2014-02-14 04.14.52

法要に参列することになり、ち絵さんと二人で車で郷里のお寺に向かった。
前日の夕食を早めに摂り、仮眠をとったのちに、翌日の午前0時に起きて支度にかかった。
未明の1時に出発。
東北道を北上した。

曇り空のもと、次第に気温が低下してきて、一時は雨がパラついたが、窓外の見事な紅葉に目を奪われた。
途中3回ほど休憩してお寺に到着したのは午前9時を少し回ったころ。
法要のあとはレストランで直会(なおらい)。
それも無事に終わってホテルに1泊。

翌日はわたしの兄宅に寄ってから帰途に着いた。
見事な快晴。
ごろごろとした雲は秋空に似合わなかったが、降り注ぐ陽光のもとで見る紅葉は前日とはまた違った美しさがあった。

途中道路工事区間があり、手前でいったん停車する。
高速道路で車の通行を規制する場合はかなり長い区間に及ぶため旗と無線機を持った誘導員がいる。
赤い旗を掲げて停車と発車を促すときは深々と頭を下げた。
ち絵さんが独りごつ。
「あんなに頭を下げなくていいのに。もっと毅然としてればいいのよ」

確かに、海外では道路工事する人たちが車に向かって頭をさげることはないだろう。
いわゆる「お辞儀」は日本人にとって身に染みた習慣だ。
一般道でも工事作業員が良く車に向かってお辞儀をしている。

それ以外に例えばデパートが開店するとき、車のディーラーで来客の帰路を誘導するするとき、新幹線の乗務員が客車間を出入りするときなどなど、店員がお辞儀をする。
慣れていない人には、頭を下げることに卑屈なものを感じるのかもしれないが、果たしてお辞儀は慎まなければならないことなのだろうか。
あまりペコペコするのはまずいけれど、それこそ威厳を持って頭をさげるのはちっとも卑屈なことではないと思う。
ペコペコじゃなく、短くきちんとやればいいのだ。
(外交上では握手するときお辞儀するのはまずいことは確か)
ラグビーのW杯で、選手たちが並んでお辞儀をしているのを見た。
日本での開催だから日本への敬意を表したお辞儀だろうと思う。

でも、わたしは思うのだ。
「ペコペコ頭を下げたからって、何が悪い」と。
だって玄関先でお客と住人がペコペコしてるじゃないか。
至る所で、お願いごとがあるわけでもないだろうに、ペコペコしながら話しているじゃないか。
携帯を耳に当てながら、誰もいないところでペコペコしてるサラリーマンを見かけることもあるじゃないか。
(日本に長く住む外国人が、この光景に好意を持って見ていました)
それを卑屈と取る人はそうしなければいい。
そう思わない人に「やめなさい」と言うことはないのだ。

とまあ、こんなわけなんですけど。
ちょっと極論めいている感はありますね。

追記
帰途は晴れた空のもと、快適な走りでほとんど疲れなかった。
真夜中の運転とは大きく違うことを改めて実感した。
夜の運転は気を付けようと思う。
ところで、
高速の出口を間違えて帰宅まで約30分ほど時間をロスしてしまった。
「ユキハヨイヨイ」だったのだが。
これで過去の経験を入れて、同じ間違いを2度繰り返している。
だから、ち絵さんが提案するのだ。
「こんど暇なときに高速に乗って出かけてみようよ。帰りの出口をしっかり覚えるために」
──はぁ、それはグッドアイデアですけど