IMAG0393

スケッチブックを紛失した。
A5版の2冊。
A4のコピー紙を半分に切り2穴パンチで穴を開け、気に入った絵のカバーをかけた表紙を付けて綴じ紐で綴じてある。
2冊とも手作りしたものとは言え、スケッチがビッシリ詰まっていて、わたしにとっては貴重なものだ。
どこに行ってしまったのか影も形も無い。
いつもはパソコンのデスクか作業台の上にあって、そこからあまり動かすことは無いのだが。
うんざりするほど何度も探したのだが・・・
不思議だ。

存在を最後に確認したのはいつだったろう。
記憶を呼び戻そうとするのだが、全く思い出せない。
気になって気になって、
──ああ、もう何も手に付かない
悶々としながら、1週間ほど過ぎた。
早く見つけて、この悲惨な精神状態から抜け出したい一心だ。

そして今日、ふと眺めた本立ての後ろに見覚えのあるものを見つけたのだ。
あった!
思わず声を挙げた。

同じような何冊かの手作りのスケッチブックを立てかけた奥に落ちていたのだ。
そこは何度も見たのだが、どうして気づかなかったろう。
ほっと胸をなでおろした。
昔の人なら
「これで枕を高くして眠れる」
と言ったことだろう(決して大げさではないのです)。

ほっとしたところで、後ろ側に落ちてしまう本立ては何とかしなくてはと考えた。
再発防止のために。