いち絵 にっき

果てしなく人の顔を描き続ける「はるか」と畑の野菜作りに元気な「ち絵さん」のありふれた日常の一コマを切り取った一期一‟絵‟日記

2018年07月

雨後の雑草

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うんざりするほどの暑い日が続いて、7月も終わりになった。
8月になったら、まだまだ暑くなるのだろうか。

先日の台風12号は通常とは全く逆のコースを取って、東から西に進んだが、
この地では雨風はそれほど酷くなく済んでほっとした。

久しぶりの雨はち絵さんの育てている野菜に恵みをもたらしたが、
良いことばかりではない。
「雨後のタケノコって言うけど、雨後の雑草がすごいのよ!」

ああ、そいつは困ったものだ。
雑草はそのままにしておくわけにいかない。
一日草むしりで過ごすこともあるそうだから、この後が大変だ。

雑草の一つ、スベリヒユがはびこっているとのこと。
「子どもの頃は“スベランソウ”と言ってたね」
食べた記憶がある。
「茹でてから干して、それからどうしたっけ」
どんな味がしたか覚えていない。
「お正月によく食べたわよ」
何であの雑草がお正月料理になったのだろう。
「食べるものが無かったから、ご馳走だったんだね」

今、スベリヒユを食料として見る人はいないだろう。
でも、もしもサバイバルを経験することになった時は、思い出せたらいいと思う。

欠けることがない人生を歩もう

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仲間から離れて独りでいても、その人が孤独だとは限らない。
離れた道を歩む人生なのかもしれないし、周りと自分を比較する視点など持っていないのかもしれない。
あるいは干渉して欲しくない世界で充実した時間を過ごしているのかも知れない。

一日の行動パターンが変わりなく続く毎日。
ある日突然そのパターンに変化が現れたとしたら、そこにはそれなりの理由があるはずだ。
無言だったら、それもまた理由があるのだろう。
とやかく詮索してもされても、仕方がないこともある。

あの人はこんな人だと枠に嵌めて捉えがちだ。
そうしないと対処できないからかもしれない。
しかし、もともと人を正しく理解することなどできないことなのだ。
誰でも醜いものを持っている。
それをしっかりと理解したほうが、人をより深く理解できると思う。

人間は感情の動物だ。
特に言葉は大切。
それは動物にしても同じことだ。
取り留めも無い会話が続く毎日だったとしても、それが何より。

スクラップブックを作る

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A4でもB5でも、少し汚れたコピー紙を二つ折りにする。
場合によっては、更に折って四つ折りにしてもいい。

折り目にナイフを差し込んで切る。
切る道具だが、私はペインティングナイフのエッジを研いだものを使っている。
鉛筆を削ることはできないが、いわゆるペーパーナイフより遥かにきれいに切れる。
カッターナイフで定規を当てて切るのは情緒が無いから、そういう方法ではやらない。
少し雑なところがあった方が、温かみが出る。

このようにして小さく裁断したコピー紙をノートの厚さにしてダブルクリップで止めればメモ用紙になるのだが、
しかし私がここに書きたいのは、メモ用紙の作り方ではない。
スクラップブックのことだ。

裁断した紙はパンチで穴を開けておく。
少し厚手のボール紙を、裁断した紙より少し大きいサイズに2枚切り出す。
これは表紙になる。

デザインのいい包装紙や雑誌の写真が載ったページなど、保管しておいたものを引っ張り出してきて、
ボール紙を包む。
包むときには専用のスプレイのりを使う。
端部に切り込みを入れ、折り曲げができるようにしてから、千枚通しで2ヶ所に穴を開ける。
紙と表紙を綴じ紐でとじて、冊子のスタイルにすればスクラップブックができあがる。

最近ちょっと作り過ぎかな。
何に使うか決めてないが、何となく作りたくて作ってしまったのが増えてしまった。

ただ、この方法で作る“本”はページの入れ替えが面倒になるから、その必要のない使い方をしたほうがいい。

風がうなる

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台風が近づいている。
予報どおり朝方は雨だったが、やがて止み、風が強くなった。

こんな時には決まって電線に絡む風の唸り声がする。
二階の北側の一室にいると、それは正に悲鳴のように聞こえて、落ち着かないことこの上ない。
屋根の形状と電線との位置関係が悲鳴効果を出しているのだろうから、如何ともしがたい。

ち絵さんも風の唸り声が聞こえだすと、
「やーね」
を連発するのだが、それが私には「どっかに引っ越したい」と言っているようにも思えて、あまりいい心持でない。

風よ、どうせ唸るなら
「どっどど どどうど どどうど どどう」
でもいいけど、ちょっと面白く
「ばれろん ばれろん」
と叫んで欲しい。

え、「ばれろん」ですか、
小さい子どもが歩き疲れて、母親に「おぶって」とせがむ声です。

膝折れは怖い

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スーパーに買い物に行き、店内をカートを押しながら歩いていたとき、急に床にへたり込んでしまった。
右膝を打ち付けた。
かなり強烈な痛みがあった。

女店員が一人近づいてきて「大丈夫ですか」と声を掛けてくれた。
何とか立ち上がることができたので
「大丈夫ですよ、急に膝から力が抜けっちゃってね」
と、応えた。

女店員はマスクに帽子、白いエプロンを着けていたから、裏方で調理を担当している人だったのだろう。
初めて見る顔だった。
──目のきれいな人だな
(どこ見て歩いてんだか)
すぐには歩きだせなかったが、無事買い物を済ませ帰宅した。

さて、問題はその後だった。
夕食の準備をしたあとで痛みがひどくなり、ついにダウンした。

翌日、ち絵さんとM男の協力を得て、近くのクリニックに向かった。
車いすを借りた。
膝のレントゲンを撮った。
骨には異常が無かったが、内出血していて、太い注射器で抜いた血がドッサリでびっくり。
湿布をし、痛み止めをもらった。

その日は一日眠り込んだ。
夜になってからも、いつもどおりに眠った。
「体が具合悪い時は幾らでも眠れるもんだね」
それは不思議な実感だった。

そしてその翌日。
痛みが少し緩和してきた。
ベッドで本を読み始めた。
痛みがひどい時は全く本を読む気が起きなかったのに、不思議なものだ。
通常どおり食事を摂り、日中は眠らずに過ごした。
(スケッチなどもしながら)

今日になり、再度クリニックへ行った。
医者は触診したあとで、「薬が切れたらまた来てください」と言ったが、薬が切れるころには完治しているだろう。
ということは、もうこれで治るまで待つだけということだ。
──もう来なくていいのだ

まだ一件落着とはいかないが、少しばかりめでたしかな。
それにしても“膝折れ”は本当に危ない。
これから筋力をつけるにもそう簡単ではないし。

一歩一歩、足に意識を集中して歩かにゃならん。

渇くのは喉じゃなくて

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良く水を飲む。

今までこんなに水を飲んだことは無い。
どんなに暑くても
「わしゃ熱いお茶がいい」
などと、夏でも腹巻をしているご老人みたいなことを言っていたが、今夏は違った。

ただ、どうにも我慢ならなくなる状況というのが喉が渇くというのではなく、
口の中が渇くのだ。
独特な不快感がある。

その原因は、現在3種類の薬を常用しているのだが、そのうちの一つに起因していると思われる。
Aは何年も前だから違う。
Bは、処方した医者に訊いたら、
「口が渇く成分は入っていないけど」
と言われたから、これも違う。
残るCだが、Cを処方してくれた医者に訊いてみたことは無い。
しかし、ちょうとその薬を飲み始めたころから症状が出てきたから間違いないだろう。

一時的に服用をやめてみたいのだが、その薬は
「これから一生飲み続けなければなりませんよ」
と何度も言われており、一時的にやめるのも何か怖い。

あまり水分を取りたくないときは、ガムを噛むことにしている。
日中はそれでもいいが、夜中に目を覚ましてガムを噛むわけにはいかないから、その時はやはり水になる。

まあ仕方がないと思っている。
我慢するしかない。
口の中が渇いて死ぬことも無いだろうから。
熱中症とは別のことだし。

トンデケ カブトムシ

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カブトムシがサナギから次々と成虫になったようで、にわかに数が増えだした。

飼育箱は大中小3個あって、中と小には2匹ずつ入っている。
ち絵さんが園芸バサミを持って、向かいのKさん宅の、カブトムシが集まる木の枝をちょん切ってくるついでに、
見つけたカブトも捕まえてきたりしているから
(もちろんこれはKさんの了解済みだが)
その数は増えて、大には5、6匹もいるだろうか。

昆虫好きのReiji がわが家に来て遊んだら、逃がすことになっていた。

そして昨日、ついにReiji がわが家に来て、
たちまち飼育箱の蓋を開け、カブトを割り箸にしがみつかせて姉のYui や母親の顔に近づけ、キャアキャア言わせていた。

そのうち1匹が突然羽根を広げて飛び回ったり、
Reiji の腕をよじ登って、Reiji は足をばたつかせて怖がったり、
もうてんやわんやの大騒ぎ。

いままで触れることができなかったカブトだったが、オスの角を指でつまむことができたReiji は、自信を強め、中型の飼育箱にオス・メス2匹を入れて持ち帰ると言う。
親は反対したが折れて、木のお皿などのグッズや甘いゼリーも袋に詰めた。

ゼリーは保育所の友だちが食べて美味しかったから、自分も食べたいと言い張ったが
「食べたらカブトムシになっちゃうよ!」
とち絵さんに厳重注意されていた。

そしてひと騒動が過ぎた翌日の今日、
飼育箱は大きいのが一つだけになった。
「何匹いるの?」
「オスとメス、2匹」
ずいぶん少なくなった。

今朝、ち絵さんは庭に飼育箱を持ち出して、逃がしてやったとのこと。
節分の豆まきのように、下から上に大きく腕を振って
「トンデケ~ トンデケ~」
と空中に放り投げたのだそうだ。

かくてわが家のカブトムシたちは、自然界へと飛び立っていったのだった。

年に一度のウナギだから

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昨日のこと。

新聞に入ってきたチラシに「ウナギのかば焼き」が躍っていた。
ち絵さんに訊いた。
「土用の丑の日はいつだったかな」
ち絵さんはあちこちのカレンダーを調べて、やっとその記載があるのを見つけて言った。
「今日です」

それで、わが家ではウナギを食べるかどうかという問題に移った。
ウナギを食べると夏バテしない。
ということは本当だとしても、あんな高いものを食べなくても、という気持ちと、土用の丑の日ぐらいウナギを食べても悪くはないだろうと言う気持ちがある、
まあ結局、食べることにした。

ち絵さんがスーパーで買ってきたのは2尾で◯◯◯◯円!という豪華品。
家族3人で「うな丼」にして食べた。
食べながら
「どこ産のウナギだった?」
という疑問が湧いたが、確認していなかった。
残念。
でも美味しかったから、国産だったということにしよう。
(後で調べたら宮崎産でした)

突如悲鳴が!

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「ウギャーッ!!!」
獣の叫び声のような悲鳴が聞こえて、そのあと静寂が訪れた。

朝食の準備に忙しかった私は見に行かなかった。
──また何かやらかしたんだな
やがてち絵さんがタオルで顔を拭きながら現れた。
髪が濡れている。
庭でひと仕事終え、帰ってきて汚れた手と足を洗っていて、水を止めようとしたら、突然頭からシャワーを浴びたとのこと。
カラムの“蛇口”の水を止める操作が力余って、“シャワー”までいってしまったようだ。
良くあることです。

衣服を替え、やっと気持ちが落ち着いて食卓に着いたち絵さんがひとこと。
「モグラが走り回るから根が浮いちゃって、大丈夫かしら」
そこで私の口から出た言葉はちょっとうかつだった。
「最近モグラが出てこないように見えるけど」

それは私が如何に庭の草木に無関心でいたかを如実に示すものだったようで、ち絵さんはキッとなった。
「モグラが走り回って、ヒメリュウノヒゲが浮いちゃってるのを、毎朝わたしが踏みつけてんですよ。長靴を履いて」
踏みつけただけではダメだから、水を遣り、土を整える。
そのために手足が汚れたのだった。
──それはそれは、大変ご苦労様でした

食事が済んで、
外出の用があって庭に出てみると、確かにヒメリュウノヒゲが踏みつけられ、水を遣った形跡があった。

それはまあ、それとして、
種がこぼれて自然発生したアサガオを集めて、ツルを伸ばすために、紐を地面から二階まで張ったのはいいけど、ちょっと体裁が悪いんだなぁ。
──言ってくれれば、カッコよく作ってあげたんだけど

でも、自分から率先してやったのだから、黙っていますけど。

ベランダに青空

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ベランダにすだれを張って一安心していたら、ち絵さんは満足していなかった。
「上からの直射日光が、やーね」

雨除けの庇が昨冬の雪の重みで壊れてしまったため除去したのだが、その代り空の見晴らしはとてもよくなった。
すだれを掛けても上から照り付ける強烈な日差しは防げない。

庇に使った横木は取ってあったので、再生することにして、それに寒冷紗を張ろうと考えた。
横木4本に塗料を塗り、寒冷紗の代わりに防風ネットを使った。
なぜそこに防風ネットがあったのか。
何かやらかそうとして買ってあったのだが、計画倒れに終わって、そのうち忘れてしまったようだ。
青色の防風ネットは案外いいかも知れない。

作業はトントン拍子に進んだ・・・
かに見えたが、やはりトラブルは付きまとう。
防風ネットの張りかたが勝手違いで張り直し。
今日は雲の多い空だったが、それでも作業中は汗がダラダラ。
喉が渇いて口の中がネトネト(表現が汚い)。
それでも何とか作業を終えた。

ち絵さんがやってきて
「あ~、青空ですか」

すっかり終わった後に飲む冷たい水は、とてもおいしい!

たかがカブトムシ、されど

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太さが5センチほどもある丸太。中間にくりぬいた穴がある。
袋には「のぼり木」と書いてあった。
それよりも更に太い木を輪切りにした皿状のものが2枚。
甘いゼリーの入った袋。
そして中型の昆虫飼育箱が一つ。

言わずと知れたカブトムシを飼育するためのグッズだ。
ち絵さんは買ってきたそれらをテーブルに並べてから、天を仰いでつぶやいた。
「手間暇かけて、お金をかけて、わたしは何やってんだろうね。バカみたいだね」

私は何てあいづちをうったらいいか分からず、黙っていた。
「そうだね」と言えば、ち絵さんの努力を否定することになるし、「そんなことは無いよ」と言うのもち絵さんの気持ちを判っていないように思える。
ち絵さんが“のめり込み”を嘆くようにつぶやくに至ったわけは・・・

その前に、わが家のカブトムシ事情は次のよう。

子ども用の小さい飼育箱が一つ。
これには向かいの奥さんからいただいたオスとメスのカブトムシが1匹ずつ入れてある。
体は小さいが、なかなか元気が良い。

もう一つは中型の飼育箱。
ち絵さんが買ってきてテーブルに並べた上述のもの。
のぼり木などの飼育グッズなどが付属する。

そして旧来からあって、いま成虫になろうとしているサナギが入った大型の飼育箱。
数日前にメスが出てきて、今朝ついにオスが姿を現した。
連日の暑さで、サナギが溶けてしまったこともあり、
ち絵さんが大、中、小の飼育箱を冷房の利いたリビングに置いたり、夜には外に出したりして、よく世話をしている。

ち絵さんがこんなにもカブトムシを好きだったのかと思うほど、親身に世話をしているようすを見れば、
たかがカブトムシにこれほど熱中するのに自分ながら嫌気がさして、
「わたしってバカみたいだね」
とつぶやいたとしても、私が「ほんとだね」なんて言えるわけがない。

たとえ昆虫好きな孫に見せたい一心からだとしても、これほどのことをする人は滅多にいないのではないかと思うし、
とまあ、そんな状況なのだが、

大きな飼育箱のメスはすぐに土の中にもぐりこみ、以来スイカを置いても出てこない。
多分ダメだろう。
オスもすぐ土の中にもぐりたがる。
ゼリーは食べているようだが・・・
心配は尽きない。

「カブトムシの写真を撮って」
ち絵さんに頼まれた。
Reiji に見せたいとのこと。

お安い御用と引き受け、土の中からオスを引っ張り出し、割り箸で尻をつついて、ポーズを付け、写真に撮った。
LINEで送信終了。

今日も暑い一日だった。

固いパンを焼く

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 〈 パンが焼きあがるのを待つ茶子〉

久しぶりにパンを焼いた。
フランスパンのような固いパンを作ってみたかった。

パン生地を捏ねるのは力がいる。
しかしここで楽をしたら美味しく出来ないことは判っていたので、汗だくになりながらこねた。
手順に多少のズレがあったりしたが、ほぼ上手くいった。
固さは思ったとおりで、そのまま食らいつくのは歯を傷める。
コーヒーやスープに浸して食べるのがいい。

歯に自信の無いち絵さんの評価は如何に。
別にどうってことありませんでした。

お疲れさまでした。

カブトムシ残酷物語

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ち絵さんが飼育中のカブトムシに異変が起きた。

飼育箱の中にはカブトムシがサナギになって眠っているはず。
そのはずだったから、しばらく覗いていなかった。
近所の奥さんに
『サナギになったからって、カブトムシになるとは限らないのよ』
と言われて、ち絵さんあわてて調べてみた。

「死んじゃってる!」

サナギがいたはずの空間(蛹室)はそのままだが、中に小さなゴミのようなものがあるだけ。
「溶けちゃってる」と私。
連日の暑さが致命傷になったのかもしれない。
でも良く見ると、確かにサナギらしきものが残っている蛹室もある。
何匹かはまだ生きているようだ。

飼育箱を今まで置いてあった玄関の隅からリビングに移すことにした。
リビングは時々エアコンをいれるから、少しは暑さをしのげるだろう。

そんなことがあった日、向かいの家の庭木に今年もたくさんのカブトムシがいるという。
何という木か分からないが、カブトムシが良く集まるのだとのこと。
「欲しかったらあげるわよ」
奥さんにそう言われて、ち絵さんはオスとメスを1匹ずつもらうことにしたのだが・・・

その時、近くの畑に黒いものが転がっているのを見つけた。
二人が近づいてみると、それは意外にもカブトムシのオスだった。
「足を上にして転がっていたから、死んでいたんだよね」

10匹近くのカブトの死骸だった。
奥さんの推測は
「畑に卵を産んで孵ったけど、暑さのせいで死んじゃったのかしら」
そうかもしれない。
そうとしか考えられない。

ち絵さんはもらってきたカブトムシのオスとメスを、小さな飼育箱に入れた。
「なぜかオスがいつもメスの上に乗っかってんのよ。捕まえたときからずうーっとよ」
──??

さて、これからわが家のカブトムシをどうしようか、という話になって、
「Rei ちゃんが遊んだら、もういいよね」
となった。

夏の終わりに放してあげることになりました。

最近のスナップ写真事情を考える

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先週Rei ちゃんの通う保育所の夏祭りがあった。
保育所を卒園したYui ちゃんも招待されたから、二人で楽しんできただろう。

これまでは「おばあちゃん」であるち絵さんも見に行っていたのだが、今回はパスすることになった。
二人の両親が付き添っているから、“お役御免”としてもらった。

私も子ども(Yui、Reijiの母親)の保育所時代には、運動会などがあると、望遠レンズ付きのカメラを携えて出かけたものだった。
古いアルバムにうんざりするほど“どうでもいい写真”が残っている。

今回のRei ちゃんの夏祭りは、いずれ両親が撮った写真がLINEなんかで送信されてくるだろう。
案の定、翌日になって送信されてきた。
解説は無しだが、Reiji は楽しそうな顔でスイカをほおばっていた。
早速プリントしてち絵さんに見せた。

最近のスナップ写真事情を考えてみた。
撮った写真はすぐにプリントするのだろうか。
プリンターが無ければ、カメラ屋やコンビニに行けばすぐにプリントは出来るけれども、
デジカメでパシャパシャ撮って、カメラで再生して、それで終わりじゃなかろうか。
テレビにつないで、大きくして観たりしても、プリントまではしないかもしれない。

画像を記録媒体に保存しておけば、もうそれで充分記録できたと思えるし。
だから、パソコンなどに画像を移したりしたら、メモリーがどんどん増えて、不要なものを消去するのも面倒だから、外付けメモリーを増やしたりして・・・

とめどなくメモリーが増えてゆく、といった図式なのかな。

細々した仕事は続くよ

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ち絵さんの友人が書いた水墨画を額装して客間に飾った。
台所の勝手口に下がっていた細身のすだれを、付替えて、日差し遮断効果を向上させた。
これはち絵さんからの注文。

Yui が小麦粘土でリボンを作り、アクリル塗料で色付けしたが、3つに分離してしまった。
(普通の粘土のようにくっつかないのよ)
中に竹ひごを差し込んでから接着剤で固着した。
これはYui の注文。

壊れたプリンターのカバー(蓋)を修理しようと試みたが、結局どうにもならずあきらめた。
(虚しい)
これは自分の仕事。

先日ベランダに4枚のすだれをセットした。
軒に4っつの横木を固定し、それに超ロングなバーを渡し、それにをすだれを下げた。
軒に横木を固定するのが至難の業だったし、ともかくも高いところに手を伸ばしてする作業は過酷なことこの上なし。
暑さもあって、水をがぶ飲みしたら、お腹を壊してしまった。
これはち絵さんの注文と言うか、やらねばならぬ仕事だったが・・・

今日はその補足とも言うべき作業を終えた。

できることとできないことがある。
やり終えれば満足感があるが、失敗するとがっかりする。

「あれをやらなければ」と思い、ポンチ絵を描いて次の作業に備える。

いつまで続きますか。

帆布を知らないカバン屋さん

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ち絵さんが茶道のボランティア活動で熊谷へ出かけることになった。
車で最寄りの駅まで送った。

午後になり、連絡を受けて迎えに行った。
ついでに事前の打ち合わせどおり、駅前のデパートに寄る。
私はバッグの店で小型のショルダーバッグを物色した。
紳士物でデザインとサイズが気に入ったものが見つからなかったので、女性店員に尋ねた。
「帆布でできたものはないですか」

特に帆布製が欲しかったわけではなかったが、念のため訊いたのだった。
が、女性店員は私の言葉を理解できない。
「ぬの? ほね?」
私は何度も
「ほぬの」
と繰り返し、店員は
「ほね? ぬの?」
を繰り返すばかり。

傍にいたち絵さんが見かねて
「船の帆に使う布ですよ」
と説明してくれて、店員はやっとそれが何なのかを知ったのだった。
結局、帆布製は無く、通常のサラッとした布製で、サイズもデザインも気に入ったものが見つかって、それを購入したのだったが。

帰宅してち絵さんが私に諭す。
「理解してもらえなかったときは、何かヒントになることを言えばいいのよ」
続いて苦言。
「いつもわたしが聞き取れないでいるときに、別の言い方をしてくれればいいのに、なかなかそうしないのよね」

確かに、確かに、そのとおりでした。
私はかたくなに同じ言葉を何度も繰り返した。
すぐに「船の帆に使う布だよ」と言えばよかった。

それにしても、
バッグを専門にする店で、帆布を知らないとはねぇ。
(婦人用の帆布を使った製品も置いてあったのに)

私もち絵さんも、感慨を同じくしたのでした。

出足が不吉なコンビニ

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わが家から車で数分のところにある交差点の近くに、何やら店舗らしい新築工事が始まった。
何が建つのだろうと興味津々だったが、どうもよく分からない。
駐車場は広く、建物は平屋で大きなガラス張り。
コンビニのようだ。

コンビニが建つとなると、ずいぶん前から周辺に広告ができたり、新聞に折り込み広告が入ってきたりするのだが、その気配は全くなかった。
いよいよ工事が終了して、それはまさにコンビニだと思われたのだが、店舗名も無いまま沈黙を守り続けた。
電気が灯ることもなく、ガラスは透明なビニールシートで覆われ、やがて駐車場のとんがりコーンが倒れたりし始めた。

「何かトラブルが発生したんだね」
私とち絵さんはそんな話をしていたのだが、最近になって、やっと沈黙が破れた。
「スタッフが決まりましたので、〇月〇日に開店します」
との表示がガラスに貼りだされているのを見た。

どうやら、人よりも建物先行で動いた結果、従業員の確保ができず暗礁に乗り上げてしまったようだ。
でも開店までまだ1ヶ月もある。
工事終了から2ヶ月もほったらかしなんて、上手くゆくのかしら。

場所は違うけど、今朝あるコンビニが閉店して建物の解体作業が始まっているところを見た。
そうならなければいいと、他人事ながら思う。

すだれの設置終了

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晴れてはいるが空には雲。
強い日差しは無い。
こういう時にやらねばならないことがある。
ベランダのすだれの取り付けだ。

既にすだれを吊るすバーとそれを支える横木は完成している。
日差しは弱いとは言え、室温32℃では、仕事にかかるとすぐに汗だくになった。
冷たい水を用意した水筒も、すぐにすっからかん。

ほぼ一日かけて4枚のすだれ設置工事完了!
疲れて、体を動かすのがスローモーションになってしまう。
でも、気になっていた仕事を一つクリヤーしたので、気分は上々。

べレンダにあったいろんな花の鉢。
脚立やすだれがぶつかって、折れてしまったのがある。
ち絵さんに報告しなきゃあなるまい、と思い
「ネジバナ、ポキッと折れちゃったよ」
すると
「菊も折れちゃってるよ」
ありゃ、まずかったな。

切らせぬ薬

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こう暑くては何もする気が起きない。

しかし毎日服用している薬が切れたので、クリニックにもらいに行った。
診察室に入って、医者が胸に聴診器を当てる。
痰の出や咳、その他健康御状態を訊かれたので、全く問題ありませんと答えた。

こちらからも訊いてみた。
(答えは判っていたけど)
「まだ薬は当分飲み続けなければならないんですね」
やはりそのとおりだとのこと。
「飲まないと、ひどく悪くなることがありますよ」
と脅かされた。
まあ、これまでの自分の肺の具合と治療の状況を顧みてみれば、納得するしかない。

「先生とはこれから長いお付き合いになりますね」
と、口元に出かかった言葉を飲み込んだ。
何となく不遜な気がした。

2ヶ月分の薬をもらって帰ってきた。

使ってて知らなかったアクリル塗料

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昨日、Yui が粘土で作ったご馳走のフィギュアに塗って遊んだアクリル塗料。
(粘土は紙粘土ではなくて、小麦粘土だった)
私も以前から使っていたことが判って驚いた。

ベランダにすだれを掛けるためのバーを製作中なのだが、屋外に取り付けるものだから塗装しなければならない。
塗装しないと、特に合板はすぐにダメになる。

できれば油性塗料にしたい。
水性は扱いやすいが、油性より耐久性がない。
外壁が白いので、まず白の油性塗料を塗った。
量が少なかったので、1度塗りで終わってしまった。
2度塗りしたい。

在庫の塗料缶を何度も探した。
やっと使いかけだが白の塗料を見つけた。
それが木部にもコンクリートや鉄部にも塗装可能なアクリル塗料だった。
──なんだ、使ったことがあったんだ

水性系だが耐久性はあるようなので、早速それを使った。
ラッキーだったのは油性塗料に重ね塗りができること。
しかも使用後に刷毛は水洗いOKだから、
超便利!

どうも鈍い日曜大工でした。

パワー全開のすさまじさ

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Yui の7歳の誕生日のお祝いにアクリル絵の具(グワッシュ)セットをプレゼントした。

アクリル絵の具は何にでも塗れるが、乾くと水に溶けなくなるから、注意が必要だ。
そこでそれを使う時はわが家に来て
「おじいちゃんが教えてあげる」
ということになった。
今日がその日だ。

塗るものは決まっている。
以前わが家で紙粘土で遊んだ時に、ケーキやパンなどを作って、それが良く乾いている。
それに色付けをすればいい。

Yui が始めれば、Reiji も同じことをしなければ始まらないだろう。
食卓のテーブルクロスを替え、筆を洗う容器や念のため余分な筆や絵の具皿も用意した。

さて、二人が母親と一緒にわが家に来て、すぐに色塗りが始まった。
姉のYui は熱中してショートケーキやデレッと伸びたパンやトマト、ちっちゃいトトロなどを塗り終えた。
弟のReiji は集中していたのはほんの一瞬。
あとは何かが爆発したようにはしゃぎまわっていた。

まあ予想されたことではあるから、どうってことは無かったのだが。
毎日まいにちこんな「爆発」が続いたら、親としては、一日でもいいからどっかに逃げられたらいいと思うだろうなと、
親に同情せざるを得なかった。

それはそうと、
私とち絵さんが用意した昼食はほとんど売り切れて、よござんした。

七夕の打ち明け話

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涼しい気温が続いて暑さも一休みだ。
九州では大雨の被害が出ている。
昨日の気象情報では「数十年に一度の災害が起きる可能性がある」として特別警報が出ているとのこと。
明日あたりまでは注意しなければ。

今日は七夕。
でもあいにく今夜は雲が多く、星が見えないだろう。
「はやぶさ2」が「りゅうぐう」に到達したというニュースが少し前にあった。
地球以外の星から岩石を持ち帰るなんて、どうやってそんなことができるのか、私には信じられない。

子どもの頃は宇宙の話が好きで、図書館から本を借りてきて、スケッチブックにいろんなデータやイラストを書き写していた。
将来は天文学者になろうと真剣に考えていた。
しかし、悲しいかな数学がダメだった。
数学ができなくて、天文学者になれるわけがない。
それでも物理を選ぼうとしたが、教授に「数学がまるっきしダメだから化学にしろ」と言われ、バケの道に進んだ。
今もって数字には弱い。

数字がお金に関係しているとなると、もうまるでダメ。
そういう人間はお金儲けとは無縁です。

ところで私が天文学者になりたかったのは、まぎれもない事実ですが、まだ誰にも話したことがありません。

壊れたら直すしかないけど

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          〈雨が止んで〉

プリンターのカバーを壊してしまった。
ヒンジ(蝶番)がちぎれちゃった。
開けようとしたときに、不用意に力を入れて、限度以上に開き過ぎたようだ。

このプリンターはずいぶん長く使っている。
モデルチェンジ間際のものを購入して、一度は紙送り機構がおかしくなって修理に出したことがあったが、以来どこもおかしいところはなく使ってきた。
残念!

まあしかし、カバーと本体を繋いでいるリード線は切れていないし、印刷の不調や電気的な不具合が生じたわけではないから、修理するしかない。

でも、プラスチック・ヒンジを作り直すのは難しい。
これもまた「やるっきゃない」の意気込みでやってみよう。

あ~ぁ、余計な仕事が増えちゃったな。
気を取り直して、ガンバリましょう。

やるっきゃないの日曜大工

すだれ掛け

久しぶりの日曜大工。
今日は木曜日だけど、わしゃ毎日が日曜日だから日曜大工でいいんじゃ、なんちゃって。

連日猛暑が続いて、ベランダにすだれが欲しいのだが、去年の冬に雪の重みで手作りの庇(ひさし)が壊れてしまい、すだれを掛けることができなくなっていた。
今年は作り直さなければならないと覚悟を決めていた。

以前の手作り品は透明なプラスチックの波板を張った本格的なものだった。
もうそんな大それたものは作れないので、すだれ掛け専用の、いわば長い竿を軒から張り出して固定したものにしようというわけなのだ。

問題は板材を用意できるかどうかだが、
駐車場に長年置きっぱなしになっていた角板材と厚手の合板で何とか間に合わせた。
角板材は砂まみれ状態だったから、ノコギリは切れなくなるし、カンナを掛ければ刃がボロボロになってしまった。
しかしそれは想定内のことだったから、驚いてはいない。

とにもかくにも、昨日と今日で、ノコギリとカンナの仕事を終えた。
明日は一部組み立てとペンキ塗りになる。

台風の影響で蒸し暑いけれども、強い日差しは無くて比較的仕事がやり易かった。
しかし、両肩に痛みが出ている。

無理をしないようにと考慮していても、力を出さなければならないときは力を出さなけりゃならないのだから、
愚痴ってもしょうがない。
ああ、それでも一言嘆きたくなる。
角板材の松は古くてもヤニが多くて、ノコギリが渋って、切り難いったらありゃしない。

電動ノコはあるのだけれど、今はちょっと怖ろしくて使う気にならない。
まあ、そんなだから、せいぜい気をつけておやんなさい。
だね。

年が経てば笑い話に

IMAG4827

ち絵さんの中学校の同窓会があった。

東京方面に住んでいる人たちだけ銀座に集まるのだとのこと。
案内のハガキでは電車や会場までの道順などが不確かだったので、私はネットで調べ、マップをプリントして渡した。

帰宅してから、夕食の時にどんな具合だったか聞いてみた。
参加者は50名ほどで、郷里(山形)から恩師が一人駆けつけたそうだ。

面白いと思ったのは、あの当時、農家の跡取り息子となると、進学する高校が決まっていたのだという話。
そこは農業高校で、なるほど、家業を継ぐためには農業をしっかり覚えなければならない。

その高校だったと思うが、ある農家の跡取り息子が卒業式当日、父親と一緒に校門をくぐった。
息子は成績優秀で、卒業生総代として校長先生から卒業証書をもらう予定だった。
息子の名が呼ばれた。
ところが息子の姿が消えていた。
帰ってしまったのだった。

何が原因で姿を消したか本当のところは分からないが、ち絵さんが言うには、
「あの子は前からそんなことをしでかしそうな子だったわ」
とか
「前日のリハーサルの時に、誰かが笑ったんで、それを気にしたんじゃあないかってうわさなのよ」
と、そんなことだった。

そんな不思議な話も、同窓会では笑い話になってしまうのだろう。
それにしても、父親はひどく傷ついたろうに。

その他、ウン十年経って初めて知った話だとか、つれあいが痴呆症になって家事で忙しいとか、思い出話や近況報告に花が咲いたようでした。

ちょっと寄ってみたムクドリ

IMAG1914

ムクドリが巣立った話は終わったのだが、後日談を。

いま戸袋とその周辺の屋根はきれいになっている。
ち絵さんと私で掃除をしたのだ。
窓のレールにまたがって積極的に掃除を受け持ったち絵さんは、掃除完了後に全身のかゆみに襲われた。
シャワーを浴びて事なきを得たが。
多分ダニだったと思う。

以来雨戸は戸袋に収めたままにしている。
つまり部屋の中は明るい。
また鳥が戸袋に入り込まないように、台風がきて荒れた天気になったとき以外は、雨戸は閉めないことにした。

それからしばらく経ったある日。
ち絵さんが戸袋の近くの電線にムクドリが停まっているのを見つけた。
「きっと巣立った子どもだったね。羽根の色がすこし違っていたから」
そして飛び立つ時、屋根に糞を落として行ったとのこと。
「自分が育った巣を見に来たみたい」
それは大いにありうることだと思った。
きっと懐かしくなって、寄ってみたのだろう。

それにしても、飛べるようになって、すぐに虫を探すことができるのだろうか。
しばらくは親鳥が虫の居場所を教えるのだろうか。
動物の世界では親が子に狩りの仕方を教えるけれども、多分鳥の世界でも同じだろうな。

飛べるようになって
「はい、さようなら」
じゃあ、親鳥は虚しくなる。

車の中でかくれんぼ

IMAG5050

孫のReiji と車の中で、過ごすことがある。
ち絵さんが学童保育所に姉のYui を迎えに行く少しの間だけだが。

私は4歳の子どもが車の中で退屈しないよう、いろいろ考える。
一つは絵本。
昆虫の図鑑や動物の図鑑。
昆虫や動物には興味があるようだが、本を見ているのはほんの一瞬だ。
字はまだ読めないから仕方がない。
私が
「これはカミキリっていうんだよ」
と教えると
「おしえないで」
と反発する。
──知りたいだろうと思ったから教えてあげたのに

絵本はすぐに飽きてきて、次はかくれんぼが始まる。
「おじいちゃん、目をつむってて」
──狭い車の中でどこに隠れるっていうの。

「もういいかい」
「まあだだよ」
が続いてから
「もういいよ」
となって目を開けると、
子どもながらも賢いもので、運転席からざっと室内を見回しても見つけられない。
そのうち私の髪がもぞもぞして
「見いつけた」
なんと頭の上の方に隠れていた。

喉が渇いた時のために冷えたお茶を用意してある。
それを飲ませてから、今度は私の方から要求する。
「目をつむってて」

私はReiji のTシャツを引っ張って、首から保冷剤を放り込む。
キャッキャッとはしゃぐReiji 。
そういうバカなことをすれば、子どもはすぐ学習するから、今度は私のお腹に保冷剤を入れることになった。

そして次、
外の景色を見たがって、助手席の窓をいっぱいに開け、助手席ドアのひじ掛けに立って体の3/4を外に出す。
私はあわてて両足を抑える。
そんなことを覚えると、次には
「おじいちゃん、足をつかんでて」
と言って、ミーアキャットが立ちあがって辺りを見渡す姿が定着することになる。

まあ、そんなこんなで、Yui とち絵さんが姿を見せるまで、何とか時間をもたせることができると、
私はほっとする。

あとで、ち絵さんにReiji との車の中での一部始終を報告すると、ち絵さん
「けっこう仲良くやってるじゃあない」

確かに、
私とReiji との距離が短くなったことは感じている。

カブトの幼虫がサナギになった

IMAG5033

テーブルに夕食の準備が整って、私はち絵さんが席に着くのを待っていた。
ところがち絵さんはなかなか姿を見せない。
メインディッシュが冷めてしまう。
──いざ食べようとすると、決まって何か始めるんだよな

やっと足音が聞こえて、さあ食べるぞと思ったところ
ち絵さんは両手でつかんで運び込んできた大きなカブトムシの飼育箱を、ドテッとテーブルの上に置いた。
「見て見て! ほら、ほら!」
──なんだなんだ、ご馳走が並んだテーブルに、カブトムシまで並べることはないじゃないか

私は飼育箱を見てびっくり仰天。
サナギだ!
透明なプラスチックの側面には蛹室(ようしつ)を作って、その中に収まっているサナギがいた。
いくつも、いくつも。

ち絵さんはもう1回糞の始末をしてやるつもりだったが、もうできなくなったことや、暑い日が続いたので飼育箱を外に出してやろうと思っていたがしなかったことを悔いていた。
でも、もうそういった心配は一切無用となった。
あとは成虫が顔を出すのを待つだけだ。

よく頑張ったな、と思う。
いや、カブトムシのことではなくて、ち絵さんのこと。
虫が嫌いなち絵さんが、カブトムシを育てあげた(あげる)なんて。

昆虫が好きなReiji に見せたい一心からかな。
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はるか

人の顔ばかり描いていて、何かいいことがあるかと言いますと、そういうことは全くありません。スクラップブックがやたらと増えるだけで、やめたいのですが、やめられません。文章も毎日つまらないことばかりですし、絵とはつながりがないので何か変ですが、これでいいんでしょうか。

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