IMAG1567

昨日は東日本大震災のあった日だった。
新聞には被災された人たちの記事が載っていた。
何年前だったか思い出せないが、目に焼き付いている写真がある。
大きな波が打ち寄せる岩の上に供物と花を置き祈る人。
砂浜でくずおれる人。
ただじっと海を見つめている人。

そしてYouTubeで見た画像には胸がつぶれる思いがした。
字を覚えて間もないような女の子が、テーブルにうつぶせになって眠っている。
テーブルの上には開いた大きなノートがあって、
書いた字が読める。
「ママ おやすみなさい 生きてるといいね」
母親がいない寂しさで手紙を書いたが、疲れが出て眠ってしまったようだ。
あの光景を思い出すと、今でも涙が出てくる。

あれから9年。
あの人たちはいま、気力を振り絞って生きているだろう。
母親を失った少女も大きくなったに違いない。
でも何年経とうと心は悲しみでいっぱいかも知れない。

そんな人たちに比べれば、こんな自分なんて・・・と思う。
些細なことに心煩わせ、神経を尖らせてばかりいる。
もっと大きな心でいよう。
自分のことよりも、いま隣にいる人のことを考えよう。
思いやりの心で接しよう。
そうしていれば、これから襲ってくるかもしれないどんな困難も乗り越えられるかもしれない。