2011年11月10日
道徳教育と『武士道』について
いかに生きるか答え見つけて…『武士道』の解説書を出版
『武士道』は新渡戸稲造により1900年に英語で出版されました。
新渡戸は、留学時代に「日本では宗教教育(キリスト教教育)も行わずにどうやって子孫に道徳を伝えているのか」と問われた事をきっかけに、行く先々で「日本」を説明するのに苦労を重ね、アメリカ人の妻にすらまともに「日本」について語る事が出来ない事に苦悩を続けていました。そこで行きついた答えが「武士道」であり、この「武士道」を媒体に、日本の文化、日本人の特性、日本人の道徳を、西洋の「騎士道」や「キリスト教」と対比するような形で紹介したものが本書です。
日本を海外列強(つまりキリスト教国)の仲間入りさせる事をプロパガンダする意図を持って書かれた本ですから、本書に書かれた「武士道」は西洋的に美化されたり誇張されたりしています。また新渡戸自身がキリスト教徒であったこともあり、全般的に西洋文化に遜っている傾向もあります。それらを指摘して、本書を批判する声もありますが、新渡戸の狙いは上手にはまり、日本の世界的な地位は飛躍的に向上し、日本文化への理解も高まりました。
その『武士道』が、今、開成高校で国語の教材として扱われ評判を得ているそうです。開成高校の生徒の1人は「武士道が日本人の心の奥底において、確かな道徳規範、思考回路の根本であることに気づかされた」と感想を述べています。
確かに今の時代、もっとも必要とされている授業は道徳なのではないかと思います。日本人が2000年に渡って培ってきた美徳は、まだまだ残っています。しかし、随分と色んなものに穢されてしまった。20年を一世代とするのなら、既に四世代目に突入している。こういう時代だからこそ、新渡戸稲造の『武士道』は「日本人はどう生きるべきなのか」を書いた最適な教科書になるのかもしれません。そこに当時の日本の置かれていた状況や、新渡戸稲造の考えなども含め、国語・英語・歴史・道徳など教科の壁を越えた授業などができれば素晴らしい授業になる様に思います。
『武士道』は新渡戸稲造により1900年に英語で出版されました。
新渡戸は、留学時代に「日本では宗教教育(キリスト教教育)も行わずにどうやって子孫に道徳を伝えているのか」と問われた事をきっかけに、行く先々で「日本」を説明するのに苦労を重ね、アメリカ人の妻にすらまともに「日本」について語る事が出来ない事に苦悩を続けていました。そこで行きついた答えが「武士道」であり、この「武士道」を媒体に、日本の文化、日本人の特性、日本人の道徳を、西洋の「騎士道」や「キリスト教」と対比するような形で紹介したものが本書です。
日本を海外列強(つまりキリスト教国)の仲間入りさせる事をプロパガンダする意図を持って書かれた本ですから、本書に書かれた「武士道」は西洋的に美化されたり誇張されたりしています。また新渡戸自身がキリスト教徒であったこともあり、全般的に西洋文化に遜っている傾向もあります。それらを指摘して、本書を批判する声もありますが、新渡戸の狙いは上手にはまり、日本の世界的な地位は飛躍的に向上し、日本文化への理解も高まりました。
その『武士道』が、今、開成高校で国語の教材として扱われ評判を得ているそうです。開成高校の生徒の1人は「武士道が日本人の心の奥底において、確かな道徳規範、思考回路の根本であることに気づかされた」と感想を述べています。
確かに今の時代、もっとも必要とされている授業は道徳なのではないかと思います。日本人が2000年に渡って培ってきた美徳は、まだまだ残っています。しかし、随分と色んなものに穢されてしまった。20年を一世代とするのなら、既に四世代目に突入している。こういう時代だからこそ、新渡戸稲造の『武士道』は「日本人はどう生きるべきなのか」を書いた最適な教科書になるのかもしれません。そこに当時の日本の置かれていた状況や、新渡戸稲造の考えなども含め、国語・英語・歴史・道徳など教科の壁を越えた授業などができれば素晴らしい授業になる様に思います。
