■誘客・ブランディング−全般

2010年04月22日

立ち位置

今回は、組織として情報を発信する際においての発信者の立ち位置
の大切さをお話しします。


最近見た雑誌の広告で、その例がありました。


老舗日用品製造販売のブランド。 自分も好きでいくつも持っています。

都心の一等地にもアンテナショップをかまえる、下町の会社さん。
巨大アウトレットにも出店されています。


よくある、PR広告というものを、雑誌で展開されていました。


見開き、片面Aが雑誌の記事っぽい? 片面Bが写真広告。

これを見て既に違和感を感じました。


たくさんの文字が入っている面Aの下には、 "連絡先住所電話"

これがまず目に入るため、 この面Aの文章は、PR記事広告ではなく、
単に会社の方が書いた紹介の文だと、先入観を抱きます。


その先入観で、文章を読みますと、

文中で引用する社長さんは ”○○氏” と記載されている。ん??

ここで、この文は何処かのその業界ライターさんが書いているのか? 
と判断! 社内の方なら、 ”(弊社)○○” と呼び捨てで記載するはず。

文章的には、歴史や、志、こだわり、が書かれていて悪くない。

では、ライターの方のお名前があるだろうな? と思い最後まで読むと
全く出てこない。


そして、下に、連絡先住所電話。



あ〜惜しいなあ。 手前味噌、自画自賛マーケティングの失敗例かな?


ここで見え隠れするのが、

■ 広報担当の方の、自分の社長さまへの、遠慮。
■ 自社商品への理解の少なさ、自信のなさ。
■ ライターなどはいない。

結局、立場が明確になっておらず、その立ち位置がブレていると
いうことだと思います。

広報の方は、会社全体として、対一般の方々と接する。というスタンス
にあり、 それは、社長さまも含めての一枚岩としての立場。 
それが出来ていないのだなあ。 と感じました。

ちょっとの修正で、このPR広告は、良くなると思いました。

★1案

●面Aは、ライターさんに客観的に書いてもらった記事のみに。
(立ち位置は社外の方)
面Aでは、ライターの名前を記載。
面Aに 「PR広告」 と入れる。

●面B 商品写真ブランド名の下に、 連絡先住所、電話。

これだけで、文章の内容は修正しなくても、ばっちりだと思うのです。


もしくは、

★2案

●完全に、”弊社は”という立ち位置で、社内の人間が書いている
様に見せ、会社の歴史、志、こだわり、日々の作業等を紹介。


PR広告等、さまざまな手法が出ている今日、広告をする場合、
一番大事なのは、まず立ち位置です。
どの立場の方が見ても読んでも、ブレていない組織体を見せられ
ないと失敗。

今回は、自画自賛でもかまわないと思うのです、それを思いっきり
自信をもって、広告すればいいのです。
そのときに、それを書いている最終けつ持ちは誰なんだ。そんなと
ころが自然と見えるのが大切。

立場があやふやで、最終責任が誰なのか?がわからないと、その
商品自体の責任の所在もあやふやに見えてしまい、本当にもったい
ない。と感じました。

媒体は、今やメディアミックスで多様にあります、 どの媒体に出すに
せよ、 けつ持ちが何処で、どういう立場で発信をするか? そこをブレ
ないようにする。 というコンセプトが大事です。 

ということは、まず社内の全員が同じスタンスで、一枚岩になる。
ということかと思います。

結局経営レベルのお話しになってしまいますが、
我々中小、こんな時代ですが、粘ってくぐりぬけたいですね。

IBSのメンバーと、弊社で一緒に携わらせていただいております
製造業のお客さまがありますが、過去最高益が出ました。

今回も、お仕事に対する、日々の確認が大切だと感じました。

office_yoshino at 14:31|この記事のURLTrackBack(0)

2009年03月03日

日経新聞2/25

 異業種連携型の協同組合C&Qの新規事業が、日経新聞に取り上げられました。
 取材場所は「富士市産業支援センターF-biz」。取材に先立ち「エコ」「見える化」「異業種連携」の三つを強調しろと小出所長にアドバイスされました(笑)。
 日本経済新聞だと、こういう切り口になるんですね。連絡先とか聞かれなかったので宣伝効果はいまひとつですが、「日経」ともなると会社や役所の「えらいひと」が読んでますから、今後のセールスのきっかけになるのはありがたいです。
 下記の記事の中の建設会社というのが当社で、施工管理ソフト会社というのは富士市石坂の「建設システム」さんです。(yan)

 これまで埋め立て処分していた廃瓦を再利用するため、環境にも優しい。
 C&Qは建設会社や不動産業者、施工管理ソフト会社など5社で構成する。企業連合を組むことで大型案件を受注しやすいほか、商品の共同開発に取り組むことも容易という利点がある。今回の新製品も瓦リサイクルを手がける組合員、WIN(富士市)が砂状になった廃瓦の処理に困ったところ、ほかの組合員の助言で用途を見つけ、事業化に結びついた。
 
(静岡新聞「静岡経済面」2/25より)瓦砂



yan_wenlly at 14:01|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2006年10月11日

先日の学生起業家・朝日新聞に掲載。取材も受けました。

2fdf3bdd.jpg
































先日投稿しました、著名な学生起業家の団体であるREALの集まりの記事が、10/10の朝日新聞全国版の夕刊に掲載されました。

あの時の熱気が思い出されます。


私も取材をうけ、辛口トークをしました。
少しコメントが出ております。

office_yoshino at 23:57|この記事のURLTrackBack(0)

2006年10月03日

やるなあ学生起業家

先日9/29

全国学生起業家を集めた団体の第1回の集まりに招待をされました。

場所は南青山骨董通りの巨大なお店。

ぎらぎらした若者はいないか?

じっと観察をしていました。

色々な思いで来ているんだな。ということはすぐにわかり、

学生のこの温度差をどこでまとめ上げるか考えました。

メッセージを依頼され壇上へ

きつい一言ならぬ、多数の苦言を伝えてしまいました。

成功しようぜ!

 

やはり半年で消えてしまって欲しくはないので、弱い方には出来るだけの

ことをしていきたい。

 

その後は、自分はこんなことをしている。自分は・・・と本気で起業をし

成功したい。 という方々が回りに集まりだしました。

 

中には19歳で株式会社を2つ経営する方。

全国ロボットコンテストで優勝、世界大会へ出たという方も。

 

お客様先ではちょうど申請中の特許のいくつかが公開になりました、

そんなタイムリーなテクノロジーの話をからめながら、でもそれだけで

はだめなんだよ。

そんなお話しができました。

 

色んな方を巻き込んで、ゆとりのある楽しい世界を作っていきたいですね。



office_yoshino at 21:24|この記事のURLTrackBack(0)
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