2010年01月

2010年01月31日

利きガキ

利きガキ呑むだけで利き酒のできない不肖。

まして、食うだけで利きガキなどできるはずもなく。

そこで『牡蠣礼賛』の著者・畠山重篤さんの御指導を仰いだのです。

でも、利きガキを学ぶより、カキ食うばかり、ワイン呑むばかり。
やっぱり分かりませんでしたわ、あはは、えへへ。

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2010年01月30日

旧暦の忘年会か?

旧暦 忘年会か昨年は12月にチリとオマーンに出掛けてたので、忘年会できなかった。

と思ってたら、○魚□肴(おさかな)の看板に「忘年会」と!

昨年からの消し忘れなのか、旧暦なのか。

今年の旧正月は2月14日だから、まさに今が旧暦の忘年会シーズンですな。

2月14日ってバレンタインデーかぁ。不肖はその頃、真冬のモスクワで凍えてますわ。

でも、ウォッカで温まってるんだろうな、きっと。

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2010年01月29日

学問とは 仕事・夢・人生

2010-01-28 県立広島中高地元の県立広島高校で講演させて頂きました。

最初に与えられたお題は「学問とは」。

これ、すごく難しいお題だったけど、不肖は「仕事・夢・人生」をキーワードにして答えました。

学問は僕の仕事です。
学問は僕の夢です。
学問は僕の人生です。

県立広島高校てっきり、これが講演のタイトルになるのかと思っていたら、それは別に求められました。

不肖は自分の「仕事・夢・人生」を振り返り、「地球の端で宇宙生命を考える」にしました。これが一番ふさわしいから。

そして、いま考えている「宇宙生命」は・・・国際宇宙ステーションに長期滞在中の野口聡一さんであることも話しました。

そんな与太話を二時間も真剣に聴いてくれた生徒さんたちに感謝します。

君たちからたくさんのパワーをもらったよ、ありがとう!

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2010年01月28日

さけたんぽ

さけたんぽ地元のことなのに知りませんでした。

有限責任事業組合(LLP)の米すたー倶楽部

「米すたー」はマイスターと発音するみたいだけど、URLには komestar とあるのだ、どっちが正しいのか。

マイスターは「親方」の意味もあるから、こっちの方がいいかな。

さけたんぽスタッフで、米すたー倶楽部から酒都の新名物「さけたんぽ」。

広島経済レポート」や「中国新聞」でも紹介されてるよ。

さけたんぽ、酒粕の香がほんわかするのが好(ハオ)。
若い勢いがあっていいな、こういう企画。

脳天若気(能天気=脳天気と若気からの造語 by 不肖)とは違う、大人になりかけている若気。

ただ、新聞切抜きのネット掲載(いわゆる転載)の可否はケース・バイ・ケースかな。
一応、ネタ元の会社に問い合わせていらっしゃるんでしょうけど。

これからの躍進に期待していますぞ。

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2010年01月27日

学問は楽しいか

無茶苦茶に忙しい昨今。

時間をやりくりして、どうにか講義してる。
ところが一部の学生は遊び半分の受講態度。

講義の開始時刻、スッと教壇に立つ、息を整える。
しかし、後ろの方では、学生がジュースの回し飲み。
何人かは完全にこちらに背を向けている。

不肖は叱ったよ。
講義を受ける気がないなら立ち去れ、然もなくば、あやまれ。
(言われてイヤイヤあやまるなら、立ち去って欲しいのだが)

そして、不肖は、学生全員にこう告げた。

学問(勉強)なんて、楽しくない、面白くもない、楽でもない。
辛くて、苦しくて、面倒くさい、でも、それで良い。
その果てに(その過程で)得るものは、何物にも代え難いのだから。
そういう学問をしに、ここに来てるんだろ。
学問をナメるんじゃない。

学問は楽問だ」なんて、誰が言ったんだ、無責任な言葉。

遊び気分でちょっと「お勉強」して成績が上がる?
そんなの「お知識」であって、学問じゃないですから〜っ!

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2010年01月26日

魚を喰らう

魚を喰らうまぐろ造り最近さ、草食系男子とか肉食系女子とか言ってんじゃん。

不肖は魚食系呑兵衛だよ。

だって、お魚、美味しいんだもん。

で、今日もマグロさん。これで何日連続だろう。
こんなに毎日マグロ食べてたら、絶対に汚染されちゃうんだろうな。

竹酒でも、そんな汚染はアルコール除去さ。

今日は魔斬(まきり)みたいに鋭い感じの竹酒で。

中味は何でもいいの、容れ物が斜竹なら。

いえ、父の故郷の会津若松のお酒だったので、なお良いのですが。

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2010年01月25日

初孫 魔斬

初孫 魔斬出羽は庄内酒田の東北銘醸といえば「初孫」。

明治元年、最上川を境に出羽が「羽前」と「羽後」に分割された。

酒田はまさにそこにある。東北銘醸は最上川の南側にあるから羽前だね。

それはさておき、寒い季節はお燗が美味しい。

お燗に合う酒ということで、初孫の「生もと 純米本辛口」を。

この銘柄、魔斬(まきり)って言うんだって。

まきりきもと裏ラベルから:

北の日本海に面する港町−山形県酒田市。
魔斬りとは、酒田に伝わる、
主に漁師などが使う切れ味鋭い小刀です。
魔を斬ることから、
魔除けの縁起物とされています。

その通り、お燗にして切れ味鋭い、しかし、温かいお酒ですなぁ。

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2010年01月24日

隠し吟醸

隠し吟醸隠し吟醸とはあの「鬼ころし」の清州桜酒造が「隠し吟醸」?

紙パックに「濃姫の里」「香り舞う吟醸酒」と。

箱横にこう書いてある:

隠し吟醸とは、蔵人が貴重な吟醸酒を
こっそり隠し呑みして、楽しんだお酒
と言われています。
いにしえの蔵人だけが味わえた特別な吟醸酒です。

なるほど、そうなんですねぇ。

でも、「こっそり隠し呑み」ってのは、税務署的にはマズイんじゃないでしょうか?

まあ、いにしえ(昔)のことだからイイってことかな。

いずれにせよ、隠し呑みしてたから優れてるという判断には、論理的にも、そして実際のところも、なりませんなぁ。

安いってところで良しとすべきでしょう。

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2010年01月23日

北村画伯

翠露 北村画伯月刊誌「MOKU」の不肖の連載で、いつも素晴らしいイラストを描いてくれてる北村雄一さん。

久しぶりに呑んだけど、相変わらず怪人パワー炸裂してますなぁ。

怪人だけど、よく売れてる『深海生物ファイル』の著者でありまする。

で、再会を祝して、信州諏訪は舞姫酒造の名酒「翠露」を。

中取り 袋しずく 純米吟醸 生酒、お米は「雄町」。

心地よく酔ったねぇ、また呑もうな、キタムラっ!

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2010年01月22日

雁木スパークリング

gangi sparklingあの岩国の名酒「雁木」に「gangi」ラベルが!

なんと、スパークリングなのだ。

最近になって急増してきた「発泡」「微発泡」の日本酒。

賀茂鶴の「蜃気楼」は素晴らしいのだが、他には食指(いや呑指か)が動かなかった。

しかし、雁木のスパークリング、これはイケる!

さすが、この夢日記にコメントを下さった八百新酒造さん、スパークリングでもいい酒を造りますなぁ。

ただ、「噴き出し注意」の札、携帯ストラップにしようと無理にイジってたら壊れちゃった、あ〜あ、残念。

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2010年01月21日

誤認 五人娘

五人娘 しぼったまんまこれが五人娘だとは思わなかった。

旨いうえに美味すぎるのだ、嬉しい誤認。

ラベルには「江戸時代の生もと無添加昔造り」と書いてある。

「生もと」の「もと」は「酉」と「元」からなる漢字一字ね。

裏ラベルには、こう書いてある:

『しぼったまんま』

江戸時代に栽培されていた古代米「赤ひばり」という稲を、蔵人自らが8年間造り続けてまいりました。

その野性味あふれた力強い「赤ひばり」を原料米に、江戸時代の醸造法「生もと酒母」で仕込んだ自然のままの妙なるお酒です。

蔵人の思いと匠が江戸時代のお酒となって甦ったこの冬の「しぼったまんま」。

江戸時代に思いをはせながら御笑飲くだされば幸いです。

杜氏 良貫 謹白

「良貫」は藤波良貫さんです。

ほんと、不肖にとって、実に美味い・旨い・ウマイ酒ですぞ。

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2010年01月20日

醸造年度BY19

満寿泉 大吟醸 19BY越中富山の名酒「満寿泉」です。

また富山か、なんて言わず、ラベルを見てやってください。

平成十九年醸造、ってあるでしょ。

醸造年度が平成19年(2007年)ということですな。

醸造年度は「BY」brewery yearと記されるけど、西暦じゃなくて日本元号を使うから、BY19(あるいは19BY)になりまする。

醸造年度は6月30日スタートで7月1日エンド。
いわゆる歴年は1月1日スタート、12月31日エンド。
日本の学年や会計年度は4月1日スタート、3月31日エンド。

だから、BY19は、2007年7月1日から2008年6月30日の間に醸されたお酒ということになるのです。

2007年9月、NHK「プロフェッショナル」に出させてもらいました。
2008年1月、月刊誌「MOKU」で連載スタートしました。
2008年3〜5月、未来館エイリアン展でトークライブしました。

そういう時間の流れを感じながら、そして、(たくさんの方々の御蔭様で)積み上がったものにシミジミしながら、BY19を堪能してるのでありまする。

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2010年01月19日

好きな言葉「矜持」

賀茂鶴 蔵生囲いたまには炭火焼たまには炭火焼きでも、と。

炭火焼きとかバーベキューとか、自分で焼くのって、不肖・呑兵衛は苦手なのですわ。

焼くひまがあったら呑みたいし、呑んでるうちに焦げちゃうし。

面倒だなぁと思いつつ、ふと「お通しって勝手に課金されてるよな」。

いいんです、勝手に課金されても・・・美味けりゃぁいいんだ。

ところが、学生街の居酒屋はやたら塩っぱい、味が濃い。
不肖みたいなアラフィー*にはもっと薄味で美味プリーズ。

で、食後にお茶を頼んだの。
出てきたのは「こちらホットウーロン茶になりま〜す」。

おいおい、これって「こちら有料になりま〜す」ってことかい?

オイラ、「お金払ってでもただの番茶」が欲しかったんだよ。
もちろん、ただの番茶はフツウ「ただ」だけどね。

こういうお店の課金体質というか、矜持(きょうじ)のなさを残念に思うのです。

矜持は、誠意や自負心、責任感などによって養われるものだからねぇ。
(世の中にはこういう矜持もありますが)

*ちなみにアラフィー、アラフォー、アラサーそれぞれに世代の特徴があるんだとか。

以下、ここからの抜粋:

「アラフィー」はやるべきことが一つあれば、それで安心していられた世代だそうだ。

それに対して「アラフォー」は、同時に何枚もの皿を回し続けていたい世代だと。

より厳密に言えば、私たち「アラフィー」の女たちは、「1.5枚の皿を回せれば上出来」…の世代だったと思う。

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2010年01月18日

天神山たたら

スライド1今年最初の「天神山たたら」、やりましたっ!

旧・芳井町の何かの施設だったんだろうな、いつもの天神山から下りて、芳井町老人福祉センターというところで。

好天気で風もなく寒くない、いい日曜でしたなぁ。

御蔭様で、予想より多くの方々にお越しいただき、ありがとうございました。

芳井町たたらそして、今回も天神山自治会とNPOプラントの方々にたたら操業して頂き、ありがとうございました。

聞けば、朝6時から準備されたとか、頭が下がりまする。

その甲斐あって、立派なケラができました、毎回着実に進歩してますなぁ。

不肖 着物姿着物で講演不肖は、珍しく着物姿。

これは作業服にできないので、たたら操業には参加せず、見てるだけ。
たたら炉に乗せて焼いた芋を食べたりして。

あっ、ちゃんと仕事(講演)もしましたよ〜

芳井町でサイエンス・カフェ。
カフェはCafeで、Ca・Fe、カルシウムと鉄。
そんな切り口で約一時間お付き合い下さり、感謝です。

またの機会がありますよう、引き続き、宜しくお願いしま〜す。

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2010年01月17日

負けない自分

年に一度のスーツ姿センター試験会場不肖がスーツ着るなんて、入試の面接か監督の時くらいだな。

それは「受験生に安心」してもらうため。
ジーパンに花柄シャツじゃ、受験生さんが安心できないだろうと思うから。

センター試験の初日、お疲れ様でした。
まだ試験のある人は二日目も頑張ってください。

マグロ頭肉お造り大トロと中トロ不肖は、初日監督の終了後、ホッとしてちょっと一杯。

二日目は監督こそしないけど、天神山でイベントあるからね。

で、ホッとして一杯のアテは、地元居酒屋のマグロフェア。
中トロと大トロの食べ比べ・・・まあ、文句はないけど、って感じ。
でも、特別にお願いした、マグロの「頭肉」のお造り、これは美味かった!

ところで受験生の皆さん、今の「負けない」気持ちをずっと持ち続けてください。

うちの大学は、せっかく勝ち残って入学しても、二ヶ月もしないうちに「同類・同列志向」のせいで、負けない気持ちが雲散霧消、皆で仲良く横並び。

それで一番悲しむのは、今の「負けない気持ちの自分」だよ。

今の自分に一生ずっと胸張って向き合えるように、生きようね、大学に入ったとしても。

結局さ、見栄張るのも、カッコつけるのも、今の「負けない自分」に対してだけでいいんだから。

横一線に並んだ他人より、今の「負けない自分」を、一生のスタンダード(価値判断の基準)にしようや。

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2010年01月16日

福山に暗澹倶楽部あり

2010-01-15 附属福山高校ここ数年ほど、うちの大学の附属福山高校と共同研究してます。

広島の風土を題材にした理科教育(風土サイエンス)の研究」ってやつ。

今回は、不肖の仕事というか、興味の二本柱である「たたら」と「宇宙生命」の融合を図る、という暴挙に出ました。

まあ、こんな愚かな講演を聴かされた生徒さんには気の毒でしたが、不肖にとっては意義深い機会を与えていただき、感謝しております。

暗澹倶楽部 個室暗澹倶楽部 パンこれに勢いづいて、福山の創作フレンチと言っていいんだろうな、不思議なビストロに行きました。

Les Enfants Terribles(恐るべき子供たち)暗澹倶楽部

通された個室は・・・昭和30年代のアパートみたいな。
飾りっ気のない食器で供されるシンプルな料理・・・しかし、美味い!
空間と味のミスマッチが超現実的(シュール)だ。

アルゼンチンの白ワインと、チリの赤ワイン。
夢幻の中で時間進行した、楽しい会食でした。

M先生、H先生、O先生、ありがとうございましたぁ〜

そして、受験生さんたち、過度に緊張しなくていいからね。

不肖たち試験会場のスタッフは、君たちが実力を出せる試験環境をつくるべく、全力でお手伝いしますから〜

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2010年01月15日

西日本最大級の管理釣り場

釣りの篠津原池50cm超のロックまず、大学入試センター試験の受験者の皆さん、本番に臨んでは脱力して頑張れ〜

不肖も試験会場で応援してますぞ〜

さて、広島県の庄原市に篠津原池という一万坪足らずの池がある。

御縁あって、そこに行ってきました。

ここは管釣り(管理釣り場)としては西日本最大級なのだそうだ。

最大級ということは「最大」ではないのだろうけど。

でも、お客さんが釣った魚は50センチ超級、大物だ。

訊けば「ロック」という魚で、イワナとニジマスの掛け合わせ。

F1雑種(F1品種)なので子孫ができない。

つまり、性成熟しないので、生殖腺に栄養を取られない分、体が強く大きくなるから、釣りに向いてるんっだって。

野菜や果物のF1品種でもそうなんだけど、そういうのを作出しちゃう人類って奴ぁ、なんか罪深い気がするなぁ。

と思いながら、実のところ、生命倫理というのを考えるのが苦手な性分で、そういうのを肴に今宵も呑むのである。

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2010年01月14日

侠(おとこ)らしい女

雪降った夜明け前寒かったですねぇ、酒都にも雪が積もりました。

しんしんと雪降る夜、愛別の「伏古」を呑みながら、変なことを考えましたのだ。

テレビの長寿番組に「水戸黄門」ってあったでしょ。

あれの長寿キャラに「疾風(はやて)のお絹」って「くの一」、つまり、女忍者がいたでしょ。

黄門様は何人も代替わりしてるけど、「お絹」はずっと由美かおる姉御ですな。

逆にいうと、代々の黄門様にずっとお仕えしてるわけで。

身を隠し蔭からずっと黄門様をおまもりしてきた。

忠に励み、義に篤い。

何が「お絹」をそこまで強くさせてきたのだろう。

何が「お絹」のモチベーションであり続けたのだろう。

これが男だったら、たとえば「風車の弥七」だったら、侠気(おとこぎ)がある評することができるだろう。

しかし、「お絹」は女だ。

忠に励み義に篤い女を評する言葉が、日本語には、ない・・・

そういう言葉がないのなら、そういう文学を立てるしかない。

浅田次郎さんの書いたものを読んで、ふと、そう思った夜でした。

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2010年01月13日

人生の色気

移動中のひまつぶしにと週刊誌を買って読んでみた。

書評欄というのがある。

不肖の拙著など載せないだけの良識ある欄だ。

良識というのは、こういう本を紹介することをいう、『人生の色気』。

この本の著者・古井由吉氏の語りが素晴らしい:

「物を書くというのはね、自分を暇に追い込むようなものです。」

「今は学校でも社会でも能率が大切だと言うでしょう。で、悩んだり苦しむことはいけないことだという価値観ができてしまった。」

「その反動が今増えている鬱じゃないかしら。でも、鬱は悪じゃなくて力を溜め込むときですよ。」

う〜む、自分を暇に追い込む、とは実に含蓄あるなぁ。

ひまつぶしに読んだ週刊誌で、「読むひま」ではなく、「書く暇」を考えるのでありました。

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2010年01月12日

関西風お好み焼き

関西風お好み焼き富山から広島への帰路。

新大阪駅のコンビニ(ベルマート)で、ちょっと旨いモンでも。

見つけたのは「関西風お好み焼き」のテイクアウト。

広島では「お持ち帰り」は当たり前なんだけど、関西風にもあったんだねぇ。

「温めますか?」
「はい、お願いします」
「そなら、うちは自分で温めるの」
「はい?」
「店のあっこの端にレンジあるから自分でチンして」
「はい、分かりました」
「この袋に入れたまま温めてな」
「はい、分かりました」
「あれっ、マヨネーズ、どこ行ったやろ、マヨ、マヨと」
「・・・」
「ああ、ここにあったわ、お茶に貼っとくわ」

写真右奥の「ジャスミンティー」にマヨ袋が貼ってある経緯でした。

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2010年01月11日

ぶりトロ、ぶりシャブ

富山の白画伯ブリとろ富山在住の友人と会ったのだ。

地元の学校の先生なんだけど、本質的には芸術家、特にシルクスクリーン作家として活躍(したこともある)。

で、旨いもん処に連れてってもらいました。

もちろん、寒ぶり、しかも、ぶりトロだよん。

きときと寿司 湯呑きときと寿司 醤油皿富山はいいね、回転寿司が激ウマくて安い。

氷見きときと寿し、「きときと」は「新鮮」を意味する富山弁。

ところが、今は2つの「きときと寿し」があるんでしょうか?

kitokito.jpkitokitozushi.com

ロゴも店舗も、よく似てるけど微妙に違う。

不肖が行ったのは「太郎丸店」なんだけど、kitokitozushi.com の、いったいどっちの店に行ったんだろう?

湯呑に「SUSHI」とあるから「zushi.com」ではないかも。

ブリしゃぶその問題はさておいて、それから駅前に移動し、ぶりシャブに舌鼓を乱打したのでありました。

お酒は黒部の「幻の瀧」、そして、五箇山の「三笑楽」がよかったぁ〜

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2010年01月10日

氷見で寒ブリ

氷見味守覧氷見の寒ぶり造り1冬の富山に来たなら、氷見(ひみ)へ行かねばならん・・・

冬の富山湾、すべての越中路・能登路は寒ブリに通じるのであるから。

氷見は日本有数、いや、おそらく日本一、「サカナが美味いところ」。

それで味守覧ミシュラン?ならば不肖はさしずめ「味酒乱」か。

氷見にて 和田さん 神田先生 不肖寒ブリに舌鼓を打ちながら、夢日記ではお馴染みの国立極地研究所・神田啓史先生と杯を交わし、杯を重ねるのでありました。

この素晴らしい会をセッティングしてくれた富山大学の和田直也さん、ありがとう!

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2010年01月09日

富山の白えび

白えび亭白えび造り1雪の越中富山に来ました。

ここに来ると、不肖はいつもJR富山駅ビルの「白えび亭」に寄るんだ。

丼モノ(御飯)は要らないから「白えび刺身」を単品で。

実は「白えび亭」の向かい側にインターネットカフェがあって、そこから白えび亭に出前注文できるの、いいでしょ。

お醤油つけないくらいが、不肖にはちょうどいい塩味。

白えび寿ししろえびカレーそれにしても、しばらく来ないうちに、色んな商品が開発されたんだねぇ。

まず、白えび寿し

富山といえば鱒寿司、あるいは、今の季節ならブリ寿司と思うところ、なんと白えび寿しですよ。

お味は・・・御興味あれば、まあ、お試しあれ、けっこうイケルよ。

そして、しろえびカレー

いわゆる御当地カレーですな。

これについては・・・まえに似たような御当地カレーを紹介したとき、開発者様から御苦情メールを頂いたので、もう控えようかと。

あの時はボンカレーと比較したのが(ボンカレーと似てると書いたのが)マズかったみたい。

でも、ボンカレー、美味しいよね。

ボンカレーの美味しさや開発努力などを高く評価するのは不肖だけなのでしょうか。

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2010年01月08日

元日しぼり酒

e5e39285.jpg迎春「元日しぼり酒」とは、なんとも縁起のいいお酒を頂きました。

肝心の銘柄は・・・

ほら、お相撲さんの水戸泉に似ている・・・

あっ、「木戸泉」だったぁ


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2010年01月07日

しもやけ

暖房のない寒い部屋で作業してたんだ。

服を着込めば体はそれほど冷えないけど、指はかわいそうだね、冷気に曝されたまま。

(顔もそうなんだけど、不肖は厚顔ですから〜)

で、気がついたら、しもやけ

久しぶりだなぁ、しもやけなんて。

南極でも北極でもならなかったのに・・・って、それなりに対策してたからね。

子供の頃はよくなったもんだけど、大人になってからはあまり記憶がない。

じんじんする指先をさすりながら、子供の頃、寒風の中で遊び呆けてたことを思い出しました。

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2010年01月06日

あけました、あげました

2010 あけました今年は寅年、トラといえば酔っ払い。

そこで「伝染るんです」風の「大トラ」を。

遅い新年のご挨拶なので「あけました おめでとうございました」。

酒ビンも空けました。

呑み過ぎて、新年早々、初ゲロもあげました。

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2010年01月05日

火山に生きる

みどりの風 2009冬 火山に生きるセブン−イレブンに「みどりの基金」という環境活動支援基金があります。

その季刊誌「みどりの風」の2009年冬号(通巻20号)の特集「地熱の力」に不肖も書かせて頂きました。

題して「火山に生きる常識外れの生物たち」。

基金事務局の御了解を得て(ありがとうございました)、ここに掲載させて頂きます、どうぞ御覧あれ。

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2010年01月04日

東郷ビール

東郷ビール ラベルオマーンではあちこちでカブース国王の肖像画やお写真を見ましたな。

不肖、国王の御尊顔とは知らず、「この国はよほど東郷平八郎元帥が好きなんだな」と思ってしまったよ。

東郷元帥と言えば、日本のテレビでは「坂の上の雲」が当たったようですな(不肖は見たことないけど)。

まあ、日露戦争で勝った、っていう話だよね。

夏目漱石は、この戦争で勝ったのを境に日本はオカシクなった、というようなことを書いてました。

不肖もそう思います。この戦勝(実は辛勝)からでしょ、「軍神」とか言い出したのって。

その軍神の一人が、日露戦争の勝機となった日本海海戦の連合艦隊を率いる司令長官、「東郷平八郎」元帥海軍大将。

この東郷元帥がフィンランドで「東郷ビール」になってる。

ただ、そのウンチクには物凄い誤解があるから、注意してね。

その内容は・・・誤解を撒き散らしかねないので、ここには書きません。

誤解せず正しく知りたい人はこちらを御覧ください。

そんなことを思いながら、ちょっと飲んでみました東郷ビール。

真っ直ぐにビターだね、明治期の軍人らしく。

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2010年01月03日

オマーン調査のハイライト

モホ面に立つ1モホ面に立つ2今回のハイライトはやはり「モホ面に立つ!」でしょ。

モホ面、それは「地殻とマントルの境界」。

人類は「月の石」を300kg以上も採取したのに(アポロ計画で)、生のマントル物質を採ったことは一度もない。

モホ面に立つ3つまり、生のモホ面を突破したことが一度もないのだ。

それを突破するのは、おそらく、日本が誇る地球深部掘削船「ちきゅう」だろう。

しかし、生(なま)ではなく、陸上に露出して風化したモホ面ならオマーンにある。

そこを歩けたなんて素晴らしいことなんだ。とても幸運な野外調査でしたぁ〜

ちなみに一枚目と二枚目の写真は佐藤努さんの撮影。

三枚目は広大の高橋嘉夫さん(写真の一番手前)のカメラで、北大の学生さん(二枚目に写ってる女子学生さん)が撮影したものです。

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2010年01月02日

帰って来ました〜

92a2f053.jpg関西空港に無事到着。

採取した土壌サンプルの持ち込み許可も下りて、晴れて帰国っす。

さあ、このサンプルからどんな微生物が得られるか、お楽しみ〜

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