04651

「いつかある日」
若者に愛唱された歌だ。
わたしも良く歌った。
しかし今はずいぶん勝手な歌だと思う。

♪いつかある日 山で死んだら
 古い山の友よ 伝えてくれ
 母親には 安らかだったと
 男らしく死んだと 父親には

確かにこのとおりで、素直で嘘偽りのない気持ちだろう。
しかし大勢が声を合わせて歌うことに、どことなく違和感を感じる。
非現実(あるいは万が一)の出来事を真っ正直に歌うことに抵抗があるのかも。
照れもあるかな。

しかしあまりに切ない歌や、あるいは「それはちょっとやめときなさい」と言いたくなる歌もたくさんある。
♪アカシアの雨が止むとき このまま死んでしまいたい・・・
だとか
♪あなた死んでもいいですか・・・
とか、
挙げたらきりが無いだろう。

今はそういったギリギリの切なさを歌った歌は聴かなくなった。
スピリチュアルというか、アイデンティの強調などが受け入れられるようだ。
これも時代の移り変わりか。

「歌は世につれ 世は歌につれ」
か。