いち絵 にっき

果てしなく人の顔を描き続ける「はるか」と畑の野菜作りに元気な「ち絵さん」のありふれた日常の一コマを切り取った一期一‟絵‟日記

賢いカラス

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朝、ゴミ捨てに行ったち絵さんの報告。
わが家に指定されたゴミ集積所は歩道の1区画で、生ゴミはネットをかぶせるようになっている。
もちろんカラスに荒らされないための措置だが、ネットの縁にはチェーンが取り付けてあり、そのチェーンがとても重いのだ。

カラスがそのチェーンをくぐって中に入り込むことは不可能ではあるのだが、人が片手で持ち上げるのは難しいほど。
だからゴミの袋をネットの上にポイと投げ捨てて去ってゆく人も出てくる。
たまたまち絵さんが2回に分けて捨てに行った時のこと。
1回目は何の異常も無かった。
2回目には、ビックリ!
「カラスってほんとに賢いよね」
2羽のカラスがいて、ネットから一つの袋を取り出し、中から生肉を引きずり出してつまんでいる。
その袋は半透明の大きな袋の中に入っていたようで、そこから美味しいものを探し出して穴を開け、引きずり出したものらしい。

ネットの下に潜り込んだこと、
中が見えない大きな袋の中から目的の小さい袋を引っ張り出したことが不思議でならない。
「多分臭いで判ったんだろうね」
それにしても良くチェーンの下に潜れたと思うのだが、どうやらtチェーンが掛かっていないところを見つけて潜りこんだらしい。

1羽はすぐ飛んでいったけど、もう1羽はなかなか逃げなかったそうだ。
「すぐそばまで行ったら、肉をくちばしにダラーンと咥えて飛んで行ったのよ」
こうなると、団地やマンションのゴミ集積所が四方が囲まれて屋根付きの小屋状になっているようにしないと、カラス被害を被らないようにするのが難しいようだ。

いたたまれなくなる

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最近高齢者の自動車事故が多発している。
亡くなったり大けがをされた方には本当にお気の毒に思う。
特に小さなお子さんが巻き込まれた悲惨な事故には胸が潰れる思いだ。

親に虐待を受けて亡くなった子どものニュースを知った時は衝撃だった。
あんな酷いことをするなんて、信じられなかった。
もういたたまれなくなる。

それにしても、日本は本当に安全な国なのだろうか。
痛ましい交通事故や怖ろしいほどの虐待、それに振り込め詐欺の多発は「日本は犯罪が少なく、誰もが親切で礼儀正しい国だ」という世界からの評判を打ち砕く。

決してそんな国じゃない。
確かに発生率は低いかもしれないが、
「子どもを独りで外で遊ばせてはいけない」
「見知らぬ人について行ってはいけない」
「スリやひったくり、置き引きに注意しなさい」
「女性の夜道の一人歩きは危険だ」
といったことは良く言われることじゃないか。
「ひとを見たらドロボウと思え」という諺(?)は昔からあったし。

誰も信じられなくなるような暗いニュースが続いたり、令和礼賛ブームに浮かれたりしているのを見たり、季節外れの暑さで熱中症に注意しろとテレビで畳みかけられたりすると、何だか気持ちが離れてゆく。
「もっと大事なことがあるんじゃないの!」と叫びたいほど。

修理屋さんは忙しい

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暑い日だった。
でもこれからもっと暑くなるとの予報だ。
ち絵さんが2階の小窓にカーテンを付けたいと言う。
強い日差しを防ぎたい。

さてどんなカーテンにしようか。
古いカーテンがあれば容易いのだが、捨ててしまったと思う。
バーを取り付けるのは簡単だが、布を捜して裁断し吊り具を付けるとなると面倒だ。
でも請け負った仕事はやらにゃぁなるまい。

最近いろいろ面倒な注文が来る。
Yui から2件。
学校で使っている筆箱(ペンケース)が汚れたのできれいにしたいとのこと。
鉛筆は4Bを使っているそうで、だから汚れがひどいのだろう。
アルコールかガソリンを布に漬けて吹けば簡単だ。
「筆箱を持っておいで」と言ったのだが、Yui は忘れて、今はペンディング状態。

それと、スターウォーズに登場するレイア姫のフィギュア。
(レイア姫が亡くなって残念)
長い髪がちぎれちゃったからくっつけてとのこと。
これはちょっと難しい。
銅線で補強しないと上手くゆかないだろう。
別の補強の仕方がないか模索中。

その他、発注者不明が2件。
ネジが取れて座れなくなったパイプチェア。
ネジをつけて修復を完了した。
なんぼでも座れる。
でも座面と背当ての塩ビが裂けているから、布で覆いたいと思っている。

子どもたちが乱暴に扱ったものだから剥がれを生じた合板製の座椅子。
ボンドでくっつけたが、ペンキを塗ってきれいに仕上げたい。

そんなこんなで、ボランティアの便利屋と言うか修理屋も忙しいです。

植え替えたナスとキュウリ

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昨日は雨だった。
しばらく好天が続いたので、ち絵さんは畑の水遣りをまめにやっていたのだが、一休みできるのでほっとしたと思う。

ナスとキュウリの苗は2度植えした。
水遣りを忘れて枯らしてしまい、植え替えたのだ。
前のはSホームセンターで買ったものだが、今度のはFガーデンというところ。
後者は苗を専門に販売している。
「びっくりしたぁ、あそこの苗は大きくて丈夫そうなのよ!」
茎が太くがっしりしているとのこと。
「もうSでは買わない!」
そうか、やはり苗にもりっぱなのとそうでないものとがあったのか。
また枯らしてはいけないね。

2度植えしてからはち絵さん、外出から夕方遅く帰ってきても、きちんと水遣りをしている。
畑の野菜作りも大変だと、私はしみじみ思う。

休日は畑仕事を終え額に汗して帰ってきて、疲れてうたた寝したりしている。
だからジャガイモがいびつでもネギが固くても、サニーレタスが紙みたいな味になっても、私は美味しく食べられる方法をじーっと考える。

オオヤマレンゲ

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ち絵さんがガレージの側に植えたオオヤマレンゲ。
白い大きな花が咲いたことがあったが、葉が虫に食われたりしてあまり生育が良くは無かった。
花が小さくなってきて、今年はもう咲かない。
茶道の先生宅にもその木があって、先生が言うにはモクレンに接ぎ木してあって元の木に還ってしまったので切っちゃったとのこと。
ち絵さん、魅力が失せたようだ。
「切っちゃおうかしら」
切るのはもったいない気がする。
「モクレンはきれいな花だし、そのままにしといたら」
ところが元の木に還すのもまずいと言う。
「モクレンは大きくなるんだから、ダメよ」
キッとした目つき。
しからば切るしかあるまい。

庭の木で接ぎ木してあるのは他にモミジがある。
地表に近いところから色と形の異なる葉を付けた枝が伸びてくることがあって、すぐに判別できる。
接ぎ木は劣性な木を育てる有効な方法だろうけれど、接ぎ木しないと育たないということはやがて耐えてしまうのだろうか。
別の個体の力を借りて生きるなんて、植物の世界は面白いものだ。

規定どおりはダメなのよ

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2度目の八宝菜だ。
材料は揃った。
準備万端。
Kファミリーが来訪して子どもたちが遊び回り、一段落した夕刻。
調理に取り掛かった。

ネットで調べたレシピは何度も読んだ。
4人前とあったが、今日作るのは大人4人と子ども2人分。
まあ大差ない。
子どもたちが八宝菜を敬遠したらどうしようかと考えて、それなりに用意したものもある。
どっちに転んでも大丈夫。
というわけで、
八宝菜ができた。

最後のとろみを付けるのが上手くゆかず、汁が少なくて硬めになってしまった。
もう修正は効かない。
これで納得してもらおうと盛り付ける。
ち絵さんが買ってきてくれた予備のサブメイン・ディッシュも並べた。
彩り鮮やかだ。

子どもたちは遊び疲れて眠ってしまったので、大人たちだけで先に戴くことにした。
食卓を囲む。
私は八宝菜がちょっと固めになってしまった言い訳をした。
「規定通りの水を加えたんだけどね」
するとち絵さんが一言、
「いつも『規定どおりにやった、規定どおりにやった』って言うけどさぁ・・・」
状況を見て臨機応変に対応しなければならないとの忠告。
つまり今回の仕込み量は多かったのだから、水は多めにしなければならないと。
「うん・・・」
私はうつむいて黙って食べた。

「でも味はいいよね」
そうですか、それは良かった。
K子も
「とても美味しい」
と言ってくれて、
私の八宝菜は失敗したようで、成功したようで。

またしても鳥が巣を

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またしても鳥が戸袋に巣を作ってしまった。
二階の一部屋は普段あまり使わないため、雨戸を閉めっぱなしにしていた。
それがいけなかった。
去年だったか一昨年だったか、ムクドリが巣を作り、雛が巣立つまで辛抱せざるを得なかったのだが、今度もムクドリだと思う。
これで3度目だ。

ち絵さんが鳥の鳴く声に気が付いて、「もしかしたら、また・・・」と思い、雨戸を1枚開けようとしたが少ししか開けられなかったとのこと。
巣につっかえたのだろう。
私も少しだけ開いたところから外を覗いてみると、2羽の鳥が鋭い声を発しながら飛び回っている。
親鳥だ。
──まいったな
このままだと部屋中に匂いが立ち込めるし、屋根は糞で汚れるし、どうしようか。

頭を悩ましても、採れる方法は一つしかない。
卵が孵って雛が巣立つまで待とう。
巣立ったら、今度こそちゃんと対策しないといけない。
雨戸を出し入れするために戸袋に手を差し込むところが大きく開いている。
そこを狭くしよう。
いちばん堪えるのはダニなのだ。
巣立った後の巣を撤去するときが大変。
ダニが舞い上がったかのように体にまとわりついて、頭から腕から怖ろしくかゆくなる。
(鳥が水浴びしたがる気持ちが良く分かるよ)
今度は最初にダニをやっつけてから巣の取り壊しに掛かるとしよう。

「チッチ チッチ」鳴く声がかまびすしい。
どうやら卵が孵って雛がいるらしい。
階下にいても聞こえる。

「親鳥が虫をくわえてきたときに(雛が)鳴くんだね。そうでないときは静かだもの」
「それにしても良く虫を見つけてくるよね。どこを探すんだろうと思うよ」
「ほら、昨日Kさんが畑を耕していたでしょう。耕運機が通った後を鳥が何羽も追っかけてるのよ。地面から虫が出てくるのを知ってるんだね」
「なるほどね」
「私が畑を耕しているときも鳥が寄ってくるわよ。『どうしてかしら』ってKさんに訊いたら、『虫が出てくるんだよ』って教えられたもの」
「土の中にいる虫を食べるのか」
「益鳥ってことだね」

というわけで、盛んに虫を食べて大きくなって、早く巣立ってください。
ムクドリ(多分)の子どもたち。

美味しくないポテトサラダ

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朝。
テーブルに着いてから、小窓のロールカーテンを上げていないことに気づいた。
外の景色が見えないと何となくすっきりしない。
私は小窓を指さして、ち絵さんにロールカーテンを上げて欲しいと頼んだ。
するとち絵さん、私が指さした反対方向に腕を伸ばし、指さしている。
そこは壁だ。
──なんだ?
ち絵さんが説明するには、同じポーズで了解の意味だと言う。
それから席を立ち、ロールカーテンを上げてくれた。

朝食はポテトサラダだ。
今朝少し早起きして作った。
出来立てを味見してみたところ、いつもどおりのレシピなのにどうも美味しくない。
ジャガイモが原因のようだ。
古くなったジャガイモで、味噌汁に入れてもガシガシした歯ごたえがあって
「これはちょっとマズイんでないのかな」
と思っていた。

ち絵さんが食べ始めたので、どんな顔をするだろうかとじっと見つめていると、不審に思ったようだ。
「今朝のポテトサラダの味はどう?」
「美味しいよ」
意外な返事にほっとしたが、私は正直に話した。
ジャガイモの味が落ちているから、もうポテトサラダはダメだと。
驚いたち絵さん。
私がこの先永久にポテトサラダを作らないことに決めたと思ったらしい。
だが、すぐ納得して
「もう捨てちゃおうよ」

思い切りがいいというか、細かいことに頓着しないというか、そういう結論はちょっと早いのじゃないかな。
「油で炒めたりすれば、まだ食べられると思うよ」
もしどうしてもだめならば捨てざるを得ないが、何とか食べられる方法を考えてみようと思う。

重い買い物

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スーパーに出かけた。
店内に客は少なかった。
月に何回か定期的に行われる特売セールの狭間なのだろう。
カートにバスケットを置き、メモを見ながらゆっくり回った。

今回の重要な目的は「八宝菜」の材料を揃えることだ。
八宝菜なるものは先日ち絵さんが挑戦して、ほぼ上手くできた。
近々Kファミリーが来訪するので、ご馳走に八宝菜を選んだのだが、今度は私が作ることになった。

一応ネットで調べてある。
他に補充したい食材を入れて、バスケットがいっぱいになった。
メモした食材は全てゲット。
こんなことは珍しい。

精算してもらおうとバスケットをレジ台に移そうとしたがカートから持ちあがらない。
レジ係の人が手を貸してくれた。
その女性はレジを打ちながらつぶやいた。
「そんなにいっぱいじゃないのに、どうして重いんだろうね」
いやいや、重いものがあるから重いんですよ。

思い込んだら

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「思い込んだら命がけ」
という歌がある。
しかし日常のなかでの思い込みは時に思わぬトラブルを引き起こす。

ち絵さんと外出の予定を立てた。
近く開催される公募展に出品する作品を搬入しなければならない。
ち絵さんの予定を勘案して土曜日の午後に決行することとなった。
数日後確認したらち絵さんは予定は午前中に決めたのだとのこと。
私は自分のスケジュールを修正した。

いよいよ近づいて、再々確認したところ、午前中は出かける予定があるのだから午後だと言う。
おやおや、最初の予定が変わったのはなぜだったの。
私は声を荒らげて2転した理由を尋ねたのだが、ち絵さんは最初から予定は変わっていないと主張する。

"小さなトラブル"は原因不明のまますぐに終息したが、念いは念を入れて、事前確認をしておく必要があることを痛感した。
多分、ち絵さんは何か思い違いをしたのだろうと思う。
私も午後から午前に変わった時、その理由をちゃんと確認すべきだった。
思い込んだら・・・
あぶない、あぶない。
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はるか

人の顔ばかり描いていて、何かいいことがあるかと言いますと、そういうことは全くありません。スクラップブックがやたらと増えるだけで、やめたいのですが、やめられません。文章も毎日つまらないことばかりですし、絵とはつながりがないので何か変ですが、これでいいんでしょうか。

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