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カーナビはほんとに便利なものだ。
指示通りに車を走らせていれば、途中で道を間違えてもすぐに修正して目的地まで間違いなく誘導してくれる。

実際に経験したことだが、
旅先で予約したホテルに行こうとして、広い道路を走っていた。
反対車線に目指すホテルが見えてきて、その手前に交差点があった。
あの交差点を右折して脇道に入ればホテルの入り口があるだろうと推定した。

ところがカーナビは交差点を左折しろと指示している。
そんなバカな。
と思ったが、カーナビを信頼し左折した。
それが正解だった。
ホテルは反対車線に面して建っており、入り口もその道路に面していた。
つまり向こうから走ってこなければ入れない。
だからカーナビは手前の交差点を左折し、大回りして反対車線に出るように指示したのだった。

しかし、間違った指示をすることもある。
多分細い道でも直線的な走りを望むか幹線道路を走るか、有料道路を選ぶか一般道にするかといった設定の仕方が影響するのかもしれない。

ある時、高速道路を走っている途中で
「目的地に到着しました」
と出てあわてたことがある。
高速の出口が変わったためのようだった。

話変わって、
ち絵さんの友人の葬儀の日取りと会場が判った。
会場はまだ行ったことのないところなので、カーナビに登録することを頼まれ、それはすぐにできた。
それでもち絵さん、まだ心配なことがある。
「途中でTさんのとこに寄って、Tさんを乗せてゆくのよ。道を大きく外れるけど、そっから設定すればいい?」
いやいや、どんなに道を大きく外れても、カーナビは常に設定した目的地を目指したルートを教えるから、うちを出るときに設定すればいい。
と教えた。

カーナビが指示するのを嫌になってやめちゃうことはないから、方向音痴のわたしには至極ありがたい。
なにせウン十年住み慣れた町でも、買い物に出て帰りの道を間違え、とんでもなく遠回りをしてしまった、なんてことが起こるのだから。

家族を乗せて走っていて、帰り道突然わたしが自宅とは逆方向に車を走らせたとしたら、家族はどこかに寄るつもりだろうと思っているかもしれないが、実は運転手はまっすぐ自宅を目指していたのだ、ということもあるのだから。

あ、いやそれはむかしの話で、今はそんなことはありません。
カーナビに目的地を「自宅」と設定すればいいのですから。