ぼんそわーる、かななです。



キャストインタビュー第2弾、今日は、7月のオルロフスキー、まちゃこさんの登場です!



大好きな殿下ーーーーー、いらっしゃいませー!!!!!!!



ーオペラ歴5年目のまちゃこさん、オペラをやっていて楽しいことや、それまでと変わったことなどがあったら教えてください!


始めた頃は歌詞を覚えて歌うのが精一杯で、音楽に合わせて動くことに苦戦しました。動けるようになったら、次は「動き出すタイミングや、舞台上でその人物としての自然な動きにする」というところに苦戦しています。


おかげさまでCantoriでハイライトを含めてたくさんの役をやらせていただく中で、身についてきた部分と、まだまだ未熟な部分があり、今回も動き・演技に試行錯誤しています。


でも、歌と動き、演技が一体化して、バチっとハマる瞬間があると、それがとても楽しいなあと思います。それがお客様に対しても、いい表現として伝わっていればいいのですが。



ーオルロフスキー役も、回数を重ねて、どんどん男装も似合うようになってきたまちゃこさん今回の『こうもり』の見どころや聞きどころ、お客様に楽しんでいただきたいところはありますか????


男装は、まだ慣れないというか、ある意味型にはまった「男性像」をやりすぎしまうなあと思っています。オルロフスキーについては、単なる男性である上に、「燕尾服を着ることが日常的で、綺麗に見せる立ち振る舞いが自然と出来ている」人でありたいというのが目標です。


先日、ミュージカルの「エリザベート」をみてきたのですが、19世紀のオーストリア・ハプスブルク家が舞台で、こうもりの舞台とほぼ同じ頃なのですね。


観劇後にこうもりについて改めて調べたら、それぞれのキャラクターが当時のオーストリアを取り巻く各国を表しているという論に当たりました。(自明の方もいらっしゃると思いますが改めてご紹介させてください)


ファルケは「鷹」という意味で、「双頭の鷲」を紋章としたハプスブルク家(=オーストリア)を間接的に象徴しているとか、アイゼンシュタインは「鉄」と「石」で、重工業で発展したプロイセンを象徴しているといった論が出てきました。


また、オーストリアとハンガリー、ロシアとの関係を調べると、ロザリンデがハンガリーから来た設定になっていること、ロシアとオーストリアの関係から読み解いた時のファルケとオルロフスキーの関係など、興味深い裏設定が見えてくるようです。


色々な角度で楽譜や脚本を眺めながら、ロシアの公爵オルロフスキーを造形していますので、私なりのオルロフスキーをお見せできればと思っています。



2020111日の大ホール公演『魔笛』に向けて盛り上がっているカントーリですが、これから活動に参加してくださる仲間に向けて、宣伝?をお願いします!!!!


Cantoriは、ちょっとキリストの言葉のようになりますが、「求める人には場が与えられる」ところだと思います。


私のように、音大を出たわけでもない文学部出の者でも、こうしてキャストとして乗る機会を与えていただけています。そのことが、一般の団体ではなかなかありえないことで、それは「非音大出」の他のキャストの面々も、感じていることだと思います。


もちろん、こんな立場でソリストとして出るためには、その時々でできる限りの研鑽を積み、少しでもお客様に楽しんでいただけるよう、自分を磨き続けなければならないですし、深く関わるとそれだけ裏方の事務や制作でも任されることが増えてきますので、そこを乗り越えることが必要です。


私は会社員で、平日フルタイム、繁忙期には終電で帰る日が続くこともあるような生活で、思うようにCantoriや自己研鑽のための時間を取れないこともあります。それでも、土日の稽古は楽しいし、制作が大変であってもいい舞台をお客様に提供するため、という目標さえ見失わなければ、周りの仲間や師匠とともに、やり切れると感じています。


ただ、私は、Cantoriの多くの公演になんらかの形で関わっていて、ちょっと馬力をかけすぎている例なので、同じことをしないと活動できない!と思わせてしまうのはまずい!というのが、ここまで書いてきての焦りです。


メンバーには、合唱だけで参加する、という方もたくさんいて、そういうメンバーは、約半年の時間をうまく使って、年二回の本公演を中心に仕上げていきます。その場合は、月3回の合唱稽古になるべく参加して、本番近くなったらソリストとの稽古に臨むという形でスケジュールが組めます。他にもやりたいことがあったり、家庭の事情を優先する時があったりなど、自分のペースで参加したい方は、そちらをまず、お勧めします。


私のようにハマってしまったら、楽しくも大変な沼に、一緒にはまってください(笑)


ちなみに、お子様を連れてのご参加も歓迎です。4歳から稽古に来ているあーちゃんは、今や欠かせないメンバーになりました(^^)



ーいらしてくださるお客様にメッセージをお願いします。


今回、ダブルキャストで、演出の基本ラインは同じですが、それぞれの組ごとに少しずつ色合いの違う様子になってきています。


1月のこうもりや、17年の第5回本公演のこうもりをご覧になった方でも、また改めてお楽しみいただけるかと思います。もちろん、7月組と8月組を両方聴き比べる、というのもおススメです!


作品の中で、刑務所長のフランクが、アイゼンシュタイン(と間違えたアルフレード)を連行する際「気楽な気持ちでお出かけください」と歌う部分があります。


きらびやかで軽妙な音楽と、ファルケによるドタバタの復讐劇をどうぞ、気楽な気持ちでご覧いただけたら幸いです!!


ホールでお待ちしております。



そうですねー!!是非、みなさま気楽な気持ちで遊びにいらしてください!



まちゃこさん、ありがとうございました!!!!


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