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しばらく使っていなかった加湿器を点けた。
適度な湿度は風邪の予防に良いとのことだから、新型コロナウイルスの感染予防にもいいのじゃないかと思って。
気休めみたいなものだけど。
加湿器から出るミストは熱いヤカンから出る湯気とは違って、非常に細かいから家具が湿ってしまうことはない。
しかしストーブにかけたヤカンから湯気が出ている風景はなんとなく落ち着く。
静かな夜を連想し郷愁さえ感じてしまう。

【はるかな友に】3番
さびしい雪の夜は いろりのはたで
思い出すのは おまえのこと
お休みやすらかに たどれ夢路
おやすみたのしく 今宵もまた

雰囲気はこんな感じ。
暖炉のある家庭は少ないと思うが、薪ストーブは結構普及しているかも。
炎を見つめていると心が静まる。
不思議だ。

わたしが小学校低学年のころは教室の暖房は石炭ストーブだった。
だるまストーブ。
数十もある教室のストーブに火を入れるのは小遣いさん(用務員さん)の役目だった。
朝早くとてつもなく大きな火鉢に炭火をおこし、それを長い取っ手の付いた鉄製の盆に入れて運ぶ。
炭火をストーブに入れその上に石炭を置く。
やがて石炭に火が移り燃え出す。

煙突の途中にはトタンでできた大きな四角い箱が取り付けれていた。
ちょうど煙突がその箱を貫いている格好。
お弁当を温めるのだ。
先生が皆のお弁当を集め、保温器の中に入れる。
原則としてご飯のお弁当だけで、おかずは入れないことになっているのだが、ご飯の片側におかずが入っている弁当はそのままとなる。
わたしの場合はそうだった。
だからお昼近くになると美味しい匂いが漂ってくるのだった。

先生は授業の合間にストーブに石炭を足し、時々灰を掻きだす。
もう記憶の中だけの風景となった。
こんな昔話を綴るのもブログだからできるのかな。