【日経新聞】
金融庁は金融機関が業務を委託している外部の業者や代理店の立ち入り検査に乗り出す。複数の会社の商品を取り扱う保険代理店や、地方銀行からコンピューターシステムの運用を請け負うシステム会社などが当面の対象。金融機関による業務委託が拡大し、顧客保護や法令順守の観点から委託先の経営実態を詳しく把握する必要があると判断した。
金融庁が金融機関の委託・代理業者を立ち入り検査する権限は2005年の銀行法改正で認められたが、これまでは実施を見送ってきた。
大型代理店の出現によりその管理体制のチェックが必要となってきているようですね。まだまだ規模では保険会社 > 保険代理店ですが、保険会社に対等にものを言うべく代理店同士で組織を作っていたり小規模保険会社を作る保険代理店もでてきていますからね。
当然保険会社からも今以上に管理体制やコンプライアンス遵守が求められます。手数料率が有利などのメリットばかりが取り上げられ保険会社も積極的に進められてきた大型化の流れでしたが、今回の件は大型化の大きな負担となりそうですね。