2007年04月24日
3月の花は桜だったのに
今年もお花見に行かなかった。
もう何年も行っていない気がする。
若い頃は友達や会社の皆と必ず出かけていたのになあ。
3月の終わりにテレビのニュースで、お花見を楽しんでいる人たちの様子を見るのが常になってしまった。
でもちょっと待って。
私がお花見してたのって3月だったっけ?
新入社員のとき、初めて会社のお花見に行った時は4月の中旬だったような気が。
初出勤から2週間くらい経って、少しずつ職場の雰囲気に慣れ始めた頃、夜桜のもとでのお花見は寒かったけど楽しかった記憶がある。
でも、近年桜の開花が毎年早くなっているのを実感する。
今や「入学・就職」=4月=桜ではなくなってきた。
桜は3月の花になったようだ。
寒がりの私にとって3月はまだ冬。
自分の中で、
「春がきた」
という匂いを感じることがあるが、それは4月に入って桜が咲いてからだったのに。
季節についていけなくなってきた。
「あー今年も咲いたな」
とは思うものの次の週にはもう散っている。
私の中で、春の準備ができていないのに桜の花は3月の間に咲いて散ってしまうのだ。
学生の頃、進級できてちょっと心に余裕ができた頃、満開の桜の花を見ながら歩いて学校に行くのが嬉しかった。
今でも思い出す京都の北野神社の桜。
花が満開になるのは4月のはじめだった。
「わざわざ京都のこの桜を見に来る人もいるのに通学しながら楽しめるなんて恵まれてる!」
と思ったもの。
4月になって新しく入った後輩も一緒になって皆でお花見したなあ。
あの桜も今では3月中に満開になっているのだろうか。
桜を見ると、
「新しいことが始まる」
という気分になる。
季節感のあまり感じられない生活をするようになっても、やっぱり桜の季節は特別だ。
新しい環境や初めて会う人、期待と不安いっぱいで、早く慣れようとしていた自分を思い出す。
だから、桜は3月ではなく、4月の花であってほしい。

