
アルミの鍋でゴーヤの佃煮を作った時、煮詰める段階で焦がしてしまった。
クエン酸を使って焦げを取ろうと試みた。
水にクエン酸を入れて沸騰させてみたのだが、ビクともしない。
でも、乾かしてからしばらく放っておいたら、爪で引っ掻くとコゲが少し取れるようになった。
でもまだまだビッシリだ。
今度は酢を使ってみることにした。
古くなったワイン・ビネガーがあったので、それを使うことにしよう。
賞味期限は遥かに過ぎたものなので、もったいなくはない。
ところで、鍋はどこに行った?
「もう捨てようよ。不燃ゴミをまとめたところに出しちゃったわよ」
あれま、もう一度やってみると言ったのに。
ち絵さんに鍋を持ってきてもらった。
なるべく水の量を少なくしてワイン・ビネガーを注ぎ、沸騰させた。
冷めてから焦げの剥がれ具合を確認したところ、
全く変化なし。
使用歴50年ものアルマイトの鍋はついに廃却処分することになりました。