August 2006

August 29, 2006

Mのお誕生会(I-centerにて)

8月25日(金)晴れ
一ヶ月以上前から今日のために準備していました。今日は、Resource Centerのsupervisorであり、私のEIA partnerでもあるMのお誕生日。歳は書きませんがキリのいい年齢です。この企画は、ここ数ヶ月Resource Centerのボランティアをしてこられ、9月初めに帰国される「ふくの宿」さんが発案されたものです。彼女は歌が上手でStanford大学のコーラスにもご夫婦で参加されていたのですが、これまでお世話になったMのお誕生日に歌をプレゼントしようという話になり、僭越ながら私も参加させてもらうことになりました。ピアノは日本でオーケストラのピアニストをされていて、現在こちらでvisiting scholarであるM.S.さんにお願いしました。

ちょうど金曜日なので、Friday Morning Coffeeの後12時から、遅くまで残っていたCoffeeの参加者をお誘いして、I-centerのliving roomで行いました。幸い、思った以上の方が聴きに来てくださいました。
日本語の歌の選曲はふくの宿さんから二曲、「夏の思い出」と「浜辺の歌」、英語の歌は私から、Mの一番の歌だと聞いていた教会の曲「Great is thy faithfulness」でした。

本当に申し訳ないのですが、私は歌をきちんと習ったことがなく、小学生の頃にお風呂で母から教わった程度。ただ、小学校の音楽の先生がとても熱心で、特に私達の学年は地方の大会に出場したこともありました。でもその後、コーラス部に入ることもなく、ただ歌が好きというだけでこれまで過ごしてきました。私が「歌が好き」というのと、Mと縁がある、という理由で、ふくの宿さんとご一緒させてもらうことになったのですが、素晴らしいピアノとふくの宿さんの歌を台無しにしなかったか、未だに心配しています(歌うのに必死で、客観的に聴くことは出来ませんでしたから)。

ともあれ、主役のMはとても喜んでくださったようで、歌い終わった後、スピーチの中で、何故この曲が自分にかけがえのない歌なのかという話をしてくださいました。聴きに来てくださった方の中にはMを知らない人も多かったと思いますが、MはI-centerの裏方としてinternational familyを支え、如何に強い思い入れで、そして喜びを持ってこのボランティアをしているか、ということが、皆さんにも分かっていただけたと思います。Mのことを知らなくてもいいのです。私達が楽しくここで生活している裏には、Mだけでなく、如何に多くの人たちの努力があるのかを、少しでも知る機会になったのではないかと思います。

この日はふくの宿さんにとっても最後のMorning Coffeeであり、ボランティアであり、Mとの別れであったので、思い出深いものになったと思います。
ふくの宿さんは、積極的でしっかりご自分を持っておられ、物事を深く考えられ、ボランティアにも熱心。人との付き合いが上手でいろいろなクラス、イベントにも参加され、コーラスの授業(だと思うのですが)にも参加されていました。こんな方とお知り合いになり、一緒に歌わせて頂いたことは、とても光栄なことです。本当にありがとう。帰国しても今のままで頑張ってくださいね。
また、ピアノを弾いてくださったMSさん、小さいお子さんがおられるのに練習まで付き合ってくださってありがとうございました。本物のピアニストに伴奏してもらえるのは、私にとってこれまでも今後もないことだと思います。「Happy Birthday」の歌をすっかり忘れていた私達に、冷静に指摘してくださったこともありがとうございました。
それから、急に企画をお知らせして足を留めてくださった皆さん、Mも皆さんが一緒に祝ってくださって、とても喜んでいました。普段、顔の見えにくいところにいるMなので、Mとしても皆さんのお顔を見ることが出来てよかったと思います。

Mさん、お誕生日、おめでとうございます。厳格であると同時にとても優しい心を持っておられるMさん、これからもどうぞよろしくお願いします。(…って、彼女アメリカ人だから、日本語は読めないんですけどね。)

August 27, 2006

kinderの読み聞かせ(”Three Tales of My Father's Dragon”)



8月23日(水)晴れ

I子のクラスの日本人のY先生にお会いしました。ELD (English Language Development program)の先生で、週に数回来てくださるようです。お迎えのとき、Hちゃん(日本人)のお母さんと一緒にお話を伺いました。そこで早々にも問題点浮上。
今日から一日10分間くらいずつ、先生がある本の読み聞かせを始められたそうです。読み聞かせは他にもあるのですが、大抵は絵本。絵本なら絵があるので、多少、万が一全く英語が分からなくても、他の子が一生懸命見ていれば、ある程度興味が持てます。ところが今日からの読み聞かせ本は”Three Tales of My Father’s Dragon”、日本語訳「エルマーのぼうけん」です。分厚い本で、たまにある挿絵は白黒。
Three Tales of My Father's Dragon: My Father's Dragon, Elmer and the Dragon, the Dragons of Blueland

エルマーのぼうけん

「この10分間は二人とも全く聞いていません。二人にとっては辛い時間になると思うので、どうすればよいか家で考えてきてください。」
との課題を頂きました。毎年この本の読み聞かせをされるそうで、英語の苦手な子には問題なのだそうです。「せめて、後ろに座らず、先生の目の前に座って話を聞くように、お母さん達から言ってください。私が言っても聞かないから。」とのこと。逃れられないようにする作戦です。

preschoolのときは、I子にとって少々難しい時間で彼女が聞いていなくても、まあその場にいるだけでいいか、という気持ちでいたのですが、kinderになってそれではちょっと困るかな、と。
早速本屋さんへ。Stanford Shopping Center内のBooks Inc.にはなく、Menlo ParkのKepler’sに行くと沢山ありました。テープつきもあると聞いていたのですが、テープは面倒なので本だけ購入。

I子は本を買ってもらえたことが嬉しかったらしく(滅多に買いませんので…)、しみじみと表紙を眺めていました。
題名を読んでやって「この本の題には何て書いてあるの?」と尋ねると、
「お父さんのドラゴンには三本の尻尾があるんだって。」
やっぱり。彼女はtail(尻尾)は知っていてもtale(お話)は知りません。
私「でも、表紙のドラゴンの尻尾は何本あるの?」
I子「一本しかないねえ…。」
ところが表紙をめくると、4頭の竜が輪になって踊っている絵を発見。
I子「お母さん、3本じゃなくて4本なんだよ!」
彼女なりに考えているようです。”tale”の単語を教えてやってもしばらくは納得いかないようでした。

こんな文字ばかりの本、興味を持つのかしらとかなり不安に思いながら、就寝前、ところどころ日本語に訳しながら読んでやると、意外にも面白いらしく、「もっと読んで!」とせがみます。J先生の選択は子供のツボを押さえているよう。日本でも人気の本なので、やはり面白いのでしょうか。ちなみに私は読んだことがありませんでした。
J先生は毎日読まれるという話なので、家でも毎日読み進めなければなりません。手がかかりますが、親も頑張らねば、と思う一日でした。

追記:Dollyさんにエルマーの絵本を貸してもらったところ、日本語訳の本が、先に記事に載せていたものと異なることが分かったため、記事の一部を変更しました。Dollyさんありがとう。

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August 26, 2006

kinder初日(Back to School Day)

8月21日(月)晴れ
初めてのkinder登校日。Back to School Dayです。A子を夫に任せて出かけました。8時に教室へ行くと、すでに子供達と父兄でいっぱい。I子が教室入り口の貝殻を触っていると担任のJ先生が来てくださり、「この大きい貝殻を耳に当てると海の音が聞こえるのよ。」と教えてくださいました。一人ひとりの生徒に心を砕いて話しかけてくださるいい印象を受けました。
子供達はそれぞれ好きなところへ行って遊びます。I子はシリアルのネックレス作りのテーブルを見つけ、数人の女の子達と一緒にせっせと紐にシリアルを通していました。これ、preschoolでもやっていましたが、保存に困るんですよね。蟻がたかるしA子が食べるし。食べ物で遊ぶこと自体、私は賛成できないのですが。

8時20分には親とのお別れの時間。I子はすんなり溶け込んでいました。
父兄はTheaterに移動し、snack(何かあるたびに食べ物が出ます)とコーヒーを飲みながら、after school(学童)、課外クラス、ボランティアなどの説明、登録などを行います。登録日と重複するデスクも多いですが、さらに内容が詳細になっていました。その場にいる他の父兄と何となく話して知り合いになることも出来ます。課外クラスの一つmathの説明を聞きましたが、熱心に説明してくださり、「この学校では初めてのクラスだけど、昨年他校でやったときには子供達はとても楽しんでいた」ということでした。
I子は工作が好きなので、クラフトの多いscienceに興味があったのですが、担当者は今日は不在。でも他の人が、このクラスはここでは登録できず、締め切りは明日の10時までであることを教えてくれました。

これに関しては帰宅してから急いでscienceの登録用紙を書き込み、登録場所になっているPalo Alto Children’s Museumへ。ところが月曜休み! そういえばそうだったと思うのですが、どこかに書いておいて欲しいような…。夜間受付の郵便受けがあったのですが、用紙とチェックをぺらっと入れるわけにも行かず、一旦帰宅し、後で封筒に入れてまた持っていくはめになりました。

Theaterでは学年の違う数人の日本人父兄にもお会いしました。と言っても狭い日本人コミュニティ、殆どが知っている人たち。久しぶりに会えた方もいて、楽しくお話できました。先輩お母さんにはいろいろと教えてもらえてとても参考になります。

I子は午後から、新しくお友達になった同じクラスの日本人の女の子のお宅に遊びに行きました。英語が苦手な子同士、助け合ってくれればいいなと思います。

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Ice Cream Social

8月19日(土)晴れ
午後2時からはIce Cream Social。”Social”とは「懇親会」という名詞だそうで、形容詞しか知らなかった私には、名詞として使うのに初め凄く違和感がありました。

私はI子と二人で参加するつもりで準備していたのに、夫は自分も行くつもりでいたらしく、「じゃ、行ってくるから。」と家を出ようとすると、「僕は一度も学校に入ったことがない。」と不満顔。急遽、A子も準備をして家族全員で参加しました。

日本で懇親会というと、ある会場に集まり、司会者がいてプログラムに沿って進められ、他の参加者と交流する時間もある、というものを想像するのですが、こちらは何もなし。指定された場所は、教室と、その前のピクニックテーブル(屋外)。行ってみると、参加者は三々五々集まってくる、という感じで、教室に入ってみると、担任の先生がある家族と雑談中。私達が行くと、自己紹介後、子供のcubby(個人用の小棚)その他、教室内を案内してくれ、親には、snack当番と送り迎え表の記入をするよう、お願いされました。これを来る人ごとに個人的に案内されるのです。同じことを約20人の生徒一人ひとりに担任の先生一人がするの?とても非効率的なようですが、新入生としては一斉に説明されるよりも親密に話を出来た気になり、気分がいいのかもしれません。

担任はTeacher J。子供の父兄よりも少し年配くらいの金髪の女性で、いつも笑顔。他のクラスや学年の父兄と話していて担任がこの先生だと言うと、誰もが口を揃えて「それはいいわね!」と言います。彼女は経験が豊かで子供の扱いも上手く、何をしなければならないかよく知っている。「羨ましいわ…。」とまで言った人もいました。どうやら人気の先生に当たったようです。

kinderの子供達は毎日おやつを食べていて、それは親からの差し入れです。親は自分が差し入れたい二週間にサインアップして当番になり、その二週間は毎日おやつを持ってきます。参考例が書いてありましたが、クラッカーとチーズとリンゴ、など、栄養バランスを考えてメニューを組むようです。人数分を朝置いていけばいいようなのですが、クラス全員分となるとあまり想像がつきません。最初の二週間は先生が持って来てくださるので、子供から聞き出してお手本にしようと思います。

その後はピクニックテーブルで補助の先生が配っているアイスクリームを頂き、他の家族と歓談。この学校のkinderでは、このクラスに日本人が集められているようで、I子の他に、数年アメリカにいる男の子が一人、渡米して間もない女の子が一人、そしてハーフ日本人のアメリカ人の男の子が一人います。そのうちの一家族とお会いして、少しお話できました。

懇親会は、始まりも適当なら、終わりも何となく。皆さん、飽きたら帰る、という感じで、やはり三々五々帰って行かれました。
来週からはもうkinderが始まります。I子は教室入り口に展示してある沢山の貝殻と拡大鏡が気に入ったようで、kinderを楽しみにしています。8時始業。これまでのpreschoolよりも1時間も早い登園。生活パターンに慣れるまで、少し時間がかかりそうです。

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August 25, 2006

Kindergartenの最終登録

8月19日(土)晴れ
I子のkindergartenの登録日。1月に、school districtでの登録を済ませたのですが、入園直前に再度registrationをして、晴れて入園できるシステムになっているようです。
これに必要な書類は山ほどあるのですが(Parsleyさんのブログ参照)、これらがまとめて送られてこず、夏中かけてちょこまかちょこまか封書で届くのです。重複するプリントが含まれていることもあり、となると内容も間違っていることもあり…。「この手紙に含まれているform」と書いてあるのにformが一枚もない封筒があり、焦って学校まで訊きに行った私に返ってきた返事は、「その手紙、分かりにくいのよね。電話でも沢山の問い合わせがあったわ。大丈夫。後で大きな封筒が来るから。」というもの。それって分かりにくいんじゃなくて、手紙の内容が間違っているんでしょ。

幸い土曜日なので、家で夫が子供達を見てくれました。10時から始まった登録会場へ10時半頃着くと、中は登録に来た父兄とボランティアの父兄、それにボランティアの子供でごった返していました。こういう時、日本ならできるだけ子供は廃除されると思うのですが、ここでは在校生も、物品の運搬や、新入生父兄の校内見学のガイドなどとして活躍していて、大人達も彼らを一人前に扱い、頼りにしていました。小さいときからこういう場でみんなのために仕事する、という経験は、日本では殆どありえないことです。

私が登録日に気付いた自分の理解不足は、donation(寄附)についてでした。
先輩父兄から寄付の要請があることは教えていただいていたのですが、まさか二箇所から寄附のお願いが来るとは夢にも思っていなかったのです。
説明用紙はそれぞれ一枚ずつで、一方には封筒が付いていて、それらがまとめてステープラーで留めてありました。一方は学校PTA宛、他方は学校区(district)宛です。寄付金の使用目的も違い、学校PTAのものは主に学校で使用する物品に費やされ、学校区のものは、主に、音楽や数学(算数)など専門を持った先生の給料に当てられるようです。学校区のものは生徒一人当たり500ドル!(これ以下でもいいのですが) 学校PTA宛のものも、用紙には明言してありませんでしたが、PTAの方に尋ねると、同じく生徒一人当たり500ドルを期待している、とのことでした。合わせて1000ドル…。preschoolのことを考えればこれが年に一度だけなら安いものかもしれませんが、イベントがあるごとに寄付募集の手紙が来る、という話も聞きます。9月から下の子もpreschoolに通い始める我が家としてはかなり痛い出費。というわけで、両方とも、我が家の基準で出来る限りを寄附させていただきました。子供の教育に協力、参加したい、という気持ちを込めて。

登録の最後に先生の名前を教えてもらえました。この学校では、kindergartenでは人種をクラス別に分けているようで、日本人とハーフ日本人の子供は、英語が出来る出来ないに関わらず、皆同じクラスになりました(計4人)。ELDの先生もこの方が都合がいいのでしょう。先輩父兄に伺うと、日本人同士仲良くなりやすくて良いという意見と、人種差別だという反対意見に分かれるそうですが、我が家はまだ始まってもいないので、このシステムが子供にとってよいのかどうかさっぱり分かりません。

一通り手続きが済むと、同じ会場に、様々なボランティアの募集、学童(と訳していいのかな?)の申し込み、enrichment classの申し込みなどのデスクが出ているので、それらを見て回れるようになっています。
ボランティアは、クラス、図書館、庭仕事の手伝い、field tripの車出し、イベントの手伝い、…ありとあらゆるものがありますが、弟妹がいるとやれることも限られてくる気がしました。
学童というのは、私立のpreschoolが学校の施設を使って、放課後一定時間、子供を預かってくれるものです。
enrichment classは、ここならPalo Alto Museumやその他の団体が、放課後学校に来て、アート、音楽、サイエンス、算数、チェスなどのクラスを開催してくれるものです。

私は取りあえず資料だけもらい、この日は申し込みはしませんでした。とにかく何もかも初めて。学校が始まってみないと様子が分からないし、自分が仕事を持っているわけでもないのでどうしても学童に入れる必要性がある、などということはありませんので。

今日まで、本当にこの学校に入れるのかどうか若干の不安があったのですが、何とか入園することが出来たようです。さて、同日午後からはIce Cream Social…。

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August 24, 2006

summer program終了

8月18日(金)晴れ
とうとう、preschoolのsummer programが終わってしまいました。I子にとっては最後のpreschool生活、A子には、これから2週間あまりの休みが始まります。

最後に帰宅するときに、先生方にthank you cardを渡しました。計7枚。父兄によってはお礼の品を渡している人もいました。こんな短期間でもプレゼントを渡す人もいるんだ、と驚きました。

I子は大好きだったpreschoolが終わってしまったことにちょっと寂しそう。でも、来週から始まるkindergartenのこともとても楽しみにしています。
A子はpreschoolへ行くようになって、いくつかの英語の歌や言葉を覚えました。その中で一番よく使う言葉は”No! It’s mine!”それに続けて”Don’t touch it!”です。最近覚えた日本語も「取っちゃだめ!」…。子供社会で生活する上で最も大切な言葉のようです。

すぐに新しい学校生活が始まります。親子とも、慣れるにはしばらく時間がかかりそうです。

August 22, 2006

対リス戦争

8月12日(土)晴れ
カボチャ畑カボチャ
今の家を借りたとき、大家さんに、「好きに使っていいよ。」と言われたbackyardの畑。数年使っていなかったため、カチカチの土で覆われていたのですが、一念発起して開墾。大家さんにもらった、これまた数年前のものと思われる野菜の種を蒔いたところ、畑は残飯捨て場として利用されていたせいか肥料がよいらしく、大根、人参、空豆など、そこそこのものが採れるようになりました。
あるとき、買ってきて食べたカボチャ(kabocha squash)の種を蒔いたところ、調子よく成長し、畑の半分くらいがカボチャの大きな葉で覆われてしまいました(写真左)。雌花もいくつかつき、ようやく立派なカボチャ(写真右)が取れるようになって来た頃、事件が…。

いつものように畑を見に行くと、一本の茎から出ている葉だけ、元気なく萎れています。よく見ると、その根元がなくなって浮いているではありませんか! その上、大きくなっていたカボチャを持ち上げてみると、カボチャの裏側は大きくえぐられていて、カボチャが座っていた土には立派な穴が…。リスです! リスがカボチャの茎を食べ、実を食べ、実の真下に巣穴を作って食べかけのカボチャを巣の入り口の蓋にしていたのです! リス被害はこれだけではありません。空豆も一株食べられましたし、茄子も二株やられました。
怒った夫は、その巣穴に散水用のホースを入れ、どんどん水をつぎ込みました。ところが、10分間入れ続けても水は溢れてきません。リスの巣穴って一体どれくらい大きいのでしょう? 
対処法として、巣穴を壊して埋め、プラスチックでできた大きな網を敷き、その上に食べられたカボチャを乗せておきました。
りす被害翌日、どうなったか見に行くと、一見、何の変化もないよう。でも念のため、とカボチャを持ち上げて見てみると…。また巣穴が出来ている上、巣穴の真上の網が食いちぎられて穴が開いていました。そしてカボチャはやっぱり巣穴の蓋として使われていました。さすがげっ歯類!

夫は今度は巣穴を壊した上に大きい石を置き、その上に食べられていないカボチャを置いておきました。その次はまた茄子をやられて…。

離れに住むGにリスの話をしたところ、この辺りではリス被害はとても問題なのだとか。農作物を食べる上、病気も持っています。この敷地にも、リスが入ってこられないように、地中に網が埋め込んであるらしいのですが、この分では軽く食い破られているのかもしれません。

Stanfordに来た当初は、ここかしこにいるリスを見て、「可愛い!」とか「自然が豊かでいいね。」とか、暢気なことを言っていたのですが、今ではこの不届き者のリス対策に四苦八苦しています。これもこの土地に馴染んできた証拠でしょうか。 
対リス戦争はしばらく続きそうです。収穫近くになると荒らしに来るリスたち。知恵比べは始まったばかりです。

August 16, 2006

preschoolのお手伝い(play dough作り)

8月8日(火)晴れ
いつもなら火曜日はEIAなのですが、今回はpartnerのMがColoradoに住む弟さんの金婚式から帰ってきたばかりだということと、陪審員として呼ばれている、という理由で、お休みになりました。というわけで、久しぶりにpreschoolのお手伝いに出かけました。

今日のお仕事は、粘土(play dough)作り。白と緑の二種類作って欲しいと言われ、キッチンでレシピどおりに作りました。毎日作れと言われると嫌だけど、たまに作るのは面白いものです。しかも簡単で、できあがりも柔らかくいい手触り。
レシピは次の通り。簡単です。

<準備するもの>
小麦粉:3cup、塩:1.5 cup、サラダオイル:6Tbsp、cream of tartar(酒石英): 3tsp、水:3cup、フードカラー:少々
(計器はアメリカのもの。1cup=240cc、1Tbsp (テーブルスプーン)=15cc、小匙(ティースプーン)=5cc。でも適当で大丈夫だと思います。)
<作り方>
1. フードカラー以外の上記を鍋に入れて、木べらで混ぜる。ある程度混ざったらフードカラーを適量入れ、好みの濃さの色にする。
2. 弱火にかけ、更に木べらで煉る。ある程度粘度が出てきたら、中身を平らなところに出して、だまが無くなるまで手で煉る。

今回は緑色のフードカラーを使いました。10滴くらい入れてやっと綺麗な緑色になりました。
クラスに持っていくと、みんなで口を揃えて「ありがとう!」と可愛いお礼の言葉。I子も駆けてきて、ニコニコです。
I子のpreschoolは来週で終わり。今日がI子のクラスでの最後のお手伝いになります。秋からはA子が通い始めるので縁が切れるわけではないですが、ひとつの区切りのような気がしました。

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August 14, 2006

Kの1歳のお誕生会

8月9日(水)晴れ
一歳になるKのお誕生会に招かれました。いつもFriday Morning Coffeeで会うフィリピン人のお母さんRのお嬢さん。お父さんはスウェーデン人という国際結婚家族です。プレゼントには日本の人気絵本の英語版「Guri and Gura's surprise visitor」を持って行きました。
Guri and Gura's Surprise Visitor (Guri and Gura)


お客さんたちも国際色豊か。スウェーデン、日本、マケドニア、アメリカ、ブラジル、南アメリカの国々、トンガ…。ブラジル人女性は、4日後が出産予定日という大きなおなかを抱えてSanta Claraから来られていました。

1歳になったばかりのKは、可愛らしいピンクのドレスとバースデーハット姿。でも自分が主役だと知っているようでした。お父さんも仕事を休んでカメラや諸々のお手伝い。お母さんは腕によりをかけて何種類もの料理を準備されていました。子供達が小さいので、どちらかというと大人の交流の場という面もありましたが、楽しい雰囲気でした。

Kのお友達は、近所の公園で一緒に遊ぶ同年代の子供が多いようです。そうすると殆どがベビーシッターさんに連れられた子になります。お誕生会にも、沢山の子がシッターさんに連れられてやってきました。シッターさんの殆どは南アメリカ出身のスペイン語圏の人たち。子供の親の中には、シッターさんに預けることによって子供にスペイン語を覚えさせようという考えの人もいるようで、中には英語も話せるけれど子供にはスペイン語で話しかけるシッターさんもいます。
シッターさんの一人に、ご自分のお子さんについて尋ねてみました。我が家と同じくらいのお子さんが二人おられるそうで、我が子は自分の母親に見てもらい、自分は週五日、Menlo Parkに来てシッターとして働いているとか。複雑な思いがしますが、それがアメリカの社会システムなのでしょう。

フィリピンで小学校の先生をしていたというRは、人付き合いが上手。誰とでも上手く接します。誕生会も楽しく終わり、私は遊びつかれた子供達を連れて、少し早めにおいとましました。

Obon Festival

8月6日(日)晴れ
午前中は教会へ。午後はPalo Alto仏教会主催のObon Festivalへ。一日で二つの宗教行事に参加してしまいました。

最近「Little Bear」シリーズのビデオの中で主人公のクマが魚釣りをするシーンを見て、魚釣りごっこばかりしているI子。金魚すくいがあると聞いて勇んで会場へ行ったのですが、所謂金魚すくいはなく、ボールを投げて一定の容器に入れば金魚が一匹もらえる、というゲームがありました。とにかく金魚が欲しいI子は果敢に挑戦したのですが、もらった5個のボールは敢え無く的を外れ、金魚をもらえずにあっさり終わってしまいました。こちらとしては、金魚飼う羽目になると困るのでよかったのですが、I子は当然不満タラタラ。
「I子より小さい子はボールが入らなかったのに金魚をもらっていた!」
と言います。確かに、係りのお兄さんによってはボールが入らなくてもサービスで金魚をあげている人もいました。よく見ているものです。
「でも、おうちで金魚を飼うのは難しいんだよ。死んじゃうと可哀想でしょ。」
この会話は寝るまで続きました。

茶道さて、他の簡単なゲームも少しやってから、茶道のデモンストレーションへ。裏千家のお点前を拝見しました。夏らしく風炉の長板、水指にはカットの美しいガラスの器が使われていました。私は流派が違うので細かい所作が随分と異なります。でも、お茶の精神は同じはず。「流派によってどこが違いますか?」という問いに対して、表千家十三代家元の即中斎宗匠が「どうでもよいところが違います」と答えられた、という話を思い出しました。解説の言い回しなど、とても参考になったのですが、子供達はうつらうつら。

寿司次は子供向けクラフト部門「めだかのがっこう」へ。子供達が一番喜んだのは、結局ここでした。I子は父と一緒に、巻き寿司、いなり寿司、卵寿司を作るクラフトをやり、A子は私とともに鯉の形の紙にいろいろなスタンプを押す作業を楽しみました。二人ともとても大事そうに作品を持って帰りました。

最後に本堂へ。解説を読むとこのお寺は浄土真宗のようです。驚いたのは、本堂が畳ではないこと。しっかりアメリカナイズされていて、土足で入り、椅子に座ります。椅子は、教会でpewと呼ばれる長椅子と同じものが使われていました。考えてみれば、正座の文化のないアメリカではこういう風に変化するしかないのでしょう。でも畳がないと、随分と雰囲気は異なるものです。

水石本堂の後方には、活け花と水石の展示がありました。今回見たかった一つがこの水石。昨日BBQで会ったご夫婦が「『スイセキ』ってあるでしょ。私達、あれが好きなの。」とおっしゃったのですが、私達にとって「水石」は初耳だったため、一体何者か確認したかったのです。偶然にも本堂に入る直前にそのご夫婦とお会いし、一緒に見学しました。どうやら、長年、水中でつるつるに磨かれた自然石で、観賞用として室内に飾るもののことを言っているようです。日本で聞いたことがなかった日本文化をアメリカで知るというのも面白い経験でした。

Palo Alto仏教会は、日本人コミュニティの拠点として、重要な役割を果たしているようです。宗派がどうのというよりも、異国で苦労して生活する人たちが、ほっと一息つける拠り所なのではないかと感じました。