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今朝のこと。
「今日は大寒だね。でも暖かくなるんだって」
わたしの言葉が終わるのを待たぬようにち絵さんがスマホを手にして、
「○○(この地)は1度(℃)だって。お昼は11度」
地域の気象情報を知らせるアプリを見て教えてくれた。
スマホの電源を入れれば、その情報はすぐに出てくるようになっている。
昨日のTV予報は今日のお昼頃には気温がどんどん上昇して3月中旬ごろの陽気になるとのことだった。

会話が続く。
「『小寒の雪が解ける(※)』って言うのよ。今日のようなことを」
「雪が降らないし、異常気象なんだね」
「大雨だの台風だの、すごかったもの」
「それよりオーストラリアの森林火災がすごいことになってる」
「人間は逃げればいいけど、動物たちがかわいそうね」
「それにしても、オーストラリアは広いんだね。日本の半分ほどの面積が焼失したって言うんだから」

それからち絵さんが言った言葉はちょっと飛躍したようだったが、
「世界は終末に近づいているのかもよ」
しかし、それは起こり得ない空想だとわたしは思っていない。
歴史を調べてみれば判るように、高度な文明を持ちながら何らかの原因で滅んでしまった国がいくつもある。
いまそれが地球規模で進行しているのだという見方は、決して間違っていないはずだ。
極論だということであれば、その可能性は否定できないと言おうか。

危惧されるのは人口の増加による食糧危機や温暖化による気象変動と海面の上昇といった問題だけではない。
世界が一瞬にして滅びてしまう可能性のある大量破壊兵器を保有する国が幾つかあり、いざとなればそれを使えるのだと戦略的な駆け引きに利用している。
実際それを使う寸前のところまでいったことが何度かあるし、
この先その過ちを犯さないという保証はどこにもないのだから。

わたしとち絵さんの会話は「世界の終末」という言葉が出てきただけで、深入りすることはなかった。
そのあと、いつもどおりに朝食を摂った。

※ことわざ
「小寒の氷大寒に解く」
小寒よりも大寒のほうがかえって暖かいこと。物事が順序どおりにいかないことのたとえ(goo辞書から)