くの方が、身近な人やSNSを通じて
誹謗中傷を受けた経験を語り、
「黙って我慢するしかなかった」
という声が寄せられました。
このような現状が続くことは、
決して許されるべきではありません。
自由な対話・話し合いの場です。
今回も、他の参加者の皆さんと、
交通事故の実名報道やSNS上の誹謗中傷、
殺害予告の恐怖について意見を交わしました。
多くの方が、身近な人やSNSを通じて
誹謗中傷を受けた経験を語り、
「黙って我慢するしかなかった」
という声が寄せられました。
このような現状が続くことは、
決して許されるべきではありません。
私たちの今回の活動を通じ、誹謗中傷のない
やさしいネット社会実現を願っています。
やさしいネット社会実現を願っています。
***
警察官との出会いが支えになる瞬間について
今回のハートバンドの場では、
警察庁長官官房参事官の方と話す機会がありました。
犯罪被害者支援に携わっているからこそ、
最後まで残って私たちの声に耳を傾けてくれました。
その姿勢には深く感銘を受けたことを記しておきます。
警察庁長官官房参事官の方と話す機会がありました。
犯罪被害者支援に携わっているからこそ、
最後まで残って私たちの声に耳を傾けてくれました。
その姿勢には深く感銘を受けたことを記しておきます。
一般的に、警察と出会う機会は、
交通事故や危険な事態がなければありません。
しかし私たち交通遺族にとっては、
警察と接する機会が一気に増えます。
そのような状況の中で、被害者と真正面から向き合い、
私たちの声に耳を傾け、真剣に考える警察官の存在は、
それだけで大きな支えになり、心強い気持ちになります。
信頼と共感が築かれる瞬間を実感しました。
交通事故や危険な事態がなければありません。
しかし私たち交通遺族にとっては、
警察と接する機会が一気に増えます。
そのような状況の中で、被害者と真正面から向き合い、
私たちの声に耳を傾け、真剣に考える警察官の存在は、
それだけで大きな支えになり、心強い気持ちになります。
信頼と共感が築かれる瞬間を実感しました。
支援の輪が広がり、誰もが安心して暮らせる社会を目指し、
これからも活動を続けていく気持ちが高まりました。
これからも活動を続けていく気持ちが高まりました。
フリートークでグループでディスカッション後、
遺族になって困ったこと、助けられたこと等を報告

あいの会参加者で記念撮影

i_nokai0708 at 00:30|Permalink│Comments(0)
2024年10月18日
豊島区長に絵本を手渡しました(2024.10.17)
あいの会で絵本を出した話を前回しましたが、
絵本は松永拓也の住む豊島区にも寄贈しました。
その流れのなかで、高際みゆき豊島区長に、
10月17日、絵本を手渡しすることになりました。



高際区長は、かつて東京都職員をされていた時、
法テラスの犯罪被害者支援課長だった経歴もあり、
私たちのような交通犯罪遺族に対しても、
深い理解を持ってもらえることが期待できます。
豊島区内の小中学校や図書館、児童相談所などに、
今回寄贈した絵本が置かれる予定です。
絵本は松永拓也の住む豊島区にも寄贈しました。
その流れのなかで、高際みゆき豊島区長に、
10月17日、絵本を手渡しすることになりました。



高際区長は、かつて東京都職員をされていた時、
法テラスの犯罪被害者支援課長だった経歴もあり、
私たちのような交通犯罪遺族に対しても、
深い理解を持ってもらえることが期待できます。
豊島区内の小中学校や図書館、児童相談所などに、
今回寄贈した絵本が置かれる予定です。
i_nokai0708 at 00:14|Permalink│Comments(0)
2024年07月21日
真菜さん莉子ちゃんメッセンジャー誕生式、ビアガーデン暑気払い(2024.7.20)
外は変わらずの猛暑だった7月20日、
松永拓也の妻子の真菜さんと莉子ちゃんの
メッセンジャーの誕生式を行いました。
※これだけで遺族間では大抵通じますが、
ご存じでない方は下記HPをご覧ください。
いのちのミュージアムHP
https://inochi-museum.or.jp/
生命のメッセージ展HP
https://www.inochi-message.com/
真菜さんと莉子ちゃんのメッセンジャーは、
生命のメッセージ展で今後全国を回ります。
もしこれを読んでいる方のお近くで、
生命のメッセージ展が開催されましたら、
ぜひ足を運んでみてほしいと思っています。
真菜さんのお父様の上原義教さんも、
沖縄から駆け付け、一緒に作業を行いました。
この日のメッセンジャー誕生式の様子は、
断片ながら写真でお伝えさせてください。







***
また夜はビアガーデンで暑気払いを行いました。


途中で雷を伴う激しい雷雨に見舞われ、
早めの退出を余儀なくされましたが、
これはこれで忘れられない思い出になりました。
松永拓也の妻子の真菜さんと莉子ちゃんの
メッセンジャーの誕生式を行いました。
※これだけで遺族間では大抵通じますが、
ご存じでない方は下記HPをご覧ください。
いのちのミュージアムHP
https://inochi-museum.or.jp/
生命のメッセージ展HP
https://www.inochi-message.com/
真菜さんと莉子ちゃんのメッセンジャーは、
生命のメッセージ展で今後全国を回ります。
もしこれを読んでいる方のお近くで、
生命のメッセージ展が開催されましたら、
ぜひ足を運んでみてほしいと思っています。
真菜さんのお父様の上原義教さんも、
沖縄から駆け付け、一緒に作業を行いました。
この日のメッセンジャー誕生式の様子は、
断片ながら写真でお伝えさせてください。







***
また夜はビアガーデンで暑気払いを行いました。


途中で雷を伴う激しい雷雨に見舞われ、
早めの退出を余儀なくされましたが、
これはこれで忘れられない思い出になりました。
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2024年05月15日
松永拓也の生命のメッセージ展参加報告
理不尽に命を奪われた人の等身大パネルを
(メッセンジャーと呼んでいます)
生前履いていた靴や写真などと一緒に置き、
全国を巡回展示する生命のメッセージ展。
あいの会のメンバーの何人かも会員ですが、
松永拓也も先日、入会してその活動に参加し、
5月14日開始の議員会館でのメッセージ展で、
真菜さんと莉子ちゃんのメッセンジャーが
初めて展示されることになりました。
その報道もいくつかされていましたので、
生命のメッセージ展への松永参加報告とあわせ、
ここでもお知らせさせていただきます。

♦NHK記事ページ
「生命のメッセージ展」
池袋暴走事故の遺族が初めて参加
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240514/k10014448261000.html
♦TBS記事ページ
「生命のメッセージ展」
池袋暴走事故の遺族
妻子の等身大パネルと遺品の靴を初公開
国会議員向け
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1168453
※5月14日夜のnews23でも放映
今回の議員会館でのメッセージ展は、
あくまで国会議員向けの展示となるため、
一般の方は見ることはできませんが、
生命のメッセージ展は全国を回ります。
もしお近くにメッセージ展が来た際は、
ぜひ足を運び、メッセンジャーたちの
声なき声に耳を傾けてほしいと思います。
♡生命のメッセージ展
https://www.inochi-message.com/
♡いのちのミュージアム
https://inochi-museum.or.jp/
※生命のメッセージ展はいのちのミュージアムが主催しています。
(メッセンジャーと呼んでいます)
生前履いていた靴や写真などと一緒に置き、
全国を巡回展示する生命のメッセージ展。
あいの会のメンバーの何人かも会員ですが、
松永拓也も先日、入会してその活動に参加し、
5月14日開始の議員会館でのメッセージ展で、
真菜さんと莉子ちゃんのメッセンジャーが
初めて展示されることになりました。
その報道もいくつかされていましたので、
生命のメッセージ展への松永参加報告とあわせ、
ここでもお知らせさせていただきます。

♦NHK記事ページ
「生命のメッセージ展」
池袋暴走事故の遺族が初めて参加
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240514/k10014448261000.html
♦TBS記事ページ
「生命のメッセージ展」
池袋暴走事故の遺族
妻子の等身大パネルと遺品の靴を初公開
国会議員向け
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1168453
※5月14日夜のnews23でも放映
今回の議員会館でのメッセージ展は、
あくまで国会議員向けの展示となるため、
一般の方は見ることはできませんが、
生命のメッセージ展は全国を回ります。
もしお近くにメッセージ展が来た際は、
ぜひ足を運び、メッセンジャーたちの
声なき声に耳を傾けてほしいと思います。
♡生命のメッセージ展
https://www.inochi-message.com/
♡いのちのミュージアム
https://inochi-museum.or.jp/
※生命のメッセージ展はいのちのミュージアムが主催しています。
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2024年03月18日
あいの会群馬ファミリーツアーの報告(2024.3.16)
あいの会で3月16日、群馬県館林市まで
有志で日帰りツアーをしてきました。
子どもを連れてこられる家庭は子連れで、
ファミリーツアーの実現となりました。
貸切バス(ハイエース)を借りて、
池袋で集合・出発するバス組と、
現地集合組に分かれはしましたが、
現地で下記旅程をみなで楽しみました。
カルピスみらいのミュージアム
(工場見学)
↓
向井千秋記念子ども科学館








現地ではメディアの取材も入りました。
近いうち何らかの形で放映されると思います。
今回メイン行き先がカルピスとなった経緯は、
販売元のアサヒ飲料が当会活動に賛同され、
講演依頼されたり寄付されたりがありました。
筆者の私見ですが、工場見学は不思議です。
一度行くと、その食品の理解が格段に深まり、
以前とは見る視点が全く違ったものになります。
私たちを理解しようとしたアサヒ飲料について、
私たちあいの会も理解を深めたいと思いました。
今回もカルピスについての色々もそうですし、
アサヒ飲料で出しているそれ以外のブランド、
例えばウィルキンソンやバヤリースもここと知り、
視野が広がり、勉強になることがたくさんでした。
試飲のカルピスもとてもおいしくいただきました。
あいの会ではこうした楽しむ時間も大切にします。
家族を奪われるというつらい経験を経て、
本来は縁のないほうが幸せだったはずの会です。
しかしこうして出会って行動を一緒にする以上、
楽しい思い出作りもしていきたいと思っています。
有志で日帰りツアーをしてきました。
子どもを連れてこられる家庭は子連れで、
ファミリーツアーの実現となりました。
貸切バス(ハイエース)を借りて、
池袋で集合・出発するバス組と、
現地集合組に分かれはしましたが、
現地で下記旅程をみなで楽しみました。
カルピスみらいのミュージアム
(工場見学)
↓
向井千秋記念子ども科学館








現地ではメディアの取材も入りました。
近いうち何らかの形で放映されると思います。
今回メイン行き先がカルピスとなった経緯は、
販売元のアサヒ飲料が当会活動に賛同され、
講演依頼されたり寄付されたりがありました。
筆者の私見ですが、工場見学は不思議です。
一度行くと、その食品の理解が格段に深まり、
以前とは見る視点が全く違ったものになります。
私たちを理解しようとしたアサヒ飲料について、
私たちあいの会も理解を深めたいと思いました。
今回もカルピスについての色々もそうですし、
アサヒ飲料で出しているそれ以外のブランド、
例えばウィルキンソンやバヤリースもここと知り、
視野が広がり、勉強になることがたくさんでした。
試飲のカルピスもとてもおいしくいただきました。
あいの会ではこうした楽しむ時間も大切にします。
家族を奪われるというつらい経験を経て、
本来は縁のないほうが幸せだったはずの会です。
しかしこうして出会って行動を一緒にする以上、
楽しい思い出作りもしていきたいと思っています。
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2024年03月13日
LIVE SDD 2024参加報告(2024.3.9)
小沢克則・樹里の一家と松永拓也が、
大阪で開催されたSDDに行ってきました。
4年ぶりの参加でした。



SDDは「STOP!DRUNK DRIVING」
飲酒運転撲滅を訴えるライブイベントです。
コロナ禍の間、SDDは規模を縮小して、
それでも細々と続けられていましたが、
今年から関東の遺族も参加可能となり、
今回4年ぶりに私たちも参加できました。
どういうものかを知ってもらう意味で、
4年前のあいの会報告ブログ記事と、
SDD公式サイトを貼っておきます。
4年前の投稿記事
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/56435349.html
LIVE SDD 2024公式ページ
https://fmosaka.net/sdd/live_sdd_2024/
小沢はコロナ前まで毎年行っていましたが、
今回、松永が初めて一緒に参加しました。
小沢は飲酒運転加害者による遺族ですが、
松永はそうではありません。
しかし防げる悲劇は防ぎたいメッセージは
飲酒運転遺族に止まらない普遍的なもので、
松永にも感じ入る体験だったようです。
松永のXポスト
https://x.com/ma_nariko/status/1767185602456477945
大阪で開催されたSDDに行ってきました。
4年ぶりの参加でした。



SDDは「STOP!DRUNK DRIVING」
飲酒運転撲滅を訴えるライブイベントです。
コロナ禍の間、SDDは規模を縮小して、
それでも細々と続けられていましたが、
今年から関東の遺族も参加可能となり、
今回4年ぶりに私たちも参加できました。
どういうものかを知ってもらう意味で、
4年前のあいの会報告ブログ記事と、
SDD公式サイトを貼っておきます。
4年前の投稿記事
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/56435349.html
LIVE SDD 2024公式ページ
https://fmosaka.net/sdd/live_sdd_2024/
小沢はコロナ前まで毎年行っていましたが、
今回、松永が初めて一緒に参加しました。
小沢は飲酒運転加害者による遺族ですが、
松永はそうではありません。
しかし防げる悲劇は防ぎたいメッセージは
飲酒運転遺族に止まらない普遍的なもので、
松永にも感じ入る体験だったようです。
松永のXポスト
https://x.com/ma_nariko/status/1767185602456477945
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2023年12月17日
グラスペイントアートのワークショップ開催(2023.12.16)
12月16日(土)、12月度の定例会とあわせ、
グラスペイントアーティストの方を招いて、
グリーフの一環でワークショップを開催しました。
グラスペイントをされている小川えい子さんと、
私たちの会代表の小沢樹里が知り合う機会があり、
この日のワークショップの実現となりました。



まじめな顔で真剣に問題を議論する場だけでなく、
無心に自分の好きな色で埋めていく作業に没頭し、
きれいに仕上がった作品をみてうれしく思い、
その場にいる遺族仲間と語り合う時間を楽しむ。
また遺族家庭の子どもたちも機会があれば参加し、
子どもたち同士の交流の場も作っていく。
笑顔を取り戻し、仲間がいるという認識のためにも、
私たちは、時折こうしたワークショップを開催し、
こうした時間を作っていくことも大切にしています。

グラスペイントアーティストの方を招いて、
グリーフの一環でワークショップを開催しました。
グラスペイントをされている小川えい子さんと、
私たちの会代表の小沢樹里が知り合う機会があり、
この日のワークショップの実現となりました。



まじめな顔で真剣に問題を議論する場だけでなく、
無心に自分の好きな色で埋めていく作業に没頭し、
きれいに仕上がった作品をみてうれしく思い、
その場にいる遺族仲間と語り合う時間を楽しむ。
また遺族家庭の子どもたちも機会があれば参加し、
子どもたち同士の交流の場も作っていく。
笑顔を取り戻し、仲間がいるという認識のためにも、
私たちは、時折こうしたワークショップを開催し、
こうした時間を作っていくことも大切にしています。

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2023年12月11日
京都での心情等伝達制度シンポジウム参加(2023.12.10)
あいの会の松永拓也が12月10日(日)、京都に赴き、
心情等伝達制度についてのシンポジウムに参加し、
そこでパネリスト登壇と意見交換会を行ってきました。



心情等伝達制度は、あいの会でも強い関心があり、
以前もそれに関するブログ報告を掲載しています。
前回あいの会ブログ記事
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/61052402.html
今回シンポジウムのテーマは、
「刑務所における加害者の更生と被害者の心情」
私たちと以前より交流のある京都亀岡ご遺族の
中江美則さんが主宰するNPO法人ルミナと、
京都先端科学大学の経済経営学部で
准教授の阿部千寿子さんのゼミがコラボし、
(阿部さんのご専門は刑事訴訟法、被害者学)
企画して実現したシンポジウムとなります。
今回はルミナ、京都先端科学大学ゼミ生に加え、
保護司、犯罪加害者、犯罪被害者が一堂に参加し、
そこに松永は被害者の立場として参加しました。
松永もあいの会も、心情等伝達制度スタートは、
大きな前進と考え、前向きに受け止めています。
被害者は刑務所収監中の加害者に対して、
心情を伝えることも、その反応を知ることもできます。
改悛や懺悔があれば、被害者にも救いが見えますし、
逆に加害者に反省の色もなく、ふてくされていれば、
「反省の色がなく、ふてくされた態度だった」
という厳然たる事実を知ることもできます。
これはとても大きな前進だと考えるからです。
もちろん手放しでは喜べません。
あくまで制度はまだスタートしたばかりです。
ルミナの中江さんが実際に懸念されていたそうですが、
加害者の発したセリフが一字一句わかるわけではなく、
刑務官の裁量で勝手な「意訳」や取捨選択が行われ、
制度が有効に機能しない恐れもゼロではありません。
なので今後も引き続き注視し続け、
場合によっては意見提起していく必要があります。
私たちもそうするつもりです。
またそもそも論として、多くの交通犯罪遺族が苦しむ
執行猶予判決に代表される軽い処遇の大半の加害者には、
依然何の働きかけの制度もないままの現実もあります。
いずれにせよ今回参加は有意義な機会となりました。
NPO法人 ルミナ
https://lumina.jimdosite.com/
心情等伝達制度についてのシンポジウムに参加し、
そこでパネリスト登壇と意見交換会を行ってきました。



心情等伝達制度は、あいの会でも強い関心があり、
以前もそれに関するブログ報告を掲載しています。
前回あいの会ブログ記事
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/61052402.html
今回シンポジウムのテーマは、
「刑務所における加害者の更生と被害者の心情」
私たちと以前より交流のある京都亀岡ご遺族の
中江美則さんが主宰するNPO法人ルミナと、
京都先端科学大学の経済経営学部で
准教授の阿部千寿子さんのゼミがコラボし、
(阿部さんのご専門は刑事訴訟法、被害者学)
企画して実現したシンポジウムとなります。
今回はルミナ、京都先端科学大学ゼミ生に加え、
保護司、犯罪加害者、犯罪被害者が一堂に参加し、
そこに松永は被害者の立場として参加しました。
松永もあいの会も、心情等伝達制度スタートは、
大きな前進と考え、前向きに受け止めています。
被害者は刑務所収監中の加害者に対して、
心情を伝えることも、その反応を知ることもできます。
改悛や懺悔があれば、被害者にも救いが見えますし、
逆に加害者に反省の色もなく、ふてくされていれば、
「反省の色がなく、ふてくされた態度だった」
という厳然たる事実を知ることもできます。
これはとても大きな前進だと考えるからです。
もちろん手放しでは喜べません。
あくまで制度はまだスタートしたばかりです。
ルミナの中江さんが実際に懸念されていたそうですが、
加害者の発したセリフが一字一句わかるわけではなく、
刑務官の裁量で勝手な「意訳」や取捨選択が行われ、
制度が有効に機能しない恐れもゼロではありません。
なので今後も引き続き注視し続け、
場合によっては意見提起していく必要があります。
私たちもそうするつもりです。
またそもそも論として、多くの交通犯罪遺族が苦しむ
執行猶予判決に代表される軽い処遇の大半の加害者には、
依然何の働きかけの制度もないままの現実もあります。
いずれにせよ今回参加は有意義な機会となりました。
NPO法人 ルミナ
https://lumina.jimdosite.com/
i_nokai0708 at 23:30|Permalink│Comments(0)
2023年12月03日
山口県周南市での講演&シンポジウム登壇(2023.12.2)
グリーフサポートやまぐちと、
いのちのミュージアム主催する
12月2日に山口県周南市で開催された
「交通事故と被害者支援」シンポに参加し、
講演とパネリスト登壇を行ってきました。
講演は松永拓也が、パネリスト登壇は
同じく松永と小沢樹里で行いました。
グリーフサポートやまぐちの代表をされている
京井和子さんには以前から親しくしていただき、
いろいろ教えてもらう縁もいただいています。
その縁で今回催しにも参加することになりました。




また同じく主催のいのちのミュージアムにより、
会場では生命のメッセージ展も開催されました。

毎年11月下旬は犯罪被害者週間となっています。
なのでこうした催しも多い時期です。
他にもいくつかから講演を依頼されていましたが、
すべてには対応できない実情があります。
どうしても選ばざるを得ない現実がありますが、
それでも行ける講演は行って話したいと思っています。
いのちのミュージアム主催する
12月2日に山口県周南市で開催された
「交通事故と被害者支援」シンポに参加し、
講演とパネリスト登壇を行ってきました。
講演は松永拓也が、パネリスト登壇は
同じく松永と小沢樹里で行いました。
グリーフサポートやまぐちの代表をされている
京井和子さんには以前から親しくしていただき、
いろいろ教えてもらう縁もいただいています。
その縁で今回催しにも参加することになりました。




また同じく主催のいのちのミュージアムにより、
会場では生命のメッセージ展も開催されました。

毎年11月下旬は犯罪被害者週間となっています。
なのでこうした催しも多い時期です。
他にもいくつかから講演を依頼されていましたが、
すべてには対応できない実情があります。
どうしても選ばざるを得ない現実がありますが、
それでも行ける講演は行って話したいと思っています。
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2023年11月27日
かなちゃんちかちゃんを偲ぶ会(2023.11.26)
毎年あいの会有志が参加していますが、
「かなちゃんちかちゃんを偲ぶ会」
に今年も参加させていただきました。
昨年参加報告のブログ記事http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/59964317.html
東名高速飲酒運転事故遺族の井上夫妻が
命を奪われた2人の愛娘を偲び、
命を奪われた2人の愛娘を偲び、
命の尊さを思う催しを毎年開催されています。
今年はあいの会から中村正文・松永拓也を始め、
数名のメンバーが会に参加してきました。


井上夫妻は毎年あいの会に寄付をされています。
今年ももったいないほどの志をいただきました。
これまでも井上夫妻からの寄付があって、
初めて実現できた施策がいくつかあります。
来年もこの貴重な志を無駄にしないよう、
初めて実現できた施策がいくつかあります。
来年もこの貴重な志を無駄にしないよう、
活動を進めて尽くしていきたいと思っています。

i_nokai0708 at 23:30|Permalink│Comments(0)
2023年10月16日
10月度あいの会定例会&水族館レクリエーションの報告(2023.10.14)
10月14日(土)、池袋でランチ会を兼ねて、
10月度定例会と自助活動を行い、その後、
サンシャイン水族館に参加者で連れ立って、
久しぶりのレクリエーション活動としました。
この日は、子ども達も何名か参加し、
遺族の子ども同士の交流の場にもしました。

サンシャイン水族館内では似顔絵コーナーもあり、
子ども達は似顔絵も描いてもらったりもしました。

元々あいの会をわずか4人で始めたとき、
「とにかくおいしいものを食べながら語り合おう」
ということが活動の原点でした。
そんな原点を思い起こした一日にもなりました。
10月度定例会と自助活動を行い、その後、
サンシャイン水族館に参加者で連れ立って、
久しぶりのレクリエーション活動としました。
この日は、子ども達も何名か参加し、
遺族の子ども同士の交流の場にもしました。

サンシャイン水族館内では似顔絵コーナーもあり、
子ども達は似顔絵も描いてもらったりもしました。

元々あいの会をわずか4人で始めたとき、
「とにかくおいしいものを食べながら語り合おう」
ということが活動の原点でした。
そんな原点を思い起こした一日にもなりました。
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2023年09月29日
佐々木成三氏主催イベント「最先端犯罪計画集会」参加(2023.9.28)
私達あいの会の顧問もしていただいている
犯罪コメンテーターの佐々木成三さんの声掛けで、
松永拓也が防犯啓発イベントに参加してきました。
9月28日(木)に六本木で開催された
「最先端犯罪計画集会」というイベントでした。

※松永は左下端
写真の通り、イベントに近いくだけた勉強会で、
にぎやかに防犯を語り合おうという催しでした。
佐々木さんからは、AIを使った犯罪への警鐘、
特に実在人物本人そっくりな声を作って、
その声で騙す犯罪の可能性の話などもありました。
犯罪コメンテーターの佐々木成三さんの声掛けで、
松永拓也が防犯啓発イベントに参加してきました。
9月28日(木)に六本木で開催された
「最先端犯罪計画集会」というイベントでした。

※松永は左下端
写真の通り、イベントに近いくだけた勉強会で、
にぎやかに防犯を語り合おうという催しでした。
佐々木さんからは、AIを使った犯罪への警鐘、
特に実在人物本人そっくりな声を作って、
その声で騙す犯罪の可能性の話などもありました。
松永は最後に自身の話をさせてもらいました。
その後の参加者の方々のSNS等を拝見すると、
松永のいつも伝えたいと言っている思いは、
確かにこの日も伝播していっていると感じました。
その後の参加者の方々のSNS等を拝見すると、
松永のいつも伝えたいと言っている思いは、
確かにこの日も伝播していっていると感じました。
i_nokai0708 at 20:10|Permalink│Comments(0)
2023年07月16日
あいの会アロマワークショップ開催報告(2023.7.15)
コロナ自粛でなかなか会えない3年間を経て、
久しぶりにワークショップをしようという話になり、
7月連休初日の7月15日(土)、東京・池袋に集まり、
アロマテラピーのワークショップを行いました。


アロマテラピストの敷地有希子さんと
当会の小沢が地元で知り合う縁が偶然あり、
敷地さんをお呼びして今回ワークが実現しました。
会場の広さの関係もあって、かわりばんこに
各々好きな香りを選んでアロマスプレーを作り、
作っていない間はお互いの思いを自由に話し合う
自助活動を行いました。
今回あいの会を最近知った遺族から参加希望があり、
お互いの話を聞く機会にすることができました。
ワークショップの後は、ビアガーデンに場所を移し、
お互い気取らず楽しい時間を過ごしました。

ここでも繰り返し書いていることですが、
悲しい経験をした遺族だからといって、
「笑顔になってはいけない」
「楽しんではいけない」
「常に暗い顔で下を向いていなければいけない」
という考えにははっきりNOと言いたいと思います。
私たちはこうした時間も大切にしています。
また今回ワークショップには子ども達も参加しました。
子ども達は子ども達同士で交流を深めていました。
こうした場を作ることも大切にしたいと思っています。

久しぶりにワークショップをしようという話になり、
7月連休初日の7月15日(土)、東京・池袋に集まり、
アロマテラピーのワークショップを行いました。


アロマテラピストの敷地有希子さんと
当会の小沢が地元で知り合う縁が偶然あり、
敷地さんをお呼びして今回ワークが実現しました。
会場の広さの関係もあって、かわりばんこに
各々好きな香りを選んでアロマスプレーを作り、
作っていない間はお互いの思いを自由に話し合う
自助活動を行いました。
今回あいの会を最近知った遺族から参加希望があり、
お互いの話を聞く機会にすることができました。
ワークショップの後は、ビアガーデンに場所を移し、
お互い気取らず楽しい時間を過ごしました。

ここでも繰り返し書いていることですが、
悲しい経験をした遺族だからといって、
「笑顔になってはいけない」
「楽しんではいけない」
「常に暗い顔で下を向いていなければいけない」
という考えにははっきりNOと言いたいと思います。
私たちはこうした時間も大切にしています。
また今回ワークショップには子ども達も参加しました。
子ども達は子ども達同士で交流を深めていました。
こうした場を作ることも大切にしたいと思っています。

i_nokai0708 at 05:31|Permalink│Comments(0)
2023年01月29日
プルデンシャル生命保険の支援施策
プルデンシャル生命保険より
少なくない額の寄付をいただきました。
ここでも感謝の言葉を表したいと思います。
本当にありがとうございます。
そうなった経緯は当然あります。
同社社員の関村拓海さんという方が
あいの会の活動に関心を寄せられ、
「命の里プロジェクト」に参加されました。
命の里は一般向けオンライン対談イベント。
参加スタッフはみなボランティアです。
それからずっと関村さんは、全く私心なく、
命の里の活動に積極的に参加してくれました。
同時にお勤め先のプルデンシャル生命保険でも
あいの会の話を社内で熱心にされていたようで、
今回の多額寄付に結びつきました。
なんでもプルデンシャル生命保険では、
毎年社会的に有為だと判断した団体を決め、
寄付を行うという制度があるそうです。
そして今年の寄付先が私たちになりました。
そう認定されること自体が光栄なことで、
とてもありがたいことだと思っています。
同時に、ここ数年、特に実感していますが、
私たちのような活動に共感する企業の存在が
決して少なくないことを強く感じます。
私たちも単独でできることは限界があります。
だからこそ、プルデンシャル生命保険のように、
支援を申し出る企業の存在には力づけられます。
今回いただいた寄付も、1円も無駄にせず、
支援につなげていきたいと思っています。

少なくない額の寄付をいただきました。
ここでも感謝の言葉を表したいと思います。
本当にありがとうございます。
そうなった経緯は当然あります。
同社社員の関村拓海さんという方が
あいの会の活動に関心を寄せられ、
「命の里プロジェクト」に参加されました。
命の里は一般向けオンライン対談イベント。
参加スタッフはみなボランティアです。
それからずっと関村さんは、全く私心なく、
命の里の活動に積極的に参加してくれました。
同時にお勤め先のプルデンシャル生命保険でも
あいの会の話を社内で熱心にされていたようで、
今回の多額寄付に結びつきました。
なんでもプルデンシャル生命保険では、
毎年社会的に有為だと判断した団体を決め、
寄付を行うという制度があるそうです。
そして今年の寄付先が私たちになりました。
そう認定されること自体が光栄なことで、
とてもありがたいことだと思っています。
同時に、ここ数年、特に実感していますが、
私たちのような活動に共感する企業の存在が
決して少なくないことを強く感じます。
私たちも単独でできることは限界があります。
だからこそ、プルデンシャル生命保険のように、
支援を申し出る企業の存在には力づけられます。
今回いただいた寄付も、1円も無駄にせず、
支援につなげていきたいと思っています。

i_nokai0708 at 23:30|Permalink│Comments(0)
2022年12月28日
神奈川2022飲酒運転根絶運動展示会での手記掲示(2022.12.12~12.20)
12月12日から20日までの約1週間にわたり、
神奈川県庁の1階ロビーにおいて、
飲酒運転根絶についての掲示があり、
あいの会で出した手記「虹の足あと」より
小川と小沢の2名の手記が掲示されました。
小川翔子「夫の愛を、娘に」
小沢恵生「一生許さない」
二人とも飲酒運転による被害者遺族です。





私たちの手記以外も、飲酒運転根絶動画だったり、
飲酒運転根絶宣言等が見られるようになっていて、
飲酒運転をなくしたいと訴える展示会でした。
飲酒運転は既に過去のものだと思いたいですが、
残念ながら、いまだにいるのが現実です。
手記を書いた二人のような悲しい思いをする遺族は、
決して例外ではなく、他にも悲劇は生まれています。
だからこそ、それは許されないというメッセージを
完全にゼロになるまで発信していかないといけません。
今回の神奈川県の展示会は、そんな思いの表れです。
こうした自治体の取り組みに感謝しています。
神奈川県庁の1階ロビーにおいて、
飲酒運転根絶についての掲示があり、
あいの会で出した手記「虹の足あと」より
小川と小沢の2名の手記が掲示されました。
小川翔子「夫の愛を、娘に」
小沢恵生「一生許さない」
二人とも飲酒運転による被害者遺族です。





私たちの手記以外も、飲酒運転根絶動画だったり、
飲酒運転根絶宣言等が見られるようになっていて、
飲酒運転をなくしたいと訴える展示会でした。
飲酒運転は既に過去のものだと思いたいですが、
残念ながら、いまだにいるのが現実です。
手記を書いた二人のような悲しい思いをする遺族は、
決して例外ではなく、他にも悲劇は生まれています。
だからこそ、それは許されないというメッセージを
完全にゼロになるまで発信していかないといけません。
今回の神奈川県の展示会は、そんな思いの表れです。
こうした自治体の取り組みに感謝しています。
i_nokai0708 at 15:45|Permalink│Comments(0)
2022年11月30日
かなちゃんちかちゃんを偲ぶ会(2022.11.27)
「かなちゃんちかちゃんを偲ぶ会」
に今年も参加させていただきました。
■2020年参加時の報告記事
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/57470007.html
■2021年参加時の報告記事
に今年も参加させていただきました。
■2020年参加時の報告記事
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/57470007.html
■2021年参加時の報告記事
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/58856654.html
1999年東名高速飲酒運転事故のご遺族である
当会の小沢夫妻長男の柊羽(しゅう)君 が
あいの会を代表して参加してきました。
1999年東名高速飲酒運転事故のご遺族である
井上保孝・郁美夫妻が2人の娘様を偲び、
命の尊さを思う催しを毎年開催されています。
昨年一昨年とオンラインでの開催でしたが、
今年は3年ぶりのリアル開催となりました。
今年は命の里プロジェクトと重なったため、命の尊さを思う催しを毎年開催されています。
昨年一昨年とオンラインでの開催でしたが、
今年は3年ぶりのリアル開催となりました。
当会の小沢夫妻長男の柊羽(しゅう)君 が
あいの会を代表して参加してきました。


井上保孝・郁美夫妻からは毎年この時期、
あいの会に寄付をしていただいています。
今年ももったいないほどの志をいただきました。
私たちは助成金や寄付で活動を維持していますが、
これまでも井上夫妻の寄付があってできた活動は
いくつもいくつもあり、感謝してもしきれません。
恩返しは活動を進めて尽くしたいと思っています。
i_nokai0708 at 23:30|Permalink│Comments(0)
2022年11月28日
県民のつどいでの手記朗読(2022.11.26)
犯罪被害者週間期間中の週末の11月26日、
各自治体では様々な催しが開催されますが、
埼玉県でも「県民のつどい」が開催され、
あいの会メンバーもそこに参加しました。

まず、あいの会顧問の佐々木成三さんが
サイバー犯罪を中心にしたトークをされました。
そして、中村正文と松永拓也が書いた手記が
声優の浪川大輔の朗読で読む催しもありました。
会場周辺には出店が並んでいたり、
前後にダンスパフォーマンスやミニライブもあり、
真面目な語り合い一辺倒だけの催しというよりは、
むしろイベントという雰囲気が濃い場でした。
来場者の中にも、「声優さん目当てかな?」
と思われる方々が散見されたことも事実です。
しかし手記朗読に聞き入っている様子をみると、
(そして開催後のTwitter等での反応をみても)
入り口がゆるく柔らかく、敷居が低いからこそ、
普段なら接することなく、素通りされただろう
遺族の声に触れる機会にできたと思っています。
だから遺族の声を聞いてもらう機会提供として、
こうした催しのあり方も有効だと感じました。
手記朗読は、抜粋や要約などではなく、
全文をじっくり丁寧に読んでもらえました。
来場者の方々の心にも何かを刻めたと感じました。



各自治体では様々な催しが開催されますが、
埼玉県でも「県民のつどい」が開催され、
あいの会メンバーもそこに参加しました。

まず、あいの会顧問の佐々木成三さんが
サイバー犯罪を中心にしたトークをされました。
そして、中村正文と松永拓也が書いた手記が
声優の浪川大輔の朗読で読む催しもありました。
会場周辺には出店が並んでいたり、
前後にダンスパフォーマンスやミニライブもあり、
真面目な語り合い一辺倒だけの催しというよりは、
むしろイベントという雰囲気が濃い場でした。
来場者の中にも、「声優さん目当てかな?」
と思われる方々が散見されたことも事実です。
しかし手記朗読に聞き入っている様子をみると、
(そして開催後のTwitter等での反応をみても)
入り口がゆるく柔らかく、敷居が低いからこそ、
普段なら接することなく、素通りされただろう
遺族の声に触れる機会にできたと思っています。
だから遺族の声を聞いてもらう機会提供として、
こうした催しのあり方も有効だと感じました。
手記朗読は、抜粋や要約などではなく、
全文をじっくり丁寧に読んでもらえました。
来場者の方々の心にも何かを刻めたと感じました。



i_nokai0708 at 23:30|Permalink│Comments(0)
2022年08月21日
あいの会での子ども同士の交流
先月行った10周年記念集会では、
子どもたち同士の交流もありました。


交通犯罪遺族の家庭の子ども同士だからこそ
伝わり合っているものがあるように感じました。
交通犯罪に遭うと、残された遺族だけなく、
さらにその子どもも負担を強いられます。
さらにそうした子どもたちへの支援は、
今のこの国ではほとんどありません。
こうしたことも今後働きかけたいと思いますが、
せめて遺族団体として、そんな交流の場を作り、
年上の子が年下の子を見て、必要な時に支えたり、
アドバイスができる環境を作りたいと思います。
あいの会を設立したメンバーの各家庭でも、
当時小さかった子が、大学や中学高校に通ったり、
当時子どもを持つなど想像もできなかった家で、
今は子どもが小学校に通ったりしています。
そんな時の流れの中での変化を通じて、
あいの会の成長も垣間見たようにも感じました。
子どもたち同士の交流もありました。


交通犯罪遺族の家庭の子ども同士だからこそ
伝わり合っているものがあるように感じました。
交通犯罪に遭うと、残された遺族だけなく、
さらにその子どもも負担を強いられます。
さらにそうした子どもたちへの支援は、
今のこの国ではほとんどありません。
こうしたことも今後働きかけたいと思いますが、
せめて遺族団体として、そんな交流の場を作り、
年上の子が年下の子を見て、必要な時に支えたり、
アドバイスができる環境を作りたいと思います。
あいの会を設立したメンバーの各家庭でも、
当時小さかった子が、大学や中学高校に通ったり、
当時子どもを持つなど想像もできなかった家で、
今は子どもが小学校に通ったりしています。
そんな時の流れの中での変化を通じて、
あいの会の成長も垣間見たようにも感じました。
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2022年07月11日
あいの会10周年記念集会の報告(2022.7.9)前篇
先週土曜日の7月9日午後、
あいの会10周年記念集会を行いました。
世情を鑑みて、一般の方々に対しては、
オンライン配信となりましたが、
メンバーとその家族、そして顧問の方々、
また報道関係者は、会場に集まりました。
定例会もずっとオンラインが続いていたので、
やっと会えた「はじめまして」の人と、
ずっと会えなかった久しぶりの面々が交わり、
リアルで初めての人も旧知の人も垣根なく、
同じ思いを共有できる空間になっていました。
壇上に立ったメンバーも思い思いに口にし、
散会後も同様の感想がいくつも出ましたが、
家族を奪われた者同士が集まって、
まるで家族のような集まりになりました。
***
縁あってつながったイベント会社にお願いし、
今回は運営その他の大部分をお任せしました。
総合企画は日本パッケージデザイン株式会社様、
運営進行と音響は株式会社ミックスゾーン様、
映像関係は株式会社プリズム様、
司会はアナウンサーの坂本梨紗様にお願いし、
振り返ればとても素晴らしい集会になりました。
ビジネスを超えた共感と感動をいただきました。
あらためて担当された皆さまに感謝いたします。
まず坂本様からあいの会を紹介いただいたあと、
設立メンバーの東光宏より開会挨拶を行ったあと、
代表理事の小沢樹里より代表挨拶を行いました。


その後、急遽駆けつけてきてくれました
山口すすむ衆議院議員より挨拶の言葉をいただき、
また以前よりずっと応援してくれてる
横川雅也埼玉県議会議員も、
オンラインで応援の挨拶をしてくれました。


さらに以下の方々からも祝辞をいただき、
坂本様より紹介していただきました(画像は一部)
衆議院議員 山本剛正様
衆議院議員 山口すすむ様(祝電の上、ご本人急遽ご来場)
参議院議員 矢倉克夫様
初めてだったので、何を話すべきか悩んだようですが、
ただ伝えたいことを伝えればよいと周囲も励まし、
松永自身も思いを伝えきることができたと思います。
松永の今回講演は、
・真菜さんと莉子ちゃんとの日常
・事故当日のこと
・誹謗中傷について
・被害者支援について
の4つに分けて話をしました。
あふれる感情を堪えながらの話になりましたが、
それだけ聞いた人に思いが伝わったと感じます。



その後、休憩をはさんで第2部となりました。
長くなりますので、一度ブログ記事を分けます。

あいの会10周年記念集会を行いました。
世情を鑑みて、一般の方々に対しては、
オンライン配信となりましたが、
メンバーとその家族、そして顧問の方々、
また報道関係者は、会場に集まりました。
定例会もずっとオンラインが続いていたので、
やっと会えた「はじめまして」の人と、
ずっと会えなかった久しぶりの面々が交わり、
リアルで初めての人も旧知の人も垣根なく、
同じ思いを共有できる空間になっていました。
壇上に立ったメンバーも思い思いに口にし、
散会後も同様の感想がいくつも出ましたが、
家族を奪われた者同士が集まって、
まるで家族のような集まりになりました。
***
縁あってつながったイベント会社にお願いし、
今回は運営その他の大部分をお任せしました。
総合企画は日本パッケージデザイン株式会社様、
運営進行と音響は株式会社ミックスゾーン様、
映像関係は株式会社プリズム様、
司会はアナウンサーの坂本梨紗様にお願いし、
振り返ればとても素晴らしい集会になりました。
ビジネスを超えた共感と感動をいただきました。
あらためて担当された皆さまに感謝いたします。
まず坂本様からあいの会を紹介いただいたあと、
設立メンバーの東光宏より開会挨拶を行ったあと、
代表理事の小沢樹里より代表挨拶を行いました。


その後、急遽駆けつけてきてくれました
山口すすむ衆議院議員より挨拶の言葉をいただき、
また以前よりずっと応援してくれてる
横川雅也埼玉県議会議員も、
オンラインで応援の挨拶をしてくれました。


さらに以下の方々からも祝辞をいただき、
坂本様より紹介していただきました(画像は一部)
衆議院議員 山本剛正様
衆議院議員 山口すすむ様(祝電の上、ご本人急遽ご来場)
参議院議員 矢倉克夫様
国土交通省自動車局長 堀内丈太郎様
金融庁監督局保険課長 三浦和宏様
独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)理事長 中村晃一郎様
松永自身、初めての人前での講演となりました。初めてだったので、何を話すべきか悩んだようですが、
ただ伝えたいことを伝えればよいと周囲も励まし、
松永自身も思いを伝えきることができたと思います。
松永の今回講演は、
・真菜さんと莉子ちゃんとの日常
・事故当日のこと
・誹謗中傷について
・被害者支援について
の4つに分けて話をしました。
あふれる感情を堪えながらの話になりましたが、
それだけ聞いた人に思いが伝わったと感じます。



その後、休憩をはさんで第2部となりました。
長くなりますので、一度ブログ記事を分けます。

i_nokai0708 at 21:24|Permalink│Comments(0)