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2013年10月04日
2011年09月10日
2009年11月25日
琉球漆器のお盆 四段重 鶴蒔絵の菓子器 お弁当箱 たんす 広蓋 お軸 帯・・・・・
が、いまお直しの最中です。
お問い合わせがあって、持ち込まれたり、送ってこられたり、時には引き取りに行ったりして、工房に届きます。それを前にして、持ち主と十分にと言うより、これ以上必要ないと感じられるところまで、説明いたします。そのやり取りの中に必ず持ち主の想いを感じることがあります。すなわち、そのものの中にれぞれ皆さんの想いが詰まっていると思っています。
では、琉球漆器から・・・・・
琉球漆器のお盆は、お預かりして一年経った今もまだ仕上がっていません。仕上がるときには仕上がるといった調子の進み具合です。そのお盆は大正時代に台湾で、ご依頼主の祖父が求められたもの聞いています。それを引き継いでいくためにお直しをされることとなりました。その女性は、お嫁さんと相談されながらこのことにあたっていらっしゃるようです。
これは、琉球漆器の特色である堆錦技法の加飾があるお盆です。今回は、その堆錦部分を残しながら、そのほかの部分をすっかりやりかえる直しをしています。あまりに細かな堆錦加飾なので、作業は遅々として進むのみです。
次は、四段重です。
(12:41)