IMAG1125

シート状の壁紙や床材には色柄が印刷されている。
アモルファス(無定形)の柄が印刷されているのをじっと見つめていると・・・
あちこちに人の顔や動物の頭が浮かび上がってくる。
それも一つや二つではない。
幾つも幾つも。
昨日見つけた顔が今日は別のものに見えたりして、とても面白い。

小学生のころ視力検査があると、いろんな絵を見せられて、何に見えるか訊かれた。
紙の上にインクを垂らして二つ折りにしたようなもの、
墨流しのようなもの、
丸い円の中に色とりどりのドットが集まったものなど。
あれは視覚に異常がないかどうか調べるものだが、ここで取り上げたアモルファスはそれとは無関係。
何に見えようと見えなかろうと、
「おかしいんじゃないの」と言われる筋合いのものではない。
独りだけのささやかな楽しみとでも言うべきか。

これは面白いとカメラで撮影しても、多分ダメだと思う。
その瞬間の部屋の明るさが関係するだろうし、多分気分の問題も絡んでくると思う。

だから、面白いからといって、そっちの方にのめり込んでしまうのは止めたほうが良いと思う。
「あんたには見えないかもしれないけど、私には見えるよ」
といったことは密かな特技だと思っていればいい。