陰暦 皐月は、現代の暦では六月にあたりますが、陰暦では五月をさしています。五月は田植えの季節。早苗を植える月「早苗月」が略されて「さつき」となった説もありますが、「早苗」の「さ」も耕作を意味する古語から「さ」が語源になったとされています。

カンジの「皐」には「神に捧げる稲」という意味から皐月があてられたと思われます。

ちょっとややこしいですが、「皐月晴れ」とは梅雨の晴れ間をさし、「五月雨(さみだれ)は六月の長雨をさし梅雨をさしています。
五月五日の端午節句で五節句の三つめにあたり、古来より男の子の節句とされてきました。端午の節句の鎧兜は子供に災いが降りかからず、無事に逞しく成長するようにと願いを込めて飾られています。もう一つは鯉のぼりがあります。我が家に男子が誕生したことを天の神に告げ、「この子を守って下さい」と守護を願って目印としたのが鯉のぼりです。もともと鯉は、清流だけではなく、池でも沼でも生きられる生命力の強い魚です。環境の良し悪しにかかわらずに

「鯉が竜門の滝を登ると竜となって天をかける」

という中国の故事から「登竜門」という男子の成長と出世を願う言葉になりました。「登竜門」の話を《鯉のぼり》という形で、青空を泳がせる発想は、世界に類を見ない日本人独特の感性です。

現代では、五月五日はこどもの日、男女かかわらずすべての子たちの健康と豊かな心と成長を願い見守り育む社会全体の願う日でなければならないと思います。子どもが生まれにくい時代、子供の低体温質、アレルギー体質10人中8人、小児がん発症率世界一。いまここで大人の責任としての健康の元、食、ライフを見直す時です。