茨木市社会福祉協議会(以下:社協)では、ホームヘルパーさんのお仕事もあります。自宅で生活している方の身体的なサポートや家事のお手伝いをしています。
ホームヘルパー達は、「利用者さんにもっと良いサービスを提供するにはどうしたらいいのか?」と、利用者の方々により喜んでもらうために、月に一度全ヘルパーが集まって会議をしています。
今回のテーマは、「視覚障がい者の方への手引き」です。
まず、社協の障がい分野(ガイドヘルパー:視覚障がいや肢体不自由、知的障がい等の各種障がいを持つ方々へ外出の援助をする仕事)を担当している職員が説明します。視覚障がいの方やガイドヘルパーの生の声を話すと、ホームヘルパーから「へえー」と言う声があがり、気を付けることなどをメモしていました。
次は、実際にアイマスクを付けて手引きの演習をしてみます。
手引きをする側、視覚障がい者(アイマスクを付ける)側、両方の役を体験しての演習を行いました。
講義で、「ガイドヘルパーは、『桜がきれいに咲いています』など状況の説明もします。」と聞いていたことから、あるホームヘルパーは「桜が満開に咲いていてきれいです。お弁当を持ってお花見をされている方もいますね。」と早速自分なりにアレンジして実践されていました。(もちろん、会議室内に桜はありませんので、その「つもり」で(*^^)v)
体験を終えて、「実際に両方を体験してみることで、少しでも視覚障がい者の方の気持ちに近づくことができたのかな。今日のことを第一ステップとして、今後のヘルパー業務に活かしたい」との感想もありました。
利用者の方々に「より良いサービス」「自分らしい暮らしのお手伝い」を実現するために、社協のホームヘルパー達はこのような勉強も随時行っています。
「さすが、社協のホームヘルパーさん!」と言われるように、社協一丸となってこれからも頑張っていきたいと思います。
職員 A
2013年03月
福祉相談会のお知らせ
春日丘公民館文化展
春日地区 子育てサロンに行ってきました☆
春日地区の子育てサロンは奇数月の第3月曜日に開催されています。(月曜日が祝日の場合はその前の週の金曜日) 場所は春日公民館の和室です。(西幼稚園の向い)
毎回20組ほどの親子さんが参加されています(*^^*) 地区で福祉のボランティアをしてくださっている「春日地区福祉委員会」が主催です。
今回は13組の親子さんが来てくれました。
まず、受付で名札を受け取ってくださいね。初めての方は福祉委員さんが作ってくれます。身長計と体重計も用意しているので利用してくださいね。
今回は市役所の栄養士さんが「好き嫌い」などについてお話しをしてくださいました。苦手なものを少しでも食べるという習慣を続けることで食べられるようになることもあるそうです。ママさん方と同じ目線で、ご自身の子育て体験も踏まえながら丁寧にお話しをしてもらいました。
一人ひとりに「質問ないですか?」と問いかけてくださるので、ママさん方も「ちょっとしたこと」でも聞きやすい雰囲気でした。
ママさん方が話を聞いているときは子どもたちを福祉委員の方々が見てくれるのでゆっくりできますよ(*^^)v
地区で身近な福祉委員さんが子どもたちの遊び相手もしてくれます。その間お母さん方は「ホッ」とできますよ☆ お母さん方からは「自分たちの母親に相談するように、その世代の方々に気軽に相談できて助かっています」という声も聞いています。
男性の福祉委員さんは、「孫の相手もしているし、子どもの遊び方も分かるよ」と、とても上手に子どもたちの遊び相手をされていました。
今回は終始和やかな雰囲気でした。大型バルーンなど別のプログラムも用意していましたが、それを取りやめにするほど、みなさんの話が盛り上がっていました。
初めて来られた方も、徐々にママさん同士で喋っておられたので、お友達作りの役に立っていれば幸いです(*^_^*)
最初からお友達同士で来られる方々や、この子育てサロンで知り合いになって「(携帯の)アドレス交換しましょう♪」と新たにお友達になられる方々もいらっしゃいます。
お子さんたちの遊び場でもありますが、子育てに忙しいお母さんたちの息抜きの場でもあるのです!ぜひこれから通う幼稚園の話や、病院の話、安いスーパーの話(!) までいろいろ盛り上がってください。
次回は5月20日(月)です。自治会やマンションの掲示板にも「春日地区子育てサロン」というポスターを貼っていますので、ぜひチェックしてくださいね!お待ちしておりますm(._.)m
みなさんが「住んで良かった春日地区」と思えるような“居場所”を作っていきたいと思います。これは春日地区の福祉委員長さんのお言葉です。
職員 A