2011年09月
2011年09月30日
自治基本条例(じちきほんじょうれい)は、住民自治に基づき自治体の運営など基本原則を定めた条例である。
「自治体の憲法」とも言われる。
なお条例の名称は自治体によって異なっており、「まちづくり条例」、「まちづくり基本条例」などさまざまである。
今回は、市議会の有志3名で自治基本条例の先進地へ勉強(行政視察)に行ってきた。
まず、断っておきたいが議会事務局がすべて段取り・手配をする委員会視察とは違う事だけは、ご理解いただきたい。
目的:住民と一緒に、自分たちの住んでいる「まち」の事を考え、それをカタチにして、実施されている自治体に学ばせていただきたい。ただし、体裁だけの理念条例は、眼中に無い。
29日(木)
朝6:30に天理市役所を出発!(^^)!。
市本の車で関西空港へ。
ANAで函館空港へ。
レンタカー(カローラ)を借りて、
いざ、「函館市役所」へ。《内容は次回:その2で》
終了後、3時間30分かけ車で ニセコ町へ!
途中、逢坂代議士にツイート
18:30に宿泊施設に到着。
30日(金)
9:45「ニセコ町役場」12:00までじっくり学ぶ《内容は次回:その2で》
終了後、函館空港~関西空港~天理市役所へ。
夜10:00に天理市役所に到着。。。ホッ
帰ってから、遅い夕ご飯をいただきました。
2日間、家を留守にしていたら、FAXと郵便物が大量に届いている・・・。トホホ
ゴメンナサイ・・・。
29日(木)
天理市立西中学校体育祭
30日(金)
天理市戦没者追悼式
※ご案内をいただいておりましたが、参加出来ず申し訳ありませんでした。
市本貴志の姿を見かけなかったと、心配してくださった方がおられたことが、とてもうれしい!(^^)!
感謝・感謝~市本貴志~
2011年09月28日
天理市9月定例議会において、
一般質問をさせていただいた全内容を公開!(^^)! 《その3》
次に移ります。
二元代表制の行政側の長として南市長がおられます。そして、対峙する側にある議会として、こちら側に議員十八名がおります。首長は、基本的に住民から政策の形成と執行の権限を委託された代表であり、市民の代表者の集合体であるのがこちら議会であると理解しています。地方政治の原則は、国政とは異なり、執行機関と議事機関である議会が切磋琢磨して、住民と共に地域住民、そして地域経営を担うことである、そういうふうに私自身は思っております。
地方自治では、執行機関と、議事機関いわゆる議会が緊張関係にあることが重要であり、共に考えを持って前に進んでいく、そういう思いでおります。また、私自身はその考えに沿って今後も頑張っていく所存でおりますが、まずこの件に関して、市長の所管をお尋ね申し上げます。
○議長(佐々岡典雅議長)市長。
○市長(南 佳策)
いま、二元代表制についての御質問がございました。お答えしたいと思います。
現在の日本の都道府県市町村と議会の関係は、いま、議員がおっしゃったとおり、それはそのとおりでございます。ただ、最近、いろいろな動きがあります。せんだって橿原市で行われました市町村長サミットでも中央大学の先生が、私たちにやはりこれでいいのか地方行政、地方議会というのもあったところでございます。そういうことも心を配りながら、まさにいま現在、私たちは、市長、議会の議員の皆さん方も、住民から選ばれた代表者でございます。こういう立場に心を置きながら、日々の仕事に切磋琢磨していきたいと考えています。以上です。
○議長(佐々岡典雅議長)市本議員。
○五番(市本貴志議員)
御答弁ありがとうございます。
切磋琢磨して取り組んでいく、そのことは本当に大事である、緊張感を持って取り組んでいく、そのことは非常に大事であるとお伺いさせていただきました。
言われていましたように、市民から負託を受けてという言葉がありました。その言葉で言うならば、今回初めて議会に上がらせていただいております。先輩という言い方は語弊があるかわかりませんが、頑張れというふうな激励もあったのかなということも考えながらお言葉を受け止めました。その励ましていただいた、その勢いで言いにくいことも言わせていただきますが、二元代表制による政治とは、執行権を委託された首長は、市民の代表者の集合体である議会に対して真摯に説明し、納得をしてもらい、それができないなら、納得を得られるまで修正を加える義務を負う、このようにも思います。政策を執行する権限を委託されている点においては、首長の権限は圧倒的に強大ですが、それを実行するには住民の代表である議員の集合体、いわゆる議会を説得するプロセス、このプロセスこそが必要であると私は思いますし、そこにこそ政治手腕が問われているのだと感じます。
記憶に新しいところですが、阿久根市で起こった前市長の信じがたき行い、専決処分の乱発、まるで議会など必要がないと言わんばかりの独裁的な行政運営を見たときには、民主主義がどこにあるんだと、私自身は怖くなりました。圧倒的に強大な権限がある首長。政治手腕の発揮の仕方を間違えれば本当に怖いことになる、そのように存じております。
私自身は、そこにきちっと議員という立場で目を見張りながら市の行政運営、そういうことを見届けていきたい、そういうふうな気持でもおります。
まず、なぜこの話をしているかといいますと、第百七十四回通常国会におきまして、地方自治法一部改正が可決成立し、地方自治法の一部を改正する法律が平成二十三年法律第三十五号が公布されました。公布は平成二十三年五月二日、施行日は公布の日から三カ月以内で政令で定める日とされています。いわゆる施行日は先月の平成二十三年八月一日でありました。
地方自治法の一部を改正する法律、ここにまず書かれている部分で、地方自治法第二条第四項の撤廃、市町村基本構想の議決の義務付けが廃止となりました。議決の義務付け廃止、いわゆる議決を通さなくても遂行できるという内容でございます。しかし、基本構想のみならば、基本計画や各種の総合計画、都市計画など、議会の議決を経て、その地域における総合的かつ計画的な行政を図ることの必要性があることにかわりはないと存じます。
総務省は、地方自治法第九十六条一項に掲げる議決事件に関しまして必要的議決事件とし、地方自治法第九十六条第二項に定める議決権を条例で任意に追加することができる任意的議決事件と整理しています。基本計画や総合計画等、天理市でもいま、持っておりますが、第五次総合計画がございます。議決事件の追加認定ということに関し、行政としてどのようにお考えでいらっしゃるか御答弁願います。よろしくお願いします。
○議長(佐々岡典雅議長)市長公室次長。
○市長公室次長(山中由一)
ただいまの質問にお答えいたします。
現在の本市の総合計画につきましては、平成二十二年度から平成三十一年度までの計画期間のものとなっております。地方分権の流れの中で、枠付け、義務付けの見直しにより、基本構想の策定の法的な義務付けはなくなりました。しかし、総合的な、またかつ計画的な行政の運営を図っていくためには、総合計画の基本構想の必要性は今後も変わらないものと考えております。策定に当たりましては、その取り組み方や市民意見の反映はもちろんのこと、特に議会での審議や議決の必要性についての対応につきまして、今後対応してまいりたいと考えております。以上です。
○議長(佐々岡典雅議長)市本議員。
○五番(市本貴志議員)
御答弁ありがとうございます。
議決の義務付けが廃止された。しかしながら、このことに関しては議決事件として取り扱っていく、そういうふうなお言葉をいただけたと思っております。しかしながら、法律においては議決をしなくてもいい、廃止というふうな言葉が置かれております。議会といたしましても、この案件に関しましては、たとえば、全国的に見た中で申し上げますと、自治基本条例があるところにおきましては、この自治基本条例の中に議決事件の追加のことに関して条例でうたわれております。当議会といたしましては、議会基本条例があります。その件も含め、これは議会として対応していかなければいけない、そういうふうなことでもあるのかなと思います。
御答弁、本当にありがとうございました。
最後になります。理事者をはじめ、関係所管におかれましては的確な御答弁を賜りました。改めて感謝の意を申し上げます。ありがとうございます。
また、要望事項に関しましては御検討をいただきますよう重ねてのお願いとさせていただきます。本質疑を終わります。
ありがとうございました。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
市議会の活動状況を知るため、本会議、常任委員会及び特別委員会を傍聴することが出来ます。
傍聴は傍聴人名簿に、住所、氏名、年齢を記入するだけでどなたでもできます。
※本会議の傍聴を希望される方
当日、庁舎6階議会事務局にお越しください。
議場には、7階傍聴席に30席、6階傍聴席に7席(ただし、車椅子優先)があります。
※委員会の傍聴を希望される方
当日、庁舎6階議会事務局にお越しください。委員会室には、13席の傍聴席があります。
※傍聴に関して、詳しくは議会事務局にお問い合わせください。
天理市議会事務局 電話:0743-63-1001 FAX:0743-63-4502
天理市9月定例議会において、
一般質問をさせていただいた全内容を公開!(^^)! 《その2》
次に、いまから話す内容におきましては、あまりにも有名な話なので、皆さんも御存じのことかと存じます。
防災無線で最後の最後まで住民に対し、高台への避難を呼びかけた一人の女性。南三陸町の防災職員、遠藤未希さんでございます。お名前の未希は、未来、そして希望、この頭文字をとって未希と書かれております。
みずからが恐怖におびえながら、最後の最後まで防災無線で避難を呼びかけ続けました。高台への避難を叫び続けました。
彼女の呼びかけに勇気付けられ、救われた命は数多く、はかり知ることができません。公務員として、公の精神を最後の最後まで貫き通した彼女、住民に対し、公としての自覚と覚悟が見受けられました。
多くの命を救い、最後の最後まで防災無線で避難を呼びかけ続けたそんな彼女自身は津波に飲み込まれ、帰らぬ人となりました。生きておられたら、今月、この九月に御結婚式を迎えておられたのに、いつ起こり得るかわからない災害は、未来への希望を持った女性の幸せまで津波は飲み込んでしまいました。
これは、ほんの一例にしかすぎません。本市は、海に面している自治体ではありません。しかしながら、その一方で、海に面していない我が奈良県において、メディアによっては平成最悪とまで言われた台風十二号の災害が今月あったばかりでございます。被害状況の大きさは皆様の知るところとなっております。海に面した自治体、海に面していない自治体、そのことに関係なく、防災ということがいかに大切であるか。地震、津波、台風、豪雨、今年は国民、県民、市民、多くの方の胸に防災という意識が刻み込まれたことだと感じております。
しかし、一方で、東日本大震災で、市民の安心・安全であるはずの基礎自治体が製作したハザードマップそのものが安心マップと化し、被害が広がったとも言われております。どういうことか。
私の住んでいるこの地域は、何かあれば常に警戒しないといけない、そういう危ない地域である。また、私の住んでいるこの地域は、さほど心配しなくても、これは大丈夫である。いわゆるハザードマップ自身が安心マップと化し、安心であるとして過信をしてしまった地域の方々が多く被害に遭われたという釜石市の数字でもあらわれている実例もあります。
我が町天理市は、防災においては縁遠いとお考えでしょうか。四六時中、防災のことだけを考え、生活するということは不可能でしょう。三百六十五日、防災のことだけを考えるということはできないにしろ、せめて防災の日ぐらいは意識をしたいものです。
防災の日は、日本の記念日と位置付けられています。政府、地方行政、地方公共団体等関係機関をはじめ、広く国民が台風、津波、地震の災害についての認識を深め、災害への備えを怠らないようにと戒められており、関東大震災があった九月一日に制定されております。全国の自治体では、国難と言うべき大震災があった年でもあり、この日の位置付けは行政にとっては大でありました。
九月一日、我が市では、天理市平成二十三年度敬老福祉大会が天理市市民会館、やまのべホールで開催されました。代表者として市長はごあいさつされておられましたが、防災に関したこの種の言葉があいさつにはなく、公式行事の場でのあいさつとしては寂しい思いをして、そういう思いで聞いていたのは私だけだったのでしょうか。
さて、話は変わりますが、三月十一日の大震災以降、本市のものはもちろんのこと、私自身は県下の基礎自治体の取り組みが気になり、集められる範囲の中で県下のハザードマップを集めました。お世辞抜きにして、我が市、天理市においてのハザードマップは、県下においては本当によくできているなと感じていたところではあります。
所管にお伺い申し上げます。
全国的に今回の大震災がきっかけになり、ハザードマップ等の防災のあり方に関して見直しが言われておりますが、津波のない本県、奈良県においても死者が出た今回の台風災害を目の当たりにし、行政としてハザードマップを含む防災計画の見直しがあるのか。また、防災に関した啓発活動があるのか。そして、天理市の防災計画を行う予定があるのか、行政としてのお考え、お取り組みをお伺い申し上げます。
○議長(佐々岡典雅議長)総務部長。
○総務部長(藤田俊史)
お答えいたします。
まず、ハザードマップについてでございますが、平成十七年に防災ガイドマップというのをまず事前に作成しておりまして、これに続きまして、平成十八年度に洪水・土砂災害のハザードマップ、平成二十年度に地震ハザードマップ、平成二十一年度に内水氾濫箇所等を加えた洪水ハザードマップをそれぞれ作成し、全戸配布をさせていただいているところでございます。今後、これらについて、必要に応じて、また最新のデータ、情報に基づいて見直しを行ってまいりたいと考えております。
次に、防災の啓発でございますけれども、毎年実施いたしております防災研修会、講習会、防災フェア等のイベント、また各自主防災組織や自治会・民生児童委員等での研修会など、啓発に努めているところでございます。また、今年度より、子どものころから防災について考えてもらえるようにということで、市内の各小学校へ出向きまして、児童に対して出前学習会も行っているということでございます。また、そのほか、広報紙、ホームページ、それから安全・安心メール等でも防災啓発に努めているところでございます。
最後になりましたが、本市の防災訓練についてということでございますが、これまで校区での防災訓練、また自主防災組織での防災訓練というのも行ってきております。また、職員の参集訓練等も実施してまいりました。今年度は、ちょっと趣向を変えまして、図上訓練というのを予定いたしております。今後もいろいろな訓練を計画的に実施して、いつ起こるかわからない災害に対応できるように取り組んでまいりたいと、こういうふうに思っています。
○議長(佐々岡典雅議長)市本議員。
○五番(市本貴志議員)
ありがとうございます。
役所内においては図上訓練をやっていく、そういう心強いお言葉もいただきました。その上で、校区の形でやられている、そういうお話も聞かせていただいた中で、市民を巻き込み、全市で取り組んでいく、そういう形での防災訓練があってもいいのかなと、そういうふうにも思っているところでございます。
本質問の冒頭に、防災無線が多く命を救ったことをお話しいたしました。災害発生時、瞬時に的確な情報をいち早く住民に伝達するという観点からは、本市においても将来に向け、防災無線の検討をいただきますよう要望とさせていただきます。答弁は結構でございます。ありがとうございました。
引き続きまして質問させていただきます。
市役所は、市民のよりどころ、市民の役に立つ所になっているでしょうか。平成二十三年三月三日、総務省より奈良県の総務部長あてに、地方自治法第二百四十五条の四に基づいた書類が届き、平成二十三年三月八日付で市町村第一千二百九十八号として天理市長あてに奈良県地域振興の部長名で届いているはずですが、いかがでしょうか。
市長にお尋ねします。
まず、この書類、届いていたか、その内容を確認し、目を通されたかお願い申し上げます。
○議長(佐々岡典雅議長)市長。
○市長(南 佳策)
確かにその書類は天理市に届いております。私、職員から、その届いたということの連絡も受けております。以上です。
○議長(佐々岡典雅議長)市本議員。
○五番(市本貴志議員)
届いていたということと、内容は職員の方からお聞きした、そういうことで承りました。
内容は、社会的に孤立した生活困窮、生活に困っている、そういう方への対応策を行政として推進していくという内容であったはずです。
関係所管にお尋ねいたします。
確認された後の本市の取り組みはどうなされたのかお聞きします。また、
何もしていなければしていないとお答えください。よろしくお願いします。
○議長(佐々岡典雅議長)公室次長。
○市長公室次長(山中由一)
御質問にお答えします。
現在のところ、議員がおっしゃられております総務省よりの「生活困窮者対策等における税務情報の活用について」の通知については、具体的な対応はとれておらないのが現状のところです。以上です。
○議長(佐々岡典雅議長)市本議員。
○五番(市本貴志議員)
御答弁ありがとうございます。
何もしていないというふうな形で受け止めました。
ただまじめに働いて、その正当な対価を得て家族を、暮らしを支える、家族と普通に暮らす。しかし、多種多様化したいまの社会にあって、普通が普通でないし、何が普通であるのか、その判断基準さえ多様なとらえ方があると思います。その一方で、我々はどんな立場であろうとも、法に基づき、目の前にある困っていらっしゃる方、困窮者に対して、本気で手を差し伸べていかなければいけない、そういうふうにも思います。
これは、厚生労働省の統計によるところです。年間二百五十万組の離婚、二分に一組が離婚しているという現状、警察庁の統計。平成十年度以降、毎年三万人以上の方がみずから命を絶たれています。十六分に一人、日本のどこかでみずから命を絶っているという現実です。誰かに相談して解決策を見出すことはできなかったのでしょうか。
本市においては、市民相談となる内容が多岐にわたってあります。内容をちょっと御報告させていただきますと、ホームページにも載っておりますが、
法律相談として弁護士、行政書士による法律相談二件。行政相談、相談員としてお二人の名前が載っておりました行政相談、これら三件に関しまして、自治振興課の担当。
その他の相談として、またホームページに載っております。
人権相談、人権相談員が相談員となり、お問い合わせ先は人権センター。
女性のための法律相談、相談員、女性弁護士、お問い合わせ先は男女共同参画課。
女性のためのこころの相談、相談員、女性の専門相談員、フェミニストカウンセラー、お問い合わせ先は男女共同参画課。
女性のためのこころの電話相談、相談員、女性の専門相談員、お問い合わせ先、電話番号のみの記載でした。男性のためのこころの電話相談、相談員、男性の専門相談員、そして電話番号のみの記載でした。
消費生活相談、消費生活相談員、そしてお問い合わせ先は商工課。家庭児童相談、相談員、相談員と書いているのみ、担当、児童福祉課。
母子貸付相談、県の派遣相談員、お問い合わせ先は児童福祉課。県の相談員となっているのは、これは奈良県の社会福祉協議会からの貸し付けがあるというふうなことでとらえております。
母子生活相談、相談員、相談員とのみ書かれています。お問い合わせ先、児童福祉課。
教育相談、専門の相談員、お問い合わせ先、教育総合センター内いちょうの木テレホン番号が記載されておりました。
心配ごと相談、相談員、民生委員、お問い合わせ先、社会福祉協議会。
住宅相談、奈良県に登録された住まいづくりのアドバイザー、お問い合わせ先、住宅課。
実に十五の窓口があって、七つの関係の所管があります。
お伺いします。本市は、相談員に対して費用の支払いは発生していますか。
○議長(佐々岡典雅議長)公室次長。
○市長公室次長(山中由一)
御質問にお答えします。
人権相談等、無報酬のものもございますが、弁護士相談につきましては委託料として、消費生活相談につきましては相談員に報酬として費用の支払いが生じております。ほかの相談につきましても、ほとんどが何らかの形の費用は生じております。以上です。
○議長(佐々岡典雅議長)市本議員。
○五番(市本貴志議員)発生している部分もある、そのようにお伺いさせていただきました。
この行為がちょっと気になって、関係の所管も各部署、歩かせていただきました。年度、年度においてどういう相談内容であったか、きっちり統計をとっていらっしゃるところもありましたし、総合で何件であったと、個人情報のことがあるからということでの答弁でありましたが、内容等はお教えいただけなかった部門もあります。いま、御答弁いただいた支払いが発生している部署でのことでありました。
怠慢とまでは言いません。ただ、市民の税金を支払って悩んでいらっしゃる方の相談にお答えしている。しかし、その相談内容に関して市側が把握していない、そういうことに関しては驚きの一言でございます。関係所管におかれましては、やはり統計をとり、どういう問題に関して市は対応していかなければいけないか、そういうことを講じていく、そういうふうなことも一つではないか、そのように存じ上げます。統計をとっていく、そのことからまた新しく見えてくるものもあると思います。相談者に対してよい結果をもたらしていることを信じたい、そういう思いでございます。
関係する所管の皆さんがお知恵を絞っていただき、複雑多岐にわたる相談内容に対し、市民にとって優しく頼りになる、そういう相談窓口、またチームとして取り組んでいただけるよう要望申し上げます。この件に関して御質問申し上げます。
○議長(佐々岡典雅議長)山中次長。
○市長公室次長(山中由一)
御質問にありましたように、多くの相談窓口がございます。それぞれの窓口では、個別の問題につきまして、相談に対応した後、相談内容の集約等を行っております。しかし、各種のさまざまな相談を総合的に集約したり、連携した対応につきましてはとれておれないのが現状です。今後、その対策について考えていきたいと思っております。以上です。
○議長(佐々岡典雅議長)市本議員。
○五番(市本貴志議員)
今後、取り組んでいく、そういうお言葉をいただきました。この言葉に関して深く受け止め、感謝申し上げた上、ぜひとも前向きに取り組んでいただきたい、そういう思いでございます。
>>>その3 へ続く
天理市9月定例議会において、
一般質問をさせていただいた全内容を公開!(^^)! 《その1》
○五番(市本貴志議員)
議長のお許しをいただき、一問一答方式により一般質問をさせていただきます。
冒頭、平成最悪と言われる台風十二号。お亡くなりになられた方の御冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
議を事する機関の一員、いわゆる議員として、正々堂々の立場で質問させていただきます。なお、質問内容に関しましては、福島原発事故に対して素直なところをお聞きいたしたく市長の所管、このことが一点。地震、台風、住民の関心が高くなっている防災計画について、このことが一点。地方自治法の一部を改正する法律が施行され、そのことを含む本市の行政運営、このことが一点。この三点、この三つの件に関して質問をさせていただきます。理事者をはじめ関係所管におかれましては御答弁を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
はや六カ月の月日がたちました。三月十一日に発生した東日本大震災。この震災は、一千の集落を消失させ、五十の市町村を津波が飲み込みました。さらに、死者・行方不明者数二万人とも言われております。同じ日本国民として、国難とも言うべき災害に私たちは向き合えているでしょうか。そして、福島第一原発の事故により、いま、この現時点、この時間、避難をされている方々は七万人から、また十万人弱とも言われています。天理市の人口は約六万八千人、置きかえてみると、天理市の全ての市民が避難をして、この町に誰一人いてない、そういう状態です。想像してみてください。
いま、私たちが平穏に暮らしている家に、いま、この時点から戻り住むことができないとしたら、いつ戻れるかの確信もないままに、田畑を耕し、丹精込めて育てた農作物をほったらかしにして出ていかなければいけない。人生をかけて商売を始めた方が泣く泣くシャッターをしめて避難をしていかなければいけないとしたら。いつの間にか多くの国民は安全神話を信じ込んでしまいました。いや、いつの間にか信じ込まされていたのかもしれません。
さて、南市長と同じ基礎自治体の長として、八月六日は広島で、八月九日は長崎で、同じ基礎自治体の長である市長が世界に向けて平和宣言を毎年なされています。平和宣言は、毎年大きく取り上げられ、新聞等に全文が記載されております。いかがですか、熟読されているでしょうか。
今年は、東日本大震災のことにも触れ、特に胸に突き刺さるメッセージとなりました。一カ所の原発事故による放射線が社会にこれほど大きな混乱を引き起こしました。この国は、いま現在も立ち直ることができずに、国民の中には深いつめ跡が刻まれることとなりました。それは、小さな子どもとて例外ではありません。
そこで、市長にお伺いをいたします。
一カ所の原発事故が社会に大きな混乱を引き起こした今回の福島の原発事故を振り返り、市長の所見をお伺いいたします。そして、行政の長、トップとして、原子力行政に対し、どのような思いでいらっしゃるのか、あわせてお願いいたします。
○議長(佐々岡典雅議長)市長。
〔市長 南 佳策 登壇〕
○市長(南 佳策)
議員の方から、いま、原子力発電に伴う出来事についての市長の考えはどうかということだったと思います。お答えしたいと思います。
まず、現時点で天理市が直接的に原子力行政にかかわることはないものの、私が前回の選挙でも掲げております市民の命、暮らしが一番を市政の柱として、市民の人たちが安心して暮らせるまちづくりを市政運営の基本として置いていることは御存じいただいていることと思います。そうした中でお答えしたいと思います。
さきの福島の原発事故につきましては、八月三日に原子力損害賠償支援機構法が成立したことは御存じのことと思います。その内容は、早急な被害救済と電力の安定供給となっています。私は、国が損害賠償の責を負い、東電を破たんさせるべきではないと確信しています。前総理大臣の脱原発、国有化等の発言は、私の生き方とは相当の距離があるところでございます。
太陽光、風力、あるいは地熱等の自然エネルギーの利用を目指す方向は善としても、直ちに我が国の主要な電力源になることは、まずは期待できないと思います。より現実的な最善のエネルギー政策を目指さされるべきではないでしょうか。
これまで、我が国が培ってきた高い原子力発電技術と今回の事故の教訓を生かしながら、
より安全な原子力発電をも目指されるべきではなかろうかと考えています。
率直なお答えといたします。
○議長(佐々岡典雅議長)市本議員。
○五番(市本貴志議員)
お答えにくい案件だったかもしれませんが、率直な御意見をいただきました。しかしながら、安全性を考慮しながら原子力行政を続けていくのかなというふうな形での御答弁だったと思います。いささか返ってくる答えが私が想定したものとちょっと違っていたのでがっかりした点もありますが、本当に国民にとって何が大事で何が安全、そして生活していく上ではやっぱりエネルギー、そういうことは大事になってくる、そういうふうにも思います。この点に関しては、みんなでまた考えていかなければいけない事案、そういうふうに思っております。御答弁ありがとうございます。
ただ、長崎市の田上富久市長の平和宣言の一文でございます。「ノーモア・ヒバクシャ」を訴えてきた被爆国の私たちが、どうして再び放射線の恐怖におびえることになってしまったのか。自然へのおそれを忘れていたか、人間の制御力を過信していなかったか、未来への責任から目をそらしていなかったか、私たちはこれからどんな社会をつくろうとしているのか、根底から議論をし、選択するときが来ています。
やはり、考えていかなければいけない、そういうふうなことだと思っております。私自身はこの言葉を強く受け止めました。市長は、市のトップとして、いま、お答えもいただきました。まことに答えにくい内容であったかもしれませんが、堂々御答弁いただきました。ありがとうございました。
>>>その2 へ続く
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
市議会の活動状況を知るため、本会議、常任委員会及び特別委員会を傍聴することが出来ます。
傍聴は傍聴人名簿に、住所、氏名、年齢を記入するだけでどなたでもできます。
※本会議の傍聴を希望される方
当日、庁舎6階議会事務局にお越しください。
議場には、7階傍聴席に30席、6階傍聴席に7席(ただし、車椅子優先)があります。
※委員会の傍聴を希望される方
当日、庁舎6階議会事務局にお越しください。委員会室には、13席の傍聴席があります。
※傍聴に関して、詳しくは議会事務局にお問い合わせください。
天理市議会事務局 電話:0743-63-1001 内線602・603 FAX:0743-63-4502
2011年09月25日
本日は、家族で
『“山の辺の道”クリーンアップキャンペーン』
に参加した。
天理駅前広場→天理市トレイルセンターまでの8㎞ のコース。
道中、色々と散策をしながらゴールまで無事に到着!!
“山の辺の道”道中で一つ目の買い物(木綿庵)
“山の辺の道”道中で二つ目の買い物(せんぎりや:切干し大根・乾燥ズイキ)
せんぎりや さんの中では、サイクリング中の、女の子3名がお茶タイム!(^^)!
中山町の「しずちゃんの店:有人野菜販売所」
“山の辺の道”道中で三つ目の買い物(自然薯・水なす・畑わさび)
暫し、しずちゃんと言う名のおばちゃんと会話。色々お野菜の説明をしてくださった。
こういう地元の人との交流が大事なんだよなぁ~人生は(^^)/
ゴールのトレイルセンター前
抽選会で「稲天さんの吟醸生酒」が当たりました。。。
ゴールテントでは天理市観光課の職員さん達がおられ、東観光課長と面談。
帰りは、JR 万葉まほろば線〔柳本駅〕→〔天理駅〕で帰ることにしました。
柳本駅近くで、同僚の堀田佳照 天理市議に玄関前で挨拶。
ほどなくすると、
自転車に乗って、駅まで小2の娘のために、お菓子を届けて下さった。
ありがとうございま~す!(^^)!
天理駅に到着後、少し遅い昼食。
以前、議会事務局の職員さんが注文していただき、美味しかったので、
「陽ざし」と言う名のお店に立ち寄った。
・・・っとここまでが、本日の行事であったが、
《感想》
これから、山の辺の道での行事が目白押し!
であるにもかかわらず、天理市は、相も変わらず告知やPR活動が下手である。
観光と商工の連携が全く感じられなかった。
この辺が、縦割りのお役所仕事を感じさせる。
単発行事を重ねても意味がない。その場で満足をしている。
終わりは、始まり。
次につなげるためのアプローチが、まったく無い。
時間と、お金と、労力を無駄に使っていることが悲しい。
2011年09月22日
2011年09月19日
前回6月議会では、児童虐待を中心に。
今回9月議会では、市民相談について・・・。
厚生労働省統計
年間25万組の離婚。
時間にして2分に1組が離婚をしているという現状。
警察庁統計
年間3万人以上が自殺(平成10年度以降毎年)
時間にして16分に1人が、日本のどこかで自ら命を絶たれている現実。
誰かに相談して解決策を見出すことが出来なかったのだろうか?
市役所は、市民の役に立つ所になっているのだろうか?
市民のよりどころになっているのだろうか?
『税は、富の公平分配』
大きな事業をするのも行政サービス。
個人の相談事を聞き入れるのも行政サービス。
どんな立場の方々にも細かな市民サービスが出来るように行政は、今以上に努力をして欲しい。
人間に優劣はない、あるのは考え方の違いだけ。
そんな思いで、今回も一般質問をさせていただいた。
真摯に答弁をしていただいた、理事者をはじめ関係所管には感謝をしている!(^^)!
尚、前回同様に一般質問の内容は全公開致します。
書類が整うまで暫らくお待ちください。
2011年09月18日
「第31回はばたき祭:天理市障がい者(児)家族の集い」に参加しました。
議員になる以前からオブザーバー参加しており、障がい者施設の方々とは関わりがあり、多くの仲間達が、はばたき祭に参加してくれています。
車いすレースには参加させていただきましたが、午後の予定があり最後まで参加することは出来ませんでした。
ご準備いただいた所管の方々に敬意を表します。
『誰もが排除されない、誰もが安心して生活が出来る社会』を目指して、今後も頑張っていきます!(^^)!
午後からは、奈良商工会議所へ!
「第6回政治スクール」に委員として参加。
本日の講師は、天理市自立支援協議会で顔見知りの渡辺先生。
「新しい社会福祉システムとしての地域福祉」と題して、講義いただいた。
渡辺一城(ワタナベ カズクニ)先生は、現在、天理大学で人間学部人間関係学科社会福祉専攻准教授をなされており、奈良県社会福祉協議会ボランティアセンター運営委員会委員長など多数の社会的活動をなされています。
夕方からは、溜まりに溜まっている書類の山を整理・・・。
会計の未処理も多々あり・・・パソコンと向きあい格闘・・・トホホ(´∀`*)
2011年09月17日
2011年09月16日
で、
9月11日(日)
朝から、「天理な祭り」に出店するため「サロンド・キッズ」のサロンに商品を取りに行き、会場までの搬送をお手伝いさせていただきました。
夕方からは、同僚議員たちと天理市山田町へ
「観月会in山田町」の催事に参加させていただきました。
9月12日(月)
総務財政委員会
9月13日(火)
決算特別委員会(市本貴志は今回の決算特別委員会において、議長選出での委員です)
一般質問通告書の提出
一般質問について関係所管と面談
9月14日(水)
第4回議会改革推進委員会
一般質問の内容精査・・・いつもの事ながら徹夜です。
って言うか、終わったのが朝の6時でした。
9月15日(木)
一般質問の内容について関係所管と。
9月16日(金)
全体協議会
本会議【一般質問】今回は、3番目で午前中の最後でした。