今日も楽しい1日だった?

今日は何をした? 明日は何をする?

停滞する経済成長にメスを入れらる可能性を秘めたシェアリングエコノミー


はかせ~!はかせ~!


おお、のりおくん。こんにちは。


シェアリングエコノミーの話の続きを聞かせて!


のりおくん、すばらしい意欲じゃ。
今の学生たちに爪の垢を煎じて飲ませたいもんじゃ。


ホント!?
僕は小指の爪を伸ばしてるんだ!
耳の掃除がしやすいからね!


聞かなかったことにして、さっそく話をはじめようか。
前回は、インターネットの発達によって個人が大きな力を持つに至り、その発展としてのシェアリングエコノミーで、個人が社会の中で活躍できる場が増える、というお話じゃったな。


そうだね。ぼくみたいな耳かきも買えない貧乏でも参加できる資本主義経済だって話だね。


この間から見ている内閣官房IT総合戦略室の資料「シェアリングエコノミー検討会議」によるとシェアリングエコノミーの二つ目のメリットはコレじゃ。


2.経済成長~隠れた需要の顕在化と供給の拡大、低廉で新しいサービスの登場、消費者の選択肢の拡大~


あぁ~もうダメダメ!
官の言い回しは本当にわかりにくくて困るよ。
なんのための血税だよ。
たすけてカエデちゃーん!


呼んだかニャ?


…(こいつらキャラが崩壊しているな)


難しい話になりそうだから、カエデちゃん、ぼくの代わりに聞いて後で噛み砕いて教えてよ。


わかったニャ!


のりおくん、わしも一応わかりやすく説明するつもりでおる。
難しそうな話だからといって逃げ出すのはよくない。
じゃないと、今の学生の爪の垢を煎じて飲まされるぞ?


学生さんってみんな耳かき持ってないんだ!
ぼくとおんなじ!


失われた20年で、わが国の経済がそこまで疲弊しているってことなんですね。


(もういいや…)
たしかに難しい言い回しだったかもしれん。
でも言ってる中身はそんなに難しくないんじゃよ。
たとえば、キミたちは「民泊」は知っているかな?


「Airbnb」ですね。
自宅の空き部屋をホテルのように旅行者に貸すっていう。


そのとおり。
民泊というサービスの登場で、「まるでその土地に住んでいるように旅行したい」という旅行者の需要が明確になったわけじゃ。


たしかに、旅行といえば、いつもと違う環境で、普段できない贅沢をして、というイメージがありましたね。
仮に旅行関連業界の人がこのような需要に気づいていたとしても、それを実現するのはかなり難しそう。
それぞれの土地で、部屋を貸してくれる人を探す必要がありますからね。
あるいは民家風のホテルを建てても…元をとれるのかどうか。


そのとおり。
しかし、インターネットを使った民泊サービスはそれを可能にしたんじゃ。
サービスを提供する側も個人で、かつ余剰資産の有効活用じゃから、金額面でホテルと張り合うようなことはしない。


なるほど、ホテルに泊まるより安く済むんですね。


もちろん、さっきカエデちゃんが言ったような、ちょっと贅沢な旅行も素晴らしいが、この民泊サービスの出現によって、「旅行の形」そのものに選択肢が増えたんじゃ


そして、従来型の旅行者にとっても、宿泊場所の選択肢が増えたということですね


(かしこいサルだな)
そうじゃな。
背景には時代の変化、価値観の変化もあるな。
豪華なホテルにお金を使うよりは、旅先ならではの「経験」にお金を使いたいという価値観が増えてきた。
その価値観の変化にピッタリ寄せられた時代の最先端サービスと言えるじゃろうな。


世界的に人々の価値観がそのように変わってきたというのは面白いですね。
先進国では経済成長がひと段落し、モノではない部分に価値を見出す時代がやってきたということでしょうか。


そうかもしれんな。
以上が、「隠れた需要の顕在化」「供給の拡大」低廉で新しいサービスの登場消費者の選択肢の拡大」の解説じゃ。
これはあくまで民泊の例だが、他のシェアリングエコノミー事業でも同様のことが言える。


シェアリングエコノミーってすばらしい可能性を秘めているんですね!


むにゃむにゃ…おはよう。
話は終わったかな?


キミは何をしに来たんじゃ?


カエデちゃん、さぁ今日の話を噛み砕いて教えてくれる?


いいですけど、のりおさん、ぼくにスマホを買ってください!
ぼくもインターネットしたいです!
SNSとかしたいです!
裏垢とか作ってわいわいやりたいです!


ウラアカ?爪の垢…の裏…??
わけわかんない!
カエデちゃんはバカだなぁ!
やっぱりサルだな。


カエデちゃんはSNSできるかもしれんが、のりおくんにはスマホは買えんよ。
その前にまず耳かきだ。




個人が活躍できる一億総活躍社会の実現に向けた有効な一手としてのシェアリングエコノミー


のりおはかせ~!はかせ~!


博士やぁ、のりおくん。こんにちは。


あれ?博士なんだかこの間と顔が変わってない?
色がついたね!
ひげの感じも違うし。


そこは大人の事情だ。触れないでくれたまえ。


あ、そう。じゃあこの間のシェアリングエコノミーの話の続きをお願い!


ここまで私の顔に興味がないとそれはそれで淋しいな。
のりおくんはすっかりシェアリングエコノミーに興味をもったんだね。


うん!だってこれから世の中が大きく変わる目玉のひとつなんでしょう?


そのとおりじゃよ。
では、シェアリングエコノミーにはどういったメリットがあるのか、もう少し具体的にみていこうか。


メリットね!


前回取り上げた内閣官房IT総合戦略室の資料「シェアリングエコノミー検討会議」によると、大きく分けて5つのメリットがあると言われているな。


官の資料は言い回しがかた苦しいから、噛み砕いて説明してよ!


キミはときどきブラックな部分が顔をだすな。
そういうところ、気を付けた方がいいよ。
さて、まずひとつめのメリットじゃ。

その1.一億総活躍社会の実現~個人によるサービス提供の拡大、個人の所得拡大、働き方改革(労働法制・税制等)~


まずは「個人」に焦点を当ててみよう。
前回のおさらいじゃが、シェアリングエコノミーの対象は何じゃったかな?


えーっと…たしか個人がもっている資産(スキルや時間を含む)じゃなかったかな。


そのとおりじゃ。
インターネットを使って、一般の個人がそれを有効活用することが目的だから、工夫次第で資源はいくらでも確保できるということじゃな。
つまり、この資本主義社会において、資本が極めて少ない個人でも参加できる経済なんじゃ。


つまり、ぼくみたいな貧乏人でも参加できるってことだよね?
それってすごい!
こんなぼくにもチャンスがあるあるなんて!


前回、キミの家にはロールスロイスがあると言ってなかったかの?
まぁ、よい。まさしくそういうことじゃ。
余談だが、2010年頃から、インターネットの発達によって個人が大企業に匹敵する力をもつことが可能となった、という話がそこかしこで飛び交っておるのは知っているかの?


はい!ノマドワーカーブームもそのあたりから始まりましたよね!


うお!サルがおる!


ぼくが連れてきたんだ!難しい話はサルのカエデちゃんによろしこ!


キミの自由すぎる振る舞いにだんだん慣れてきたよ。


それでそれで?


(図々しいサルだなぁ)
個人が大企業に匹敵する力をもったというのは、ブログから始まり、FacebookやTwitterといったSNSの発達で、個人の情報発信が容易になったことが要因なんじゃ。


いまFacebookやTwitterみたいなSNSをやってないと、ヤバイって言われてるね。


ぼくはFacebookもTwitterもやってないよ。


(サルだからね。サルにはアカウントは作れんじゃろ)
しかし、このシェアリングエコノミーの台頭を見れば、ブログやFacebookの登場からたった数年でさらに進化し、情報発信のみならず、経済の仕組み自体が個人単位にシフトしつつあることがわかるな。


そうだね!Facebookができたのって、ついこの間みたいな気がしてる!


ぼくはFacebookやってないよ。


この変化を思うといつも、本当に時代が驚くべきスピードで変化していることが手に取るようにわかって驚くんじゃ


本当にそうだねー。あれ?余談終わり?


うん、終わり。


なーんだ。カエデちゃんに出てきてもらうほどの難しい話じゃなかった。
続けて続けて!


もう何も言わんことにする。
さて、シェアリングエコノミーで個人がサービス提供を広く行うようになれば、当然個人の所得は増えるな。


そうだね!貧乏人のぼくもお金持ちになれるかな!


キミのような性格破綻者は無理じゃよ。
それから、使っていない資産、スキル、時間の活用が容易になるわけだから、いま政府が全力でプッシュしている働き方改革も見込める。
従来型の労働時間を減らしたり、柔軟な勤務形態にするなども可能となるじゃろう。


そんなにイイコトづくめなら、今すぐやろうよ!


それがなかなかそうもいかん。
シェアリングエコノミーが広がるためのハードルとしては、税制や労働法制、会社の就業規則等がシェアリングエコノミーに追いついていない、ということが挙げられるんじゃ。


いまの制度じゃシェアリングエコノミーが難しいってこと?だったら制度を変えちゃえば?


わっはっは。そのあたりはまだ子供じゃな。
コトはのりおくんの思うようにそう単純には進まんのじゃよ。


どういうこと?


例えば、最近の労働系キーワードである「時短」も、実現しようとすれば通常の会社の就業規則では対応できない。
では就業規則を変えようか、と一口に言っても、現在の日本の大半の企業では、

誰がどうやってそのプロジェクトを進めるのか…

最終決裁者は誰で、理解が得られるのか、説得できるのか…

変更することによりどんな変化が予想され、どんなリスクが生じるのか…

そもそも就業規則変更のために割く時間がない…


といって話がうやむやになり、立ち消えになるのは火を見るよりも明らかじゃ。


スピーディーな意思決定ができない、つまり組織としての決断力が鈍いというのは日本企業のテーマですね。


そのとおり。(かしこいサルだな。)
会社のトップや強力なリーダーシップをもった人間から推し進める必要があるのか、はたまた別の仕組みが必要か…


意外にも、組織論としても非常に興味深いテーマにぶつかりましたね。
今回は本論とはズレますのでこれ以上は突っ込まない方がいいのでは?


カエデちゃんの言うとおりじゃな。
しかし、ここを検討しなければシェアリングエコノミーの普及がぐんと遅れるのは確実じゃ。追って検討したいところじゃな。(かしこいサルだな。)(Facebookのアカウントくらい作ってやってもいいかもな。)





経済構造が大きく変わる!シェアリングエコノミーの検討


のりおはかせ~!はかせ~!


博士おや、のりおくん、こんにちは。どうしたのかな?


この間、経済学者の竹中平蔵先生のお話を聞いたんだけど、いま「第四次産業革命」がくるって言われてるんだって!


そうじゃな。インターネットが発達したことによって、今の産業全体に及ぼす大きな影響のことじゃな。ちなみに、第一次から第三次までの産業革命のことは知っているかな?


うーん…なぽれおんとか、じゃんぬだるくとか?戦争して悪いヤツをやっつけるみたいな?


たしかに革命といえばそんなイメージじゃが、「悪いヤツ」というのはかたよった見かたじゃな。そもそも、歴史というのは…いかんいかん、今は産業革命の話だったじゃろ?


そうだったね!産業だから、戦争するわけではないってこと?


そのとおり。「革命」という言葉を辞書でひいてごらん。


博士は古い人間だなー。僕はウィキペディアで検索するよ。


のりおくんは本当に顔も中身も可愛くないのぉ。


出たよ!革命とは…「権力体制や組織構造の抜本的な社会変革あるいは技術革新などが、比較的に短期間に行われること」だって。よくわからないね!


わかるじゃろ。君は顔だけでなく頭も悪いんだなぁ。産業革命という言葉は、今のりおくんが話したとこから抜粋すると、「短期間に技術革新が行われること」というところじゃな。


そうすると、第一次から第三次ということは、これまでにも産業革命が3回あったってこと?


そうじゃよ。第一次は18世紀半ばから19世紀にかけて起こったんじゃ。主に、綿織物の生産に関する技術革新や蒸気機関の発明による動力源の刷新じゃな。


蒸気機関車だね!ポッポー!!


…。
次に第二次は、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて。科学、電気、石油、鉄鋼の分野で技術革新が進み、大量生産・大量消費の時代に突入した。


へぇー。そうだったんだー。


次の第三次産業革命は20世紀の後半から。コンピューター関係の技術革新による大量情報処理の時代がやってきたわけだ。


へぇー。


キミ、ちょっと飽きてきたな?


だって、今は第四次産業革命の話でしょ?


そうじゃが、まずは「産業革命」という言葉の重さを理解し、今世の中で起こっていることの意味をだな


うるさーい!早く続きを話して!


キミは性格が破たんしているようじゃな。まぁよい。
さて、これから起こると言われているのが第四次産業革命。コンピューター技術から発展し、インターネット周辺技術やロボット周辺技術の革新により、産業構造が大きく変わると言われておるんじゃ。


竹中先生は、第四次産業革命のキーワードは5つあるって言ってた!

① AI
② ロボット
③ IoT
④ ビッグデータ
⑤ シェアリング



そうじゃな。たとえばドローンはのりおくんの挙げた5つの中ではIoTに入るかの?空撮や輸送の面で破壊的なイノベーションをもたらすと言われておるが、いま不動産関連の業界でも大注目されておるんじゃよ。


不動産?どうして?


ドローンについているカメラで上空から土地を撮影し、その画像をもとに測量してみたらどうじゃ?これまで測量士をはじめ、専門の人間が数人で一日かけてやっていた仕事が、一人で1時間でできるようになる。


そうか!本当だね!


あるいは、建物の保守管理なんかもそうじゃな。これまで人間が危険を冒して高い場所へのぼって点検していたところも、ドローンで撮影し、画像を解析して点検することができるようになったんじゃ。


うわー!ドローンってすごいんだね!すごい発明だ!


ドローンは第四次産業革命のキーワードの一つにすぎないIoTの中の一項目じゃ。同じようなすごい発明が、その他4つのキーワードの中でも続々と出てきているんじゃ。


たしかに、これは産業革命かもしれないね!博士、わくわくするね!


キミの石器時代の頭でもわかってもらえてうれしいよ。


ところで、5つのキーワードはだいたい聞いたことあるんだけど、「シェアリング」だけはピンとこないんだけど…?


キミはシェアリングどころか「産業革命」という言葉にもピンときていなかったがね。まぁよいとしよう。
シェアリングまたはシェアリングエコノミーとも言うが、これは

個人がもっている資産(スキルや時間も含む)を、インターネットを介して他人も利用可能とする経済活性化活動

のことじゃよ。これが発展すればまさに経済構造がひっくり返ることになるぞ。ちなみにこれは参考資料じゃ。

資料:内閣官房IT総合戦略室 シェアリングエコノミー検討会議「検討の経過整理」


博士!置いてけぼり!のりお、置いてけぼりを食らってる!


ん?よくわからんかったか?のりおくんという個人の持ち物を他人も使えるようにするということじゃ。


そうか!自分のものをみんなとシェアするってことだね!でもイメージが湧かないなぁ。


のりおくんは、「民泊」という言葉を聞いたことがあるかい?


みんぱく?ぼくのこと?


それはわんぱく。
民泊というのは、家の空き部屋を旅行者に宿泊施設として貸すことじゃよ。のりおくんの家には空き部屋はないかい?


ある!まだお父さんがいたころに使っていた部屋が今は空き部屋になってる!


詳しいことは訊かんようにするが、その部屋をまさに旅館の部屋のように、しかも安く旅行者に開放するんじゃ。


えー。あんなお父さんの使ってた部屋、みんな泊まりたいかなー。だってね、お父さんはね、


シャラップのりお!黙りなさい!お父さんの話はいいから。
まぁ、そうすることで、のりおくんの家にはお金が入ってくるし、旅行者も安く泊まれるうえにその土地にまさに住んでいるような感覚を味わうことができ、お互いにメリットがあるという仕組みじゃ。


そうか!それは確かにイイ仕組みだね!


いくら民泊は始めても、旅館じゃないから看板もない。インターネットを使って、うちには空き部屋がありますよー民泊やってますよーという情報を簡単に発信できるようになったことで、こういったサービスが可能となったんじゃ。


なるほどー。シェアリングエコノミーとインターネットは一蓮托生なんだね。


キミの口から一蓮托生という言葉が出るのがおどろきだ。民泊ではAirbnbが有名じゃが、ほかにも部屋ではなく自動車をシェアする配車サービスUBERなども話題じゃよ。


そうか!うちのロールスロイスも一日のうちで使ってる時間なんてごくわずかだもんね!ぜひ乗ってみたいという貧乏人がいれば、うちが使ってない時間に貸してあげて、その時間の代金を巻き上げればいいんだ!お金はお金のある人のところにやってくるって本当なんだなぁ!貧乏人から巻き上げた金で飲むビールのうまいことうまいk


シャラップのりお!だまりなさい!キャラがおかしいぞ。そういうことは思ってはいけないし、仮に思ってても口には出さんもんだ。だいたいキミのうちにはロールスロイスどころk


はかせ!!シェアリングってほかにもあるの!?


都合が悪くなるとわしにはしゃべらせんのか。
これまで紹介したのは、余剰資産、つまり使ってない財産を活用するシェアリングの例じゃったが、もっとダイレクトに物々交換のサービスも出てきているんじゃよ。自分のいらなくなったものは必要な人にあげ、自分の必要なものはいらなくなった人からもらう、というシェアリングじゃな。

資料: 物々交換サイトWaWaWa

貨幣経済がなくなるとは言わんが、貨幣経済と両立する経済として、物々交換経済が成り立つ世の中になるかもしれんよ。時代は、カネやモノではなく、経験に価値を見出す時代になってきているんじゃ。


お金がない人はよくそういうこと言うよね。


キミのそのキャラクターについてはとやかく言わないことにするが、そういうヤツほど時代に取り残されて、あとで痛い目をみるということじゃ。



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