Salut! まちゃこです。
まもなく1週間となりますが、第16回本公演『カルメン』、無事幕となりました。
お越しくださった皆様、応援してくださった皆様ありがとうございました。
すっかりお礼が遅くなりました。
まちゃこはカルメンとして無事命果ててから、平日は「会社員」として、怒涛の5日間を送っておりました。
在宅勤務なのに25時ごろまで仕事をしていたり(あれ?)、月水木は家から一歩も出ずに、店屋物とレトルトと買ってきてもらったお惣菜で過ごしたり(あれれ?)と、繁忙期でございまして。
金曜はようやく定時で上がれて、鍼灸に行ったものの、夕飯後に力尽きました(^◇^;)
今日は、仕事でも滅多に着ないジャケットを着て、朝から用事をこなしております。
前置きが長くなりました。
カルメン、終わってみれば夢のような時間でしたし、やっと緊張から解かれた気持ちでもあります。

(終演直後、緊張の解けた皆の笑顔!裏方でお力を下さった皆様もほぼご一緒に。家田記行さん撮影)
Cantoriの「プロアマ関係なくオペラのプレイヤーを増やす(詳細はこちらをご覧ください)」という理念の下に、文学部出で先生にお習いして約10年、オペラ歴はCantoriとイコールという私がソリスト、しかも主役をやらせていただくなんて、本当に他ではないことでございまして、お引き受けするにあたって覚悟がいりました。
まずは歌。師匠についてレッスンは重ねて、進歩は感じつつも、稽古場でうまくできないことの繰り返し。日本語のクリアさ、ソルフェージュにならないでちゃんと「歌詞を喋る」こと、リズムやオケ(ピアノ)との調和などなど、課題山積でした。その中で、どうやって今できるベストな発声で歌い切るか、試行錯誤が続きました。
そして演技。稽古終盤は特に、役としての感情(怒りや興奮)で発声を崩さないようにする、というのが最大の難所でした。またそもそもが不器用なので、歌っていないところを含め、ちょっとした動きがぎこちなくなってしまい、他の皆様をお待たせして稽古時間を使っていただくことになるという状態で、心で「ごめんなさい」を叫ぶ日もしばしば。

(花の代わりに、花柄のスカーフを投げ渡すカルメン。この演出も好評でしたが、稽古でとても苦労した場面です。GPより。家田記行さん撮影)
加えて、ダンスやカスタネット。歌と演技だけでも手一杯なのに、そこにダンスやカスタネットが加わり、酸欠&頭パンク状態。自主練をして、仲間が撮ってくれる稽古動画や写真を見て「あれれ私変だぞ」と気づいて直して、直前までショコラちゃん(後述)にもアドバイスをもらって修正を重ねました。
忘れてはいけないのは、一番見せ場の多い私が、この公演を多くのお客様に聴いていただくために力を尽くすこと。いつもであれば、稽古が煮詰まって、「いい公演になる」という確信が生まれてこないと、なかなか周りにお声がけできない小心者なのですが、今回は「いい公演にする」と心に誓って、かなり早くから周りにお声がけをさせていただきました。お客様が増えるにつれ、増す責任。私がコロナやインフルエンザになれば、お客様にも仲間にも迷惑がかかる、というプレッシャーもどんどん強くなりました。

(こちらも演技で大苦戦したセギディーリャの一場面。座り方については、以前のブログで書いたように、かなり研究しました。GPより。家田記行さん撮影)
さて、ここまでは、私個人の話でしたが、この過程には、もちろんご一緒くださる皆様のお力が不可欠で、本当に本当に様々な形で助けていただきました。
と、ここまでもだいぶ長くなってしまったので、
この先は、次の投稿で!

(可愛い感じになっていますが、チーム勤務先の皆様と中央にいる我が両親。先輩のお一人が、車で我が実家とホールを送迎してくださるという贅沢なご提案をくださり、遠出の難しい83歳父が、初めて娘の歌う姿を見ることができました!
(後ろで見守ってくださっている宍戸美法さん、りりこちゃんも笑顔でありがたや!)
まもなく1週間となりますが、第16回本公演『カルメン』、無事幕となりました。
お越しくださった皆様、応援してくださった皆様ありがとうございました。
すっかりお礼が遅くなりました。
まちゃこはカルメンとして無事命果ててから、平日は「会社員」として、怒涛の5日間を送っておりました。
在宅勤務なのに25時ごろまで仕事をしていたり(あれ?)、月水木は家から一歩も出ずに、店屋物とレトルトと買ってきてもらったお惣菜で過ごしたり(あれれ?)と、繁忙期でございまして。
金曜はようやく定時で上がれて、鍼灸に行ったものの、夕飯後に力尽きました(^◇^;)
今日は、仕事でも滅多に着ないジャケットを着て、朝から用事をこなしております。
前置きが長くなりました。
カルメン、終わってみれば夢のような時間でしたし、やっと緊張から解かれた気持ちでもあります。

(終演直後、緊張の解けた皆の笑顔!裏方でお力を下さった皆様もほぼご一緒に。家田記行さん撮影)
Cantoriの「プロアマ関係なくオペラのプレイヤーを増やす(詳細はこちらをご覧ください)」という理念の下に、文学部出で先生にお習いして約10年、オペラ歴はCantoriとイコールという私がソリスト、しかも主役をやらせていただくなんて、本当に他ではないことでございまして、お引き受けするにあたって覚悟がいりました。
まずは歌。師匠についてレッスンは重ねて、進歩は感じつつも、稽古場でうまくできないことの繰り返し。日本語のクリアさ、ソルフェージュにならないでちゃんと「歌詞を喋る」こと、リズムやオケ(ピアノ)との調和などなど、課題山積でした。その中で、どうやって今できるベストな発声で歌い切るか、試行錯誤が続きました。
そして演技。稽古終盤は特に、役としての感情(怒りや興奮)で発声を崩さないようにする、というのが最大の難所でした。またそもそもが不器用なので、歌っていないところを含め、ちょっとした動きがぎこちなくなってしまい、他の皆様をお待たせして稽古時間を使っていただくことになるという状態で、心で「ごめんなさい」を叫ぶ日もしばしば。

(花の代わりに、花柄のスカーフを投げ渡すカルメン。この演出も好評でしたが、稽古でとても苦労した場面です。GPより。家田記行さん撮影)
加えて、ダンスやカスタネット。歌と演技だけでも手一杯なのに、そこにダンスやカスタネットが加わり、酸欠&頭パンク状態。自主練をして、仲間が撮ってくれる稽古動画や写真を見て「あれれ私変だぞ」と気づいて直して、直前までショコラちゃん(後述)にもアドバイスをもらって修正を重ねました。
忘れてはいけないのは、一番見せ場の多い私が、この公演を多くのお客様に聴いていただくために力を尽くすこと。いつもであれば、稽古が煮詰まって、「いい公演になる」という確信が生まれてこないと、なかなか周りにお声がけできない小心者なのですが、今回は「いい公演にする」と心に誓って、かなり早くから周りにお声がけをさせていただきました。お客様が増えるにつれ、増す責任。私がコロナやインフルエンザになれば、お客様にも仲間にも迷惑がかかる、というプレッシャーもどんどん強くなりました。

(こちらも演技で大苦戦したセギディーリャの一場面。座り方については、以前のブログで書いたように、かなり研究しました。GPより。家田記行さん撮影)
さて、ここまでは、私個人の話でしたが、この過程には、もちろんご一緒くださる皆様のお力が不可欠で、本当に本当に様々な形で助けていただきました。
と、ここまでもだいぶ長くなってしまったので、
この先は、次の投稿で!

(可愛い感じになっていますが、チーム勤務先の皆様と中央にいる我が両親。先輩のお一人が、車で我が実家とホールを送迎してくださるという贅沢なご提案をくださり、遠出の難しい83歳父が、初めて娘の歌う姿を見ることができました!
(後ろで見守ってくださっている宍戸美法さん、りりこちゃんも笑顔でありがたや!)
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